目白祭に行こう!

10月18日と19日は日本女子大学の一大イベント、目白祭!毎年様々な団体が出し物をし、日本女子大学一賑わう期間といっても過言ではないこの二日間。なんと今年は日本文学科(以下日文)の自主ゼミも参加することに!

というわけで今回中世自主ゼミ長を務める私、あかりが目白祭についてお話させていただこうと思います。と、その前に自主ゼミって何?って思われる方もいるかもしれないのでまずはそこから。

自主ゼミとは日文独自の課外活動のことです。「ゼミ」とありますが、通常のゼミとは違いどちらかと言うとサークルに近い形式です。自主ゼミでは学年問わず興味のある分野について学生が中心になって学んだり、文学作品ゆかりの地を訪れたりなどする活動を主としています。活動は昼休みや長期休暇を使うゼミが多く、場所は顧問の先生の研究室、または空き教室を借りて行うのが殆どです。「サークルに近い」と言った通り、参加必須の活動ではないので入るも自由、入らないも自由となっていますが、中には複数の自主ゼミに入っている好奇心とバイタリティに溢れた方も。特に今年は自主ゼミに多くの一年生が自主ゼミに参加しており、一気にゼミ員が増えた!なんて所もあるようです。

そんなわけでかつてないほど賑わっている自主ゼミですが、この度全9団体のうちの7つの自主ゼミが目白祭に参加することになりました。場所は百年間という建物の低層棟二階の奥の教室になります。今回の中世自主ゼミの出し物は阿仏尼の人生ゲームと栞の配布です。中世の女流作家阿仏尼の人生を双六で一緒に辿ってみませんか?「尼」という字を見ると何だか堅苦しくて仏道修行に励みまくってるような印象を受けますが、ふたを開けてみるとまるで逆。周囲を巻き込みながら大暴れするネタの宝庫のような人生を歩んでいてその様はまさしく「おもしれー女」。3mくらい離れた場所から眺めていたくなる爆笑必至の人生ゲームをご用意しています。具体的にどんな人生なのかは当日のお楽しみということで。あとあまりにも情報量が多いのでここで紹介するとブログが永遠に終わらないのでやめておきます。栞のほうはゼミ員がデザインした「現パロ阿仏尼ちゃん」のイラストをプリントしています。超ハイクオリティで制作してくれたゼミ員には頭が上がりません…。当日の中世自主ゼミは栞と同じイラストがプリントされたTシャツを着る予定ですので、見つけたら声をかけてください!多分めちゃくちゃ目立つのでわかりやすいと思います。栞は沢山印刷しているのでぜひお友達やご家族と一緒に遊びに来てくださると嬉しいです。栞やTシャツは中世自主ゼミの公式Xで写真を載せております。Xで「中世自主ゼミ」と入れるとすぐにアカウントが見つかります!他にも日々の活動等について投稿しておりますのでご覧いただければ幸いです。

 とまあここまで全力で目白祭(というよりほぼ中世自主ゼミの内容になってしまいました)について宣伝をしたわけですが、天気予報を確認するとなんと19日は雨マークが…何故だ。これを読んでくださっている皆さん、目白祭にいらっしゃるなら18日(土)がおすすめです。雨の中、駅からそこそこ歩く大学まで行くのは割と面倒なので19(日)はあんまり声を大きくして「来て!」とは言えません…。なのでせめて土曜日!土曜日だけは来てください!私もてるてる坊主を量産して吊るすつもりではありますがなんとなく雨雲に負けそうな予感がしているので日曜日は無理でも土曜日だけは来てくださると嬉しいです。そしてできればこのセンスのないタイトルの記事を周囲の人に見せて目白祭や中世自主ゼミについて広めていただければ幸いです。

それでは皆様、目白祭でお会いしましょう!ありがとうございました。

素人がお笑いライブ用にカメラを買ってみた

どうも!みくです🔥

学祭まで1週間を切りました。ドキドキします。楽しみです。

こちらが当日の日程になります!お笑いライブ・競技ダンス・学習院女子HANA・小林柊矢・夏目坂46(敬称略)は、整理券配布があります。公式X・Instagramからご確認ください。

アーティストの方々はもちろんですが、個人的には、ビンゴ大会が楽しいので参加してほしいです。ステージ付近に集まっていただければ、委員がビンゴ台紙を配りに回ります!景品が豪華です!
情宣局の方が充分宣伝はしているのでこのくらいでいいかな、ということで。

さて、今日の本題に移りたいと思います。
今回は、今年入ってからの2番目に高いお買い物【カメラ】について、無知な私がどうやってカメラを買ったのか書いていきます📸
そもそも、私がカメラを買う目的は、お笑いライブです。またお笑いの話です。今回は写真もいっぱい出します。

お笑いライブは大体1公演が1時間〜1時間半。2時間あるとかなり長くてお得感があるな〜という、感覚です。その中で、大まかに3つくらい形態があり、
①公演の時間内たっぷりにネタ(漫才やコント)だけをやって終わるもの
②時間の半分くらいネタをやって、もう半分は演者が全員登場して、ゲームなどのコーナーをやったり、トークをしたりするもの
③オープニング、エンディングと称して演者が全員登場するタイミングがあるが、コーナーはなく、ネタをたくさんやるもの
基本的に上記のどれかになります(大喜利だけをずっとやるライブや、コーナーだけをずっとやるライブもあるので、例外はありまくります!)。

その中で、エンディングにみんなでポーズを取ってくれる撮影タイムがあるライブや、ネタ中は集中してネタを見て欲しいけど、コーナー中はずっと撮影していていいよ!というライブがあります
※基本的にオープニングなどで撮影に関しての案内があるので、要確認!

みんなスマホでパシャパシャ撮るのですが、どうしても画質が悪く、席が遠いとズームをしないといけないため、カメラを構えているお客さんもしばしば居ます。
スマホで撮る場合とカメラで撮る場合、どのくらい違うの?と思いますよね。同じ公演の、同じ瞬間、同じ席での写真を比較します。


iPhoneで
カメラで
iPhone(ちなみに、ずっと写っているのは 豆鉄砲 さんです)
カメラで

ね???これはカメラで撮るしかないですよね。正直、撮影タイムにゴソゴソと大きなカメラを取り出すのはなかなかに視線を集めている、ような気がする時もあります。
でも安心してください。撮影タイムはみんな芸人を撮るのに必死なのでデカいカメラを持っている客に注目してくる人なんていません。

というわけで、カメラの素晴らしさを知ってしまった私は、あらゆる公演にカメラを持っていくようになりました。


最近応援している ボブのコーラ さん
いちばん後ろの席から撮れた良い笑顔の 例えば炎 さん

父のおさがりの、かなり古い型の一眼レフに望遠レンズをつけて使用していると、1番後ろの席からでも、お顔をアップにしてもこんなに綺麗に撮れます。

ただ、このカメラにはひとつ問題がありました。一眼レフは、シャッター音が消せません。シャッターを切ると必ず「パシャッ」という音が鳴ります。先述の「エンディングにみんなでポーズを取ってくれる」ライブだと、音を出していい場合がほとんどです。
しかし、「コーナー中はずっと撮影していいよ!」のライブでは逆に、【シャッター音が鳴らないように】撮る必要がある場合がほとんどです。このようなライブでは、お父さんのカメラは使えませんでした。

でもカメラってすっっっごく値段がするものだし、全然知識もないし……と長い間燻っていました。それが先日ついに決意しまして、たっぷりじっくり調べた末に、中古でしかも少し古い型ですが、おさがりのカメラよりもずっと新しくて軽いカメラを購入しました👏
今までのカメラよりは望遠レンズが短く、広い劇場の1番後ろから、という厳しい条件では綺麗な撮影は難しいかもしれませんが、小さめの劇場では充分でしょう✨️

購入したのは【OLYMPUS OM-D E-M10 Mark III】✨️
(父のカメラよりも軽く、デザインが可愛らしいため、並べると兄弟みたいになります。メーカー違うから、親戚のお兄ちゃんかな?笑)

私がこのカメラを探す中で重視したポイントはこちら⬇️

ミラーレス一眼であること

無知の私が調べた情報でしかなく、かなりざっくりとした理解しかできていない自覚がありますが、カメラには「一眼」と「ミラーレス一眼」があるらしいのです。「一眼」はその構造上、シャッターを切るときの音が必至。消音モードへの切り替えが可能なカメラ、というと自ずと「ミラーレス一眼」になります。

モニターが動くこと

カメラの主な使用はお笑いライブ。前方の座席に座った時には、後ろのお客さんのためにあまり高くカメラを構えられません。その場合、胸か首くらいの高さでカメラを構えて下から写すようにするのですが、モニターが動かないと不便です。
モニターは上下左右にぐるりと回せるものもあれば、上下のみに動かせるものもあります(私が買ったのは上下のみに動くものです。左右はあまり必要ないかな〜?と思ったので!)

最低でも「-150mm」のレンズ

これも私が調べてぼんやりと理解したことになってしまうんですが、このくらいのレンズであれば、推しが10mほど離れていてもしっかり写せるらしいです。10mというと前から4-5列目までならお顔のアップが撮れるかな?前から7-8列目までなら全身の射程範囲かな?と思い、とりあえずこのレンズを購入しました。
使っていて、ズームが足りないな〜と思ったら買い足そうと思います!

スマホに転送できること

これは本来は必須事項にしていなかったんですが、最終的にこの機能があるものにしてよかった……!と思ったので入れました!ライブに行った帰りの電車で、余韻に浸りながら写真を確認できます。

・予算7万円まで!

というか、正直6万円まで……!と考えていました。この塩梅がかなり難しかったです。
ボディとレンズ、しかも10mくらいは被写体と離れていても綺麗に撮れるようなレンズがほしい、となると新品ではこの条件は有り得ませんので、初めから中古狙いで調べていたのですが、中古でもメーカーや製造年、状態によってドーーーンと値が付きます。
最終的に、発売当時に新品で購入されていて、撮影回数も少ない、素人が見た感じ機能も問題なく見た目も綺麗……な、私としては完璧な1台を6万円以下で入手することができました。
調べるのにはかなり時間も労力も使いましたが、とっても満足しているので、やっぱり自分が納得いくまで調べ尽くすべきです。

いちばん大切なのは、とにかく調べ尽くすことです。

金額が大きいので、自分の条件の中でできるだけ良いものを手に入れられるように頑張りましょう🔥
私は、自分がカメラについて全く知識がないこともあり、予算を低めに設定しましたが、私と同じように初心者はそんなもんでいいと思うんです。自分の技術に見合うかな、という金額を決めて、まずはその中で探してみましょう!
たくさん使ってカメラに慣れて、もうちょっと機能のいいカメラが欲しいな〜と思った時には、もっと思い切った予算で検索できるような余裕ができている!はず!と思っています。

ここまで、カメラ超絶初心者な私が必死に調べ、ここが大事かも!と思った点を紹介しました。買ったからって先輩面でポイントなんて語っていますが、全部、あらゆる知恵袋とnoteの受け売りです。

金額は大きいですが、日割りで考えたら使えば使うほど安くなります✨️今こそ、オタクの得意技・金銭感覚バグらせを発動させましょう🎶
私も沢山使って推し活に彩り🌈 💕🎶出したいと思います🌈✨️(カメラを買ってかなりご機嫌)

最後に、入手後初めてのライブで撮れた写真を……!ピントが撮りたかった方に合ってない写真が多かったですが、なんか撮り味がかわいくないですか?!このカメラ!なんとなくですが、良い感じです!これからもっと上手に撮れるようになるぞ〜〜!

では!(写真がちょっとおかしな配置になってしまいましたが、私にはこれが限界でした笑 PCで見ると良い感じの配置なんですが、スマホで表示するとなんだかおかしなことになります!!今度ブログ部の誰かにお願いして直してもらおう…….!と思っています笑)


ピントを合わせるのが難しい〜〜!
良い感じに撮れている🎶 ひつじねいり 細田さん
奥でにこにこしている TCクラクション
古家曇天さん にピントを合わせたかった、悔しい写真です。
これも、ちょっと悔しいです。ピント合わせる練習するぞ〜〜!

知識の見せ方

皆さんこんにちは、みちこです。

最近多忙を極めすぎていて、会うたびにいろんな方からご心配の声をいただきます。大変にありがたいことですね。一部では「社畜」と呼ばれており、そんなに仕事してるかな…と思ったら意外にちゃんとボリュームがしっかりしており、ビックリしています。こんなことがよくあります(笑)

 

さて、今回はちょっと「緊急で動画を回しています」ならぬ、「緊急で記事を書いています」といった感じです。

と言いますのも、最近異様にハマっているコンテンツがありますのでそのご紹介をしたいと思います。

それは、「電車」です。

え、鉄オタにでもなったの?と思われそうですが、それとは少し違うと言いますか…

ジャンルを何と表現したらいいのか分からないので例を挙げると、「わざと終電を逃して都内の地下鉄の駅の端から端まで歩いてみる」動画だったり、「わざと終電に乗ってみて終着駅で野宿してみる」動画だったりと「終電」に特化した電車系の動画を漁っております。

 

こんな例を出すと、前文の話とも相まって私に社畜のイメージがついてしまいそうなのですが、名誉のために、「断じて違います」とだけはしっかりと申し上げておきますね(笑)

というのも、私がこのようなジャンルの動画にハマった理由の一つが「その知識の使いどころ」です。

これはまた別の動画なのですが、「大晦日の日に電車で2駅しかかからないところへ、24時間以上の大回りをして出発駅から到着駅まで回る」というものがあります。

 

これはどうやら鉄道界隈の間では有名なことらしいのですが、そんなことはまったく知らなかった私がこの動画を最初に見た時、感動したんです。

普通ならたった2駅、5分程度しかかからない距離を、オタクたちが持つあらゆる知識を駆使して1日以上の時間をかけて目的地に向かって行くなんて「知識がなければ」絶対に出来ないことです。

 

よく、「知っているか知らないかで人生の見方が変わることがある」などと言いますが、これは確かに見方が変わるな、と思いました。

一見すればかなり無駄なことをしているように見えますし、日常生活にはほぼ役に立たないことではあるでしょう。しかし、そんな知識も使い方・見せ方を変えることでエンタメになり、同時に知識の習得にもつながる。久しぶりに、おもしろいものにハマったな、と思いました。

 

というところで短いですが今回は終わりにしようと思います。

いつもだらだらと書いているので、このくらい簡潔な日があってもまあ許されるでしょう…!

(忙しいとも言う)

次回更新の頃には、この忙しさも過ぎていると信じたいです…(忙しさの根本原因はいよいよ1週間後に迫った「目白祭」(本学の学祭)なので…)

 

その際にはまた、長々と何かを語ることとしましょうか…

最後までお読みいただきありがとうございました!

親知らず

皆さま、こんにちは!こゆき✨でございます。
だんだんと涼しくなってきましたね、いかがお過ごしでしょうか。私は、先日親知らずを抜いてピークは終えたもののまだ少し腫れている状態が続いております。

親知らずはまだ生えてはいなかったのですが、レントゲンを撮った際にお医者様からそろそろ抜いた方がいいかもねと言われたのがちょうど1年前の出来事。色々と忙しかった(←ビビってただけ)ので後回しにしていたのですが、抜くなら今のうちかなと思い右の上下2本を抜歯してきました!抜いた次の日はパンパンに腫れましたが痛み止めを飲んでいたのでそこまで痛くはなかったです。抜くときに麻酔をしていても感覚はあったので「あ、今抜けたな」というのが分かりました。でもまだ折り返し地点。来週は左の上下2本を抜歯するのでまた腫れます。きゃー!でもしょうがない、大人の階段を上るための儀式だと自分に言い聞かせながら次回も頑張ります。

本日もお読みいただきありがとうございました😊

良い週末を~!

隔離部屋の中から

今年もインフルエンザに罹り、高熱、熱痙攣と関節痛、おそらく軽い意識障害。寝かせていただいていた町医者から救急車を勧められるも(大事になるから避けたいという一心、そして何よりも薬のおかげで)無事回復し、潜伏期間を自宅で過ごす日々。

食欲は未だ無く、のどが痛くて喋れもしないため、来るメッセージ毎に「そうそう、あなたはワクチンを打ってください」と敬具のように付けて返し、「またか!」「お大事に」「免疫をあげたい」という返事に心を温める。正直なところ、今回は辛い方だったから、こういうメッセージをわざわざ引き出そうとしてしまうのも無理はないでしょ、と言い訳をしたい。(尤も、辛かったのは、熱が出始めた時に「インフルだとは思いたくない」という謎の頑固さを発揮してロキソニンを四回ほど飲んだからだと考えられる。)

五年前、罹った時に、課題を終わらせてやろうと机に向かったら、倒れたことを教訓に、今回もおとなしく起きている時間は文章を目で追う活動に勤しんだ。人の話を聴くのも好きだが、体力的にはこちらの方が勝るのだ。幸いにも、私にはスマートフォンの中にSNSはあるし、好きなWebサイトもアプリも複数ある。それに積んでいる本があった。腕と上半身だけは疲れるが、それもしばらくすれば慣れるものである。

未だふらつくところがある体をベッドから起こし、「自分が思うより水分を取りなさい」という昔の小児科医の言葉を思い出しつつ、贅沢に二リットルの生茶を自分専用のコップに注いで、三杯ほど飲んで、机に放置していた本を一冊取り出して、ベッドに戻る。

『ゲーテはすべてを言った』というぬるい赤ワインのような本は、(個人的に)こういった時に読めて幸いだったと思う。普段の引用がどうの…などは考えず、文章を胃にそのまま流し込むように読んだ。一文が気になって調べ始めると、更に読むのが遅くなってしまう。私は、調べるという行為を強制的に規制されさえすれば、早く読み終えることが出来る。別にそれもまた良いだろうと考えるタイプの消費者だから、良いのだ。

文章のなかの「あ」という一単語に関して、どうしてこの単語が出て来たのだろうかとウンウン悩むのも読書、この使い方良いなと将来に活かそうと頭の中に取り入れて置くのも読書、別に気を止めることなく風景の一部として捉えるのもこれまた読書といえよう。

それから、こうして読んでいると、時々信じられない箇所で心に訴えかけられることがあるから、これもまた楽しい。今回は「ゼミの研究経過発表の時点で既に英文にして五万語に達する勢い」という文章に震え上がった。夏休み中に八割方は終わらせようと思っていた自分の卒業論文は、色々と寄り道をした結果、少しだけ中心部分を遷した為にまた目次からとなっている。

卒業論文で調べるにあたって言葉を引き出し、そこから芋づる式にモリモリ出てきた面白い本を読んでいたら、こんな時期になってしまった。恥ずかしいというか、自分の性格上、こうなる運命だったか、とも考えるし、終わった時に振り返ってみて、どの工程が一番楽しかったですか、と聞かれたら「寄り道をしているところ」と答えるのだとも思う。

(それはそれとして、この文章は楽しすぎませんか、ということで紹介。またいつか話に出て来るかもしれないから、本当に一文だけに留めて置く。

日本銀行の地下を穿ち堅牢なる金匣を溶解して斬く二十九万五千圓の大金を奪い去りたる近来稀有の大賊

須藤南翠『おぼろ月夜』

南翠の作品は「確かに人気だったのだろうな」というものばかり。)

そんな性格だからこそ、とある一文章が引っかかって、どこ出典だったっけと探す過程を描いたこの本は単純に面白い。繰り返しにはなるが、登場人物に卒業論文執筆中の人間が出てくるのは現実を突きつけてこられるようで困るには困るが、病人というパスを掲げて他人事として考えれば、これ以上面白い物はない。

私にとって本は飲み物である。水、茶、紅茶、コーヒー、ジュース、そしてワインやビール、ウオッカ等の酒類などと同じように、多種多様なものをその時その時、己のほしいがままに味わう。単純に日常の娯楽として楽しみたいために、喉に詰まったものを胃に流したいために、何となく出来てしまった時間のために、その作品が背負っている世界を味わいたいために、教養として知っておきたいために、友人と共有して共に語る時間を楽しむために。

本物の水分と違って、人体の構造的に必要不可欠なものではないが、己の生命維持としては、ないと困るものだと確信している。つくづく、本が手軽に読めるところに生まれてきて良かったと思う。

ただでさえ忙しい四年の秋。右手に悪夢、左手に悪夢という状況。慣れない人はとりあえず正面から挑もうとするが、結局体力が普段通りでないから、敗北する。一度目の前に本を開けば、良い気分転換になる。楽しんでいるうちに気持ちが落ち着き、いつの間にか片方の悪夢は消え、安心して再び目を閉じることが出来る。そうして眠り、コンディションを整えることでもう片方の悪夢も楽観視出来るようになる。効率的とはこういうことをいうのだと、これが長年菌とバトルしてきた者が得た知識だと、少し自慢したくなる。

次にこの隔離部屋を出た時、全ては好転していく。そう信じながら、本を閉じて机に置き、家族に「文字もデカいし、一時間もあれば読めるよ」と連絡し、心地よさそうな秋晴れを横目にまた眠りについた。

夢に行きそうだというタイミングで、「次出る時ってトイレじゃね?」と気づいてしまったのはいつもの詰めの甘さである。

待ち望んだ季節

 こんにちは、こんばんは。

夏の気温から秋冬を感じる気温になり、とってもワクワクしているりさ🎧です。

 秋冬大好き人間からすると秋冬が来るのが嬉しくて、秋冬を過ごすのが楽しくて…!!どちらかを選ぶのなら、冬が好きです。秋はすぐ過ぎるので寂しいです(泣)
 冬の好きなところを挙げていくならば、まず朝の空気が澄んでいてきれい!夏に早起きしてまで散歩をしたいとは思わないけど冬だったらそんなのお構いなし。まだ薄暗い6時に起きて静かな川沿いを大好きな音楽を聴きながら明るくなるまで散歩する。朝日が出てきて空がパッと明るくなるあの瞬間、今思い出してもうっとりしちゃうほど幸せな時間です。後期は週3で1限なので1限が入っていない朝に散歩するのが待ち遠しいです。
 また、冬が来てうれしいことのひとつに服装が挙げられます。私はダボっとした服を着るのが大好きなのですが、夏にそれをやると少々暑苦しく見えることから夏には泣く泣く封印しています。でももう秋が訪れたからそれもついに解禁!嬉しい!
 最後に秋冬はご飯がおいしい!中学生ぐらいまで栗もさつまいもも苦手だったのですが、ここ近年でおいしく食べられるようになり、なぜ今まで食べられなかったのか不思議なぐらいです。モンブランも焼き芋も好物になり、買い物ついでに買っちゃったりして…。あとは鍋を理由なく食べられるのもいいですねぇ。醤油ベースで白菜、えのき、豚肉、人参、白滝、しいたけ、ちくわぶ…楽しみです。

 そしてリルリンリンファンからしたら見逃せない!ディズニー・クリスマスのグッズ詳細が先日発表されましたね!リルリンリンを知らない方のために僭越ながら紹介させていただきますと、2021年のクリスマスイベントで初登場したキャラクターで、クリスマスの妖精とされています。私の好きなコは首を「コテン」としているコです。気になった方はURLを貼っておきますので、見に行ってみてください。     https://www.tokyodisneyresort.jp/treasure/christmas2025/tdl/goods02.html

 今年も昨年に引き続き淡い色味のリルリンリンたちがお店に並ぶのですが、今年初登場の水色のコ!!私の好きな水色×リルリンリンの組み合わせは買わない選択肢がないんです。ですが、私の誕生日が11月下旬にあり、ちょうどクリスマスシーズンの最中なのですがそのころにはリルリンリングッズが売り切れているほどの人気ぶり!(毎年誕生日前後にディズニーでお祝いします)日数で見ると2週間経たずで売り切れてしまうのです。
 発売当日に授業をお休みして買いに行くことも考えたのですが、教職や必修の授業があり断念しました(決してこれ以外だからいいというわけではないので、あくまでも!自己判断でお願いします!!授業への出席は大事です!!)。なので、なるべく発売日に近い日で授業が3限で終わる日に17時に入園するチケットを買いました。その日まで何とか耐えてねリルリンリン…!!!私以外の好きな方のもとにもリルリンリンが届きますように!

 最後に、目白祭の紹介をして締めたいと思います。
私が所属している「日本女子大学オーケストラサークル」は1日に2回公演を行います。ここに詳細を載せるとごちゃごちゃしてしまうので、近いうちにサークルのインスタグラムにて上がるそちらをご覧ください!香雪館の5階、502教室でお待ちしております!

 私自身ここ最近の気温変動で体調を崩していますので、皆さんも体調には気を付けてくださいね。おいしいものを食べ、あったかくして、いっぱい寝て、楽しい毎日を過ごしましょう!

 本日は私の好きなものについて語らさせていただきました!
またお会いしましょうー!

こんじょう

以前、日文で書くという記事で創作自主ゼミの話をした。
曜日が被っている学会委員活動のせいでほぼ幽霊部員気味にはなってしまっているが、
相変わらず創作自主ゼミで思い思いに文章を書いている。
それに加えて、後期はみんなの憧れ創作技法論をとっているので、増して文章を書く日々になるだろう。(創作技法論は、おそらく日文で一番倍率の高い抽選科目なのである)

これまで書いてきた文章、全て自信作だ!とまでは当然言えない。
しかし、今回目白祭に向けて書いた小説は、我ながら自信作だ。
今回は、創作自主ゼミの宣伝!に見せかけた、目白祭の宣伝!に見せかけた、ただの私のエゴの話。

創作自主ゼミでは、小説ごとにテーマが課される。
今回の目白祭小説でのテーマは、色。目白祭のテーマからとっている。

色、何色にしようかなぁと考えた末に、たまたま目に入った紺色にした。
インスピレーションが降ってくるまで、待つ。
そうだ、手紙。手紙をテーマにしよう。紺色は、インクの色だから、と。

そこからは早かった。なんとなく、祖父をテーマにした小説にしようと思った。
私の母方の祖父は、私が小学生だった頃に亡くなった。
とっても可愛がってくれていて、私も祖父のことが大好きだった。
ここで、あまり祖父の話をしすぎるのは控えようと思う。
小説の裏の話をしすぎると興醒め……みたいなところがあるからである。
そうして、大好きだった祖父を思い出して書いた小説は、
もちろんそのまま祖父、というわけではないけれど、自分で読み返してみると「ああ、おじいちゃんだ」と思う。

自信作、になる小説は、やはりどこかで自分の思いが乗っかっているものなのだと思う。
たくさん考えて、一気に書き上げた。
どんな小説になったのかは、ぜひ目白祭で部誌を受け取って読んでみてほしい。

結局目白祭の宣伝になってよかった。
日本文学科ブースには、他にも自主ゼミの出し物があったりするので創作はもちろん、ぜひ近世の方にも、そして他の自主ゼミのところにも足を運んでみてほしい。

夏、初めてのこと

お久しぶりです!ゆずなです🪼

今回は、

①音楽フェス

②後期時間割

の2点を綴りたいと思います。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

🪼 ①音楽フェス

私の今までの人生に、音楽フェスというイベントに馴染みがなかったのですが、様々な音楽フェスに行っている友人のお話を聞いているうちに、行きたいと思うようになっていきました。

8月に行われたSUMMER SONIC 、略してサマソニに見に行きたいグループの出演が決定していため、行きたかったのですが、予定が被って行けず……。無念😔
しかし、9月に開催された「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」、通称ロッキンに行ってまいりました〜!

ついに!人生初の音楽フェス!!

9月とはいえ暑いだろうということで、ただただ熱中症に恐怖していたのですが、暑かったのは午前中だけでした。午後は曇ってきたおかげで暑さが和らいで、フェス初心者に優しい、大変過ごしやすい気温となりました☁️ありがたい〜!

中学生の頃から聞いているSHISHAMOの演奏を実際に聞くことができてとても感激しました💞(解散悲しいですね…)そして、コレサワ、Wurts、10-FEET、そして最後にはRADWIMPSと、様々なバンドの音楽を浴び、大変充実した時間を過ごせました!また行きたいです💭

初心者の私に優しく教えてくれた音楽フェス先輩の友人には感謝です🥺🙏🏻🙏🏻


🪼 ②後期時間割

みなさんは履修登録をするとき、1限に授業を入れますか?それとも、5限に入れますか?

私は、1限に入れる派です🙋🏻‍♀️

朝に授業という予定を入れてしまえば遅刻しないために朝に起きるしかなくなります。その分授業後の自由時間を確保できます。その自由時間があればあるだけ、なぜか得した気分になるんですよね笑
特に私は、用事のない日に早起きすることが大の苦手です。授業を入れることで強制的に一日を始めることができ、助かります🕐

後期の履修登録訂正期間に履修登録をし直した結果、1限の日が週に3日という時間割に…😳
3限まで受けて終わる日が多いため、早く終わる分、自分の貴重な自由時間を有効活用していきたいと思っております。後期も頑張ってまいります💪🏻

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

本日も私のブログを最後までお読みいただき、ありがとうございました。



今日もあなたにとって、笑顔になれる日になりますように♡

秋風のこころよさを

皆様こんにちは。本日はどのような1日をお過ごしでしょうか。
私はつい先日まで夏季休暇中でしたため体をゆるりと休め……られたかというとそうでもなく…就職活動で何とも慌ただしい日々を送っておりまして……ESやら面接やらの練習をするたびに己という人間のなんとも骨のない生き方に、呆れて笑ってしまうほどです。あぁ申し遅れました!今回のお相手はまどか🐧です。
そんな慌ただしい日々ではございますが、この心身へのダメージの入り方……原因はそう!酷暑。
毎日毎日飽きもせず燦然と輝いておいでの太陽が、陰気な私の心にも暑さが苦手な私の体にもクリティカルヒットしております。


私の友人には「夏ってなんかいいよね!気分が明るくなる!毎日でも遊びに行こうぜ!!」という逞しい方もいるのですが、それって夏というか夏休みが好きなんじゃないですかね。違う?それは失礼。
何にせよ光が明るければ明るいほど影は暗く濃く落ちるってモンです、私はクーラーの効いた部屋のお布団の中でしか生きられません。

私ほど極端にとはいかずとも少なからず近年の猛威を振るうこの暑さには皆様方も辟易しているのではないでしょうか。熱中症の危険性もありますからお身体をどうか大切に。

ですから、そう!涼しいところへ行きましょう。うんうん。日本で涼しいといえば……東北!!





***






実は先日、日本女子大学文学部日本文学科の有志で岩手県へ向かい研修旅行を楽しんで参りました。もちろん文学の徒である私共が研修旅行となれば文学関係の内容であることは必然。
岩手県に所縁のある作家といえば〜!?さてどなたでしょう?


宮沢賢治?


それは、たしかに!そう!!!!大変著名な作家さまで現代でも素晴らしい人気ぶり。花巻市以外の駅でも山猫軒の可愛らしいグッズが沢山買えますよ。賢治ファンの方にはオススメです♪

ですが、もう1人著名な方がいらっしゃいまして。
そのお方が石川啄木です!

最近ではなんだか「文豪とアルケミスト」や「啄木鳥探偵處」といったメディアミックスでキャラクター化されていたり、X(旧Twitter)などのSNSで【はたらけどはたらけど……】や【一度でも我に頭を下げさせし人……】などがミーム化されていたり、思わぬところでお姿を見かけたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな啄木へ「生活が大変そう」「ちょっと過激なパンチのある歌を詠んでそう」……なんてイメージを持つ方も存外少なくないのではないかと思います。ですが、どうしてそのような印象深いフレーズの数々が生まれたのでしょうか。その答えはきっと啄木の生涯にあります。

そして彼の生涯を知るのにうってつけなのが岩手県盛岡市にある「石川啄木記念館・盛岡市玉山歴史民俗資料館」です。今回の研修旅行ではこの石川啄木を中心に盛岡市近辺の様々な所縁の地を取材して回り、各チームの持ち帰った成果を全員で一つの案内パンフレットにまとめる!といった活動が目的となっていました。その中でも私は「石川啄木記念館・盛岡市玉山歴史民俗資料館」を調査するチームに所属していたのですが。。。見所が!多すぎて!案内パンフレットには到底収まりきらない!!!

そんな啄木の魅力がぎゅっと詰まった記念館をご紹介していきます。




***




ところでこちらの石川啄木記念館は白いモダンな一軒家のような風貌をしているのですが、これは啄木が生前に「家」(『啄木遺稿』東雲堂書店、1913年所収の「呼子と口笛」より。NDLオンラインでも確認可能:https://dl.ndl.go.jp/pid/947452/1/13 )という詩の中で描いていた「理想の住みたい家」を再現したデザインなのだとか。生誕百年記念に様々な人の協力で建てられたそうなのですが、皆様の愛を感じますね✨


そして扉をくぐると最初に出迎えてくれるのが啄木のお人形さんです。こちらのお人形さんは実寸サイズのようで、啄木と背比べができちゃいます♪気になる啄木の背の高さは……ぜひ皆様自身で背比べをして確かめてみてくださいね。



そして啄木のお人形さんに見守られながら目の前の扉を進むと、開けた展示室の中に啄木の詠んだ印象的なフレーズの数々が浮かんでいるというどこか幻想的な空間へ出ます。よ~く観察してみればそれらは文字の描かれたパネルが天井から吊り下げられているような展示であると分かりますが、展示室に入った瞬間目に飛び込んでくるフレーズの印象深さは流石詩人の言葉です。


そんな視覚的な出会いを果たした後はぜひとも中央の映像展示へ足を進めましょう。啄木の生涯やその故郷について、様々な解説を映像と共に紹介してもらえます。こちらのお話を聞いているだけでも啄木について今までよりも詳しくなったような気分になれちゃいますよー!

そのようにして掻き立てられた興味を、今度は周囲をぐるりと囲む壁一面の啄木年表へ。こちらでは彼の生涯や発表された作品、関係する作家たちの紹介が幅広くまとめられています。展示を通して啄木や当時の日本の歴史に触れられることはもちろん、例えば啄木は幼い頃ゆべし饅頭が食べたい!と夜中に母親を起こして作らせたことがあるなんて可愛らしいエピソードも紹介されていますので啄木の為人を想像することもできちゃいますね。

このような展示が魅力的なのはもちろんですが、なんと今回は特別に学芸員の方にインタビューまでさせて頂くことができたのです!そんな素敵な機会に恵まれ、展示がどのように維持されているのか、施設リニューアルで実現された新たな魅力といった様々なことを伺い理解が深まったように思います。



その中でも印象的だったのは屋外に展示されている「旧渋民尋常小学校」と啄木がかつて間借りしていた「旧齊藤家」の2つの建造物についてのお話です。

この小学校は啄木の母校であり、後に彼が代用教員として働いていた職場でもあるのですが……なんと室内へ立ち入ってその内部まで見学することができます!隣接する旧齊藤家も同様に内装まで見学が可能です。

時に厳しい自然環境にも晒されるであろう屋外の建造物展示というだけでも衝撃であるのに、見学者の立ち入りまで許されているという何とも学びの多い贅沢な展示といえますが一体どのように維持されているのでしょう?学芸員さんのお話によると5月の終わり頃には地元の商工会の方々が障子の張り替えをしてくださったり、冬前には建物の外側にビニール付けて保護をしてくださったり……多様な方法で定期的に管理をしているのだそうです。その他にも壁や屋根などの木材へ防腐剤を塗布する、地域の小学生がお掃除ボランティアをする、などなど地域一環となってこれらの展示を守っているのだそうです。元々の資料が貴重であることは勿論ですが、そこへさらにこんなにも多くの人が関わって守り続けられているという重みも加わり素晴らしい鑑賞体験が生まれているのかもしれません。


皆様も石川啄木記念館を訪れる際は、屋外の展示を楽しむのをお忘れなく!


そしてそして…記念館で啄木について知った後は可愛いお土産も要チェックです。絵葉書や栞など多様なグッズがカウンターに並べられていてどれを買うか本当に迷ってしまいます。ちなみに私は「石川啄木短歌帳」という文庫本サイズの可愛らしいノートをお迎えしました。一頁一頁に啄木の短歌が載せられており、しかも栞までセットで付いてくるという素敵すぎるお土産です。品物を入れて下さった紙袋にもひょっこりミニ啄木がいて思わず笑みがこぼれました。

私という人間は「遠足は帰るまでが遠足だし、文学館巡りはお土産を買うまでが文学館巡り」だと信じているタイプですので、このようなグッズには目がないのです!今回は研修旅行だったために時間の関係上、条件反射的に一瞬で選んだ商品を購入して慌ただしく帰路へつきましたが……無念。次にお邪魔する際はもっとじっくり吟味して色々と物色したいところです。





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ここまで啄木や記念館について紹介してまいりましたが……最後に強くオススメしたいポイントは【石川啄木記念館と盛岡市玉山歴史民俗資料館という2つの施設が併設されている】ということ!つまり石川啄木という作家について知るだけでなく、彼が愛した盛岡市玉山地域の自然や歴史、風俗についても共に味わうことが可能となっています。さらに先程紹介した通り、石川啄木記念館は室内展示に加えて屋外では啄木にまつわる学校や家屋といった規模の大きな展示も行われているのです。あまりのボリューム感に私達調査チームは二手に分かれるどころか三手に分かれました。


涼やかな屋内で一日中楽しめそうなほどのボリューム感と多岐に渡る展示内容を誇る「石川啄木記念館・盛岡市玉山歴史民俗資料館」は夏の暑い日やお天気の不安定な時にも安心の観光スポットですね!しかも驚くことに入館料は大人300円・高校生200円・小中学生100円(盛岡市玉山歴史民俗資料館は入館無料)というありがたい価格設定✨


皆様もぜひ盛岡市の自然と、その美しき環境に育まれた芸術をたっぷりと味わってみませんか。




〈関連サイト紹介〉

・「石川啄木記念館・盛岡市玉山歴史民俗資料館」公式ホームページ https://www.mfca.jp/takuboku/

今回のブログ記事作成にあたってこちらの記念館の学芸員の皆様に多大なるお力添えを頂きましたこと、心よりお礼申し上げます!

メタ思考

ごきげんよう、あやめでございます。

前回は大変きたない断末魔を聞きつけて、いろんなブログ部員のみなさまが後を引き継いでくださったこと、嬉しかったです。御礼申し上げます。ありがとうございました。つまらない先輩風もいいよって言って貰えて、にんまりしました。

秋の足音がして参りました。山間部の我が家では朝晩が冷え、もう長袖のパジャマじゃないと寒いし、掛ふとんもモコモコのものを押し入れから引っ張り出しました。ヒガンバナも色づいて、ハイキング客がバスを埋め尽くす季節になりました。季節の変わり目は大体不調を引き起こします私は先週、例に漏れず、花粉症?風邪?をこじらせてしまい、一週間ずっとゴホゴホ言っていたので喉が痛いです。内定式もありましたが、薬を飲んだり気合を入れたりしてなんとか乗り切れました。気を引き締めて参ります。

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私の隣に、まだ、人生というキャンディを口の中で転がして味わえている、子供の頃の私の顔をした悪魔、もといおばけが佇んで、悪口をいうので、そのさまを少しお伝えしたく思います。

脳みその隅でチラと、つかれたな、と思ったときの返事が以下のようなものです。

「ハ、笑わせる。大体ね、あなた感覚器官が鈍いンです。ありふれた毎日?これだけちがう毎日なのに?全く同様の条件が揃った同様の日なんてないンだから、新しい刺激が必ずどこかにおちている。それをきちんと拾い集めてたのしめるか。ここに鋭敏さが現れるはずでしょう。この鋭敏さを言い換えるならそれは教養だし、賢さでしょう。それを大声で「毎日がつまらない」なんて豪語して、一体どういうつもりなのサ。みずから「あたくしは自分の手でおもしろいことをみつけられないマヌケ個体であります」というようなものじゃないの。それでいいの?ふうん、最近の流行りの趣味嗜好はわかりませんネ。マァこんなに複雑で繊細なお味は味わいつくせないのね。わかりきったパキパキのこってりハンバーガーでも食べていればよろしいのでは?」

このざまです。チラと一言、つかれたな、で、この量。あまりにひどいので時々、脳内のノイズキャンセリングをしたいなと思います。

彼女との応酬をもう少し詳しくお教えしましょう。

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ここで光っているのは、電光掲示板だけである。

持病の薬がなくなるので通院にきた。田舎の総合病院には大抵お年寄りと、それに対応するのに慣れきった魚の目をした声の大きい看護師しかいない。そのなかで目立ちに目立っている若輩者で体のうすぺらい、釣り目の私は身分を持て余して、それから待ち時間を持て余して、ちょん、と椅子に座っている。

その隣に、同じ顔を15歳若くした子供の私が、やはりちょん、と座っているように見える。しかし、私よりは病院の長椅子に座り慣れているようにも見える。思い切って声を掛けた。

「慣れたもんだね」

隣におすまし顔で座っている小さな私は、病院を自分の家かの如くに使いこなして落ち着いている。

「ほぼ毎週来るんだもん。そりゃ慣れます」

「毎週?」返事が来たことに驚きつつ、こう返してみる。

「風邪ひくの、毎週毎週、1週間かけて治して、ようやく治って、嬉しくて遊んで、疲れて、風邪ひくの。だからまたすぐ病院」

「成程。それじゃよく慣れているね」

「小児科は混むのよ、子供っているものはよく騒ぐし場合によっては暴れるし、そうやって1人にかかる時間も長いのね。でもここの院長先生が〈すごうで〉だからみんなここにくるの」

「…誰の受け売り?」すごうで、がひらがな表記に聞こえたから誰かの受け売りなのかと思った。

「オリジナル」

おや、驚いた。賢い子、なのかもしれない。悪魔とかおばけの類はなべて賢いもの、ときいたことがある。皮肉を言ってやれ、と思った。

「学校で浮いてない?」

「ここよりはマシ」

なかなかクセのある小癪な娘である。良い子ちゃんな私とは大した違いである。

「小学校は、たのしい?」

「楽しいよ。時間割が一日まるまる全部算数とか理科とかになってくれればなおよい。ただそこに居る人間はあまねく嫌い。無知は時に罪、ってよくいうよね。そんなの、」

そこで少女は口をつぐむ。その先は無粋だと判断したらしい。

「そんなこと言ったらまたせんせいに怒られるね」私は、ごく小さな子供をなだめる定型文をなぞった。

「他人軸?あなたそんなことばっかり気にして、あなたの意見はないの?そんなんでたのしいの?」

子供の声で、自分の声で、おばけは自分を否定する。パラドックス。なかなかパンチのある小娘である。

「…楽しい楽しくないではなくて、そういう眼差しの角度があるっていうだけ」

そりゃ、あなたほど真っ直ぐならたのしいでしょうよ、と声に出さずに目だけで訴える。その意はまっすぐ違わずに伝わったらしい。

「傍で羨んで足踏みしていないで、やってみればいいでしょ、後先なんてどうとでもなるんだから、靴だって服だって顔だって経験だって、求めれば与えられるってどっかの神様は言ってるよ」

おばけは少し焦ったように言葉を連ねた。

「小癪ね」

「あなたよりはマシ」

小さな私は語気を強めていった。

外界は晴れ。窓から刺す日光に目が眩む。待合室は清潔な香りがして、経年劣化の薄汚れた・座面の破れた椅子が狭そうにしていた。おばあさんが全身痛そうな苦悶が刻まれたの如くのシワをさすって、春も盛りで気温は23度近くあるのに、厚手の上着を着て座っている。

「あの看護師さん、太ってるね。食べることしか楽しみがないんだね、目なんて魚みたい。こんなに味わう余地がある人生なのに、その味を見つけられないんだ。魚眼レンズの魚の目だもん。つまんなさそうだね」

悪魔は私から標的を変えてそういった。

「…そんなこと、外からじゃ判断がつかないでしょ」

「あの顔だよ?顧客はあんな理論の通じないブラックボックスなのに、なんで楽しく仕事ができると思うの?」

「それは倫理的でない発言だから私は同意しない」

「でもそうでしょ?誰だって誰かを嫌って生きてるよ?」

「そうであることと、それを外に発していいこととは違う」

「でも言わないとこっちも病むよ?現にこんなところに来てるんじゃん」

「…通院理由については、私の元来の特徴によるから、誰のせいでもないの」

「嘘だね。毎晩無駄に泣いてる癖に。こんな脳みそで生まれなければよかった〜はやく人間になりたい〜みんながうらやましい〜って弱々しくさめざめ泣いてる癖に!みんながうらやむ高性能の脳みそ有してる癖に!やーい!ただの人間のくせに!たいしたことないくせに!!」

「こっちはどんな気で狂人やってると思ってンだ」

流石にカチンときた私は、怒鳴り散らかしておよそ大人気ない態度をとってやろうと思って煮詰めた嫌な言葉を吐きたかった、が、低くて地面を這う様な低音で、小さく一言、自信なさげに自嘲的にしか言えなかった。急激な機嫌の悪化に、喉はついていかなかった、ということになるのかもしれない。

天気は依然として晴れ、雲行きが怪しくなったり、まさか雷雨になどなっていない。この騒動を聞きつけて看護師さんが駆け寄ってくることもない。全ては脳内の、電気信号のなすわざである。隣は空席である。しかしながら気持ちだけは昂って、イライラして看護師さんに当たり散らしている、あそこの、廊下の突き当たりで揉めているお爺さんの声がハウリングしているようである。そんな自分の様子を、「この「噴火」の仕方なら、私は肌が白いのかな…ということは彼女は黒い肌かな…もう少し怒りの粘度を下げて…安山岩を多めにしたいな…富士山を目指そう…」などとふざけたことを織り交ぜながら観察するお茶目な私も存在するのだが、小さな私にはおそらく、かなりシリアスに、大真面目にブチギレている私しか見えないだろう。

少女は多少面食らった様である。まさか言い返すとは思わなかった、という顔色で、こちらの出方を伺って顔色を見定めている。

「ゴトウさん、2番の診察室へどうぞ」

私の番だ。小さな私は萎縮したのか、なんなのか、どこかへスタコラ逃げてしまった。これではせんせいに実態をお見せできない。今日も表向きの私をお伝えするにとどまるのだろうか。深層も真相も、表現できないことを、曖昧に悩みながら。