○○の秋

皆さん、こんにちは!

1年で1番好きな季節、「(食欲の!)秋」の本格的な到来に喜びを隠しきれないももこです。

「秋」と言えば様々に「○○の秋」と称されますが、皆さんはどんな「○○の秋」がお好きですか?

「食欲の秋」「芸術の秋」「読書の秋」「スポーツの秋」「睡眠の秋」「実りの秋」「紅葉の秋」…など、いろいろな秋を思い浮かべたことでしょう。本日は皆さんが思い浮かべた「○○の秋」に1つ「映画の秋」を加えまして、映画にちなんだお話をしたいと思います。

先日、久しぶりに朝一番で映画館に駆け込み、「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」をひとりで鑑賞してきました。

ひとりで映画に行ったのがどれくらい久しぶりかと言うと、なんと10ヶ月ぶり!最後にひとり映画鑑賞をしてからもう1年近く経っているなんて…。取っておいた映画のチケットを確認しながら驚愕してしましました。(ちなみに最後に見たのは「ハンガーゲーム0」。興行的にはあまり振るわなかったらしいのですが、個人的にはとても好きな作品でした!)

ここだけの話、実家に帰省した時に何度か家族とは映画に行ってるんですけどね…。(ちなみに今年家族と見に行ったのは、「名探偵コナン 100万ドルの五稜星」、「インサイドヘッド2」、「もしも徳川家康が総理大臣になったら」、「ラストマイル」です。この中では「もし徳」が予想してたよりも面白かった気がします…。個人的には豊臣秀吉役の竹中直人さんがツボでした(笑))

家族や友人と映画に行くのも良いですが、それとはまた違った良さがあるのがひとり映画鑑賞です。気遣い無用、映画のお供に何を食べてもいい(大きいポップコーンを1人で食べられる)、じっくりと自分の中で内容を咀嚼することができる…。そんなところが私の性格に合っている気がします。

さて、それでは話を元に戻しまして、「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」のお話を…。

〈映画の簡単な紹介〉

前作から2年後を舞台にした今作は、主人公アーサーがジョーカーとしてのアイデンティティを深め、精神的な問題を抱える女性リー(ハーレイクイン)と共依存関係に陥る物語です。アーサーの内面の葛藤や過去のトラウマが明らかになり、社会の不平等や精神的健康問題がテーマとして描かれます。ダークな雰囲気の中に、ミュージカルテイストも盛り込まれており、アーサーの細かな変化が緊迫感をもって展開されていきます…。(byチャットGPT

今回の映画を見た率直な感想は「うん、難しすぎて私には訳が分からん!」でした(笑)。(映画の紹介をチャットGPT先生にお任せしたのも、内容が難しくて言葉にできなかったからです…)

最近ネトフリで1作目を見て面白かったので、2作目も…と思い映画館に向かったのですが、まだまだ私の理解が十分ではなかったようです。とにかく、難しかった!(日文生なのに「難しかった」としか言えない私の語彙力…。お恥ずかしいですが、それくらい訳が分からなかったのです)

あとは、自分の中でのジョーカー像とハーレイクイン像が、「スーサイド・スクワット」のジャレッド・レトとマーゴット・ロビーで定着してしまっていたのも原因かもしれません。今作のジョーカーとハーレイクインは、これまでにない新しい要素がたくさん付加された人物像に変えられていたので、違和感や抵抗感を覚えたのかも…。

とにもかくにも、「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」を理解できるようになるまでには、1作目の復習から入り、今作もあと4、5回は見ないといけないなぁという感じです。この映画を見た人と感想を言い合っても、1日では絶対言い尽くせないと思うほどの作品でした。

さて、朝早くから見に行った映画が不完全燃焼に終わったので、近くのBOOKOFFに立ち寄り、以前から気になっていた「シェイプ・オブ・ウォーター」という映画のDVDを手に入れて帰路につきました。

この映画は簡単に言うと「大人のおとぎ話」です。物語、世界観、出演されている俳優さんなど、全てに「素敵…」と感嘆してしまう感じ(個人的にはオクタヴィア・スペンサーという女優さんがとっても好きでした)。「ハリーポッター」や「ロードオブザリング」とは一味違う、美しいファンタジー映画でした。(ヴェネツィア国際映画祭、アカデミー賞、ゴールデングローブ賞などで数々の賞を受賞したのもうなずける!)

1日で映画2本を鑑賞できるなんて、何たる幸せか…。まさしく「映画の秋」にふさわしい1日だったと思います。皆さんも、秋の夜長にまったり映画鑑賞なんてどうでしょう。いつもとは違う非現実的な時間や空間を味わえるといいですね。

最後に、話は変わりますが、「東京コミコン2024」に私の推し俳優マッツ・ミケルセンが登壇することが決定しました!しかも!なんと!おマッツ(我が家では親しみを込めてこう呼んでいます)と「ファンタスティックビーストとダンブルドアの秘密」で共演したジュード・ロウと、ドラマ「ハンニバル」で共演したヒュー・ダンシーも登壇するそうではありませんか!

へ?じゃあ何か?マッツ・ミケルセンをジュード・ロウとヒュー・ダンシーが囲んだ三角関係が拝めるってことですか!?

とまぁ、激しい妄想を鼻息荒く書き綴ったところで、コミコンに参加するわけでもないのですがね…(多分、直接おマッツを目にしたら、私は溶けます。いや爆発するかも…)。ただめちゃくちゃ嬉しかったので、このハッピーをブログで発散させてください(笑)。

本日もお付き合いいただきありがとうございました!それでは、また!

On Your Mark

皆さん、こんにちは!

朝晩に秋の訪れを感じる時期になりました。それでも日中は暑いことが多いですね。

毎日着ていく服に悩む日々です…。半袖を着たら寒くて、長袖を着たら暑い。私は羽織り物を持っていくのが苦手な面倒くさがりの人間なので、トップス1枚で済む気候の日が恋しいです。

そういえば、この時期になるとコンビニのレジ横におでんブースが置かれますよね。お店に入るとお出汁の良いにおいがふわっと香って吸い込まれそうになります。でも、レジで「大根、ちくわ、こんにゃく、がんも、おつゆいっぱいで!」と言うのが恥ずかしい小心者の私は、これまでコンビニでおでんを買ったことがないんです…。

コンビニは1人暮らしの大学生の強い味方。私もとってもお世話になっております。そんなコンビニの冬場の売り上げに少しでも貢献できるように、今年こそはおでんを買うぞと意気込んでいる今日この頃です(大層な理由を付けていますが、ただ単におでんが食べたいだけ…)。

そんなこんなで、本日は、最近再放送されている「踊る大捜査線」を見て、刑事ドラマ熱が沸騰しているももこがお送りいたします(ちなみに私の推しキャラは、いかりや長介さん演じる「和久さん」です)。

先日、母が東京にやってきました。「みんなでつなごうリレーフェスティバル2024」に出場するためです。このリレーフェスは東京オリンピック2020の舞台であり、世界陸上2025の舞台となる国立競技場で開催される、誰でも気軽に参加できるリレーイベントです。母は大学の同級生たちと200歳以上リレー(400メートルリレー)に出ました。

以前、このブログでも書いたことがありますが、私の母は体育大出身のゴリゴリの体育会系女子。小学校1年生の時すでに、25メートルをビート板なしで泳ぎ切った伝説の持ち主で、中高ともに陸上部に所属していました。私は運動の「う」の字もできないくらいの人間なので、昔は母が体育大出身だとは口が裂けても言えませんでした(笑)。

母ももう50代後半。今でも元気で活発、その負けん気の強さには頭が下がります。

100メートルを走ってバトンを繋いだあとは、陸上界のレジェンド的存在のおじ様方(母が興奮して話してくれましたが、詳しくないのであまり分からなかった(笑))と写真撮影をしたり、同窓会に行って旧友たちと思い出話に花を咲かせたり、他大学のリレーチームの方々と親交を深めたり…。とっても楽しい1日だったようです。

私はふと、母のコミュニティーの広げ方や親交の深め方がすごいなぁと感じました。年を重ねても、内にこもることなく、恐れずに外へ外へと積極的に踏み出そうとする姿には尊敬の念を抱きます。

最近、自身のコニュニティーについて考えさせられること、反省することがあったので、母が東京に来てくれたことは思いがけず私の心の支えになりました。

さて、話は変わりますが、昨日中世自主ゼミにお邪魔させていただいた関係で、ブログ部で同じ学年の、わたさん、ののさん、さくらさんにお会いしました!みんな3・4限は空きコマだったので、ゆっくりと学食でお昼ご飯を食べ、ガールズトークで大いに盛り上がりました。ゼミの話、卒論の話、趣味の話、舞台の話などなど、200分の時間はあっという間…。

ブログ部員はあまり顔を合わせることがないので、同じ学年であっても授業がかぶらないとなかなか会えないんです(泣)。久しぶりにみなさんと直接お話ができて、本当に楽しかった!

今度は、あやめさん、ゆずきさんも誘ってブログ部3年生全員でご飯に行こうという話になりました。あやめさん、ゆずきさん、一緒にご飯行きましょう!(ブログ上のお誘いになって申し訳ない。おふたりに届けー!)

私なりのコミュニティーの深め方。まだまだ模索中ですが、今まで消極的だった分、フルスピードの巻き返し開始です!

本日もお付き合いいただきありがとうございました!それでは、また!

「大人になる」ということ

皆さん、こんにちは!

東海地方への台風到来を避け、予定より一足先に実家から東京に戻ってきたももこです。

天候が不安定な今日この頃、皆さんはいかがお過ごしですか?

今回の台風は「ノロノロ台風」と言われているようですね。台風が通る日本列島各地に被害が出ないことを祈るばかりです。

台風が近づいているからか、明け方は秋の涼しさを感じているのですが、台風が過ぎ去れば、これまでの猛暑に苦しむ日々が戻ってくるそう…。近頃の異常な暑さだけでなく、雷雨や暴風などにも、十分気を付けなければなりませんね。

さて、帰省中に罹った夏風邪も全快し(前回の8/12のブログを参照)、いつも通りの日常が戻ってきました。現在、横目で金曜ロードショーの「天空の城ラピュタ」を見ながら、このブログを書いております。

幼い頃からジブリ映画が大好きで、ジブリに育ててもらったと言っても過言ではない私。年齢が上がるにつれ、ジブリの作品を見る機会はだんだんと少なくなってしまいましたが、不思議なものですね…、たった一場面を目にするだけで、色鮮やかな世界に心躍らせていた少女の頃の気持ちがよみがえってくるのです。

しかし、そればかりではありません。

皆さんは、「大人になる」ということは、どのようなことだと定義していますか?

「大人になる」ということを、「二十歳になること」や、「お酒が飲めるようになること」なんて言うのは単純すぎますよね…。私は、人にはそれぞれ自分自身の辞書みたいなものがあって、自分の言葉によって紡がれる定義の世界があると考えています。

もし、私が「大人になる」ということを自分の言葉で定義するならば、「幼い頃に見ていたジブリ映画を久しぶりに見たとき、新たなことに気づいたり、幼心を思い出したりする一方で、それまで抱いていた(幼い頃からの)感情や感性を思い出せなくなってしまうこと」というようにすると思います。

あんなに楽しく見ていたトトロの映画を、切なく感じるようになったのはいつからでしょうか…。キラキラ光るシータの飛行石のネックレスが、欲しくなくなったのはいつからでしょうか…。清太さんと節子ちゃんにつらく当たる西宮のおばさんを、単純に憎めなくなったのはいつからでしょうか…。

数えていけば途方もないほど多くのことを、思い出せなくなってきたのだと思います。

振り返って新たに気づくことと、思い出せなくなって分からなくなってしまうことを繰り返して、大人になっていくのだと思います。

久しぶりに「天空の城ラピュタ」を見て、そんなことを思いました。

皆さんは、「大人になる」ということを、どのようにご自身の言葉で紡がれますか…?

本日もお付き合いいただきありがとうございました!それでは、また!

風邪っぴき帰省

皆さん、こんにちは!

ただいま静岡の実家に帰省中のももこです。

8月に入って10日ほど経ちましたが、皆さんいかがお過ごしですか?

私は帰省早々、夏風邪をこじらせてしましました(泣)。症状としましては、のどの痛み、鼻水、咳、発熱です。「絶対にコロナだぁ~」と思い、自宅でコロナの自主検査をしても陰性だったので、夏風邪ということにしておきます。

コロナ禍に上京してから早2年半…。ここまでコロナに罹っていないのは奇跡かもしれません(ただ単に家に引きこもっていたからかもしれませんが…)。我が家では私がコロナに罹らないことが、もはや伝説のように語られていたのですが、体調が悪く、熱があると分かってすぐに、そそくさとマスクをし出した父を見て、その伝説はもう語り継がれないだろうなぁと予感してしまいました(結果的に陰性だったけど…)。

検査キットの判定ラインがぼんやりと浮かんでくる瞬間は、最近は忘れかけていた、未知のウイルスに危機感と恐怖感を抱いていた数年前の日々が、一気によみがえってくるようでした。気を緩めてはいけませんね…。

そして、唾液を採取するのではなく、鼻をグリグリして検査するタイプのキットは、何気にめっちゃ痛い!自分で鼻に綿棒を突っ込まなければならないのも怖い!風邪って本当にいいことない!…と、久しぶりに実感したのでした。ちなみにこの夏風邪、まだまだ長引きそうです。ふぅ。

最近は、コロナだけでなく、マイコプラズマなどの様々な感染症が流行していると聞きます。皆さんも体調を崩されないよう、十分お気を付けくださいね。

というわけで、このブログは、風邪っぴきのももこが隔離された和室からお送りしています。

どこかに行くこともできず、部屋にこもっておりますので、皆さんの夏休みの思い出とは比べ物にならないくらい規模の小さい(ありんこサイズの)話ではありますが、どうぞお付き合いください。

このところ身体は不調ですが、私を取り巻く環境はパラダイス状態です(笑)。この部屋、というか私の布団まわりには今必要なものが全てそろっています。保冷材に冷えピタ、ティッシュに体温計、ポカリスエットにのど飴(甘いやつ♡)、のど飴とは違うちょっとした甘味♡(甘いものは大事なので2度言いました)、そして何より、Netflix!

ネトフリに登録したのは8月の初め頃…。期末課題を終えたご褒美として、以前から入りたいと思っていた動画配信サービスに登録しました!ネトフリの他にも、U-NEXTやAmazonプライムビデオ、Huluなどのサブスクも考えていたのですが、Netflixはオリジナル作品が豊富でその評判も良かったので、「ん~種類がいっぱいあって分からない!もうネトフリにしちゃえ!えいっ!」と、なかば勢いで入会してしまったのです(笑)。

ネトフリはドラマや映画好きにとっては、まるで天国のような場所…。膨大な量の作品を視聴できますし、ダウンロードすればいつでもどこでも手軽に楽しむことができます。正直、もっと早く入ればよかった…!と、ちょっと後悔しています。

絶賛風邪引き中の私が視聴しているのは、「アンナチュラル」と「WEDNESDAY(ウェンズデー)」です。

「アンナチュラル」は言わずと知れた名作ドラマですよね。テレビで放送されていたのは2018年なので「ハマるの遅すぎでしょ!」と、つっこまれちゃいそう(笑)。なかでも、中堂先生を演じている井浦新さんの沼にハマっています。無造作な髪型やぶっきらぼうな態度を身近な人がしていたらもちろん嫌ですけど、井浦新さんがしていると「きゃー!ステキ!」と乙女心をわしづかみにされてしまいます(私は比較的に年齢層が高めの方を推す傾向にあります)。

8月21日に公開される映画「ラストマイル」には、シェアードユニバースとして「アンナチュラル」に出演していた面々も登場するようです。「ラストマイル」を鑑賞するために、しっかり「アンナチュラル」を見て予習しておかなければ…!そして、早く体調を治して、井浦新さん演じる中堂先生の勇姿を見に行かなくては…!

「WEDNESDAY(ウェンズデー)」は、アダムズファミリーの長女ウェンズデーを主人公に据えたアメリカのドラマです。監督は映画「シザーハンズ」で有名なティム・バートン。物語は、ウェンズデーがのけ者たちの学校で学園生活を送りながら、殺人事件を捜査する形で展開していきます。ハラハラしてしまうホラーな場面あり、ちょっとしたロマンスありの絶妙なバランスが心地いいドラマです。そして何より、ウェンズデーの皮肉がきいたブラックジョークが冴えわたっているのが見どころで、鋭いツッコミにこちらまでもが「ぐわっ」と切り刻まれそうになります(笑)。

恥ずかしながら、私は中学校の英語の授業で曜日の綴りを習って以来、「Wednesday(水曜日)」と書くときは、「ウェドネスデイ」と心の中で呟きながら手を動かしていたのですが、このドラマのおかげで心で念じなくても「Wednesday」と書けるようになりました!これもドラマの効用ですかね…(笑)。

ちなみに、この2つの作品を見終えたら、次に鑑賞したいのは「ストレンジャー・シングス」です!4シーズンまであるので、長い間楽しめそうです。

さてさて、熱いネトフリトークを繰り広げていたら、体温もだんだんと上がってきたようです。なんと、37.8度!ひゃー、とんぷく飲んで寝ます…。

というわけで、今日はここら辺で幕を下ろしたいと思います。繰り返しになりますが、皆さん体調には十分気を付けて、楽しい夏休みを送ってくださいね(私の分まで~)!

本日もお付き合いいただきありがとうございました!それでは、また!

このチーム、半端じゃない。

皆さん、こんにちは!

6月に入り、心なしかムシムシジメジメしてきましたね…。私の苦手な梅雨が到来しようとしています。例年この時期は4月からの疲れがどっと出やすい私。案の定今年もすでにバテ始めております。そしてなぜか、左目の下瞼が赤く腫れ、それに連動するように右目の上瞼も赤く腫れるという不運にも見舞われました(本当になぜ…)。

皆さんも、季節の変わり目によって体調を崩さないようにお気を付けください。瞼の腫れにもご注意を(笑)!

しかし、瞼が腫れた分(?)、良いこともありました。とある授業の終わりに、先生から「髪がとってもきれいね」と褒めて頂いたのです!その場で喜びの舞を踊ってしまいたくなるほど、嬉しかったです(笑)。先生へのラブコールを心の中で叫びつつ、(その授業は5限でクタクタだったのですが)帰り道はルンルンとスキップしながら帰りました。きゃー嬉しい!

そんなこんなで、本日は、ほんの些細な褒め言葉で、ブルーだった気持ちがハッピーな気持ちに早変わりしてしまう、単純・単一・単細胞なももこがお送りいたします。(ちなみに褒められて伸びるタイプです!本当に単純!)

曇り空が多い6月。そんな中、私の心を晴れやかにしてくれるのは映画やドラマなどの映像作品です。最近では特に海外ドラマ「クリミナル・マインド」シリーズが私の心の栄養、いえ、生きる糧と言っても過言ではありません(笑)。

「クリミナル・マインド」とは、FBIの行動分析科(通称BAU)に所属する捜査官たちが、犯罪者たちをプロファイリングし、犯罪心理を読み解いて、事件の解決に挑む様子を描いたドラマです。緊迫したシリアルキラーと天才プロファイラーたちの頭脳戦、手に汗握るアクションが人気を博し、全米では常に高視聴率を誇る大ヒットシリーズ。現在はシーズン17まで制作されるほどです。

参考までに第1シーズンの簡単な紹介を…。

伝説的なベテラン・プロファイラーのギデオン、常に冷静にチームを率いるリーダーのホッチ、性犯罪のエキスパートであるエル、犯罪者の立場から行動を分析するモーガン、IQ187で驚異の記憶力と膨大な知識を持つドクター・リード、マスコミ担当のJJ、IT技術を駆使してチームをサポートするガルシア。以上7人で構成された精鋭チームが、優れた頭脳と鋭い洞察力を武器に、犯人逮捕と新たな犯行の阻止に命を懸ける!犯人の心の闇を解明し、抑圧された内面を暴き出すことができるのか…!?

といったような感じです(笑)。登場するキャラクターはシーズンによって入れ替わりがあります(個人的には、第2シーズン途中から第7シーズンまでの、エミリーがいるチームの話が好きです)。

思い返せば、私が「クリミナル・マインド」に出会ったのは中学生のころ。学校がない日は1日中テレビにかじりついて見ていました。そのハマりっぷりは、学校に提出する進路希望の用紙に、将来の夢は「プロファイラー」と記入するほど。今思えば、そんなことを書いてしまう自分がとっても恥ずかしいし、その意味不明な調査票を受け取った担任の先生のことを考えるだけで…、もう、言葉もありません(笑)!

その後、だんだんと冷めていったクリマイ熱(我が家では「クリミナル・マインド」を略してこう呼んでいます)が再燃したのは、今年の2月頃のこと。ふと立ち寄ったBOOKOFFで久しぶりにクリマイが目に入り、期末課題を頑張ったご褒美として、1シーズン分のDVDを自分自身に買ってあげたのです。1話、1話と見ているうちに、中学生の頃の夢見心地な少女の気分を思い出しました。あとはもうズルズルと、クリマイの沼にはまっていき、今に至ります。

クリマイの魅力は、伏線が張り巡らされた重厚なストーリーはもちろんのこと、登場人物1人1人のキャラの奥深さにあると言えます。それぞれが暗い過去や重い使命を背負いながら悪と戦う姿を見ていると、大げさかもしれませんが「私も頑張ろう」というように、だんだんと勇気が湧いてくるんです!私の日常なんて、彼らの壮絶な毎日の足元にも及ばない密度のものかもしれませんが、このドラマは自分の弱さや困難と向き合う力を与えてくれているような気がします…。

「クリミナル・マインド」は、1話完結型でテンポよくストーリーが展開されるドラマです。サスペンスやアクションが好きな方、海外ドラマに挑戦してみたいと思っている方に、おすすめしたい一作。ご興味がある方は、ぜひご覧ください!

1つアドバイスを申し上げますと、「クリマイは絶対平日に見てはいけない!」です。見ているとだんだん止まらなくなって夜更かしをし、次の日眼をこすりながら授業を受けるか、禁断症状に苦しむことになります(体験談)。休日にゆっくりと見るのがおすすめです。

そして!最後に、お知らせです!

来る6月16日(日)は、今年度第1回目のオープンキャンパス開催日です。様々な企画が盛りだくさんな本学のオープンキャンパスは、大学全体はもちろんのこと、学科の特徴や魅力を肌で感じるチャンス!本学入学や本学科入学を検討されている方は、ぜひお越しくださいね!

詳しくは下記のURLをご参照ください!

https://www.jwu.ac.jp/unv/admission/open_campus/2024_0616.html

本日もお付き合いいただきありがとうございました!それでは、また!

筆硯に向かう

皆さん、こんにちは!

5月前半はお休みを頂いていたので、お久しぶりのももこです。

私にとってこの5月は、充実したゴールデンウィーク…、大学の授業に慣れて効率的に課題をこなせるようになった日々…、友人との歓談が心地よい時間…、

ではなくっ!

朝から晩まで、書道!書道!書道!の書道漬けの毎日でした。

というのも、年に2回ある書道の昇段試験のうち、1つ目の試験の締め切りが迫っていたからなのです。今回私が受けたのは5段から準師範への昇段をかけた試験。段が上がれば上がるほど、昇段試験に合格するのはとても難しくなります。周りは試験に何度も挑戦して力を蓄えてきたベテラン勢。対する私はこの度初めて受験する新参者。それに加えて、提出作品の難易度も高く、半紙三体(楷書・行書・草書)、書体自由の条幅1枚、条幅臨書1枚と、自身のキャパシティをはるかに超える課題が課されました。(以下、昇段試験を昇試と略します)

ビクビクしながら作品制作に取りかかると、昇試のことは頭の隅に置き、夢中で書に向き合っている自分がいました。ここが書道の不思議なところ…。書く動機が何であれ、一度手に筆を持ち、筆に墨をたっぷりと蓄えさせ、紙に触れさせた瞬間、滑らかに腕が回転して、軽快に体がリズムをとり、気がつけば1枚の作品が出来上がっているのです。そして、書き終えた恍惚感に浸る間もなく立ち上がり、作品を俯瞰して見ると、文字の配置や線の強弱・潤渇など、直すべきところがありありと見えてくる。そんなことをもう1枚、もう1枚と繰り返しているうちにだんだんと時間が溶けていくのです。

今月は長いようであっという間の日々でした。朝大学に行く前に少し書いて、帰ってきてから寝るまでも書き続ける。書に向き合って、気がつけば日が差しているなんてこともしばしば…。布団に入っても、先ほどまで書いていた字が浮かんでは消え、浮かんでは消え、ああすれば良かった、こうすれば良かったという思いがぐるぐると巡り、ぐっすり眠るなんてこととは縁遠い生活でした。そんな私を見て、「ももちゃん、早死にするよ?」と友人が本気で心配してくれました(笑)。確かにこの1ヶ月で口内炎ができたり、大きなニキビができたりしましたが、今こうしてブログを書けているので、まあ大丈夫ということでしょう!こんな無理ができるのも大学生までだと思っています。(何の宣言かは分かりませんが)卒業までにあといくらか、こんな1ヶ月を送ることになりそうです(目標は師範の昇試に合格すること!)。

さて、ここまでおじさんの不健康自慢のようなことをつらつらと書き連ねてしまいましたが、それ以上に昇試の作品制作を通して得られた学びと成長は大きかったと感じています。その中でも条幅作品の制作は難しくも、本当に楽しいものでした!

ところで、私は先ほどから「条幅」という言葉を使っていますが、何のことか分かりますか?条幅(じょうふく)とは、書き初めよりも大きなサイズの紙のことで、だいたい掛け軸ほどの大きさをイメージして頂ければと思います。(条幅は半切(はんせつ)と呼ぶこともあります)繰り返しになりますが、今回私は多くの方々が書いたことがある半紙の作品のほかに、2つの条幅作品の制作に励みました。では、同じ条幅に書かれたものでも、書体自由と臨書では何が異なるのでしょうか。この2つを比較してみましょう。

〈書体自由の作品〉

これは書体自由と言われるように、課題に対して自分の理解に基づいて、隷書・楷書・行書・草書など、どんな書体で書いても良い作品です。自分の理解とは、課題をどのように表現したいか、どのように自分の感性を落とし込むか明確にすること。つまり、日頃自身が抱えている思いや感情を紙面に吐露する、または放出させることができるものなのです。これこそが、書体自由作品の最大の魅力と言えるでしょう。自分の感情いかんで、岩に急流の水がぶつかってしぶきを上げるような激しい作品を書くこともできるし、かぐわしい花の香りがするような艶やかな作品にすることもできます(私はたまに、「激しすぎ、暴れすぎ」と釘を刺されることがありますが…(笑))。しかし、自分の感情を紙面に表出させるには、それなりの技術が必要になります。それを鍛えるものこそ、次に紹介する「臨書」なのです。

〈臨書の作品〉

臨書には様々なレベルがありますが、一貫しているのは古典を模写するということです。当たり前のことですが、古典を模写する際には、自分の感性を表立って押し出すということはありえません。無我の境地に至るか、あるいは古典の作者に思いを馳せながら書くのです。それは客観的な視点を養うことに繋がり、先人の書法を学ぶことで獲得する技術は、書体自由の作品で自身の感性や想像を表現する武器となります。また、臨書をするということは古典への理解を深めることでもあります。古典に思いを馳せるとき、その作品が書かれた時代背景や状況、作者に対して、深い理解を示すことが必要となります。つまり、ただ書いて技術を磨くのではなく、勉強することも重要だということです。

例えば、私が大好きで尊敬してやまない中国の書家・傅山(ふざん)。傅山は明末清初に活躍した文人で、明の崩壊後も遺民として、生涯にわたり清朝政府に抵抗の意志を示した人物です。たった少しの知識かもしれませんが、傅山がどのような人だったのか理解していると、彼の自由で放逸な筆致の中に、明の遺民としての毅然とした強さやムードを捉えることができます。

このように、臨書とは単なる古典の模写ではなく、客観的視点や新たな技術の獲得、古典理解などに繋がる「種」のようなものだということを、お分かりいただけたでしょうか。私自身の肌感覚の印象になってしまいますが、書道においてしっかりとした力を付けたいというときは、やはり臨書に勝るものはないと思います。ですから、1ヶ月を通して臨書作品に取り組むことができたこの度の昇試の経験は、自分の中で大きな学びの連続であったし、一回りも二回りも成長できた貴重な時間でした。

昇試の課題作品は大学の近くのポストから提出しました(私は通信で書道を習っているので、先生には毎回レターパックで作品を郵送しています)。包みを投函してから、「どうか受かりますように…」とポストの前で手を合わせ、ぶつぶつと念じていた姿を、友人に目撃されました(笑)。恥ずかしい…。でも、何だかんだ頑張った最後にオチがあるのは私らしい気がします!

昇試の結果は見事合格。それ以上は何も言うまい…。獲得できた準師範という位よりも、作品制作を通して得られた学びの方が、私にとって価値あるものだったと感じます。

書道は技術と感性の絶妙なバランスの上に成り立っている芸術。まるで高度な方程式です。技術だけが高くても、感性だけが磨かれても、良い書は書けません。そのことを胸に刻み、これからも書道の修練に励んでいきたいです!

久々に真面目なことを書いたら、とても長くなってしまいました!すみません!

本日もお付き合いいただきありがとうございました!それでは、また!

ほっかむり帰省

皆さん、こんにちは!

姿なき大恩人に、感謝してもしきれないももこです。

事の発端は金曜日にさかのぼります。5限の教室に移動してから、それまで持っていた日傘がなくなっていることに気がつきました。「あれ?ない…、ない…」と焦っているうちに授業が始まり、日傘を探しに行けたのは18時50分過ぎ…。その日授業を受けた教室やお昼ご飯を食べた場所、トイレまでくまなく探しましたが、日傘は見つかりませんでした(泣)。遺失物を保管している学生支援課を訪ねようにも、時間的にもう閉室してしまっている…。その日は肩を落としながら、とぼとぼと家に帰りました。

白いすずらんの花の刺繡があしらわれたその日傘は、母と東京散策した時に買った思い入れのあるもの。休日は何をするにしても頭の片隅に日傘のことがあって、なかなかつらかったです。何気なく自分が使っているものでも、急になくなってしまうと大きな喪失感に襲われることを身をもって体験しました。“失ってはじめて気づく”ってやつですね…。

そんなこんなで、本日、気を取り直して学生支援課に日傘の落し物がないか聞きに行ったところ、なんと…、ありました!もう一気に緊張の糸が切れて、喜びの舞を踊りたくなってしまうほどでした(笑)。本当によかった…!

誰かは存じませんが、私の日傘を学生支援課に届けてくださった方、この場を借りて感謝申し上げます。誠にありがとうございました!姿なき恩人に大きな幸せが訪れますように…。

さて、私の落し物のお話はこのあたりにしておきましょう。今日は昭和の日で、世間は祝日ムード全開ですが、本学は普通に授業がある日ですね。他の人々がお休みしている今も、一生懸命授業を受ける私たち、授業する先生方、職員の方、きっとこの後何かいいことがあるはずです(笑)。

ゴールデンウィークも中頃まできましたが、皆さんはどんなご予定を立てているでしょうか?

私は、水曜日の5限の授業が終わったらそのまま新幹線に飛び乗り実家に帰る予定です。授業の関係で月曜日には東京に戻らなければならないので、束の間の弾丸帰省ですが、映画を観に行ったり、ご飯を食べに行ったりと、楽しい予定で日程がぱんぱん(笑)!

また、今回の帰省では、私が履修している教職課程において、来年実施される教育実習の内諾書を母校に届けなければならないので、少し緊張しています。

実際に実習校へ赴く際は、身だしなみに気を付けるのは当たり前のことですから、明るめだった髪の毛を暗い色に染め直してきました。「ハリーポッター」のロンみたいな赤毛になりたいという願望から、これまでオレンジ味の強いブラウンのカラーをしてきた私。美容師さんによると、明るい色は何度もカラーすればするほど色が入りやすくなるとのことで、私もここ最近になってようやく色がきれいに映えているなぁと感じていたのでした。ですから、教職をとる者としての自覚と責任を持ちつつも、ちょっとだけ(ほんとにちょっとだけ)もったいないなぁなんて思ってしまったのも事実です(笑)。

でも、私が髪を暗めの色にしたくない理由は他にもあります…。

忘れもしない、春休みに帰省していた実家から東京に戻ってくる日の朝。メイクをし終えて台所で水を飲んでいたところ、急に父に「髪の毛赤くない?」と言われたのです。私は内心、「おっ、お父さん分かってるじゃん…」とほくそ笑んだのですが、次に父の口から出てきたのは衝撃の言葉…!

「人って第一印象が大事だから…。似合う似合わないもあるし…。落ち着いた感じの方がいいと思うよ…、愛子様みたいに…」

そう言われた瞬間、開いた口が塞がらず、それまで口に含んでいた水がダバーっと顎の方まで流れてしまいそうでした。お父さん、プリンセスと一般庶民を比べないでください。「もしかしたら愛子様だって、明るい色の髪にしたいのかもしれないよ」と下らない反論が喉まで出かかりましたが、ニコッと笑ってその場を後にしました(偉いぞ、自分!)。

その後、新幹線の中できーっと言いながらハンカチを噛んでいたのはここだけの話です(笑)。お父さんの分からずや!

ちょっと長くなってしまいましたが、このように私と父の間に髪色に関する小さな攻防がありましたので、父が言っていたように、暗い落ち着いた感じの髪の毛で帰省するのがとってもモヤモヤするんです。「ほれみたことか」と思われても癪なので、ほっかむりをして帰ろうかしら(笑)。

大学生の娘さん、年頃の娘さんを持つ世のお父様方、むやみに娘さんの髪色やメイクに口を出してはいけません。遅めの反抗期がくる可能性が大きいです(笑)。ご注意を…。

本日もお付き合いいただきありがとうございました!それでは、また!

佳節

皆さん、こんにちは!

今日は4月なのに、とても暑い1日でしたね。キャンパス内では、半袖を着た方や日傘を指した方をちらほらと見かけました。「季節外れの暑さ」なんてもう聞き慣れてしまった言葉ですが、春になった矢先に25℃超えの日が続くとは…。恨み言の1つも言いたくなる!

私たちの春を返せ~!最近は丁度いい気温の日がないじゃないか~!(取り乱してすみません(笑))

私は基本的に暑がりなので、四季の中で夏が1番苦手なんです。暑くちゃメイクもおしゃれもしていられない!今から、7月8月のことが思いやられます。夏本番でギラギラの太陽に照らされて溶けてしまわないように、ちょっとずつ暑さに慣れていかなくては…。

皆さんも「季節外れの暑さ」による熱中症などに十分お気を付けください。

そんなこんなで、本日は、最近買った新しい日焼け止めが香り良し、伸び良しと超優秀で、朝は時間がないのに、お化粧に一層力が入ってしまうももこがお送りします。

さて、新年度の授業が始まって6日が経ちましたが、皆さんはいかがお過ごしですか?と、言う前に、まずは新入生の皆さんにお祝いの言葉を述べなければなりませんね…。

ご入学、誠におめでとうございます!

大学生になって間もない新入生の皆さんは、慣れないキャンパスや果てしなく続く100分授業に悪戦苦闘している頃でしょうか。皆さんのちょっとだけ先輩の私が言えることは、“何事も神経質になりすぎない”ということです。

私自身、大学に入学したばかりの4月は、課題やオンデマンド授業(私が入学した時はコロナ禍でオンデマンド授業がたくさんありました)に対してとても神経質になっていて、なぜかレポートや授業が公開されたその日のうちに全てやり終えなければ…!という焦りに駆られていたのです。そんな時、当時まだ大学生だった姉に「もっと肩の力を抜いて、バランスよくこなせばいいんだよ」とアドバイスをもらいました。今でも大学生活に切羽詰まってくると、この言葉を思い出します。

頑張らなくてはいけないときでも、やる気が出ないときは往々にしてあります。そんな時は少し肩の力を抜いて、甘いものでも食べながら休憩しつつ、やる気が戻ってくるのをゆっくりと待てばいいんです!

新生活が始まって環境も人間関係もガラッと変わり、様々なことに不安を抱いている方が多いと思いますが、決して1人で抱え込まず、適度に休息をはさんで、自分なりのペースで生活に慣れていってください。心から応援しています!

さて、本日は最後に、昨年「中国思想演習」という授業で創作した、春の喜びを歌った漢詩を皆さんに贈りたいと思います…。先にも申し上げたように、季節外れの暑さが続く4月ではありますが、春の喜びを胸に新年度も邁進していきたいものですね。

佳節

春宵松籟月玲瓏

桃李清香満梵宮

好雨潤苔花未老

満窗淑景古来同

春宵の松籟 月は玲瓏なり

桃李の清香 梵宮に満つ

好雨 苔を潤し 花 未だ老いず

満窗の淑景 古来同じ

(春の夜に松の梢に吹く風の音が響き、月は透き通るように美しく照り輝いている。桃の花の清らかな香りが寺院に満ちた。待ち望んだ時に降った恵みの雨は苔を潤し、花はまだ老いるということはない。この窓いっぱいの素晴らしい春の景色は、昔から今に至るまで同じなのである。)

最後までお付き合いいただきありがとうございました!それでは、また!

育つも、育たぬも

皆さん、こんにちは!

先月後半はお休みを頂いたので、約1ヶ月ぶりの投稿になります、お久しぶりのももこです。(久しぶりすぎて、はじめの2~3行の挨拶を書くのにとっても時間がかかりました(笑))

大学生の春休みは長いと言いますが、あっという間に折り返し地点になってしまいましたね。何だか、時の流れの速さを切なく感じる今日この頃です…。皆さんはいかがお過ごしですか?

私はと言いますと、2月には、ディズニーランドに2回ほど遊びに行ったり、人生初の能楽鑑賞をしたり、それは充実した日々を過ごしておりましたが、現在は実家に帰省中。母に「こういう時くらいしか休めないんだから、ゆっくりしていきな~」と言われたのをいいことに、のんびりだらだらとした毎日を送っています(笑)。

そんなわけで、本日のブログは、ナマケモノ(になりつつあるももこ)が実家からお届けします!どうぞ、皆さんも、(ナマケモノみたいに)ごゆるりとお付き合いくださいませ…。

***

実家に帰ってきたとき、1番に私の関心を引いたのは玄関先にあるプランターと、そこに植えられている“何か”。どうやら母と姉は“バジル”と呼んで大層かわいがっているらしい。

夕食のとき、我が家に迎えられた“バジル”について聞いてみた。

私「そういえば、最近バジル育ててるの?」

母「ああ、そうそう」

姉「私が名付けたんだよ~」

私「ん?「名付けた」ってどういうこと?バジルはバジルでしょ?」

姉「ううん。あれ、菜の花だよ」

私「へ…?」

紛らわしいことこの上ない。姉は菜の花に、わざわざ“バジル”という名前を付けたというのだ。その菜の花は、私の地元のお祭りで開催される「菜の花品評会」に出品されるもの。いつの間にか母が地区代表として、出品する菜の花を育てることになっていたそうだ。

しかし、私が“バジル”と聞いてその正体を疑わなかったほど、プランターに植えられている菜の花は菜の花らしくない。むしろ、今すぐに葉をむしってピザやパスタに加えられそうなほど、プランターに植えられている菜の花はバジルっぽい。かわいらしい黄色い花は1つも咲いておらず、丈も本来の菜の花に比べれば10分の1にも満たないだろう。

母いわく、

「姉が“バジル”なんて名前を付けちゃったから、この子(菜の花)は自分がバジルだと思い込んで、全然成長しないんだよ!もうすぐ品評会なのにどうしよう…」

姉が反論していわく、

「確かに名付けたのは私だけどさ、お母さんだって“バジル”って呼んでたじゃん!」

うーん、どっちもどっち。

それからというものの、母は毎日プランターに植えられているバジルにしか見えない菜の花に声をかけ続けた。

「“バジル”どうする~?このまま品評会に出る?それとも、このまま家で花付ける?あんたが花付けるところまで見たいよ~」

極めつけは、

「“バジル”!こんなんじゃ、食べるところもないよっ!」

この呼びかけに対しては姉から、

「そんなこと言うから“バジル”が怖がって大きくならないんでしょ!」

と切り込まれていた。

聞くところによれば、この壮大で紛らわしい茶番劇に、父も付き合わされていたらしい。“バジル”を朝になったら玄関の外に出し、夕方になったら家の中に入れるのが父の担当である。

ある日、父が“バジル”を家の中に入れ忘れたことを、母と姉に咎められていたとき、

「過保護にも程があるよな…」

とぼそっと言ったのを、私は聞き逃さなかった。

さて、“バジル”の成長をそばで見守って数日が経ち、ついに品評会前日になった。当の“バジル”はというと…。うん、もうバジルにしか見えない。

“バジル”がバジルのまま、花も付けず、丈も伸ばさなかったことに焦りを覚えた母は、野に咲く菜の花を取ってきて植え替えるという暴挙に出ようとしたが、結局あきらめたらしい(本当は1時間くらい野生の菜の花を探しに行っていた)。

しかし、“バジル”をバジルのまま出品するわけにもいかず、家にある別のプランターに“バジル”だけ植え替えて、元のプランターは品評会の主催者側にお返しすることになったのであった。

我が家の玄関先のプランターには、今も“バジル”がバジルらしく植えられている。お祭りから数日経っても、“バジル”に大きな変化はない。

“バジル”よ。

育つも、育たぬも、咲くも、咲かぬも、君次第。

どうか、私にそのたくましい茎を、かわいらしい花を見せておくれ。

(※筆者は一貫して菜の花について書いています)

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本日は、我が家の紛らわしい珍事にお付き合いいただき、ありがとうございました!それでは、また!

恐怖!犬神家の少女

皆さん、こんにちは!

数日前、降る雪に心躍らせておりました、生粋の静岡県民、ももこです。(私の地元、静岡ではめったに雪は降りません…)

都心でも積雪が観測された月曜日、皆さんはいかがお過ごしでしたか?

私は雪を見るのが久しぶりだったので、年甲斐もなくはしゃいでおりました(笑)。10分に1回は窓の外を確認し、舞い落ちる雪の映像を動画に収めようと必死でした。おかげで、スマホの写真フォルダがぱんぱんです!

しかし、雪は降り積もった後が大変なのですよね…。今回も、多くの電車が遅延したり、道路が通行止めになったりと、通勤・通学が困難だった方も多いのではないでしょうか。道路の凍結による事故や転倒をされないよう、くれぐれもお気を付けください。

さて、本日は冒頭の挨拶からの流れで、雪にまつわる思い出話を1つしたいと思います。

降り積もった雪の上で行うスポーツと言えば、スキーですよね!幼稚園に通っていた頃、よく家族で日帰りのスキー旅行に行っていました。今回お話するのは、父、母、姉、叔母の5人で、そのスキー旅行に行った時のこと…。

その日は、ちびっ子たちにスキーの滑り方をレクチャーするイベントに参加してから、本格的なコースへと移動しました。自慢ではありませんが、私の父は北海道生まれの孤高のスキーヤー、母は体育大学出身の生来の体育会系女子でしたので、私は幼いながら「きっとうまく滑れるはず…!」と高を括っておりました。

しかし、コースに入ってから事件は起きました…。

談笑しながら進む母と叔母を横目に、私は颯爽と滑り出し、得意げに風を切っていたのですが、先ほどのイベントで習ったブレーキのかけ方を実践しても、全然止まらないのです!習ったことを反芻して、スキー板が八の字になるようにかまえて、膝を曲げても、スピードはどんどん加速していきます。ついにはコースを外れ、ネットが張ってある方へと、私の体は舵を切り始めました。(以下、音声描写入ります)

「あああ~~~!おか~さ~ん!た~す~け~っ」

ぼふっ

分かりましたかね…、事の顛末が…。なかなかブレーキがかからないことと、コースを大幅に外れたことに焦りを覚えた私は母に助けを求めたものの、その叫びの甲斐なく、すっころんで頭から雪の中に突っ込み、ひっくり返って、地面から足だけが出てる状態になってしまったのです。まさに、「犬神家の一族」のあの有名な川から2本の足が出ているという、恐怖の光景になってしまったわけです(笑)。

当の本人は、何が起こったか、全く状況を理解できず…。まさか自分が犬神家状態であることを知る由もなく、唯一地面に出ていた両足をパタパタさせて、雪の中でもごもごしながら「おがあざ~ん!」と叫んでおりました。

一方、母は幼い娘が転んでひっくり返って犬神家になっているのを見て、叔母と大爆笑(していたらしいです)。どうりで助けに来てくれるのが遅いと思いました。心なしか、助け出してくれた時も、笑っていたような覚えが…。後から聞いた話ですが、周りにいた方々もクスクスと笑っていらっしゃったようです。

この体験を思い出すたびに、恥ずかしい気持ちでいっぱいになりますが、それも含めていい思い出(笑)!(ちなみにこの事件の後、スキーには一度も行っていません)

というわけで、雪国生まれのスキーヤーとごりごりの体育会系の血は、私には受け継がれなかったことが、この一件で証明されました。私のスキーの思い出を、犬神家から、別の素敵な何かに更新してくれる方、募集中です!

本日もお付き合いいただきありがとうございました!それでは、また!