私の観劇史

後期は金曜日に舞台芸術(東洋)を女子大で受けて、ご縁をいただいて午後は坂を下って同じような授業を受けられることになって金曜日が楽しいです。

舞台芸術の授業聞いていると「毎年宝塚を見てみたいという人が大量発生して~」とどちらの大学でも言われたのですが、みんなそんなに宝塚興味あるの………?君もおいでよ、1人じゃさびしすぎる。と思いました。本当におるんか?大学の中観劇バッグ持って歩いていても誰にも声かけられないのですが。

ということで、私が宝塚を見始めるまでの経緯でも振り返ってみましょう。

2022年4月 中学の部活でもう懲り懲りだわ~というテンションだったので、部活も見ずフラフラしていたら後ろの出席番号の子(完全ダンス等未経験)がイケメンな男役の先輩に落ち、某クラブに入部。私はまだ宝塚が何かを知らない。頭の片隅にFNSのだいきほ美女と野獣だけはある。そして後にだいきほが雪組であることを知る。

2022年10月 ダンス未経験の出席番号後ろの子が娘役になったものの、シニヨン等を作れないためお手伝いを時々していたら、スタッフの人数足りないから!と某クラブのスタッフになる。早着替えのタイミングを把握するために少し宝塚をビデオで見る、(ハマらない)バレエを習っていたため体育会より体育会でおなじみ、舞台裏の仕組みを理解していたため1年生とは思えない働きをする。何者なの…?と先輩等に言われる。

2022年11月 バレエ経験者だったことがバレ、人数が少ないからと言って某クラブに誘われる。何を思ったのか入部してしまう。

3月ぐらいまでの間に芸名を考える。よく宝塚のことを知らないが、FNSで聞いた真彩希帆の歌声が好きというだけで安直な芸名をつける。

2023年3月 初観劇。『応天の門』/『Deep Sea』。芝居では何がいいのかわからず、舞台もずっと暗くて寝る。ショーはいきなりミラーボールが出てきて、意味わからないフリフリと地塗りが茶色で何がいいかわからず、もう2度と見なくていいわ…と思う。本当に何がいいのかわからなかった。(なぜか劇場のシャンデリアとか大羽根の印象は1ミリもない)

2023年4月 後の贔屓を卒業式のニュースで知り、なんだあの綺麗な顔は…生で見てみたいとなる。

2023年5月~ 文化祭の練習のために宝塚の動画を見るようになる。同期にはれいまどのオタクがおり、れいまどを激推しされ、花組のビデオを見るようになる。

2023年10月 文化祭。スタッフの仕事の方が向いてたなあ~とか思いながら舞台に立つ。(この頃は夏休みに親知らずを抜いたら化膿しちゃって大学病院通いになり大変だった記憶)

2023年12月 3月の舞台に向けて音をいじったり照明台本を作り始める。(これがとっても楽しい)

2024年1月 『ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル』/『FROZEN HOLIDAY(フローズン・ホリデイ)』を観劇する。ニュースで見つけた顔の綺麗な娘役のロケットの表情が堪らないぐらい良く、刺さる。このときに顧問の先生がその子バーンと写ったチラシ的なものをわざわざ見つけて持ってきてくれて嬉しかった記憶。芝居で見つけたイケメンはこの公演で退団だった。その名も和希そら。ショーの鏡を使ったテクニカルなロケットにすご!!となった記憶。

2024年2月 大学受験を考えて部活をやめようとしていたものの、なぜか覚えていないが自分のペースで続けることにした。

2024年3月 自分の出した指示で舞台が動く瞬間を始めて体験して鳥肌が立つ。友達に誘われて『RRR』/『VIOLETOPIA』を観劇する。これが礼真琴か~!となる。

2024年4月 友達に誘われて『アルカンシェル』を見に行く。部活に関係するから見ておくか~というぐらいなのにムラデビューする。おまけに、れいまど退団公演。これが高校生のとき一番楽しかった記憶だと思う。宝塚大劇場ってたこやきとか売っててなんか不思議なところだな~と思った。れいまどってこの世に本当に存在するんだ!と観劇して動いているれいまどを見て思った記憶。受験もあるしこれが最後の観劇だろうな~と思いながら見た記憶。

2024年5~10月 文化祭のためにビデオを見まくる。文化祭の上演作品の関係もあって花組ばっかり。

2024年12月 お昼休みにauと劇団がコラボしている動画を見るのが1日の楽しみになる。別に宝塚好きなの?と言われれば、いや部活で見ないとだし…だけ。

2025年3月 大学受験が終わって無気力状態になる。『マジシャンの憂鬱』/『ジュビリー』が良いから配信で見て欲しいと言われて、なんで配信なのにB席より高いんだよとか思いながら映画館にいく。『ジュビリー』のプロロを見ていたらなぜか涙が止まらなくなり、くるみ割り人形の音が流れて来て、月光の男役群舞がかっこよくて、宝塚のショーっていいな~と思う。無気力だったのにジュビリーを見た後すごい久しぶりに楽しかったな~と思った。

2025年4月 記憶はないが手元にチケットがやってきて、『宝塚100年恋のうた』/『Razzle Dazzle』を観劇する。2回?3回見た。立ち見デビュー。ショーの定家葛の場面がすごくお気に入り。芝居を見て春乃さくらって、いいなあ~~~と思うようになる。ノーマークだった芹香さんがとってもかっこよかった。

2025年5月 初めてのバイト代が入ったので、友会に入会する。好きというよりも生活の一部というか、気づいたら生活の中に宝塚歌劇団がいた。

以後、ブログでご存じの通り。25年はホワホワしていたのに本公演を全部観劇した。最多は『悪魔城ドラキュラ』『愛, Love Revue!』5回。礼真琴退団公演もなんだかんだ2回観劇できた。ちなみに、ド新規なので宝塚歌劇団と言えば!みたいな作品は観劇したことがない(いまやっとポーでその内の一つを学んでいる感)し、ラテンショーの良さもよくわからない。


君もおいでよ、ひとりじゃさびしすぎる。

この世に二人だけ

いよいよ後期授業がはじまりました!大学生活も早いもので、半分ぐらいのところまで来てしまったものの、なにかできるようになったと胸を張って言えることはあるだろうか…と決して無駄な時間を過ごしている自覚はないものの目の前に「成果」があるわけでもなく、このままなんとなく大学生活を終わらせるのではないかという漠然とした不安を感じています。

永遠の時を生きるのもなかなか辛く苦しいものであるなあと思うものの、やは有限の時を生きるのも辛いものです。(わかる方にはわかると思いますが、絶賛バラの香る一族の仲間入り中です。)

バラ香る一族、今までで一番新人公演と本公演で感じたものが違くて、同じ作品を違うメンバーでやるとこんなに作品が変わって見えるんだ!と感動し、本公演→新公→東京本公演と見て解像度が高くなりつつあります。生きるのってしんどい…しんどいからこそ愛が必要なんだよね、はああああああああああという気持ちです。健康で生きていれば人生丸儲けのはずなのに。それでもやっぱり生き続けてこそ感じることができるので、苦しくてもなんでも、生き続けようというメッセージをきちんと台詞にしてくれるのも良い。渋谷では、月組が「NINE」という作品を上演していたのですが、そちらもまた、人間って矛盾、傲慢、怠慢、だれかが確実に悪いとは言えないグレーな部分も多くある世界に生きるけど、だからこそ人間の生って尊いものだよねという作品で、全く(本当に全く)別物なのに、同じような苦しさを感じる部分があって、本当にしんどい。この2作を連続で見てからしんどすぎるよ。ポーはまだあと1か月続きますからね…

東京に来てからは、真ん中以外で繰り広げられる芝居も各々のキャラが定まってきたようで、見ていてとっても楽しくなっています。話が重くて私の心が抉られる一方で、どんどん最高を更新する贔屓。話とビジュアルで感じる感情のベクトルの差で忙しい!!!!!!!

真ん中は勿論、脇を固める人々が本当にお上手で、雪組のポーしか知らない私には雪組ポーで十分胸が一杯です。日女OGも小桜シーラはじめ大活躍で、嬉しいです。華世クリフォードかっこよすぎて本当に…新公のエドガーも良くて…本当に早く…小桜シーラと瀬央男爵の二人を見たときのあの頃の星組感もたまらない…

後期は学科の授業に加えて、舞台芸術や文化に関する授業をたくさん登録したので、観劇などについての視点を増やしていけるように学びたいと思います!あとは荷物を減らせるように頑張りたいと思います。

夏休み 遠征グルメ

遠征、それは食い倒れ旅ということで沢山食べてきました!

①ヅケクラ

今回はマチソワだったので、人混みの大劇場、花のみちを避けて南口方面に向かいました。よく聞くフルールにクレープを買いに行ったものの、混んでいたのともう少しご飯系を食べたいと思って、彷徨い歩いていた所いい感じのお惣菜屋さんが…!ということで、入ってみました。

静かで、メニューが充実していて脂っこくなく、色んなものをちょっとずつ食べられ、阪急と大劇場がよく見える!というとても良いお店でした。

なにを食べてもおいしくて、幕間にボヌールを食べた二人組にはちょうど良い量でした。とってもお気に入りになったので、次はヅケクラにご飯を食べに行くことが目的になりそうなぐらいです。ごはんのためにバウに行きます。向かいにある、ヅケクラ本店ではせいろ料理が食べられるので、冬はそちらが良いだろうかなどと気の早すぎる悩みをしています。

②il luogo di TAKEUCHI

こちらは梅田からほど近く、福島の方にあるミシュランに掲載されているイタリアンで、ずっと気になっていたのですが、ランチは1500円でお手頃だったので行ってみました。

この桃のポタージュが本当においしくて!桃のパスタは馴染みがありますが、桃のポタージュは初だったので未知~と思いながら飲んでみたところ、青臭くもなく甘すぎず、桃の爽やかな香りが口いっぱいに広がっておいしかったです。頭に衝撃が走りました。また飲みたいのですが、これは自分に作れる味ではない。どこで再会できるのだろうか…

パスタは、スルメイカと小柱のやわらか煮とズッキーニのオイルソース。おいしいパスタでした。麺とソースの絡み方がベスト、おいしいパスタって麺がおいしい。どちらかと言われれば塩辛めパスタでした。

この感じはデザート絶対おいしいでしょ、ということでデザートまで追加…もちろんおいしかったです。パンナコッタとマンゴースープ、上にはパッションフルーツのソース!甘すぎずおいしかったです。

③551イートイン

新幹線乗る前に買いがちな551、せっかく泊まりで来たのだからできたてを食べたい!ということで初の551イートインに行きました。

量が多かった。考えたくないので、551セット的な代表商品詰め合わせを頼んだのですが、フードファイトが始まってしまいました。でも写真を見返せば、普段一つでお腹にたまるのにラーメンも肉団子もあるのにお腹いっぱいにならないわけがない…。肉まんは勿論、ラーメンが八角が効いていておいしかったです。あとそんなに期待していなかった杏仁豆腐がおいしくてびっくりしました。

④調味料たち

しょうきやのポン酢は、うめはんで1人2本までだったので、これはおいしいポン酢なのでは…!と思って買ってみたら柑橘の香りが強く、でもすっきりしていてえぐみの無い使いやすいポン酢でした。大阪でご夫婦がお二人でつくられているそうで…なににかけても邪魔しないおいしさ!また買います!

あとは、大好きなおらがむら漬けが入ったタルタルソースと、ヘルメスとんかつソース。おらがむら漬けタルタルは、普通のタルタルよりもすっぱくてアクセントに良いです。ヘルメスとんかつソースは、普通にソースとしては勿論、焼きそばに使ってもおいしくて、でも酸っぱすぎず…という私の好きなソースです。

おいしいものいっぱい、家でもお土産のソース類をちょびちょび楽しんでいます。次の西は1月なので、またおいしいものをサーチしていきたいと思います!

片道2時間、教職、月に3本ほどの観劇をこなすコツ

最近、どうやって片道2時間、教職、ヅカオタ、バイトをこなしているのかツッコまれることがあるので忘備録的に書いていこうと思う。

通学について

これに関しては諦めと妥協、それから電車に乗るのが嫌いではないという3点によって成立している。人身事故が起きても迂回ができない、最寄りまで車で30分かかる(歩けない)という土地なので、中学時代から通学時間が長いということには慣れていると思う。ギリギリ通える&都内は家賃が高いという理由から、目白近辺で育った友達の多くに一人暮らししなよと言われながらも、ギリギリ通っている。(通学時間と教職、体調、入りたかったサークルの練習場所的に入ったとてそんなに行けないと思いサークルに入るのは諦めた)

電車もコツがあって、最短時間に+15分見れば一回乗り換えを減らせる急行の始発に乗れるので、それに乗って座る。家を出る時間が早くなっても、電車で爆睡する方が私は体が楽。あとは、定期を遊びやすいようにする。金曜5限の帰りにデパ地下でパンを買えるとか、日比谷に行きやすいとかが私の中では大事。それからイヤホン。がやがや感が苦手なので、ノイキャンに命を救われている。

家を早く出るのにもコツがあって、家を出るまでの工程を少なくする。洋服は上3枚、下3枚、羽織2枚でだいぶパターンが増える。まつぱ、縮毛をして、さらにメイク道具も一軍を常に使いまわす。「迷う」という瞬間がないように。アイシャドウも単色なら30秒だし、まつげは上がっているので問題なし。まつぱが本当におすすめ。そこにドライヤーをしたら家を出れるので、身支度は15分。お弁当と朝ご飯は前の日のうちに冷蔵庫に用意しておく。(すっぴんで電車に乗ってたらそんな眠そうな顔で乗るな!と変なおばさんに蹴られて絡まれてから絶対すっぴんでは乗らない)(東京の夏、変な人多すぎ)

授業について

私は楽単を楽単だと思えないひねくれた人間なので、自分の興味のある授業を取る。というか、女子大は人数が少ない授業も多いのでどっちにしろ飛びにくい。どうせ授業に出るなら他人の「楽」よりも自分の「好き」を優先した方が結果的に良いのでは。課題は電車の中でできるものは電車で起きているときにやるのと、溜めない。思い出した瞬間にやる。

履修の組み方

ここはとっても大事。観劇数が激変するので。だがしかし、観劇のために授業を飛ぶとかは絶対にナシ。

まず、4月の時点で年間スケジュールから逆算して、今年の場合はポー東京が9.10月なので、10月に観劇できるように時間割を組んだ。前期は木曜13:30だけは追加にも申し込めるように絶対に空けたのと、金曜にお茶会がちょいちょいあったので、金曜の4以降も取らなくていいようにした。後期は+して…と思ったが、夏休み中に取り次ぎ結果が出たので救われた。

月曜日は休演日なのでなるべく授業を入れる。火曜日は教職が5限に入りがちなので大学、水曜は18:00公演に行きたいので3限まで。4限を取るとチケ出しに間に合わない。木曜は13:30を見るので、家出るついでに1限で良い授業があれば取る。2限はチケ出しに間に合わない。金曜日は教職が入るので、1と5だけ入れれば13:30見れる気はするものの、なかなかそうもいかない。でもこれだけでだいぶ申し込める。チケットなかったら、課題をしたり、病院やらまつぱやらに行ったり、バイトしたりする。でも木曜だけはバイトも入れずギリギリまで空けておくことで急に流れてきたチケットを捕まえることができる。

ちなみに、13:30見てから国会に駆け込んで複写受け取りとかも余裕。マイページに欲しいものを保存しておけば間に合った。

バイト

バイトは、夏と冬が暇な休日しかいかない、シフト3日前までわからないバイトと、その逆のバイトを掛け持ちしている。自分が働くの嫌にならないように、自分が興味ある分野にすることがコツ。半年続けても前向きにならない場合はやめるのと、時給が1400円以上でしか働かないのがマイルールなのと、使えない人間ならシフト減らされるのは人件費を考えたら当然だと思うので、頑張って仕事を覚えるまではシフトを減らされても仕方ないと思うことにしている。大手チェーンの方がバイトを減らされる話を聞きやすいので、そこまで大きくないけど、すぐには潰れないであろう、自分の良いところを必要としている会社を見つける。(某大手コーヒー店には真面目という理由で落とされた)あとは学業に理解があるところ!!これ鉄則。

こう考えると好きだからできている説が浮上してくる。多分コツは、好きまでいかなくても「マイナスな気持ちになることを削除していく」ことにあるんだと思う。あと、よく寝る。睡眠不足は病みにつながる。オールとかしない。

すべては木曜日13:30に気持ちよく宝塚を見れるように!

花組全ツに仙台へ!

トキメキいっぱいの夏を過ごしています。

夏休みは、全国ツアーを市川市民文化会館以外にも見たい!というずっと胸の奥にあった願いを叶えるために仙台へ!

コロナ禍の中学生だったので、行くはずだった東北校外学習も行けず、人生初の東北新幹線でした。いつも東海道ばかりなので、はやぶさとこまちが連結した車両や、車内販売のあるのが新鮮で楽しかったです。

なぜわざわざ贔屓も出ていないのに仙台までというと、エキサイターが高校の部活であるオータカの後夜祭の十八番的ショーだったこともあり、絶対次のエキサイターはこの目で見てやる!と思い続けて4年、やっと機会がきたので仙台まで行ってきました。

お芝居は「マジシャンの憂鬱」、ひとみさのプレお披露目の博多座で上演された作品で、今の花組では2回目。正塚先生の丁寧で面白く、心あたたまる作品です。言葉遊びが面白い上に、心ときめく動作が多くあり、お芝居自体がお洒落で楽しい上、博多座で一度上演したことを踏まえて、さらに自然にアドリブも面白くなっていて楽しかったです。特に聖乃あすかのアドリブがとても面白く客席から笑い声が上がるほどでした。ひとこのスーツ姿が好きなのですが、ひとこが本当にかっこよくて、その上「好きですよ、あなた」というあまりにも破壊力の強い台詞がありここを見ただけでマジ鬱最高…となれます。「好きですよ、あなた」の後が冗長ではなくさらっとクライマックスの後に終わる作りも本当に良いです。マントを羽織らされて結んでもらうって、前回のマジ鬱見たときも胸キュンだったし、悪魔城見たときもそんな感じの場面があって胸キュンだったし、今回ももちろん最高でした。現代に絶対ないシチュエーションであることも相まって本当にトキメキ満載です。

言葉遊びも本当に上手で、正塚先生みたいなお芝居は何を食べていれば書けるのだろうかという気持ちになります。正塚先生の次の宙組のお芝居も楽しみです!

エキサイターは楽しみにしていたショーで、円盤で見ているときはプロローグと中詰めが楽しいショーという印象だったのですが、生で見るとずっと楽しくて、花男の魅力が溢れるショーでした。特に円盤で見てるときはあまり面白く感じなかったチェンジボックスの場面が本当に楽しくて、自分でもびっくりしました。天城れいんが本当にかっこよくて、オペラで覗いてるのを絶対に把握している上になんかとっても見せつけてきて刺激的でした。というかずっと刺激的で、ため息ソングのハンカチ渡すのとか初めて見てなんかすごかったです。今の宝塚に足りないものは大介ショー!!!プロローグの後のトップ娘役に合わせて歌詞が変わる私の大好きな曲も、美咲ちゃんに合わせた歌詞も美咲ちゃんだ~~~と聞いてて楽しく、クラブの場面あたりからなにが起きてるのかわからなくて、口元を押さえてたら終わってました。トコボーイもペンギンついててかわいくて健気で、エキサイターへと変化する過程も生で見たらウルっとする瞬間があり、懐かしのオータカ時代の学年曲であるハバナを3年の時のラテンの衣装で見るという胸熱なこともあり嬉しかったです。「Life Exciter」は大盛り上がりだったのに「一人で抱えきれない 切ない思いがあったなら 誰かを愛してごらん 奇跡は芽生えるきっと 必ず」という歌詞があり、歌詞がよくて、宝塚見た~~~という気分になりました。私、何気に宝塚のああいう場面が好き。フィナーレも2018から曲が変わっていて、「stardust」が「エスペラント!」で聞いてから好きなので楽しみにしていたのですが、聞けず少し悲しかったものの、フィナーレのひとこの歌い方が!本当に!しっとり色っぽくてとっても良かったです。地方公演なので小さい子もちょいちょいいたのですが、こんな小さい子ってエキサイター見て平気なの…?と思うぐらいでした。(隣の人から小さい子はそんなに色々考えてショー見てないからって言われた)(それはそう)

オータカ時代を一緒に駆け抜けた友達と一緒に遠征できたのも嬉しくて、曲がかかった瞬間に顔を見合ってなつかしさで笑ってしまったり、懐かしい気持ちになりました。カテコで全国ツアー恒例おいしかったもの中間発表があったり、ほのかちゃんのシャンシャンが壊れたり、トコボーイは伊達政宗に憧れていたり、幕間にお手洗いに行こうと思ったら全然なかったり最初から最後まで全ツ!!って感じで全ツ見た実感ありまくりです。

ひっさしぶりに良過ぎて、集中しすぎて終演後に頭痛くなったショーでした。全ツって本当に楽しい。次の長期休暇も全ツか博多座か御園座に行けるといいなと思います。仙台の食は不完全燃焼なのとホール気に入ったので、また仙台に行きたいです。

ちなみに仙台ではHonoka coffeeというローカルカフェチェーンがかなりスコーンとタイプのケーキで感動しました。充電器もWiFiもあり、マグカップの手へのなじみがよくて、使いやすいカフェでした。東京はどうしてもカフェが映えのためか食を楽しむためかスタバかみたいになりがちなので、全てがちょうど良くて東京にも欲しいなと思っています。次こそ仙台パティスリーの開拓!!!

キラキラな夏が来たぞ💎

夏休みに入ってからの私はきちんと風邪をひき(テスト前とテスト後に風邪をひくのは私のルーティンまである)みんながOCとかで精力的に活動されている中私は宙組のチケットを!!!!足したいです!!!と叫んでいました。本当に愚か。

13列目センター一個左で水美舞斗を拝んだり、普段総見なんて縁がないのに総見に行ったりして楽しくワッチコンと春乃さくらの虜になって、ずんさくよ永遠なれのきもちになったり感情が忙しい観劇をしています。

黒蜥蜴はまぁ生田作品と相性の良い私はワクワクドキドキ生田ワールド楽しみ🎶と思って観劇に行き、きちんと期待しただけのものを見て帰ってきたので想定内。ずっと盆が回り続けているのが今回の舞台装置の1番の特徴だと思います。台詞にも登場する「歯車」が意識されたような舞台装置で、中々面白かったです。でも盆がメインなので多分配信で見るとそんなに見応えがない。衣装も輪っかのドレスとかキラッキラとかそういうわけでもないので、今回の作品はかなり生観劇向きだなと思いました。タイトルは黒蜥蜴でありながらも、宝塚なので中心人物は明智になるのですが、それにしても春乃さくらの堂々たる姿、安定の歌唱力、怪盗黒蜥蜴と恋する自分に戸惑う女という2面性のある演技に圧倒され続ける90分でした。1人で劇場を支配できるトップ娘役が大好きなので、見ていて楽しかったです。全然まだ宝塚にいて欲しいけれど、退団した後もさーちゃんの舞台見るの楽しみだなという気持ちになった作品でした。

どうでもいいのですが、生田先生はだいきほ退団で盗賊と宝石のショーを作り、今回も実質盗賊と宝石なので、盗賊と宝石っていう設定が好きなんだろうなとか思ったりしました。

ショーは「Diamond impulse」。こちらもダイヤモンドで、今回の宙組は宝石尽くしの3時間です。タイトルに負けないキラッキラの宙組生、滴る汗がダイヤモンドのようでした。やっぱり久しぶり(別にちゃんと全部見てるから特段久しぶりでもない)に宙組を見ると、長身で手足が長く小顔なのが宙組の男役の特徴だよなぁも思いました。娘役達もどこの組よりもスタイリッシュでこれも宙組の特徴だよなぁと思いながらオペラを上げ続けます。ショーの中身としては面白いのですが、盛り上がる場面が続いて中詰めが結局どこなんだ?となること、無音暗転ばかりでその度に興醒めしてしまうのが惜しいポイントでした。多分ワッチコンが想像以上に長くて盛り上がるせいだと思います。しょうがないね、ワッチコンは祭りみたいな楽しさと高揚感だから…。男役の魅せ方としては、キザを見せ、アイドルのシーンを作り、ベロアの衣装で群舞という「そうそうこういう男役が見たいんや」の詰め合わせなので百点満点でした。ジュビリーの月光にフロホリの雪祭男子に…という感じで、みんな大好きあのショーの男役の使い方!がたくさん見れて嬉しかったです。ところでワッチコンってなに?初舞台ロケットも、「Diamonds are girl’s best friends」に合わせて踊るのですが、場面自体はキャンディがイメージされていてなぜキャンディ?と思っています。東京は初舞台ロケットを組の下級生が踊るので、とっても雄々しい初舞台ロケットになっていて面白かったです。

ショー、芝居では今回なかなか見ることのできないさーちゃんのとびきりの笑顔に、オリオンの亜音くん、マイティーの弟みたいな成くん、ロケットのセンターで暗転の時にとびきり大きなウィンクを決めながらはける純れいくん、毎回安定して美声を響かせるエトワールの朝絵咲名ちゃんなどなど、ずっと忙しいショーでした。

前期の振り返りっぽいけどそうでもないような…

急に真夏がやってきて、道端の植物の葉っぱも疲弊していて思わず同情していまう日々が始まりました。この間まであじさいが綺麗だったのに、見渡す限り緑しかなくて少し味気ないのが残念です。燦燦とした日差しのおかげ様で母に心配されるビタミンDの摂取は確実に足りているでしょう。

個人的に一番課題が積み重なっていた日も無事に終わり、なんとなく気が楽になってきました。ひと段落したら遊びたいな~と絶対思うな、と思っていたので、ちゃんと息抜きにまつ毛の予約も入れておきました。まつ毛を上げて、友達と小籠包を食べ、スチールを見て図書館に戻ってくるというなんとも有意義な時間をつくり出しています。今。観劇バッグ買おうと思ってたのに全ツの方が刺さっていて悩み中です。

最近は頭の中の9割をやることが占めているので、大学でごはんいきましょ!!って久しぶりに会った後輩に言われたり、ここに行きたいと送られてくるとニヤケが止まりません。ふとスマホを見たときにリンクが送られてきているときのうれしさたるや!

前期を振り返ってみると、改めてあがり症だな~と思うことばっかりでした。演習の授業が始まったので、発表する機会が多くなったわけですが、レジュメ切ったり、考えたりするのはすごい楽しいのに、しゃべるのがどうも苦手です。知らない顔に囲まれているからこそ、失敗してはいけない…と力みすぎてしまう感じがします。高校のときは、常に知った顔に囲まれていたので発表にあんまり緊張しなかったのかな?と思いました。でも、その場で考えたことをしゃべるのは割と得意なのでなんとも不思議です。教職の授業は周りが同級生ばかりなのであまり緊張しませんでした。

一回目の演習の発表では、上がってしまうのを指摘されたので、二回目はその反省を踏まえて喋り台本を作りました。そうしたらやっぱり少し落ち着いてできたので(それでもも反省点はたくさん)、しゃべりの台本を作っておくべきだなと思いました。でも一回目の演習の先生に落ち着いて喋ってるときの声が良いとほめられたので、そこを常に出せるようになりたいところです。レジュメに関しても、やっとなんとなく作るコツが見えてきたので、来年の演習ではもっと穴の無く、少しでも良い考察、考え方ができるように後期は幅広い知識を手に入れていきたいところです。

前期の授業で一番面白かったのは能の授業と国語科教育法の授業です。

能は宝塚とびっくりするほどジャンルの幅広さが近くて、そして立ち振る舞いがバレエに似ていて、見るべきところが私的にはわかりやすくて沢山舞台映像見れて楽しかったです。かつ育成システムがとてもよくて、他の芸能もこうできればなあと考えることがたくさんありました。能、何度かチケットにチャレンジしているのですが私的にはヅカより難しくて…私が見たい方の次の舞台は厳島神社らしくて…チケットがあればどこまでもというタイプなので、全然距離の問題はないのですが、雪組という予定を入れてしまっていました。少し悔しい。中学生のときに見た巴もとても綺麗で圧倒された記憶があるので、早く能を生で見たいです。

教育法は、人によって受けてきた国語の授業が全然ちがうというのがまず一番の驚きポイントでした。私は中高の国語でグループ活動をした記憶が全然ありません。自分で実際授業案を作りながら、どうやったら身について楽しくてかつ要領を満たせる授業を作れるかな~と考えることがたくさんあって楽しかったです。グループワークも大事だけど、その前に50分間授業をできる力が必要だとわかったので、貪欲にあらゆることの知識を手に入れていかねば!!とモチベが高くなりました。

後期は文化マネジメントと教職の授業ばっかりで少し余裕がありそうなので、沢山本を読んで、フランスに向けてもう少しフランス語も力を入れていきたいところです。

かき氷を楽しみにもう少しがんばります🍧

多分私のプレイリストの話をした

7/11❄️待ちに待った雪組初日です〜!嬉しい、贔屓が舞台に立ってると思うだけで私の世界の煌めきは2割増しです。ポーの一族、予習するために漫画を借りたのにやることに追われていて読めていません。

私も例によって課題に追われている…と言いたいところですが、頭の中は課題以前のレジュメが60%、直近締め切りの期末レポート40%という感じで、まだ期末課題のほとんどに手を付けられていない状態です。私はやることがあると思うとやることがある、やることがある、やることがある、と頭が不安で一杯になって逆に集中できなくなるなんとも要領の悪い頭を持っているのですが、そんなときに少し自分を落ち着けられるのが「マジック マジック マジック~~~」って歌うジャガビを中詰めで、私のプレイリストにももちろん入っています。

長い時間通学していると暇で毎日宝塚を上演しながら通学しているわけですが、宝塚は歌詞がいい曲が多くて、もちろん音楽がいいこともあって、その多様な音楽が好きだな~と思います。最近はグレートギャッツビーの朝日が昇る前にが好きで、ジャケ写の月城かなとがめちゃくちゃかっこよくて、月城さんによく合った作品だなと思っています。ジャガビと次に流れてくるのでテンション差に風邪ひきそうですが。

歌詞が良いでいくと、雪組蒼穹の昴の歌詞はどの曲も本当に歌詞がよくて、(作品自体もとても良い)、パレードは本当に各曲の一番グッと来るところを歌い継ぐので毎回胸いっぱい心いっぱいです。あとはコナンドイルの曲もどれも歌詞がよくて、やさしくて包まれるあたたかさがあります。夢白あやに「あなたならできる」って毎日言われるとできる気がしてくるのでプレイリストに入れるのおすすめです。

ショーでいくと、やっぱりジュビリーのプロローグは前向きで行進したくなるような感じがして元気になれます。あとは礼真琴と小桜さくらが歌うSpeak Lowはとってもおしゃれで好き、エスペラントは色んな毛色の曲があるのが楽しいショーで、千住明の青い星も何回聞いても場面が浮かぶ曲です。アイラブレビューの中詰めもあの夢夢しくて、ザ宝塚!な娘役が並ぶと虹がかかったようで綺麗だった景色が頭の中に広がります。最初の魔法がかかるような音もいい。あとこの間のprayerのフィナーレもタカラジェンヌがずっと聞いている側の幸運を祈ってくれているような歌詞でめっちゃご利益あると思ってます。

いやでもやっぱりプレイリストを改めて眺めると礼真琴が歌うとなんでもいい曲に聞こえてくるっていうか…礼真琴の多さに驚愕…鈴蘭とかディミトリとかとてもよくておすすめ、鈴蘭は礼真琴×真彩希帆とかいう歌うまの暴力です。

雪組のポーが始まったと思ったら、過去のブログ部の先輩がブログで熱くポーを語っていて、そして贔屓ソロ歌唱があるらしくてさらに楽しみになってきました。どうせ再演通えないかもとか言ってたけどチケット足す術を考えます。朝夏まなとの先輩、まだヅカオタで実は劇場ですれ違ってるとかしないかな、そうだといいな~~

ヅカのこと考えてたら楽しくなってきたのでこの感じでレポートに戻ります!終わり!レポート終わったらエキサイターまでの道のりを考えます!

気怠さを吹き飛ばせ!

紫陽花は露に滴る姿ばかりが思い浮かぶと思っていたけれど、陽の光に照らされる紫陽花は爽やかでエネルギッシュで、それはそれでよいものだなあと思いながら猫を探して通学しています。梅雨にしては過ごしやすい気もするけれど、なんとなく気怠いのはやはり梅雨だからでしょうか、こんなときはやはり、かき氷よりもあんみつとか水羊羹が食べたい。

最近嬉しかった夕ご飯は、夏野菜のかき揚げ、ショウガと梅干の炊き込みご飯、お素麺、肉野菜炒め。彩りが豊かで、見ているだけで気怠さが飛んでいく献立に胸が踊ります。冷やし中華よりもお素麺、お蕎麦の方が楽しみ方が多くて楽しいなあと最近気づきました。それもあって、家はもちろん、観劇ご飯でもおいしいお蕎麦の開拓が捗りつつあります。

お蕎麦は食べた実感があるのに胃の中に食べ物が居座っている感じが少ないので、食事をしてから観劇すると眠くなる私でも眠くならない食べ物なのでは?という仮説が今自分の中にあります。今年の夏を使って検証していきたいです。次は黒蜥蜴!生田作品が好きなので楽しみです。

梅雨の憂鬱さを吹き飛ばしたものは他に、月組の呂布!暑苦しい物語だと思うのに、見終わると爽やかで、湿度なんて全く気にならなくなる作品でした。タカラジェンヌが爽やかだからか?熱いのに爽やかで、とってもいい作品でした。一見ダイナミックで単純な感情が中心な物語に感じられるものの、実はとっても繊細で、女性演出家らしい作品だなあと思いました。舞台の画も綺麗でよかったです。栗田作品の繊細な作品作りがとても好き…ということに気づきました。三国志かあ…と思っていたけれど、宝塚ってなんでも宝塚にできるんだなと実感しました。

ムラで見たときは、舞台の横幅が東京よりもあるので、雪蓮が水に飲み込まれる場面が特に勢いとダイナミックさが感じられたものの、東京は舞台の横幅が狭くなる分、人のつながりを感じやすい気がしました。なので、物語の展開に胸が動いたり、心が奪われるのはムラで見たとき、東京では物語の展開よりも細かい部分で伝わってくるものが強くなったように感じました。宝塚まで行くの億劫になるときもあるのですが、やっぱり宝塚で一回見ておくと、まだこの辺を掴みきれてなさそうだなと感じたところが東京に来たら面白くなっていたりするのでやめられない~となります。今回の月組はかなり舞台セットが大劇場向きだったように感じていて、大劇場の方が物語としての面白さは感じられそうです。

最初の場面の呂布の大楠てらの存在感、白河りりちゃんのスカートさばきと表情、赤兎馬の羽音みかちゃんの俊敏さとダイナミックさ、繊細さを兼ね備えた踊り、るおりあの退団ジェンヌのキラキラ感、デリバリーボーイぱる大先輩の爽やかさ、じゅりちゃんこういうのもいけるのか!という新境地・JPOP祭り、2階客席降り下級生の笑顔のキラキラと爽やかな香り、うーちゃんの余裕感と靡く黒髪、今回も楽しかったです。2階A席最上手、大好き席です。手を一回出すとハイタッチの波が襲い掛かってきて、手を引っ込める余裕もないです。嬉しい!

7月になれば雪組も開幕するので、雪組を心の支えに生き抜きたいと思います!

新国ライモンダを見た

バレエのドクターストップが解除されて、やっとバレエを見ても楽しく見れるようになったので新国のライモンダを見てきました!

新国は、U24でいただける席がとっても見やすくて大学帰りにも寄りやすくて、なによりも踊りが好みです。前回オペラパレスに行ったのは東バの『KABUKI』かな、ちょっと久しぶりです。そもそもバレエがドクターストップになってからかなりバレエを見ると精神的によくなかったので、バレエすらくるみぶりという感じだったのですが。

ライモンダ、三大バレエでもないしバレエ知らない人はほとんど知らない演目だと思います。そもそも日本ではあまり上演されず、コンクールでバリエーションばかりが踊られる作品です。なんてったって主役のライモンダは全然毛色の違うバリエーションを作中で5回も踊ります。

バレエは基本的にお伽話が多くて、妖精とかお姫様とかがメインキャラクターです。眠れる森の美女とか白鳥の湖とかシンデレラとか。有名なものは特に。人間が人間のまま出てくるのは海賊、ラ・バヤデール、ドン・キホーテ(でもこれも二幕は森の中のプリンセスに変身するので微妙)ライモンダとかになるんでしょうか。いやまあ、ライモンダもプリンセスなんだけどさ…

てなわけで、時間とチケットがある全幕レア演目ということで行ってきました。今まで全幕を見たことはなかったのですが、中世の陽キャプリンセスの話かつ人間臭くて、一番お気に入りのバレエになるという事態。自分でもびっくり。

ライモンダの具体的な年齢は明らかになっていないのですが、これから結婚する相手が戦地に赴き、ライモンダが彼氏のことを夢見るのが一幕です。最近コンクール衣装が作品とかけ離れて夢かわ♡になりつつある夢の場のバリエーションも一幕で踊られます。まー、この一幕でも女友達とその彼氏と仲良くしててさ、両親からも寵愛されてさ、イケメン彼氏がいてさ、彼女自身もまっすぐでさ、可愛げもあるのにしっかりしてそうでさ、完璧じゃん…と中世のお姫様相手に私は負けを悟りました。多分19歳ぐらいから22歳ぐらいかなと見ていて思いました、同世代ですね。

二幕はライモンダを狙う地元の有力者(アンドレ2世)に求婚されて、嫌がっていたら彼氏(ジャン・ド・ブリエンヌ)が返ってきて、取っ組み合いになった彼氏が、結局有力者を殺しちゃって、その事実にびっくりして、盲目的に信じていた彼氏と本当に結婚していいんだろうか…みたいになるライモンダが魅力的です。バレエの中のヒロインは基本的に本当にキャラが弱いというか、プロットの中にあるキャラクターの感情が単一的で、それはもちろんお伽話だから否定する気はないし、台詞の無い舞踊劇がバレエなので、設定が細かくしすぎても伝わりにくいものになるし、それでいいとは思っているのですが、やっぱり人間の物語はそれなりに矛盾した感情を持っているようなことがあっても良いのではないかと思うんですよね~。ライモンダはその点、ライモンダの中の揺らぎが描かれていて、台詞なくともその様子が伝わってきてすごく良かったです。柴山さんのライモンダからは、可憐さと優美さを兼ね備えつつも、まだ大人の重厚さみたいなものは完成しきっていない大人になる途中のライモンダが結婚というイベントを通して大人になる覚悟を持つ、というのが強く伝わってきました。バレエでこんなシーンが見れると思ってなくて、かなり雷に打たれた感!!

二幕全体としては、アラブチックな世界が広がっているのも特徴だと思います。様々な踊りが繰り広げられてエネルギッシュなものが多く、とても楽しく見れます。私は特にスペインの踊りが好きです。ゆったりと気品ある音の中にエネルギーがこもっていて、衣装も素敵で、スカートの翻しが綺麗になるような振付が生きていることが多くて、素敵だ!!となります。そして、ライモンダは二幕でも友人たちに囲まれて、みんなに愛されているのがよく伝わってきて、いい奴なんだろうな~などと思ったりしました。

あとは、彼氏が帰ってきたときに、彼氏の登場が今回は白い衣装でマントの動きが綺麗だったことも相まり、王子~~!!となりました。マジで王子。なんだあの登場。ずるいだろ井澤王子…

三幕はライモンダとブリエンヌの結婚式の場面で、華やかで気品たっぷりなのが素敵です。有名でよく上演されるグラン・パ・クラシックも三幕の中です。

三幕のライモンダのバリエーションは、重厚感たっぷりに、そこだけ見るとライモンダってめちゃくちゃ大人なんだな~という解釈を持つ踊り方をする人が多い踊りだといままで思っていました。音も振付もかなり大人っぽくて、落ち着いているので、その解釈を持つように踊るのも納得していました。バレエの真ん中の三幕の踊りにしてはあんまり笑わないし。

今回初めて全幕で見てみると、ライモンダの大人になる決意のような、少女時代に別れを告げるような踊りだと感じて、もっと軽やかに、少女が思う大人の女性像を表現するのが一番近いのかなと思いました。柴山さんのこのバリエーションの表現が本当に理想的だなと思いました。5回もあるバリエーション、一幕の夢の場だけが少し時間軸がまた違うものですが、残りの四つはライモンダという1人の少女の成長過程が描かれているのではないかと思いました。

すっかり虜になった私は、ライモンダ踊るまではバレエやめません宣言を先生にしてしまったので、時間を縫ってちゃんとレッスンに通いたいとおもいます…

ライモンダ、グラズノフの音楽も、今回のロイヤルブルーが基調の衣装も本当によかった!!!

東西問わず、私は中世の女性がかなり好きなのでは…と授業をたくさん受ける色んなものを見る中で最近思い始めました。ライモンダも中世の女性!!強くて華やかさも感じさせる中世の女性たち。本当に中世の女性がいろんなことに直向きに色んなことに向き合っていたことを知るたびにキラキラしてるな~って思います。仕事も生活も、愚痴をこぼしながら、時に不安でいっぱいになりながら、プライドも出しながら、自分らしさを垣間見させながら文章には素直な感じなのが愛おしくて、ありがとう文学…。前期の授業は女性文学ばかりで、女性文学やっぱ面白いな!?となっていて、谷崎…と言いまくっていた高校の頃の私はどこに…。あとは最近、観劇しかしてない生活で良いのかと悶々と(なんかみんなガクチカとか言ってるし)してたら、エンタメ好きすぎてサードプレイスにして、まとまめたら後世に大感謝されるごっしーを知って、エンタメオタク、胸を張って生きようと思えました。

最近おいしかったおやつは虎屋の珈琲羊羹で、聞いている曲はラヴェルのピアノ協奏曲2楽章です。

では。