皆さん、こんばんは!ずきです。
10月25日は「リクエストの日」なのだそうです。1936年の10月25日に、ベルリンのドイツ放送局で世界初のラジオのリクエスト番組が始まったことにちなんで制定されたとのこと。ラジオでの「リクエスト」というと今では当たり前のように感じますが、どのようなことにも「始まり」があるのだと再認識させられました。
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さて、前回のブログでもお伝えしましたが、10月21日~23日にかけて、一人京都旅行に出掛けておりました。帰ってきたばかりのずきさん、何を語るのか。皆さんどうぞお楽しみに。 それでは、このコーナーに参りましょう!(?)
『思い出振り返り日記~!』
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さぁ、始まりました。『思い出振り返り日記。』のコーナー。私、ずきの旅行の様子についてお話していくコーナーです。慣れたような雰囲気で紹介していますが…何を隠そう、今回が初回です。慣れない形でのお届けで緊張していますが…良かったら最後までお付き合いくださいねっ!今回は「京都・下鴨神社編」と題してお送りしていきますよ~。今回の旅の最大の目的は、世界遺産・賀茂御祖神社(以降:下鴨神社)で開催の朗読劇『鴨の音(かものね)』の観劇です。それでは行ってみましょう~。
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まずは1日目。 朝9時半、東京駅発の新幹線に乗り、約2時間半で京都駅に到着した私。予約していた駅近くのホテルには15時チェックインでしたが、荷物を預かってもらうために早めに行ったところ、そのままチェックイン出来ました。 部屋は修学旅行で泊まる部屋のような、昭和な雰囲気漂う和室の部屋。5人ほどの大人数が泊まれそうな部屋に1人!でんぐり返しだって、ダンスだって堂々と出来てしまう広さです。部屋の鍵は最近ガチャガチャでも見かける、四角いアクリルキーホルダー付きっていう…あの長方形のキーホルダー、伝わります…かね…?
まあ、そんなわけで荷物を置いて、とても身軽になりました。ただ、1日目の朗読劇開演は19時。現在13時。まだ時間があります。『せっかく京都に来たから、観光したい!』となり、三十三間堂(蓮華王院)とその向かいにある京都国立博物館に行ってきました。 三十三間堂は、自分が行っていなかった10年の間で発掘や敷地内の整備が進んでいたり、京都国立博物館では特別展のために名品ギャラリー(平常展示)が休止していたりと、予想外の出来事に驚くこともありつつ、楽しんで来ました。
さて、そこからバスで移動し、会場である下鴨神社に到着です。会場物販で個人的にお目当てだった、公演台本と琥珀糖を購入!両方とも、観劇後のお楽しみですね。
現地での購入品(台本と琥珀糖)、鳥居の前にて
最近は日が暮れるのも早くなってまいりましたが、この日もあっという間に辺りが暗くなり、冷え込みが厳しくなりました。 よく考えてみたら、神社は普段17時ごろには閉場してしまうので、19時に神社に居られるなんて、なかなか無い経験ですよね。では、ここで(ラジオコーナーという設定は無視して)会場の雰囲気を写真でたっぷりお伝えします。
楼門の提灯ライトアップ
ご出演の声優の皆さんや関係者の方々、協賛の団体名が書かれた提灯の並びは圧巻です。昨年も訪れましたが、昨年よりも明らかに提灯の数が増えていました。写真には映っていませんが篝火も焚かれていて、温かさと幻想的な雰囲気が心地よかったです。 楼門をくぐってすぐ、正面にある「舞殿(ぶでん)」で朗読劇が繰り広げられます。
舞殿・1日目開演前に座席付近から
朗読劇の今年のサブタイトルは「恋詠歌林(れんえいかりん)」。毎年、下鴨神社に伝わる話や境内にある神社に絡めて話が展開しているのですが、今年は「恋の和歌」がテーマ。下鴨神社に関わりがあった式子内親王や藤原定家が物語に登場していました。
話の展開や人物の関係性は知識がないと少々難解な部分があったので、日本文学科で知識を身につけられて良かったと思いました。(ただ、忘れていることもあったので、ホテルで台本を読んで復習しておきました。)
物語は、時空を越えて紡がれる、心温まる恋のお話。 天気予報になかった小雨が降り、さっと上がったと思ったらどこからともなく風が吹く、という自然の演出もあって、声優さんの演技と神社の力を心ゆくまで楽しむことが出来ました。 心温まるお話の余韻に浸ろうと思いましたが、やはり屋外!小雨も降ったことで、とんでもなく寒い…!カイロ以外の防寒具をホテルに置いてきてしまったことを後悔しながら、その日は足早に会場を後にしました。
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2日目。 朗読劇の余韻に浸って起床。大変良い目覚めでございますが…。 起床時間、10時。 えっ。 10時ですよ、10時。いくら何でも遅すぎますね、反省。でも、ぐっすり寝ることが出来たので結果オーライ。 この日の予定は下鴨神社の散策だけ、何せ今回は1人旅!のんびり気ままに行動です。
楼門と秋空
そんなこんなで、正午頃に神社に到着。お昼の景色は、夜とはまた違った雰囲気ですよね。秋晴れの空に、楼門や鳥居の朱が映えていました。
昨年は月曜1限の授業があったために長く居られなかったので、今回は思う存分満喫してきましたよ。その様子をお伝えしましょう。
みずみくじ、結果は…
まずは、境内の御手洗池(みたらしいけ)で引いた「みずみくじ」。結果は…大吉!!!内容は上々でしたが、「願い事、油断すれば叶わず」とのことなので気をつけたいと思います。
参拝記念パネルと媛守(ひめまもり)
そして、こちら。参拝記念の顔出しパネル。声優ファンにとっては聖地のようなパネル。というのも、これまでの出演者の皆さん(全員ではありません)が、このパネルに顔出しで写真に映ってくださっているんです。昨年は見つけられなかったので、念願のご対面!記念に授かった「媛守」と共に記念撮影。
この神社のお守りとして有名なのが、この「媛守」と「彦守」、それから「鴨の音守」。是非参拝される際はお手に取ってみてください。お守りとの素敵な出会いがありますように…。
ここで1つ、後悔したこと。「みたらし団子」を食べ忘れたこと!「みたらし団子発祥の地」と言われている場所のみたらし団子…。散策の計画に入れることを失念しており、戻ってきてから思い出すという失態。来年の公演に行けそうだったら、リベンジします。
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さあ!公演2日目です。やはり演技は”生もの”でして、1日目と2日目で声優さんが演技を変えている箇所は勿論、今年は1日目と2日目で演出が変更になっていると感じた場面が幾つかありました。(台詞の抑揚の入れ方や台本にないアドリブ、台詞を読む役者さんの変更など)その違いを世界遺産の神社で楽しむことが出来たのも、贅沢な話です。
舞殿・2日目終演後に座席付近から
終演後の挨拶の際、声優の皆さんが楼門の上の方を指さして和やかに談笑されていたのですが、この日は1日目よりも綺麗に月が出ていました。ちなみに1日目は開演19時で、2日目は開演17時。2時間も違えば、月の位置も違いますよね。月の輝きと幻想的な会場の雰囲気、忘れられないものになりました。
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さて、ここで1曲。お届けしますのは……。あ!ラジオコーナーという(設定である)こと、「忘れてた」なんて言わないでくださいね……!
「朗読劇『鴨の音』第四夜~恋詠歌林~」のエンディングテーマ。藤井フミヤさんで「君に会えてよかった (2012 Album Mix)」です、どうぞ。 (藤井さん公式YouTubeチャンネルからのお届けですが、こちらはYouTube Music Premiumのメンバーの方のみ視聴可能とのことです。ご了承ください!)
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お届けいたしましたのは、藤井フミヤさんで「君に会えてよかった (2012 Album Mix)」でした。
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あっという間に、最終日の3日目です。行きと同じく、帰りも朝9時半の新幹線で帰りました。なぜなら、東京に戻ってきたら自宅に荷物を下ろしてそのまま大学に行くつもりだったから!12時頃に東京駅に着いて、家に帰って月曜4限(15時10分から)なら間に合うと思って予定を組んでいたんです。 しか~し!ここでまさかのアクシデント!新幹線の運転見合わせ……。ちょうどこの日、沿線で火災が発生し、一時運転見合わせになってしまったんです。幸い、1時間程度の遅れで済み、さらに大学の授業も先生の体調不良で対面からオンデマンド型に変更。計画よりものんびりした旅になりましたが、ある意味運が良かったのかもしれませんね。 そんなわけで、私の一人京都旅行は無事に終了したのでした――。
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…ということで、お送りしてきました『思い出振り返り日記。』 いかがだったでしょうか。そろそろ、お別れのお時間です。
藤井フミヤさんの「未完成タワー」をお聞きいただきながらのエンディングとなります。
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実はこの朗読劇『鴨の音』、ラジオ版も放送されています。毎週日曜日に声優の中井和哉さんと下野紘さんがパーソナリティーをされている番組です。
https://www.joqr.co.jp/qr/program/kamonone/
このブログは、『鴨の音』というコンテンツへのリスペクトを込めて書かせていただきました。気になる方は是非、チェックしてみてくださいね!前回も紹介しましたが、改めてリンクを貼っておきます。
https://www.kamonone.com/
今回はかなり長めに(おそらく過去最長で)お送りしましたが、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。 『思い出振り返り日記』。ここまでのお相手は、ずきでした。 それでは、また。