こんばんは、さゆりです。もうすぐ夏休みも終わりを迎えますね。個人的にはまだ休ませてくれてもいいよ!という名残惜しさがありますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
私はなんだか何も成し得ないまま終わりそうだという焦りと、前期の忙しさと真逆ののんびりした生活を出来た幸せを感じています。
さて、休み中はこれといって何かを達成することはできなかった気がしますが、新しく始まったことがあります。
鞍馬天狗のお稽古です。
今の能研のメンバーは全員仕舞で舞台に立つことを経験した事がなく、自演会も初めてです。謡も仕舞も経験が浅くて毎回あたふたしていますが、みんな頑張ってます。本番は期待しててね!といえるほどの自信はまだまだ全然ありませんが、能研と大天狗の名、さらには部長の役目を背負ったからには失敗する訳にはいきません。気合で頑張りますので見守っていただけると嬉しいです。
鞍馬天狗は謡も難しいですが、仕舞がとにかく本当に難しいです。他の曲よりも細々とした作業が多くて覚えるだけでも一苦労。私は音楽を耳で覚えるのは得意なのですが、体を使う習い事はほぼしてこなかったので振り付けを覚えるのがなかなか難しく絶賛苦戦中です。
でも、それを上回るほど仕舞が本当にかっこいいんですよ!大天狗の舞、響きだけでもめちゃくちゃかっこいいと思いませんか?
謡の意味を理解しながら舞うのが少し難しいと感じる事が多いのですが、鞍馬天狗では終盤の義経に縋りつかれて振り向く場面があったりして、情景の想像がしやすく、楽しいです。
映像を見ていると、プロの能楽師の方はするすると滑らかに動くのでそんなに難しくなさそうに見えますが、私にとってはどれも難易度が高くて……
途中に飛返り、という型があるのですが、空中に飛び上がってから立て膝で着地するという難易度の高いもので、先生曰く重心の乗せ方を間違えると膝を痛めるそうです。先生もお優しいので、飛ぶタイプのものと飛ばないタイプのもの、どちらを選んでもいいよと選択肢を提示していただきました。
筋トレは好きでも運動神経のセンスが本当にない私、これは安易にチャレンジすると確実に膝を痛めるなと確信して今回は飛ばないタイプの飛返りを選択しました。
小鍛冶などでも見た事があるとってもかっこいい技なんですけど、かっこよさの裏に苦労があるものなのですね。現在は膝にサポーターをつけたり座布団を敷いたりして練習するそうですが、座布団はともかくサポーターのなかった昔は失敗した時相当痛かっただろうなと思いました。
正直、覚える時点で苦戦しているので不安な気持ちは大きいです。でもありがたいことに先生が出来る限り沢山お稽古を入れようと気を配ってくださっていますし、人生で大天狗を演じる機会なんか滅多にない貴重な経験ですよね!自分の周りでは普通に能楽が出来るので感覚が鈍くなっている気がしますが、お能ってやりたいと思っても簡単に習えるものでもないので、貴重なお稽古を受けられるだけでなく発表の機会も与えられていることに感謝します。そうです、みなさん、能なんてそうそう出来るものじゃないのでやるなら今!在学中ですよ!!!!ちなみに能研はいつでも加入出来ますので気になったら気軽に問い合わせてくださいね😉
今年鞍馬寺を参拝したことも多分きっと、何かのご縁なんだと思います。護法魔王尊からの加護を祈りつつ、粉骨砕身の気持ちで頑張りたいと思います。護法魔王尊、応援しててね!!!!ではまた!!







