こんばんは。
もう10月なんですね、全然気が付きませんでした。空模様も行き交う人々の服装も、まだまだ夏のようですね。教室はまだまだ冷房が効いていますし、銀杏の木はまだまだ青い。しかし、日だけは随分と短くなりましたね。
お店に入ればかぼちゃとさつまいもだらけ。どれもおいしそうです。ところどころ穴があいているようですが・・・おっとこれは食用ではないやつですね。ジャックオランタン。
今日はりんごと柿を買って帰りました。好みはふじりんごなのですが、今日はトキというりんごがたくさん置いてあったので、トキさんにしました。皮が黄緑色のものです。今晩のデザートはどちらにしましょうかね。
駅から家に向かって歩いて行き、エントランスの前にたどり着くと、隣のお家のお庭が何やら光り輝いています。暖かい山吹色の光が気になってしまったので近づいてみると、植木鉢に入ったそれほど大きくはないけど立派な木が電飾で彩られているのでした。クリスマスイルミネーションの先駆けかとも思いましが、よくよく見ればほんわりと照らされるカボチャやコウモリの形をしたかわいらしい飾りたち。お化け型の飾りは丸い頭とポンチョのようなひらひらとした胴体を持つ白い姿。それはまるで・・・まるでてるてる坊主のようでした。ティッシュペーパーを丸めて輪ゴムでくくり、マッキーでお顔を描いては若干にじんでじんわりとした表情をするのもご愛敬、窓辺の湿気などお構いなしのカーテンレールにぶら下げて明日の晴天を願う、あれです。運動会の前日に作る、あれです。形が本当に、てるてる坊主としか言いようがありません。とてもかわいいです。そしてこの、てるてるお化けの頭部には電球が入っているようで、輝くてるてるお化けが木の上でゆらりゆらりとしているのでした。山吹色の光はどうやらてるてるさんたちの頭から発せられていたようです。ダイソーの季節限定コーナーにあるようなリアルなゾンビのマスクもハロウィンらしくてよいですが、こういったかわいらしい電飾もまた、夜を彩るのにはうってつけですね。ご近所さんが植木にゾンビマスクを飾るようなお人でなくてよかった。光るゾンビは笑い飛ばせそうにない上に、夢の中で奇跡の再会を果たしてしまうかもしれませんからね。恐るべし。