こんにちは。もこです。
最近マシュマロに、自分の悩みを送ってくださった方がいました。
入学して2ヶ月経った今、毎日予習や課題に追われる日々に辛さを感じている。第一志望の学校ではなかったのでモチベーションもあがらず、世界史選択だったので日本史の知識を前提とされると絶望する。大学での勉強内容に興味が持てず、マイナスなことばかり考えてしまう。けど折角この大学にきたから、なんとか頑張りたい。だから日本文学科の魅力や、課題の乗り切り方を教えてほしい。
大まかにこのようなメッセージが届きました。
Twitterでの回答は、現在作成中です。
それとは別に、私がこの大学に来て、日本文学科に来てよかったなと感じたことを、書こうかと思います。課題の乗り切り方まで書けるか分かりませんが、参考にしていただけたらなと思います。
まず、先程の悩みを見て、ほとんどの日文生が共感したのではないかと思います。メッセージを送ってくださった方だけの悩みでは、ないような気がします。
また、一年生の頃は必須科目が多く、自分がやりたい勉強がしづらくなっています。そして一年生のうちに基礎を定着させるために、大量の課題が出ます。
よほど日本文学好きでなければ、一年生の頃は大変と感じる人の方が多いのではないでしょうか。
私はよほどの日本文学好きだったので、嬉々として大量の課題をこなしていましたが、これはきっと少数派です。
先輩や友達は意識が高く見えるかもしれませんが、たぶんみんなキレながらヤケクソで課題をやっていると思います。
ただ、日文生は課題の多さにキレながらも、きちんと課題をこなす人が多いと感じます。ここが魅力的だなと思っていました。私が思う学科の良さの一つは、学生の質の高さです。
他学科と混じって行われる教養科目では、積極的に質問したり丁寧な課題を出して活躍する日文生を目にします。二年次以降の演習科目では、一つの文学作品に対して読みを深めるためにみんなが出す意見の鋭さにいつも驚かされます。
学科の雰囲気も魅力的です。演習科目で活発に意見が出るのは、自分の意見を言いやすい環境があるからです。日文には強烈で個性的なキャラを持った人が多くいます。誰もそれを馬鹿にする人はいません。生き生きと、自分らしく過ごしていける環境が日本文学科にはあります。
私は日本文学科に来て、無理をせずに過ごしている自分を発見しました。
周りの目を気にして何かをすることがなくなりました。
一生懸命にやっても馬鹿にされず、むしろ褒められます。ありのままの自分を出しても、腫れ物扱いされません。
この過ごしやすさが、一番の魅力だと思っています。
しかし、メッセージを送ってくださった方は、私が今言ったような学科の雰囲気と学生の良さに気づいているようでした。逆にみんなの意識が高すぎて、置いていかれる気持ちになる、とおっしゃっていました。
たしかに、周りの意識と、自分の意識の差を感じてしまうと、辛くなってしまうかもしれません。ただ、意識が高く見える人たちも、実はそこまでの熱量がなかったりします。私の友人に、通年科目の講義動画の視聴とその感想を溜めまくり、学期末の一月に一年分視聴していた猛者がいますが、二年生も日文で元気に頑張っています。いろんな人の個性を受け入れてくれるのが日本文学科です。いろんな学生がいて、各々好きなように勉強しています。置いて行かれているかもしれないと思わなくて大丈夫です。自分は自分のペースでやっているんだ、と思っていいのです。
さて、そもそも勉強内容に興味が持てなければ、自分のペースもくそもないよ!と言われそうなので、日本文学科で学べる、日本文学の魅力を書こうかと思います。が、先ほども言った通り私は日本文学科の中でもかなりの日本文学ガチ勢なので、参考になる気がしません。(今読み返したらここから日本文学の魅力を一つも書いていませんでした、ごめんなさい)
私は高校の頃に独学で日本文学の知識をつけてから大学に入学しました。だから大学で日本文学ばかり勉強するのは本当に楽しいです。私も本学が第一志望校の大学ではありませんでしたが、あの大学に行けていたらな…なんて思うことはなく、むしろ本学に来て良かったと一年生の頃は何度も口にしていました。
ただ一つ!日本語学だけは苦手で、通年科目でしたがほぼ動画を視聴していませんでした。必修科目なのでよくなかったと思っています…真似しないでくださいね。
まあ私も、あまり興味が持てない分野に関してはこんな感じです。勉強内容に興味が持てなかったら、授業も課題も頑張れないのは当たり前かなと思います。ただそれでもなんとかやっていくと、面白さに気づくことがあります。私は今年も懲りずに日本語学講義をとりました。なんとか頑張っています。
二年生になったら履修にかなり余裕が出てきて、好きな科目を選んで履修できるので、まずはなんとか一年生の間、踏ん張ってほしいな、と思っています。
そして字数的に長くなってきましたが、ここでやっと課題の乗り切り方に触れます。私は一年生の頃、自分の中の原動力が「切羽詰まること」だと気付きました。だから提出期限が5/28の23:55の課題なら、5/28の朝に手をつけました。少しづつ日数をかけてやるのが苦手で、10時間以上一気に集中して終わらせる方が得意と気づいたので、ずっとこうしていました。最近作った近代文学のレジュメも、1日で書き上げましたよ。昨年の中世文学史で提出した期末課題もほぼ1日で完成させました。
私は忙しくないと頑張れない人間だったので、昨年は多い時で週6日バイトをしていました。限られた時間で何かをやることが得意という自分の特性に目をつけて、あえて忙しくし、あえて切羽詰まらせて、課題をやっていました。これが私の課題の乗り切り方です。
また参考にならないことばかり書いている自覚がありますが、人には人のペースがあると伝えたかったのです。本当に参考になる話は、明日の人がしてくれると思うので、そちらを是非。
周りを見ると惑わされてしまうかもしれませんが、世間でいいとされているやり方より、自分に合うやり方の方が長く頑張れると思います。
授業も課題も、ゆっくりやってもバタバタやってもいいし、面倒なら提出しなくても、なんとかなります。自分を追い込まずに、やっていって欲しいなと思います。
日本文学科は本当に素敵なところです。本学の日本文学科に来て良かったと、私は何度も言っています。なかなか参考にならないことばかり書きましたが、私はメッセージを送ってくれた方に、そのままでいいんだよと、伝えたいです。
マイナスなことばかり考えてもいいし、課題が出せない日があってもいいのです。うまい具合に気持ちを発散しながら、まずは一年間、乗り切れることを祈っています。
また悩みがあったら、いつでもブログ部に相談してくださいね。
メッセージを送ってくれた方が、大学生活を楽しめることを、心から祈っております。
もこ