二兎追う者は三兎をも追う

こんにちは。

私はスーパーでアルバイトをしています。1年生の5月頃に始めてからずっと同じ場所で働かせていただきました。快活で親切なスタッフさんばかりで、困ったときには何でも相談できる雰囲気でとても居心地のよい職場でした。就活の面接で好感を持たれやすいと思われる態度はここで身に付けたと言ってよいでしょう。ここを選んで本当によかった!最終出勤日が近づいてきて、寂しくなるねと声を掛けていただき、私の涙腺も緩みそうです。

大学に入ったらアルバイトを始めたいという方も多いのではないでしょうか。スーパーのバイトはおすすめです。特別な知識や経験がなくても始められて、同年代だけでなく主婦さんであったり社員さんであったり色々な立場の方との出会いがあります。重いものを持つタイミングもありますがそれほど長時間ではないですし、接客の経験は将来どんな相手と話す時でも通用するでしょう。知らない人とも楽しく会話ができるのはいい気分です。

しかし、大学生はあまり働き過ぎてもいけません。私としては、週に2,3回くらいの頻度でバイトのシフトを組むのがちょうどいいのかなと思います。丸1日休みの日は週に1回はあったほうがいいです。特に最初のうちは。バイトが楽しくてシフトを入れ過ぎると、大学の課題が追いつかなくなってしまいます。疲れもたまって思わぬところで体調を崩してしまう場合が出てきてしまうかもしれません。私は5時間×週2回程度にしていました。1年生のうちは必修も多いですし、授業のほかに部活・サークルなんかにも参加していたら体力が持ちませんから。1つの工夫としては、空きコマを作ることで課題に取り組む時間を確保することをしていました。空きコマの1,2時間ではバイトなんて入れられませんからね。

バイト先選びで私がこだわったのは、家の近くだが、家の近くではないところ。つまり、家の最寄り駅から2つ離れた駅の近くにあるお店ということです。地元の知り合いに会いたくないが、授業がない日でも行きやすい家から近いところというのを重視しました。今では知り合いが来たらむしろ喜ぶんですけどね。

アルバイトで稼いだお金は主に旅行や洋服に使いました。自分で稼いだお金というのは思いきり娯楽に使えます。遊べるうちに遊ぶ、それも経験、それも大学生です。 アルバイトの考え方、生活スタイルは人それぞれなので、色々試してみるのがいいと思います。楽しい大学生活を。

能楽堂への誘い・肆

皆様こんにちは、ここのところは寒暖差の激しいお天気が続き……「三寒四温」などという高校受験くらいでしか見かけない四字熟語が脳裏を過りました。相変わらず花粉症にも苦しめられ、息をするだけで苦しいだなんて花粉症の民は一体前世でどんな胸躍ることをしでかしたのだろうと宿世に想いを馳せております。えぇご機嫌麗しゅう、本日も高らかに冗長なる情緒が零れる与太話、担当はまどか🐧でございます。

まぁ気が付いたら3月にもなり、毎年ブログに花粉への恨みつらみを書き連ねる時期がやってきたナァと嫌な恒例行事になっているのですが。
嬉しい恒例もあるものでして。その恒例というのが……「粟谷能の会」!!!




毎年3月初旬に千駄ヶ谷にある国立能楽堂にて催されている能楽の公演です。
ちなみに私は本学へ入学し舞台芸術の歴史・東洋という、当時は石井倫子先生のご担当であった授業で能楽の世界に関心をもったので……能楽について詳しいか、と問われますとまだまだ初心者の未熟者、勉強中の身でしょう。

そんな私めにとって人生で初めての能楽堂での能楽鑑賞がちょうど3年前の粟谷能の会でした。授業で歴史を学んだと言っても能楽堂へ足を運ぶとなると、内容についていけるのか、自分などが行ってよいものなのかなどなど不安も沢山あったのですが……実際に行ってみると前説で公演前にコンパクトな解説があったり、事前講座と題して見どころを予習できたり大変な手厚さで初心者でありながらとても楽しく観劇ができたのを覚えています。

そんな能楽初心者によるお能の魅力体験記を過去にも何度かブログに起こしており、同タイトルのシリーズではどうやら今回で4回目!本当に能楽初心者のぴちぴちルーキーな時のご様子が気になる方はぜひシリーズの第一回をご覧くださいね~!

◎第一回
「能楽堂への誘い」
◎第二回
「続・能楽堂への誘い」
◎第三回
「能楽堂への誘い・参」



*○*○*




さてさて、今回観に行った「粟谷能の会」の詳細は以下の通り。

●タイトル:第百八回 喜多流 粟谷能の会
●曲目:舞囃子「忠度」 狂言「悪太郎」 能「伯母捨」
●会場:国立能楽堂(東京都渋谷区千駄ヶ谷)
●日程:2026年3月1日(日)​
●チケット代金:全席指定 SS席16,000円 S席12,000円 A席10,000円 B席9,000円 C席8,000円 D席6,000円 学生料金3,000円
●サイト:喜多流 第百八回 粟谷能の会

もちろん公演によっても異なりますが、能楽はチケット代の幅が広い演劇だと思います!!
どれだけ会場が違っても【能楽堂】という基本の劇場構造は全国どこでも一緒ですから、お席の種類分けも近くお値段のバリエーションが豊富なのでしょう。そのなかでも学生チケットは大変に手頃なものが多いです。学生の皆様はお試しだけでもぜひ!
さらに、お席の場所で迷われることがあれば……個人的には「脇正面」をオススメしたく存じます。この脇正面というのは読んで字のごとく舞台の正面に対してまるきり「左側」の横からの景色ということ。舞台上のワキを正面から見られる少しクセのあるポジションですね。当然ながら「正面」からの景色がもっとも役者の見栄え良く観劇できるものですが、いかんせんお値段のハードルがちょいと高い。けれども気になる、という方のために今回は「脇正面」の魅力を、脇正面だからこそ楽しめる景色をお伝えしていきます。
あ、そうそう、「中正面」も曲目によってはオススメですが……位置に注意しないと「目付柱」という舞台上の柱に遮られてしまって観劇が難しい部分もありますので、最初は脇正面が良いような気がします。

当日の様子。



閑話休題、公演のお話。見どころと感想と、オタクの叫びをどうぞ。






まず舞囃子の「忠度」で始まったこの日の公演。もしかすると高校の古文の時間に『平家物語』の「忠度の都落ち」を読んだことがあるかもしれません。その平清盛の異母弟である平忠度は武将であることに加えて優れた歌詠みでもありました。まさに文武両道の御仁!

そんな彼をモデルにして作られたお能である「忠度」。こちらはちょうど本学の石井倫子先生のご講義で2025年度の後期に学んでいた曲目だったこともあり、学生としては嬉しいタイムリーさでした。私が受講していたのは「古典文学講義(中世)」という授業で、日本文学を時代ごとに詳しく学べるものになっています。それだけではなく、石井先生は授業で学んだ知識を実際に肌で感じる場として「観劇」の機会を沢山お知らせくださるのです!その一つが今回の粟谷能の会の鑑賞ということです。

初めての能楽鑑賞となると【そもそもチケットをどこでどう取るの??】【なんの作品がオススメなの??】と困ってしまうこともありますが、石井先生の授業をきっかけにチケットまでまとめて手配してくださるため心配ご無用です!




さてさて、本題の「忠度」に戻りましょう。
文武両道かつ風流な忠度の最期という画になる構図を舞台上で観られる感動は大変なものでした。しかも今回は舞囃子の形態での公演。「舞囃子」というのは文字通り「舞」と「囃子」の組み合わせのみで行われる特殊な形態です。その特徴はやはり公演時間の長さとシテの装いにあります。通常では1、2時間、長ければもっと時間のかかる演目をそのダイジェスト版のように一部分のみを上演するため、作品の雰囲気を知ることや山場だけを楽しむことができるワケです。

そして舞台にあがる能楽師の方の服装(扮装)も、通常の公演では豪奢な能装束であることが多い一方で舞囃子の形態では紋付に袴、もしくは裃というシンプルかつフォーマルなお姿なのです。
つまりそのような袴の装いで舞われるお姿からは、その腕の伸ばし方や立ち姿の美しさが見てとれるため通常の装束姿とはまた異なった魅力を大いに味わえました。その中でも摺り足の加速や滑らかな膝の屈伸によって縦方向にも緩急がつく、舞台上を縦横無尽に泳ぐような様には幾度も目を見開きました。体の軸はいっさいブレていないのに、能楽師さんの頭はタテにもヨコにもすいすい流れていくのです。まるで檜舞台全体が水槽にでもなったかのよう。知らぬ間に水が流れ込んで私はもうコポコポと溺れるしかできませんでした。

そしてまた、能楽の特徴として舞台装置をほとんど用いないという点があります。そんな檜舞台というシンプルな舞台上に舞囃子ならではのシンプルな扮装、そこに輝く黄金の「負け修羅扇」の美しさは息を呑むほどのものでした。その扇を脇正面で真横から見ていると、まるで刀の柄のようなのです。扇の側面の輝きに目が眩み、刀と見紛う……そんな脇正面からの景色はなんと文武両道な忠度にぴったりなことでしょう。





次に狂言の「悪太郎」ですが、こちらもかつて石井先生の「舞台芸術の歴史・東洋」という別のご講義で習ったことがあったため「あ!!進●ゼミでやったところだ!!!」現象が起きました。こういう楽しみ方は大学生ならではかもしれませんね。

さぁ、そんな「悪太郎」。タイトルだけでもインパクト抜群ですが、ビジュアルも負けていません。なんと胸まであるようなスーパーロングロング顎~~ヒゲが生えているのです。気になる方はぜひ【狂言 悪太郎🔍】で検索してみてください。

ともかくもコメディ要素の強い狂言のなかでも「ビジュアル系」のような大変特徴的な髭についての解説を受けたことがあったため、まさか実際に見られるとは感激してしまいました。しかも「悪太郎」役を務められたのが野村万作師!!!!
はい、私の最推しです。
何度か万作師についての長文感想や愛の叫びをブログにもしているのですが、そんな最推し(こんな風に申し上げるのも不敬かもしれませんが)の「悪太郎」に私は大興奮でした。


万作師の好きなところは書ききれないほど多くありますが、なんといってもその一番の魅力はお声の響き!ほんの少し高く上向きの曲線を描くように観客席へ届くその声。高いけれど、細くはない、けれども心にそっと落ちて染み込むような優しい雨。そんなお声が大好き。

ここ一、二年の舞台ではご体調が心配なことも多くありましたが、本日の「悪太郎」では久方ぶりに万作師の高く響く柔らかい御声が耳に響き、その心に染み込むような音とマッチした狂言の憎めぬキャラクター性に胸を打たれました。お孫さんである裕基師とのやり取りはまるでセッションのようで、会場中が引き込まれるコミカルな雰囲気も相まって最高に素敵な一瞬間が体験できたように思います。

芸術に年齢の色眼鏡を持ち込むのは微妙かもしれませんが……ちなみに万作師は今年で御年94歳。一舞台一舞台がまさに長年の芸能人生の結晶。どうかいつまでもお元気でいて頂きたいと心から願います。



最後にお能の「伯母捨」ですがまさか在学中に三老女が目にできるとは思ってもみなかったため、その幸運に終始感極まっておりました。この三老女というのは「伯母捨」(漢字表記は流儀ごとに様々)・「檜垣」・「関寺小町」の3曲のことで、大変に格式と難易度の高い老女物です。それ故にこの曲を上演するためにはそれを演じられるだけの技量や立場などなど様々な手続きが必要です。即ち、観劇の機会も限られているということ。この三老女はお目にかかれる機会を逃さないようにぜひ覚えておいてくださいね。


さぁ、そんな三老女のうちの一つである「伯母捨」。今回シテを務められたのは粟谷明生師、そしてワキは宝生常三師。このお二方はなんと幼馴染なのだそう!
ブログの冒頭でも少し触れましたが、今回の粟谷能の会には2月17日に国立能楽堂で誰でも参加可能な事前講座がありました。その事前講座に登壇されたのが明生師と常三師、金子あいさんのお三方でした。ちなみに金子あいさんは当日の粟谷能の会でも前説として開演前に簡単な解説をしてくださる方です、とってもありがたい……!!事前講座を聞き逃してしまっても心配は要らない手厚さですね♪

そうして行われた事前講座では明生師と常三師の微笑ましい幼少期のエピソードから、今回の舞台にまつわる多くのお考えに触れることができ講演中にとっていたメモが10ページにもなってしまうほどでした!ファンとして聴き逃したくない様々な情報があり、本当に楽しい時間でした。

例えば喜多流の伝書によると「伯母捨」の後シテの扮装には「茶色」の指定があったそうなのですが、常三師のお好みに合わせて真っ白なものを今回は選んだ!という裏話など。その一方で面紐は茶色いものが市販では売っていなかったため困っていると先輩能楽師の方から「白い面紐を紅茶なんかで染める」アドバイスを貰ったので奥様と挑戦してみた!!なんてお話まで。

そのようなお話を伺っていたこともあり、当日の舞台では細かなところまで衣装に注目できました。特に、実際に見てみると今回のような常三師好みの真白な老女は実に美しかったです!老女が檜舞台の中央にきて照明を浴びた瞬間、その眩さは一生忘れられない景色になりました。そしてまた脇正面から拝見していたため、舞台の正面についている照明に背を向けられた際の老女面の陰りなど凄まじい表情の変化を目の当たりにできました。このような表情の変化は扇の反射光が顎下から照らし出すときにも感ぜられ、立体感のある老女面の造りの面白さを存分に味わえたように思います。

何よりも、そのような細やかな反射光にまで目がいくほどに引き込まれる、「老」の哀しみを滲ませた優美な所作が本当に素晴らしかったです。そのゆったりと奥深い所作にあの濃密な長丁場……三老女がいかにハードルの高い曲であるかひしひしと感じられました。

そしてこの老女は他の有名な謡曲と比べて、名の知れた武将でも姫君でもない主人公(シテ)なのです。そしていわゆる「姥捨て山」のお話のように訓戒が読み取れるわけでもありません。物語全体が朧月夜のようにぼうっとしていて全容を掴み切れない。その曖昧さこそ「伯母捨」の持つゆとりであり魅力です。きっと誰もが逃れられない「老い」の問題。社会というシステムからだんだんと逸れていくやるせなさ。
事前講座でも常三師はなんどもこの能の余白の素晴らしさを語ってくださいました。

そして実際に観劇すると……
最後の場面に月を眺める老女がたった一人取り残され、全ての演奏も止んでしまった静寂のなかで、漠然と広がる「余白」に呑まれるほかありませんでした。

ぞっとするほど大きな正体不明の余白。ここにどんな物語を読み込むも全ては観客次第。
きっと同じ観客であっても誰と見るか、いつ見るか、どこで見るか。それだけでも解釈はまた違ったものになることでしょう。能楽の良いところは気に入った作品をまた観られることです。演じ手は変わってしまいますが、数百年の時を経ても同じ曲が受け継がれている。だからこそ、きっとまたその舞台に出会えます。再会を約束できる舞台芸術。その一歩目をぜひ能楽堂で体験してみませんか。

伊勢旅行に行ってきました!

どうもー!昨日バレー観戦をしてきたいのり🧸です。

先日、母と伊勢旅行に行ってきました✈️
念願のカメラを持っての旅行です📸

伊勢神宮の外宮内宮はもちろん、二見興玉神社で身を清め、おかげ横丁とおはらい横丁で食べ歩きをして、真珠の取り出し体験まで!

1日目の夜ごはんは、ひょんなご縁からとてもおいしいごはん屋さんで海鮮を堪能しました。お造りから、蒸しに揚げも!
もう一度伊勢を訪れる機会があったら、また食べに行きたいところを見つけられました〜♡

伊勢神宮では、日別朝夕大御饌祭を見学できたり、通りすがりの親切なおばあ様から三ツ石や亀石について教えてもらったり、充実した時間でした。

伊勢の人はみんな親切なひとが多くて、こんなに話しかけてくれるの!?と毎度びっくりしました。これが関東人と関西人の違いなのか!??

旅行先にお悩みの方、ぜひ伊勢に行ってみてはいかが〜?

最後に、思い出の写真をいくつかおすそ分け〜📷💖

赤福とぜんざいを堪能〜
お土産にも買ったけど、お店で食べたほうがお餅が柔らかくで美味しかった!

3種盛り合わせを、なんと5種にサービスしてくれた😳
伊勢市駅前にある「嘉市」さんです。車海老の天ぷらも最高だった!

貝を開けるのって以外と大変でした!漁師さんは2秒で開けちゃうのだとか🫢
可愛いネックレスに加工してくれました!

長期休みの度に1回は旅行をする!と決めている私ですが、今のところ達成中🎉
今年の夏もどこか旅行に行けたらいいな〜

いのり🧸