これでいいんだよ

おめでとうございます。

おめでとう!

すご!おめでとう🎉

よかったやん!おめでとう

おめでとうございます。お祝い会をしましょう。

すごか〜信じられんばい。おめでとう。

おめでとう、おめでとう、おめでとう、おめでとう

5月、数年分の「おめでとう」をもらった。
日本女子大学学業成績優秀賞を受賞して、誕生日が来て、内定が出た。
おめでとう自分。おめでとう、おめでとう、おめでとう。

おめでとう?

歳をとることへの不安。
社会人になることへの不安。

暗さを押し込んで、ありがとう。

ありがとうございます、は、おめでとう、に向けただけの言葉で、嬉しいです、の意味ではない。

高3の頃の自分に会いに行くのはやめた。
合格が欲しかったと言われるに決まっている。

致死量の『おめでとう』をもらえて、君は幸せだね
私は血の滲む努力をしたのに、報われなかった!

かける言葉はない。

未来のおめでとうは、過去の辛かったねを消してくれない。

高校生と大学生の狭間で、化粧もできず、髪も染めず、丸めた背中にリュックを乗せていた頃に望んだ、合格したらやりたいこと、たち。

いざ縛りから解放されると、全部どうでもよく感じた。

タピオカを飲んだ。
いいことがあった日に飲むようにしている。

ラメたっぷりのネイルを塗ってみた。
髪の毛をハイトーンにすると決めた。
まつげパーマの予約を入れた。

ファンクラブに入会した。

(楽しそうで何より。イイナー。残りの大学生活は楽しいことばっかりですね。ニンゲンバンジサイオウガウマ。浮かれないようにね)

祝福に対する鎧だと、伝える気もない。

周りからのおめでとうに、心がついていかなくても、私はみるみる美しくなる。

ありがとうございます。

にこやかに言う目はパチリ、細い手でタピオカを持って、カールのかかった髪を揺らす。

おめでとう!

ありがとう😊

誕生した日

まいです、ごきげんよう❀

風邪は万病の元、と言いますが道理でこの言葉が廃れないわけだと思いました。

と言いますのも、21歳の誕生日を迎える少し前から風邪をひき始めると、そこからは満身創痍でありました。

5月は毎年体を壊すので警戒はしていましたが、最高気温31℃の次の日が15℃という、凄まじい気温差に体はやはり耐えられませんでした。風邪をひき免疫力が落ちると熱が出て、それを引き金にこれまで見て見ぬふりをしていた疲れがどっと押し寄せて途端にバランスが崩れてしまうわけです。

悲しみを背負う悲しみ 悲しみが誰にもあるとわかる悲しみ

21歳になった朝に詠んだ短歌です。

こんな具合に気分が落ち込んでいた私ですが、誕生日という日はやはり特別で、私の誕生を、魂を祝ってくれるのでした。

今日は、誕生日のストーリーを通して私の周りの、素敵な方々を紹介したいと思います。

*****

友人。

私が教室に来るより先に居て、おめでとうの言葉をかけてくれる人。

テーマパークのチケットをくれて一緒に行こうと言い、未来の思い出と楽しみをプレゼントしてくれる人。

泣けない苦しさを優しさで飽和させて溢れさせてくれる人。

  幸せの原材料に悲しみがあると教えてくれる友だち

恋人。

予約したお店で驚かせたいくせに早く言いたいという葛藤に悩む、愉快な人。

私の誕生日を誰よりもわくわくと待っている人。

私の誕生に、「おめでとう」よりもたくさんの「ありがとう」を言ってくれる人。

  そこにあなた あなたがそこにいるだけで そこ という字にかぎかっこ付く

家族。

私を産み21年間育ててくれた人。

私の誕生を喜び、お祝いのために集合してくれる人。

私を信じ許してくれる大切な人。

  誕生日ケーキのように人数分わけても あまる家族の優しさ

私。

21年間生きてきた人。 

色んな人からおめでとうと言ってもらえる幸せな人。

これからも生きたいと思えた人。

祭のころ、いとをかし

賀茂祭前日、上賀茂神社にて賀茂祭で使う「葵鬘」をつくる、という内容のJR東海様主催のイベントに参加いたしました。神社に正式参拝を説明つきでしていただいた後、葵鬘作りをし、葵鬘を一つと水耕栽培用に根が少し生えた葵を複数いただきました。

作った葵鬘

それから二週間。葵鬘の方は桂共々、持ち帰ってから二日ほどでカラカラになりましたが水耕栽培の方もとうとう茶色が目立って来ました。もうあの日からこんなに経ってしまったのだなと牛車の音を恋しく思いつつ、走り梅雨ですか、いよいよ本格的に梅雨入りが予想される天気予報に毎朝げんなりしております。明日から雨ですってよ。これは本格的な梅雨と言って良いのではないですかね。

昨日も河原町通りを歩いていましたら紫陽花がもうすでに満開レベルで咲いてしまっていて、「季節回るの早くない!?」と叫びたくなるのを抑えつつ紫陽花といえば三室生寺でしょ、藤森でしょ、烏丸は…授業終わりに行けるか、長谷とか府外も行けたら行きたいな、など紫陽花を目一杯楽しむために頭をフル回転させて予定を組み、休みの日は朝から夕方まで彼方此方、一年しか居られないから数は多く見たいけれど、一つずつは見逃すことのないよう丁寧に、目に焼き付けるように。楽しいけれどめちゃくちゃ忙しいです。もう少しスローペースになろうぜ、季節の循環。

こんにちは、わたです。前回も少し触れました賀茂祭、本祭行列共に無事楽しめました!衣装、装飾、何よりキイキイ音がする牛車!早朝からスタンバっててよかったー!!と炎天下の中思っておりました。いや、冗談なしで本当に暑くてですね、湿気もあるのですが何より日差しが酷かったです。日焼け止めを丁寧に丁寧に塗り、日傘をさしていたにもかかわらず、最悪にもズボンとスニーカーの間が焼けて、足枷みたいになってしまいまして、以来お風呂あがりに保湿剤をベトベト塗る日々が続いております。

皆さまご存じの通り、結局火曜日に「行列は」延期されてしまいましたが、例祭は例年通り月曜日に一部の方以外非公開(といいつつ鳥居越しに遠目で見える)でやっておりましたので、上賀茂神社の例祭を鳥居の外から見ておりましたら、祭終了直後、『上賀茂やすらい花』の一行が鳥居の前までやってきまして、踊りの披露後、風流花傘に入れていただきました。(写真を撮らなかったのがちょっと残念、なのでNHKさんが上賀茂やすらい花を取り上げているURLを。↓)

https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20230516/2000073707.html

やすらい花、実は禊の儀の日に予告パンフレットが貼られているのを見て、興味しかないなーでもその時間行列あるしなーと思っていたので、近くで見ることができて、さらには花傘にまで入ることができて本当に嬉しかったです。これで風邪一つ引かず春までいけるはず。はず。

***

上賀茂神社から北山通りまでスーっと下りて、そこから北山駅の方向に少しだけ歩きますと、表千家北山会館があります。

先日この北山会館で初の試みである市民茶会、「北山茶会」が開かれまして、私も茶道部の先生にご紹介していただき行ってまいりました。一席目はお家元の内弟子さんによるお手前。お茶席は二葉葵が涼しげな大津籠に生けられ、上賀茂神社の御神木で作られた二葉葵棗など、賀茂祭の名残をも惜しめる初夏の趣向が凝らされていて、とっても素敵。

一席目が終わると移動して、二席目は自分でお茶を点てて、合わせるお菓子によって変わる風味を体験してみようというコーナー。カステラ、チョコレートが入った最中、干し芋、唐菓子の索縄(だったはず)と好きな順に食べては飲み食べては飲み……。また、一席目二席目ともに柳桜園さんの有慶の白という今のお家元好みのお茶を使っていたのですが、このお茶がまた美味。二席目途中、まだ抹茶にする前の乾燥した茶葉が用意され、食べてみてください、ということで恐る恐る口に運び、噛むと広がるお茶の味。感動。有慶の白は北山会館で販売されているので、買って帰ろうかなと思いましたが今月の予算がすでに危機に瀕している為次回に回します。

実は学校外のお茶会に行くのは初めてでした。(男性のお手前もリアルに拝見したのは初めて!)お茶席のしつらえ、お菓子の選び方等々、今回のお茶会で学んだことを関東に帰ったら取り入れられたらと考えております。

玄関前にあった案内板を見ますと普段より「呈茶をいたしております」とのことで、是非上賀茂神社や太田神社、京都府立植物園、古田織部美術館などとセットで、学ぶことの多い展示に涼しい室内、美味しいお茶とお菓子で心を落ち着かせてみてはいかがでしょうか。こちら北山会館のURLです↓

https://www.kitayamakaikan.jp/sp/

北山会館の目の前にある府立植物園はとっても広くて、200円(+温室200円)で本当に入っていいのかしら、と思うほど、1日中楽しめる場所です。日によっては入場料が無料の日もあり、狙って行くのもおすすめです。先日行った際にはバラが見事でした。あのオウサイカクもあるようなので開花したらまた行きたいと思っております。

***

また、これらの近くには長久堂という和菓子屋さんがございまして、ここの『きぬた』という昔からあるお菓子がそれはもうとんでもなく美味しいのです。私は中学生の時に部活でいただいてから、「好きな和菓子は?」と聞かれれば「きぬた」と答え、「なんでも買ってきてあげると言われたら?」と言われたのなら「長久堂さんの『きぬた』」と答えるほど、虜になってしまったのですけれども、その部活の先生以外まだ誰一人として私もこれ好き!と私に言ってくれた人がいません。東京ではなかなか売っていないので布教タイミングが少ないのが一因としてありまして、日本橋や池袋などのデパートで隔週でも売っていただけたら嬉しいこと、この上限りなしなのですが稼ぎなしの小娘一人が言っただけではそんなことになるわけもないでしょうから、まずはこのブログを見てくださったお方で、まだお食べになっていないのであれば、次の京都旅行のご予定に是非「長久堂に行く」を組み入れていただくか、通販サイトでポチッと押していただきたく。こちらでは「特選京都」さん中にあるお取り寄せページのURLをあげさせていただきます。とても品が無い表現ですが、一人一本どころか二本いけます。それくらい私はこのお菓子を推します。どうか一度。

https://www.tokusenkyoto.jp/products/detail.php?product_id=7

北山駅周辺、そのほかにも美味しいお店やお洒落なお店も多数あり、やけに騒いでいる人たちもいない閑静な場所なので大好きです!京都駅からですと少し距離がありますが、是非。

幸あれ。

こんにちは、あこです。

先日、初めて美味しいお味噌汁を作れました。

今までも何回か作ったのですが、なぜか攻撃的な味噌汁しか作れなくて(笑)

原因は不明ですが、母曰く

①味噌の量が多い

②味噌の溶き方が雑すぎる

③強火すぎる

この辺りではないか、とのことでした。

わかっちゃいるけど上手くできない/したくないことって、結構ありますよね。

私にとってはその一つが”味噌汁”で、作っていると

「味噌全然溶けないじゃん〜。とりあえず中に入れとけばいっか!」(ほぼ放置)とか

「なんか時間かかるな〜。よし、強火で一気にいっちゃえ!」とか思ってしまって、

“丁寧に”作れなかったんです。(他の料理は丁寧に作れるのか?と聞かれても困りますが…)

ですがこの前はなぜか「よし、丁寧に作ってみるか。」と思えて、味噌の扱いと火加減に気をつけまくった結果、優しいお味噌汁が完成しました。

丁寧にって、大事ですね。

気が向いたら、また”丁寧な”お味噌汁作りにチャレンジしようと思います(笑)

*****

先日、教え子に会いました。

中学受験の前日に「頑張ってね」と話して以来なので、ほぼ4ヶ月ぶりでした。

たまたまイレギュラーな勤務が入って、たまたま1時間前に出勤したら、たまたま扉の前に彼女たちが居て。

「あーーー先生だーー!」

「ほんとだーーーーー!」

「せんせー久しぶりーー!」

と、相変わらず元気な声で出迎えてくれました(笑)

「みんな元気そうで良かった!合格おめでとう!制服姿を見れてすごく嬉しいよ」

初めての制服、初めての電車通学、初めての宿泊行事、初めての中間テスト、初めての部活動。

「学校の勉強が難しくて大変なんだよ」と言いながらも、楽しそうに、そしてちょっぴり誇らしげに色々なことを話してくれる彼女たちの姿はとても眩しくて、言葉では言い表せないくらい嬉しかったです。

みんなの人生に、幸あれ。

一歩ずつで良いから、自分の足で、自分の人生を、自分らしく歩んでいってね。

先生はずっと、応援しているよ!

*****

塾は、勉強をするところです。

そして、その”勉強”とは、「志望校に合格するため」「より良い学校へ行くため」「より良い成績を取るため」の”勉強”です。

目的があり、ゴールがあり、成功と失敗があり、競争があり、ランク分けがあります。

それを否定するわけではありません。

私自身、塾で”勉強”したからこそ今の私があるのだと、分かっています。

だけれど、約2年間塾講師として働き、(主に小学生に)”勉強”を教える中で、私はこれで良いのだろうか、本当に彼らの人生のためになっているのだろうかと、迷うことが多々あります。

もちろん、私の仕事は”勉強”を教えることであって、保護者の方々が私に求めることは質の高い”授業”と、それに伴う”結果”です。

それは十分過ぎるくらい分かっているし、私の役割はきっちり果たしてきたつもりです。

だけれど、

「勉強したくない」

「なんで受験しないといけないの」

「なんで勉強しないといけないの」

時に泣きながら、時に怒りながら、時に純粋な疑問として聞いてくる生徒たちに対して、私はいつも言葉を濁すばかりです。

「良い学校に入るためだよ」

「将来の選択肢を広げるためだよ」

「人生を豊かにするためだよ」

いつかに聞いた、「勉強する理由」です。

どれも正しいのかもしれない。でも、どれも生徒たちが望んでいるものではない気がするし、どこか胡散臭いというか、曖昧にして逃げるような”ズルさ”を感じます。

良い中学、良い高校、良い大学、良い就職先、良い人生。

「良い」とは、何を指しているのでしょう。

より「多くの」選択肢。

結局、選ぶのは1つでしょう。

「豊かな」人生。

勉強以外にも、人生を豊かにする方法はあるでしょう。

なぜ勉強するのか。なんのために勉強するのか。

私は未だに答えが出ません。

私にできることは、考え続けることだけです。

答えることはできないけれど、一緒に「考える」ことはできる。

そんなありきたりなことしか言えない自分が、悲しくて、悔しくて、虚しい。

*****

教え子たちとの再会は、本当に嬉しいものでした。

彼らの努力が実ったことはもちろんですが、(大袈裟に言えば)今の彼らが楽しく中学生活を送れているということ、”勉強”の結果辿り着いた場所で、幸せに生きられているということ。

それが何より嬉しかったです。

彼らは大学受験に向かって、再び”勉強”しています。

悔しい思い・悲しい思いをすることもあるでしょう。

なぜ”勉強”するのかと、再び疑問に思うこともあるかもしれません。

だけど、その時、その問いに気づかないふりをして、自分の心に蓋をしないでほしい。

答えは出ないかもしれないけれど、考える時間と、ちょっぴりの余裕を持って生きていてほしい。

考えることを、諦めないでほしい。

自分の人生は自分のものだってことを、どうか忘れないで。

*****

今日のブログは一段とまとまりませんでしたね。

次回はもう少し、まとまった文章を書きたいです。

それでは、また。

健康な膝には健康な精神が宿る

 私の記憶が正しければ、前回私はGWにバイトしかしてなくて書くことがないからとかいう悲しい理由でただ延々と己の膝の話しましたね。痛みがあまりに酷かったのであれ書いた直後から整骨院に通っています。先週、診てもらってる時に隣の部屋で施術されてる高齢女性らしき声が聞こえてきて。耳に届くままにおばあちゃんの話を聞いてたら、「膝が歩く度にカコンカコンしてね〜、痛くて」…………症状が一緒なんですね、私と。私の膝にはあと70年くらいはもってほしいのですがちょっと厳しいかもしれません。顔を知らない隣の部屋のおばあちゃんと一緒に膝をいたわって生きていきたいです。

 こんばんは、昨日整骨院に行ったばかりなので膝関節のハマり具合がそこそこ良い私です。5月も終わりに差し掛かっていますが、皆さんはいかがお過ごしですか。関節は元気ですか。
 最近、授業や成績云々の場ではないところで文章を褒めていただくことがちょこちょこありまして。文章を捏ねくり回すのが好きな私としては大変嬉しく思ったり、文章を捏ねくり回すことも本分のひとつみたいな学科で勉強している身としてはあるべき姿なんじゃないかと思ったり。私は昔から何か文章を書く時、「捏ねくり回す」という言葉がぴったりなくらいあっちをいじったりこっちをいじったりしながら完成させることが多いです。ノートとかメモとか、日記とか、あとはパッション100%でろくに考えずに書いたツイート・LINEの文なんかは例外にあたりますが。レポート書いてる時はあまり思いませんが、基本的に私は「捏ねくり回す」作業を楽しいと思っているんでしょうね。そうやって生まれた文章を、面白いだとか読みやすいだとか言ってもらえると素直に嬉しいです。面白く書こうと思ったものは誰かにとって面白くあってほしいし、読みやすく書こうと思ったものはなるべく万人に読みやすくあってほしい。人間たるもの、他人の目を気にしないようにと思っても結局評価されることはモチベーションに大きく関係するんじゃないですかね。話がデカくなってきちゃったな。まあ、このブログは誰にも読まれていないだろうと思いながら書いているんですが。

 そんなこんなで結局今回も三分の一くらいは膝の話をしちゃったわけですが、関節は大事ですからね。どうぞみなさんもご自分の関節を大切にしてくださいね。今回はこんなところにしておきましょう。では。

夢見

こんにちは、あやめです。

随分暑い日があったり、どんよりした雨の日があったり、忙しい季節になりました。

なんというか、「季節外れの」、が「この季節らしい」感じがしますね。

私はというと、天気の急変にめっぽう弱く、この季節にはいつも困っています。

しかもこの頃になると積み重なった疲労がそろそろ顔を出してきて…体調管理を万全に、気を付けて過ごしております。皆様いかがお過ごしでしょうか。

前回、睡眠の質についてちょっと話したので、その続きに、夢の話もしようと思います。

私は寝つきも悪ければ夢見も悪く、だいたいの夢はバッドエンドを迎えています。怖い夢って疲れませんか。睡眠の質が悪いから夢を(しかも悪夢を)見ているのか、夢見が悪く、そのあと寝付けなくなるほどドキドキするから睡眠の質も下がるのか。季節を先取りしたジメジメ具合です。

さて、夢。皆様はどのくらい夢を「覚えて」いますか。

なぜだか私、夢が長期記憶として定着しやすいみたいなのです。つまり、夢を「体験したこと」と同じくらい覚えている…ことが割とある、ということです。まだわかりにくいですね。幼稚園時代に見た夢を(これもまた悪夢で、びっくりして飛び起きたその部屋の感じまで)鮮明に思い出せる、ということです。どうですか、伝わったかな。…ブログを任されて書き始めてはや3か月ですが、一方的に話しているこの感じ、どうしてもムズムズして、慣れません。伝わるように書けていますか。突拍子もないことを言って困らせてやいませんかね…

話を強引に元に戻して、夢見です。…私は脱線が多いのが悪い癖です。ごめんなさい。

上記の幼稚園時代の夢の内容は、父の運転する車に乗ってゆられていて、近所のスーパーに行きたいのに、なぜか荒野(一面茶色くて、舗装されていないらしくガタガタの悪路でした)を走っているうえ、敵に見つかってライフルで父もろとも撃ち殺されるという、園児にはハードなものでした。私の夢、ほとんどが、無駄に多種多様に死んじゃうんですよね。病んでるんですかね。疲れている?

こんなものも。空をとんで、屋根の上を駆け抜けて、誰とも知れない追手(?)から逃げつつ、逃げていることを周囲に悟らせないようにする。現実では到底できないような華麗な身のこなし。冴えている。やっと追手を撒いたと思ったら、今度は途中で「これは夢だ!!!」と気づき、夢の中の母の言葉をさえぎり、「ごめん!今私(あたし)夢みてるの‼もう朝だから起きなきゃ‼」と叫んで目覚めたはいいものの、夜中の3時半。起きるのには早すぎた。みたいなズッコケっぷり。忙しいな。

あるいはひとりでどこまでも旅に行く。各駅停車に乗って、行き先を決めずにどこまでも。日が傾いたら下車して、そのあたりで今日の宿を決める。悠々自適、猫の散歩。しかし、やはり自分は人間ですので、社会のルールを守らねばならず、私の逃避行は、所持金が尽きたためにあっさりきっぱり終わってしまいましたとさ。とか。

夢の話をしていたらなんだか眠たくなってきました。前回願った「良質な眠り」はいまだならずです。今日こそは。

”佇まい”
”立ち姿” でも “座る姿” でもない
”佇まい”
なにか気配を感じざるを得ない存在感

この言葉があることが日本の文化
他国にない言葉は
ただ通訳しただけでは伝わらない
でも
言葉が通じなくても伝わるものがある

肌で感じるその気迫に
胸が高鳴る


********


だいふくです。
今日(更新日+3日)、和の文化イベントを開催しました。日本文化を発信したいと志す人が集まり、第1回の今日は、日本舞踊の会でした。
立つ、歩く、持つ、座る…
わたしたちが普段行っている日常的な動作ひとつひとつがとても丁寧で、日本舞踊をしている方々は本当に美しいんです。ただ動いているだけで見惚れてしまいます。
ザ・日本文化というものに共通していると思うのは、こういうなんとも言えない気配、品、丁寧さ、佇まいなのだと思います。素晴らしい演技をありがとうございました。
わたしはお客様にお菓子とお抹茶をお出しする係で、ひとりひとりに丁寧に向き合うことを心がけました。足を出す順や歩き方、お茶菓子の渡し方など、美しく見せるための工夫がたくさんありました。とても緊張しました…!!
第1回目、まだまだの部分が沢山ありますが、同じ志をもつ仲間で、お互い高め合っていければよいなと思います。様々な日本文化の発信者と交流して、刺激を得たり考えを深めたりすることがとても楽しみです!!そして、それを皆様に楽しんでいただければ幸いです。

仏像と誕生日

こんにちは、さくらです。

すっかり気温も上がってきて夏めいてきましたね!と言いたいところなんですが、このブログを書いている今日23日はものすごく寒くてびっくりしました。前日の夜中から雨がずっと降っていて明日は寒くなるね、なんて話を家族としていたのですが思っていたよりもずっと寒くて、おまけに雨も降っていたので朝からテンションを一気に下げられてしまいました。今日は冬に着るような長袖のオフショルに春物の上着を着ていたのですが、もう一つ分厚い上着選べばよかったなと後悔しながら学校に向かっていました。

先日神奈川県立歴史博物館に行ってきました。視覚芸術という授業で仏像を見るために行ってきたのですがとても貴重な体験が出来ました。この授業を取ったきっかけは受験期に不動明王にドはまりしていた時期があり仏像を学ぶ授業なら不動明王についても学べるかもしれないというオタク心があったからです。不動明王を好きになったのも予備校の日本史の先生が自分を律してくれるよーとオススメしていたのを聞いてスマホのロック画面にしていたからなのですが、煩悩を断ち切り仏の道へと人々を導いてくれる仏様であるということを知れば知るほど顔まで可愛く見えてきて沼でした。

その日の授業自体は釈迦如来像の仏像についての講義で一体の仏像を二時間ほど説明を聞きつつ眺めるというものでした。一体の仏像をこんなに長時間見ることはもう二度とないだろうと思います。この一体についてそんなに話すことがある教授は良い意味で狂ってると思いました。一番印象的だったのは、寄木造りで中が空洞になっているタイプの仏像の中を見れたことです。皆さん木で出来ている仏像と言われても見た目は金箔を貼ってあって、たとえそれが剥がれていても漆を何度も塗られたことによって黒くなっている物を思い浮かべるのが普通だと思います。しかし中をファイバースコープで見てみると中はもちろん何も塗られてはいないので、ザ・木造という感じになっていました。木の繊維や繋ぎ目も見えましたし、こんなに仏像が木造であると感じることは中々無いので面白かったです。

あと少し昨日、22日の話もさせて頂きます。

毎回ブログでスラムダンクの話をしていてこいつスラムダンクの話しかしないなとそろそろ思われてそうなのですが、昨日が私の推しである三井寿の誕生日だったので少しだけそのお話をさせてください!

昨日は三井寿の誕生日ということもあり応援上映があったのですが、いつも一緒に行っている友達に加えて高校の頃の友達と一緒に三人で行きました。その子とは高校を卒業してから一回会ったきりで一年ほど顔を合わせていなかったのですが、スラムダンクにお互いハマっているということで久しぶりに連絡が来て会うことになりました。こういうところでも昔の友人と繋ぎ合わせてくれたこの作品に感謝です。

誕生日だから何かサプライズとかあるかなぁとルンルンしていたいたのですが、映画が始まる前なんと三井寿役の声優さんである笠間淳さんのビデオメッセージが流されたんです!笠間さんの地声がすでに三井寿の声なので普通に喋っているだけで三井寿を感じるので、本当に感極まって初めから泣いてました。それによってせっかく見ているのに記憶があやふやな状態という非常に勿体ないことをしてしまったのですが、あの場で三井寿の誕生日をみんなでお祝いできたのはとても貴重な経験でした。

一緒に行った友達からも良かったね!と言われてずっと嬉しくて泣いていました。スラムダンクにハマってからずっと涙腺が弱いです。

これからまた梅雨に入ってじめじめとした日が続きそうですが、皆さん好きなものを楽しんで元気にいきましょう!

期待しないで待っててね

こんにちは、ゆきほです🍵

ゴールデンウィークも終わってしまい、次の祝日は7月の海の日だそうです。

……えっ?次の祝日、7月?……いやでも私はまだ6月に祝日がないなんて信じてませんから。信じていればきっと祝日もくるはず。

しかし、ついこの間はじまったような気がする大相撲の本場所も後半に入り(今場所めちゃくちゃおもしろいです)、リュックの中にはいつの間にか日傘が鎮座していて(普通に自分で入れました)、私が受け止められていない間に着々と時は過ぎています。もうそろそろ現実を受け止めておきたいところですよね。

とりあえず今週中に衣替えでも執り行おうかなと思っています。(思っているだけです)

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先日、小学生のときに大好きだった小説『黒魔女さんが通る!!』シリーズが完結するという衝撃の情報が飛び込んできました。

これを読んでくださっている方の中にも、『黒魔女さんが通る!!』が自分にとっての青春だという方がきっとたくさんいらっしゃるかと思います。

私自身も青い鳥文庫のファンクラブに入って、最新刊が出る日には本屋さんの開店待ちをして、魔法を口ずさんでいるような小学生でしたが、中学生になって学校の図書室に『黒魔女さんが通る!!』がなかったことで最新刊をだんだんと追わなくなってしまいました。

それでも今の私に至るまでの過程で、青い鳥文庫のお世話になっていた小学生時代はやはりかなり大きくて。小学生のときの友達の顔、何をして遊んでいたか、どんな話をしていたかはすっかり忘れてしまいましたが、あのときどんな本が好きだったかなら今でもはっきり覚えています。何といっても大学入学後に護国寺駅が講談社の最寄り駅だということを知って大喜びしましたから。

今も覚えている魔法は「ルキウゲ・ルキウゲ・ロフォカーレ」とか「サタンよ、ベルゼブルよ……」くらいのものですが、現在私の中では長年息を潜めていた王立魔女学校の魂が再び燃え上がっています。

完結が発表された日の帰りの電車の中で、地元図書館にある『黒魔女さんが通る!!』シリーズで私が読んでいないところから予約し、現役小学生のみんなや私のような大人のみなさんにもスムーズに行き渡るよう大急ぎで読み進めています。早く続きが読みたいのに貸し出し中で読めないよ……!という気持ちは痛いほどよく分かりますからね。

一昨日予約分が揃って、今日の行きの電車から猛スピードで読んでいるのですが、もう楽しくて楽しくて。

「あっ!!ムオベーレ!!瞬間移動!!」と知っている魔法が出てきては喜んだり、「釜飯の器」「魔界グッズ」「サバト」など懐かしい響きを見てはまた喜んだり、もちろんチョコちゃんやギュービッドさまをはじめとした見慣れた顔との再会にも喜んで。

というわけで、卒業アルバムに「大人になって忙しくなったら本を読んでいる時間がなくなってしまうかもしれない」「これから大人になってもずっと本を大好きでいてください」と書いた中学生の私へ。

あなたも書きながら薄々察していたかもしれませんが、私今のあなたと大して変わってませんよ。

ではまた!

世界が広がる体験。

皆さん、こんにちは!ずきです!

5月21日は「対話と発展のための世界文化多様性デー」。異なる文化を理解し合うことを目的として制定された国際記念日なのだそうです。映画や本、音楽、美術などを通じて異なる文化に触れること・知ることが推奨されているんですって!
現在、こうして日本文学科に所属しているので、日本文学や日本文化に触れる機会が多い訳ですが、実は私…高校までは、古文や現代文よりも英語や世界史の勉強に力を入れていました……!!!流れとしては、世界の文化→日本の文化を学んでいるという形になりますね。世界の文化や歴史を学ぶ中で、「じゃあ、日本文化の魅力って何だろう?」という思いがあり、色々な経験を経て今に至ります。人生いろいろです。この話は……したことが無かったかもしれませんね。近々、もう少し詳しくお話出来ればと思います。

・・・

さて、前置きが長くなりましたが、そんな記念日にちなんで、異なる文化に触れた体験についてお話します!(前回更新のブログにて予告していた話題に繋がります。)

・・・

『ドリアン・グレイの肖像(原題:The Picture of Dorian Gray)』という作品、皆さんご存じでしょうか?アイルランド出身の作家、オスカー・ワイルド(1854~1900)が1890年に発表した唯一の長編小説です。
この作品を基にした朗読劇(私は5/7(日)の昼公演回)を観劇してきました!
https://dorian-gray.rodokugeki.jp/
物語の舞台は19世紀末のロンドンということで、衣装や舞台装置も洋風、開演前にはクラシック音楽が流れるという演出も!実際に海外にいるような、不思議な気分になりました…!
声優さんの演技にも圧倒されました。演じる方がそのキャラクターをどのように解釈しているのかを考えながら、声優さんの声や表情、身体の表現を堪能することが出来ました。本当に楽しかったです!
私の好きな声優さんの1人がこの回にご出演されていたのですが、お芝居を楽しんでいる姿が改めて素敵だな、と感じました。この方のお芝居を昨年から何度も観ているのですが、観れば観るほど好きになっていきます…。きっと、これが最近よく耳にする「沼」というものなのでしょう……。
以前から、朗読劇への想いを熱く語っていらっしゃる方なので、今回もお芝居をされている姿を観ることが出来て幸せでした!

まだまだ色々と語りたい魅力は多いですが、間違いなく長くなってしまうので、この辺りにしておきます。

・・・

以前から朗読劇の観劇体験をブログに綴ってきた私ですが、「朗読劇」という演劇形態が大好きな理由は、「声優さんの演技を”生”で聴ける」から。アニメや吹替映画などでも、声優さんの演技を聴くことはできますが、そういった作品では感じられないものがあるんですよね…!「生の演技」、最高ですね!この感動を上手く言語化できないのがもどかしい…。
それに『活字以上、映像作品未満』の情報から、物語の情景や登場人物について想像できることも魅力だと、今回の観劇体験を通して感じました。何となくですが、「観客に想像の余地を与える」「舞台演出を最小限にする」という点では、能に似ている部分があるかもしれません。興味深いです!

・・・

この観劇をきっかけに、『ドリアン・グレイの肖像』の原作本(訳本)を図書館で借りました!(本を普段あまり読まない私が…!(笑))
朗読劇中の描かれ方と原作での描かれ方の比較や声優さんの演技を思い出しながら読み進めていく作業は、本当に楽しいです。これは翻訳者の表現の違いも味わってみたいところ。大学図書館で借りられる分は、全て読んでみたいと思います!

・・・

自分の世界が広がる体験、これからも楽しんでいきたいです!
それでは、また。