北海道グルメの旅

こんにちは!ましろです。

今日は念願の北海道に行ってきた話をしたいと思います。とにかく食べてばっかりでお腹がはち切れそうな旅でした。

グルメの前に少しだけ旭山動物園と青い池についてお話したいと思います。
この動物園では動物本来の姿を観察できるということで、上、横、下と色んな角度から見られるようになっています。そして一番印象的だったのはカバでした。カバって泳ぐんです!知っていましたか?前前後ろ後ろと器用に足を使って壁や床を蹴ります。巨大な体で迫力があり、悠々と泳ぐ姿は空を飛んでいるようでした。下からは皮膚の穴やシワ、蹄や足の裏までしっかりと見ることができました。

青い池は川と温泉が混じることでこの色になるそうで本当に青くて驚きました。青い池に白いカラマツ、後ろには緑の山が見え、池には空が映っており、非常に美しかったです。行く道中も自然が広がっていてなんだかのびのびとした気持ちになりました。

さて、すぐにグルメの話になるのですが、北海道ではウニ丼、ほっけ、刺身、ジンギスカン、スープカレー、ザンギ、ラーメン、締めパフェなどを食べました。

私は北海道でしか食べられないようなものが食べたい!と思って鮮度的に本州では食べられないものを調べました。それがほっけと八角です。
1日目は三角市場に行ってお昼を食べたのですが、ほっけの美味しいこと!ほっけは干物しか出回っていないのでぜひとも生のまま焼いたほっけを食べたい!ということで頼んだところ、ジュウジュウと焼きたてのほっけが目の前にでてきました。食べると、身の柔らかいこと!ほぐれるほぐれる!箸で掴もうとすると落としそうになるくらい身が柔らかく油ものっていました。八角という魚はカクカクとしていて口が尖っており、ヒレは広がるようになっていました。尖っているのかと思いきや水風船のようで柔らかかったです。刺身はとがった菱形のように切られて出てきました。味はタイのようで甘く噛みごたえがあり、美味しかったです。ウニ丼は甘みとうまみがあり、美味しかったのですが、ウニがすぐになくなってしまったのが残念でした。

2日目はジンギスカンを食べました。羊の肉は味にクセがあると聞いていたので大丈夫かなとドキドキしながら食べました。ジンギスカン鍋と聞いたら思い浮かぶあの湾曲した鍋の頂点に油をおき、下に野菜を置き、中間地点に肉を置きます。私が食べた店ではタレはあっさりめでした。肉はミディアムレアでも食べられるということで、外側は焼き目をつけて、柔らかいまま食べるのが美味しかったです。マトンは頼まずラムなどを頼んだからか臭みも感じず、パクパクと食べることができました。羊は脂があっさりとしていていくらでも食べられそうでした。店員さんオススメのタン塩もとても美味しかったです。
その後、締めパフェを食べにいきました。北海道では締めにパフェを食べると話題になっていたときに是非行ってみたいと思っていました。調べていると、観光客しか行かないなんて話もでできましたが、とりあえず行ってみることにしました。
店に入ると、テーブルに映像が映されており、私のほうに金魚が泳いできます。しばらくすると、模様が変わってくのが面白かったです。
パフェを待っていると、地元のサラリーマンたちが締めパフェは初めてと言いながらワイワイ話していました。一応締めパフェというものはあるけれど、当たり前ではないようでした。
でできたパフェは、丸くて薄いものがのっており、食べるとカリッとしていてナッツの味がしました。そして、アイスの美味しいこと!ピスタチオは 香ばしく優しい味がし、キャラメルは苦みが効いていて甘みが口に広がり、奥の深い味がしました。上にのっている塩と一緒に食べるとより味がひき立ちました。一層目はピンクのカシスムースで酸味が爽やかでした。2層目は白くミルクの味がして甘みとうまみがあります。3層目はジュレになっていてりんごのような味がしました。とにかくアイスが美味しく、もう一度食べたいと思うパフェでした。

3日目は時計台を見た後、近くのスープカレー屋さんでお昼を食べました。出てくると量がとにかく多い!肉の種類と野菜の種類、スープの種類、辛さとご飯の種類を選ぶことができ、私はザンギと9種類の野菜(大根、ナス、揚げごぼう、ピーマン、キャベツ、人参、蓮根、カボチャ、ジャガイモ)スープはMIX(羊、煮干し、鶏トマト、ココナッツMIX  )にしました。グツグツとしたまま鍋が置かれ、スパイシーな香りが漂います。ザンギは一応唐揚げと違うらしいのでその違いを確かめたいと思っていました。粉がたくさんはたいてあるのかきめ細やかな衣でカリカリしていて美味しかったです。スープはMIXというだけあって味に深みがあり、煮干しの主張が強めでココナッツが味をまろやかにしていました。スパイシーで出汁が効いていて野菜たっぷりで美味しかったです。食べ終わると温かさとスパイスでお腹がポカポカしました。
その後空港ではソフトクリームにパンロールとラーメンを食べました。

お腹いっぱいで空からの景色も美しく大満足の旅となりました。北海道は広く、まだまだ行けてないところや食べられていないものもあるので是非また行きたいです。

以上ましろでした。

燕子花

こんにちは!ましろです。

この間、ニュースを聞くまで梅雨の存在を忘れていました。あまりにも暑さすぎてもうこのまま温度が上がっていくばかりだな〜なんて思ってました。

尾形光琳の「燕子花図屏風」。皆さんも歴史の資料集などで一度は見たことがあるのではないでしょうか。実際に作品をどこで見ることができるかというと根津美術館です。表参道駅が最寄駅で渋谷駅からもちょっと頑張って20分ほど歩けば行くことができます。

この作品は、燕子花が咲く頃に飾られます。今年は4/13〜5/12が展覧会の期間でした。以前、根津美術館で着物の模様の展示を見たときに燕子花図屏風を所蔵していると知って絶対に見たいと思っていたのでやっと念願が叶いました。ちなみに予約する必要があったので時期が近くなったらホームページをチェックしてみてくださいね。

この美術館にはお庭があり、先が見えないような入り組んだ緑の中、石段を歩いていくつくりになっています。杜若の見頃は5月の上旬です。庭園の水辺には燕子花が生えており、まっすぐと伸びる葉と柔らかな花、緑と紫のコントラストがとても綺麗でした。庭園にはカフェもあり、ここから燕子花は見えないのですが、木々に囲まれながら食事することもできます。

燕子花図屏風は、金の屏風に青や藍の鮮やかな色で表現されていました。花びら一枚一枚の色の違いや葉が少し枯れているところまでしっかり見ることができました。

他に興味深かった作品が「扇面歌意絵巻」です。絵巻の扇に模様として絵が描かれており、隣に書かれている歌を絵で表現しています。私は文字だけで理解しようとするとあまり頭に入ってこないことがあるので絵とセットで歌を見ることで情景が想像できて良かったです。他にも四季の花が描かれた屏風や桜が描かれた襖があり、とても綺麗でした。

是非一度行ってみてくださいね。以上ましろでした。




イチオシ

こんにちは!お久しぶりです。ましろです。

この間、紅葉を見に九品仏浄真寺に行って来ました。やっと紅葉を見られて気分は上々です。
この「九品仏」ですが、名前の通り仏が9種類いらっしゃいます。私はこのお寺を大学の授業で知りました。日本文化史2といって仏像を扱う授業です。(年度により授業が違うこともあります。)
仏像について知れて、先生の話し方に癒されるのでおススメです。
人は生前の行いによって9つにわけられます。そしてそれぞれに仏がいらっしゃいます。この9種類を同時に見られることは中々ないです。行くときにはポーズが違うことに注目してくださいね。




そして、今回は、私がハマっている漫画『葬送のフリーレン』を紹介したいと思います。

これはもう全人類に読んで欲しい漫画です。独特でクセになるテンポで話が進み、キャラが魅力的で、考えさせられつつも、ほっこりして元気づけられる漫画です。話やキャラがめちゃくちゃ良いので言いたいのですが、ネタバレになってはいけないので、ここがすごい!びっくりした!というところを構成を中心に紹介します。

この話は魔王を倒した勇者たちの後日譚です。主人公は勇者パーティーの1員のエルフです。会話やちょっとした回想から魔王率いる魔族たちとの闘いとその道中が明らかになっていきます。普通はいかにして魔王を倒すかが描かれると思うので、倒した後の世界というのは新しいパターンでびっくりしました。
この作品は漫画ですが、私は小説を読んでいる気持ちになります。主人公は長寿のエルフで人と比べて時間感覚が乏しいです。そのためか魔王を倒した後の50年間の描写は1ページ半しかないんです!けれど、文字のない1ページ半に描かれている絵のコマを見ると、人助けをしたり、鉱石を発見したり、ドジなことをしていたりと主人公の様子がわかります。こんな風に文字を使わず、絵で時間経過が表現されることがよくあります。また、話が淡々と進みます。例えば、バトル漫画だと敵と闘うときに効果音や効果線が使われて何冊も使って描写することがありますよね。けれど、この物語では少ないときだと1コマの絵だけで表現されます。絵だけで話を理解するのが小説の文章を読む感覚と似ているように思います。独特なテンポで進むことでエルフである主人公の時間感覚、たわいない日常を表しているようにも感じます。

ストーリーとキャラのことも少し言っちゃうと、人間の特性、魔族の特性、エルフの特性などが描かれ、それぞれの種族の強さと弱さが描かれます。種族はもちろん個人にも特性があり、そこに強さの根源があります。根源を知ると登場人物が好きになります。もちろんどのキャラもとっても魅力的なのですが、1番を選べと言われたらやはり勇者ヒンメルです。登場するたびにかっこよさが増していくなんてことがあっていいんでしょうか。かっこよさを事細かに説明したい!エピソードを語りたい!でもネタバレはできない。どうすればいいんでしょう…。
ナルシストで勇者が勇者で泣きぼくろが素敵で愛情深いことだけ伝えておきます。魅力を知ってもらうには読んでもらうしかないです。みなさんぜひ読んでください。

『葬送のフリーレン』は、全ての回が神回で伏線があって何度も読み返したくなります。
このブログを見て、読んでみようかなと思っていただけたら嬉しいです。
ちなみに現在アニメも放送中です。とっても素敵なので、こちらもぜひ見てください。

以上、ましろでした。

きっかけ

こんにちは!ましろです。

一昨日、大学の階段をぼーっと歩いていたら最後の一段で捻挫をしてしまいました。まさか、こんなところでという場所で捻ってショックを受けています。その日のうちに冷却と圧迫をして、翌日は休みでほぼ動かなかったので今はだいぶ良くなりました。


10月後半のお話になりますが、ミュージカル、『エリザベート』を観てきました。私がミュージカルにハマるきっかけとなったこの作品。3年前から10作品以上観ました。前回とは違う出演者の方もいて、演出も少し変わっています。それでも、改めて、『エリザベート』が1番好きだなと思いました。
最初の時、何故ハマったのか改めて考えてみると、テレビや動画では分からない、舞台ならではの生の良さを知ったからだと思います。映像にはのらない声の響きや厚みがあり、衣装や演出、ストーリーがあってこその歌でした。包まれるような音圧、集団心理の恐怖、心からの叫びに感情が揺さぶられました。場面ごとに変わるドレス。鏡が使われた美しいセット。この世の者ではない役の実態のつかめなさや、その影のダンサー達。人間の老け具合。人が上から登場したり、客席を通ったり、(コロナのため今回はなかったですが)記念品をばら撒いたり。客席は手拍子をして一体感がありました。

エリザベートの良さについて考えてみると、曲、衣装、世界観が思いつきます。最初に見た時、数曲は予習して聞いていましたが、物語が展開する中で歌われることでやっと正解を知る感覚でした。歌番組で歌われない有名ではない曲やオーケストラの演奏も素敵でした。ミュージカルは、同じメロディーでも楽器や転調、テンポで雰囲気を変えたり、違う人が違う歌詞を歌ったりします。同じものを少し変えて繰り返すことで音楽にストーリー性が生まれ、一つの世界観ができるように思います。この世と隣り合って日常に潜み込んでいるあの世も好きです。衣装は宮廷の物語ですからドレスだらけでとにかく華やかで見ているだけで楽しいです。

まだまだ好きなところはたくさんあるのですが、ネタバレをしてしまいそうなのでこれくらいにしておきます。

ここまで熱く語っておいてなんですが、今からエリザベートのチケットをとるのは難しいと思われます。もし、ミュージカルを観てみたいけれど、何が良いか分からないという方には劇団四季のアラジンがおすすめです。ジニーが盛り上げてくれて、魔法がたくさん使われるのでワクワクします!『ホール・ニュー・ワールド』などの聞き馴染みのある曲もありますよ。

以上ましろでした。

長生き📚

こんにちは!ましろです。
今日は暑かったですね。もう11月になってしまってビックリしています。

2日前は、ハロウィンでしたね。
日本女子大学では焼き立てパンが大人気です。28日、31日限定のパンが2つあってゲットするのに苦労しました。チョコタルトは、チョコ味のタルト生地の中にとろけるチョコレートが入っていて、上に蜘蛛の巣や骸骨の絵が書かれています。ミイラパイは、ザクザクのチョコパイの中にチョコがはいっていて、ザラメが上にびっしりかかっています。パイの隙間にチョコで目がついていて、グルグル巻きにされたミイラのようです。とってもおいしかったので来年もゲットしたいです。



今日は授業で江戸時代の古本の修復作業をしました。紙を綴じている糸をかけ直す作業です。手順は、①本をクリップで挟む ②錐、もしくは専用の器械で3〜4mmほどの穴を4箇所空ける ③糸を針に通して穴に通していく ④最後に片結びをして糸を切り、穴に結び目を押し込む 以上で完成です。穴や糸は年月が経つとどんどん小さくなっていくそうで、100年保つそうです。そして、また100年後には新しい糸で綴じます。本は長生きですね。昔の資料に触れ、それを次の世代に繋げていくと思うとワクワクしませんか。

本の歴史を感じた後、資料が保存されている場所、国立国会図書館に行きました。今は平日は予約なしで入館することができます。初めての利用だったので、まずは利用者登録をし、その後ロッカーに荷物を預けました。持ち込む物に制限があったり、本が並んでいなかったり、貸出が禁止だったりと普段使っている図書館とは全く違って面白かったです。本を読みたいときにはパソコンから探して申し込みをします。30分程度かかるとあったのですが、空いていたのか5分ちょっとで到着しました。ちなみに到着しているかはパソコンの画面から確認できます。
一気には申し込まなかったのですが、カウンターに受け取りに行くと、人ごとに管理されていました。図書館員の方が本を持ってきたり、仕分けをしたり、受取の対応をしたりと常に動いてテキパキと作業されていました。

本を持ち帰ることはできませんが、コピーをして内容を持ち帰ることはできます。
コピーをするには複写申し込みをして、コピーしてもらうページ数を書き、栞を挟みます。複写申し込みの時間が18時までと短いので間に合うか心配でしたが、無事、目的のページを印刷してもらうことができました。

日本女子大学からは、護国寺駅から永田町の5駅電車、徒歩5分で着きます。資料が豊富で、インターネットから閲覧できるものもあります。とっても便利なので、ぜひ早めに利用者登録をすることをおすすめします。

以上ましろでした。

念願の

こんにちは!ましろです。
今日は急激に寒くなりましたね。昼食には食堂でフォーを食べました。麺にしっかり味がついていて、パクチーの風味もあり、とても美味しかったです!今週は、WORLDフェア中で、世界の食事がメニューになっています。中でも1番のオススメはタンドリーチキンです。スパイスが食欲をそそります。受験生の方も来年売っていたらぜひ食べてみてください。

今週は、念願のコキアの紅葉を見に、茨城へ行ってきました!植物の紅葉ってニュースで取り上げらて、見に行きたいと思った時にはいつも終わってるんです。今年こそは、と早めに予定を立てました。最初は、電車で行こうと思っていたのですが、時間はかかるしお金もかかる。ということで、バスツアーで行くことにしました。

私が選んだのは、コキア、果物狩、アウトレットというコースです。当日は、シートの座り心地が良く、バスガイドさんの解説付きで、地名の由来や歴史まで知ることができました。サービスエリアでは、芋系のお菓子を買いました。芋きんつばは、とっても美味しかったです。


少し渋滞はありましたが、無事ひたちなか公園に着きました。まずは、お目当てのコキア!と思いましたが、お腹が空いたので屋台で買うことにします。どうせなら茨城でしか食べられないようなものがいいな。ということで常陸牛の牛すじ煮込みを買いました。持参のおにぎりも一緒に食べます。視界の端でコキアを見られるとこで食べました。
腹ごしらえが終わり、コキアのある見晴らしの丘を登ります。下に生えてるコキアも可愛かったです。登ると株によって少しずつ色が違います。可愛いコキアはもちろん、ちょっとワイルドなコキアもいます。丘にはコキアだけでなくコスモスも咲いていました。こんな綺麗なコスモス見たことがないというくらい、美しいものもありました。コスモスと海、昔の村とコキアなど周りのロケーションも最高でした。



この後はバスに戻り、柿狩りに向かいます。美味しい柿の見分け方は、果実の色が濃く、葉っぱが実にぴったりとくっついていることです。とるときは、同じ方向にクルクルと回します。まだ固かったり、熟れすぎて虫に食われてしまっていたりして食べ頃の柿を見つけるのは難しかったです。食べるときは自分で包丁を使って皮を剥きます。立ったままムシャムシャ食べるのでお猿さんになった気分でした。持ち帰り用の柿もとりました。この柿は、まだ家にあって、熟れるのを待ってから食べます!
その後はアウトレットに行きました。半年ぶりくらいのアウトレットでした。買いたかった服も買えたので満足です!

念願のコキアの紅葉を見られてとっても楽しかったです。今度はもみぢの紅葉を見たいと思っています。
以上ましろでした。



LIVE

こんにちは!ましろです。

最近は、歩いていると金木犀の香りがして、秋を感じます。
皆さんはどんな時に秋を感じますか?

今日は、図らずも3日間のうち、2回も水道橋駅に行った話です。

1回目
人生初の東京ドームでした!(人生初LIVEでもありました。)
よく、敷地の広さを表すのに東京ドーム○○個分と聞きますよね。でも、実際に行ったことのある人ってどのくらいいるんでしょう?私は大学2年生にしてやっと広さをイメージすることができるようになりました。右の方の席だったのですが、舞台セットが見たくて端から端まで歩きました。歩くのに15分はかかったのではないかと思います。LIVEが始まって歌手が歌い始めても広すぎて豆粒より小さいくらい。せっかく右側の方に来てくれても最初は中々気づくことができませんでした。でも、独特の高揚感と生で聞けているという嬉しさ、一貫した世界観はとても楽しかったです。

2回目
宝生能楽堂に行きました。能の授業で (日文選択科目です。おススメ!) 教えに来てくださった講師の方が出演されるということで、これは行くしかないと思って見に行きました。
子供として前半に出られる時も龍神として後半に出られる時にも面をつけて顔が一切見えない状態です。(存じ上げているはずなのに佇む姿は別人のようでした。)子供のときのあどけない雰囲気と龍の気迫の違いには圧倒されました。面をつけて視界が狭い中、舞台上を素早く動くので、人とぶつかったり、落ちてしまったりしないのかドキドキしました。ドキドキして目が離せない中、回転は安定していてスリルと安心感を同時に味わう不思議な体験でした。
狂言は、仏師でした。これは、一度見たことがあったのですが、使う面が違って演者の違いを感じることができました。狂言はまだ二つしか見たことがないのですが、仏師はかなり盛り上がる演目だと思いました。
夜討曽我は、最後の演目でした。激しいものが3番目に演じられるようです。大立ち回りがあり、能のイメージがガラッと変わりました。立った状態から胡座をかいたり、全宙して背中で着地したり、人を一瞬踏んづけたりとスピード感がありました。
これまで観たことがある演目は、終わりが近づくことが分かりました。最後は演者の方もゆっくりゆっくりと退場していきます。しかし、今回は、シテが連れ去られて退場していて、拍手を忘れるほどびっくりしました。

こんな風に水道橋駅に2回行ったのですが、伝統芸能が演じられる能楽堂とLIVE会場にもなっている東京ドームが非常に近いことに面白さを感じました。
現代の私たちは、今の能が昔からあったと考えてしまいがちですが、昔の能は今でいうLIVEのようなものだったそうです。能はいつの間にか格式高いものだと認識されるようなっていったんですね。
時代によって認識がこんなにも変わるのは面白いと思いませんか。


以上ましろでした。

旅行

こんにちは。ましろです。
大学生は、まだ夏休み。ということで、遊びの予定もまだまだあります。

京都に旅行に行ってきました。京都では、道が碁盤の目になっているので、いつも道に迷う私でも目的地にたどり着けるのが嬉しいところです。通りの名前を見つけて、方向さえ間違えなければ、着けるので!

そんな私が行ったのは、二条城と嵐山です。
二条城は、以前行ったことはあったのですが、もう一度訪れたかった場所です。障壁画、天井、欄間など至る所に芸術が溢れているからです。区画ごとに違う花や生き物が描かれていて、360度見たくなってしまい、目が忙しいです。今回は、じっくりと眺めることができて満足でした。表が花で裏が孔雀の欄間は、片方だけでもすごいのに、裏と表で違う意匠にしていることに驚きました。また、間取りを地図を見ながらゆっくりと確認して、将軍と謁見するのを待つ間や、政権をかえすときにどのような気持ちだったのだろうと当時に思いを馳せました。

嵐山では、とにかく食べ歩きをしました。一分間が消費期限のたい焼きや、落ちないソフトクリームなど非常に面白いものを食べました。そして、よーじやでハンドクリームと口紅を買いました。よーじやといえば、あぶらとり紙でご存じの方も多いのではないでしょうか。カフェも人気ですよね。私が買ったハンドクリームは、銀木犀の香りです。あまり見かけたことがない香りですよね。店内がいい匂いで、元々銀木犀の香りが好きだったこともあって買いました。そして、口紅!口紅は、なかなか自分に合うものを見つけることができず、ずっと困っていました。リップを塗ってから口紅をつけても、1日つけていると、皮がポロポロと剥がれてしまって困っていたんです。よーじやの口紅は良さそうだし、色が可愛かったので、買ってみました。結果としては、思っていたより色づきは薄かったものの、唇が荒れることなく使えました。他の色も買ってみたいなんて思いました。運命の口紅を探す道のりはまだまだ遠そうです。

なんだかぐちゃぐちゃに書いてしまいましたが、旅行に行けて、楽しかったです。

以上ましろでした。

本の世界

こんにちは! ましろです。
アイスを1日に何回も食べたくなってしまうほど暑いですね。
一昨日、本を読みました。

久しぶりに本の世界にどっぷりと浸かってとても幸せでした。読んだ本は、原田マハさんの『暗幕のゲルニカ』です。このお話は、ピカソが描いた『ゲルニカ』を中心に過去と現在を行き来しながら話が進んでいきます。人が信念を持ち、生き生きとしていました。何が事実で何がフィクションなのか分からなくなるくらい。それぞれの人物が人生をかけて成し遂げようとする気持ちの熱さに触れ、私の心も奮い立つようでした。

モノクロームで描かれた人々や動物が叫び、逃げまどっている。本の表紙の絵を見るだけでは不思議で不気味に感じましたが、本を読むことで何が描かれているのか知ることができました。無差別に市民が攻撃された空爆の様子です。

そして、それをきっかけにピカソの『ゲルニカ』を見に行きました。本物は、スペインにあるので、私が見たのは、8K技術を使って大きなモニターに絵を映したものです。じっくり見ていくと、ねじれている体の向きや表情がよくわかりました。顎を上にあげ、叫んでいる。馬も鳥も人間も叫んでいる。窓から手を伸ばしても、どこに走っても逃げ場はない。そんな風に感じました。
8K技術のおかげでとても細かいところまで観ることができました。牛の下書きの目が残っているところや、色の微かな違い、経年劣化からか皹のような盛り上がりがあるところまで。

じっくり見れば気づくことがたくさんありました。一方で、分からない気持にもなりました。どこからどこが人間の体で、どこからどこが馬の脚なのか。そもそも胴体は描かれているのか。何度観ても分かりませんでした。結局、私は、分かることは諦めてそのまま帰ってきてしまいました。でも、こうも思いました。空爆されたとき、そこにいた人は、何が何だかわからなくなった。それに、分らないことは、人の興味を惹きつける。人に考えさせるきっかけを与える。あの絵は私の心に残ったまま。ピカソに問いかけられているような気がします。

本を読んで、新たなことを知り、自分の目で見ると、世界が広がったように思います。新たな問や考えが自分の中で生まれます。最近少し離れていたけれど、やっぱり本の世界が好きだし、これからも惹かれ続けるのだろうと思いました。

それではまた。以上ましろでした。

コロナ

こんにちは。ましろです。
もう夏休みの季節ですね。楽しみにしていることが沢山あるんじゃないでしょうか。それとも勉強三昧ですかね。夏は踏ん張りどきですからね。どちらにせよコロナにはお気をつけください。


今日は、コロナに罹ったことをお話ししたいと思います。最近感染者数が増えていますよね。過去最高だと聞いてもどこか遠いことのように感じていました。でも、どう思っていようが罹ってしまうのは一瞬です。

罹る2日前から喉が痛い気はしていました。しかし、コロナ関係なくあることだしと気を強く持とうとしていました。濃厚接触者に既になっていたこともあり、罹ってしまったかもしれないと思いつつ罹らないと信じたかったんですね。出かける予定もありましたし。体温を計っても毎回平熱だったのですが、なんだかだるい気がして1時間くらい寝た後、体温を計ったら38.1度の熱で驚きました。五年間くらいこんなに高熱だったことがなかったので。
インフルになった時も37度いくかいかないくらいでものすごく症状が軽かったんですね。風邪もひかない体質ですし。勝手に罹ったとしても症状は軽いかな。病は気からと聞くし、頑張っていこうと思っていました。

抗原検査キットは幸い承認されているものを既に買っていたため、それによってすぐに判定することができました。15分ほどで判定ができるものですぐに陽性という結果を見ることができました。罹ったことを学校Googleフォームで連絡した後は、熱を見てこれはもう一回寝るしかないなと思ってとりあえず寝ました。初日は怠い気がするくらいの気分でそこまで辛くはなかったんです。喉が痛くて乾燥がずっと続くのは、辛かったですし、何度か夜中に起きたりはしましたけど。でも、鍋に水を入れて置いておいたり、マスクの中を湿らせたりと出来るだけ乾燥しないように気をつけることでだいぶ楽に過ごすことが出来ました。

初めは、病院に行こうとしていたのですが、感染者数が増えすぎて診察できるか怪しい状況でした。朝9時に電話して、予約が取れたら診察を受けられます。でも、たくさん電話はかかってくるので繋がるかどうか分からないと言われました。

そこで、回復日などを調べていると、自主療養というものがあると知りました。年齢的にも重症化するリスクが低いですし、いつ病院に行けるかも分からない。病院に行かないことで逼迫している医療の状況が少しでも良くなればという気持ちもありました。

自主療養するには届出が必要でした。これをコロナに罹っている状況でするのは結構辛かったです。検査キットに油性ペンで日付と名前を書いてパッケージと共に写真を撮らなくてはいけない項目もありました。父がこれを知らずに、検査キットを捨ててしまっていたため、写真を編集して書いたらなんと本当に認証がおりなかったので、もしする方がいたら気を付けてくださいね。

一番辛かったのは、かかってから2日目でした。頭がボーッとして、身体が重くてだるくて30秒と立っていられない感じでした。熱いのが辛い日でしたね。とにかく寝て過ごしました。
その次の日は、ものすごく痰が出ました。人ってこんなに痰が出るんだと思うくらい出てきて、身体が菌を出しているのだなと思いました。
2、3日目は、喉が痛くてダルくて固形物はとてもじゃないけれど口に入れられない気分でした。プリンを食べたり、ナスを炭火焼きにしたり、喉越しのいいものを食べました。
4日目からは熱が下がりました。菌を出したからでしょうね。でも、喉が痛くて乾燥感があるのは治りません。乾いた咳もまだ出ます。この咳や喉の痛さは、結構続くものなのかなと思います。喉は大分良くなりましたが、未だに乾いた咳はでるので。

私は、土日を挟んで、濃厚接触者になったこともあり、感染期間に人と会っていなかったのは幸いなことでした。家族が出掛けていたため、感染者二人で生活というのは、自分でご飯を用意しなくてはならなかった時もあって大変ではありました。

皆さんもコロナに備えて喉越しの良い食べものを準備することと、都道府県のコロナに罹った時の回復日と自主療養届の出し方を確認することをオススメします。コロナに罹ってから準備するとキツイので。

では、皆様もお気をつけて。以上ましろでした。