滄海の一粟。

皆さん、こんにちは!ずきです。

本日8月18日は「米の日」。「米」という漢字を分解させると、八・十・八になることから制定されたのだそうです。

先日、久しぶりに実家に帰省しました。実家周辺は山と田園に囲まれた長閑な地域で、近所の田んぼの稲には早くも穂がつき始めていました。まだまだ暑さが厳しいですが、秋の訪れを感じる風景に出会うことが出来ました。

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今住んでいる東京は、高い建物に囲まれた場所が多く、また、実家の周りも標高の高い山々に囲まれていて、どちらも閉鎖的な空間なのです。

開放的な場所に行きたい、旅に出たいという気持ちが強くなりました。

全国各地の様々な場所を調べ、その場所に行った気分を味わって楽しんでいた中、「どうしてもその場所に行きたい」と思った場所がありました。写真に映っていたのは、とある岬に立つ白い灯台。青く澄んだ空を背に立つ姿が強く印象に残りました。灯台という建造物は、山に囲まれた土地に20年近く住んでいた私には馴染みのないものでしたが、なぜかこの建造物が私の心を掴んで離さなかったのでした。

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3000m級の山々に囲まれた町で育った私とは対照的に、父は海辺の町で育ちました。私が行きたいと思った「あの灯台」は、父の故郷と同じ県にありました。ただ、灯台から父の実家までは同じ県内とはいえ、車でも2時間以上かかってしまう距離。私は無理を承知でこの灯台に行きたいことを父に伝えたところ、父の実家に行く前に立ち寄ってくれることになりました。

旅好きな父で良かったと思いました。無理なお願いを聞いてくれて、ありがとう。

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旅行当日。
当初予定していたルートを変更し、出発時刻を1時間ほど早めて家を出ました。運転免許を既に取得している私ですが、諸々の事情で父の車は運転できないということで、運転のお仕事は父にお任せ……。地図や渋滞情報を確認する、食事をとる、寝る、の3つが車内での私のお仕事でした。

この日は渋滞に巻き込まれることは殆ど無く、出発から7時間近くをかけて、ついに灯台のふもとに辿り着きました。天候の心配がありましたが、現地に到着した時間帯はちょうど晴れており、綺麗な海と空を見ることが出来ました。

果てしなく広がる海、青く澄んだ空に白い雲、はるか遠くを航行する船……。ここに来るのは初めてのはずなのに、なぜか懐かしい気持ちになりました。

写真だけでは景色の素晴らしさが表しきれないのが残念ですが、この景色を見たらきっと「この場所に来て良かった」と思えるはずです。

そしてこちらが今回訪れた灯台、和歌山県東牟婁郡串本町にある樫野埼(かしのざき・かしのさき)灯台。日本最古の石造り灯台なのだそうです。灯台の周辺には水仙の花が植えられているそうで、花が見頃を迎える冬にもいつか足を運んでみたいと思います。

皆さんも機会がありましたら、訪れてみてはいかがでしょうか。https://www.town.kushimoto.wakayama.jp/kanko/oshima/kasinozaki.html

まだまだ残暑の厳しい時期が続きますので、体調に気をつけてお過ごしください。

素敵な夏を過ごせますように。
それでは、また。