こんにちは!ちょっと歩いただけでも金木犀の香りがプンプンしてくるこの時期が大好きなあやがお送りします。家の玄関先に金木犀を植えているので、いつでも香りを楽しめます。好きな香りに囲まれながら、何をしようか…まずは、最近散らかりっぱなしだった自室の片付けに勤しみます〜笑
そして、推しである関西ジャニーズJr.のAぇ!groupが先日横浜で初の単独アリーナ公演を終えました!7月にイベントが予定されていたのですが、残念なことに全公演中止に。今年の夏に何かを開催することはもう難しいだろうと思っていたところ、急遽アリーナ公演が決まり、そのときはどれだけ喜んだか、、、🥰 初の単独アリーナの嬉しさを噛み締めている以上に、すでに次のステップへ全力で進もうとしているメンバーの姿が印象的な公演でした。しばらく余韻に浸ることになりそうです☀️!
さて、8月下旬に5日間ほど博物館学芸員の実習に参加してきたので、遅ればせながらそのお話をしていきたいと思います。内容はあまり事細かく話せないと思いますが、どうぞ最後までお付き合いください。
私がお世話になったのは、駒場にある日本近代文学館。学芸員資格の授業を受講している方はご存じでしょうが、3年次の時点で実習先の候補をいくつか決めて大学に提出しなければなりません。ただ、行きたいと思う館が必ず行けるわけではなく、まずは大学側からGOサインをいただかないといけませんし、館によって異なるものの実習の募集人数も決して多くはありません。私は近代文学専攻ではないのですが、授業で近代文学の面白さを知ることも多かったですし、文学館の役割がどういうものかを学びたかったため、日本近代文学館での実習を希望しました。コロナウイルスの影響で、開催は2年ぶりだったそう。また、募集人数も以前よりだいぶ減らしていたようなので、ご縁があったことに感謝しています。ちなみに、学芸員の資格取得に関わらず、一般の方や自身の研究に活かしたい学生も参加することができます。近代文学や文学館の設備に関心があって参加している大人の方、大学院生の方も多くいらっしゃいました。
実習は、基本的には講義形式。著名な先生方から、文学資料の活用の仕方を学び、かつ文学館所蔵の貴重な資料を特別に見せていただくという時間で、とにかく吸収することが多かったです。資料を用いてどういったアプローチができるのか、資料から何がわかるのか。研究の視野の幅が随分と広がる講義内容でした。資料と言っても、雑誌、新聞、書簡等の自筆資料、種類はいくつもあります。それぞれのアプローチの仕方を教えていただく機会は、大学の学部生の授業ではそこまでないでしょう。文学に対する向き合い方が変わりましたね。
また、書庫内の見学、資料の修理体験、現在行われている展示に関するお話など、近代文学館の職員の方からも様々なことを教えていただきました。「文学館が貴重な資料を保存・活用していくための役割をどう担っているのか。」実際に館に携わっている人から文学館の意義をお伺いすることができ、その仕事がいかに大変で大切なのかを考えるきっかけになりました。近代文学館の書庫は閉架書庫で利用者が入ることはできないので、見学させていただける機会なんてめったにありません。普段手に取ることのできない図書、雑誌、特に圧倒されたのは芥川龍之介が生前所蔵していた本が置かれていた書庫。本当に盛りだくさんな5日間でした。
実習の最後、修了証書をいただきました。それが学芸員としてのゴールではないというお言葉とともに。5日間の実習は、1分1秒が資格取得のために必要な時間でしたが、だからといって立派な学芸員になれるか、それは違うでしょう。資格取得のために励んでいる人が必ず学芸員になるかといえば、そうではないでしょうし、私も現時点でその予定はありません。しかし、貴重な機会、館のご厚意で作ってくださった時間を決して無駄にしないように。多くのことを吸収したからには、何らかの形で活用していきたいです。単位のため、資格のためにただ実習に参加するのではなく、どうかその経験から得たものを大事にしようという心持ちで、実習に参加すべきかと。偉そうですが、来年度以降実習に参加する方はそういったことも考えながら実習先を考えてほしいなと思います。
それでは!