スギと桜と出会いと別れと

 今日、花粉とんでもなくないですか。朝から鼻も喉も目も全てがやられ、なんなら顔の皮膚ごと痒くてたまらず、鼻水に溺れそうになりながら生活していました。花粉と戦うことはや10年、もはや花粉症じゃなかった時期の春を何も思い出せません。
 小学生の頃、算数の授業中に先生が年をとると1年の体感が短くなるという話を分数を交えて説明してくれたことを覚えていますが、齢22になるとだんだんあぁそういうことかと実感できるようになりますね。夕方、外を眺めて陽が伸びたなと感じる毎日です。人生って「陽が長くなったなあ」と「陽が短くなったなあ」の連続なのかも。今年もまた春が訪れ季節が巡るのは早いなと思いつつ、先週は雪が降り今日の最高気温は27度らしく、今が冬なのか夏なのかもう私には分かりません。三寒四温の域を超越しているんじゃないでしょうか。

 先日、無事卒業式を迎えましてついに学生生活にピリオドを打ちました。私は入学式の時、「本当に合格できているのだろうか」と半信半疑で迎い学生証をもらうまで不安でいっぱいだったのですが、卒業式でも同じことが起きておりまして「私は本当に卒業できているのだろうか、資格を取れているのだろうか」と思いながら学位記や免許状を受けとりました。よく卒業してしばらく経っても単位が足りない夢を見るといったことを聞きますが私も例に漏れないのかもしれません。短大に通っていた祖母は子ども、つまり私の母を産んだ後に時系列的にはありえないのに赤子を背負って単位の関係で学生課に行く夢を見たことがあるそうです。
 この4年間を振り返り、とかをし始めるとキリがないのに部活や実習のことなど言えないことも多くてこの場ではなかなか難しいのですが、面白くて少し苦しくて達成感なんかもちょこちょこあり、なんだんかんだ充実した時間だったなと思います。何を成し遂げられたかといわれたらそんな大それたことはできなかったけれど、私の人生には必要不可欠だったとは自信をもっていえる日々でした。好きな勉強をできるのって好きな分苦しんだこともありつつそれすらも楽しかったなあ。自分という人間の引き出し、深みみたいなものを多少なりとも得られた気がします。まだまだ若輩者ですが。
 文章の創作活動をするわけではない私にとって、自分の綴る砕けた言葉公に発信する場所はここが初めてだったかもしれません。小中高であれば感想文や小論文、大学だとレポートや論文を書く機会は多くありましたが意外と口語体に近いような、堅くない文章書く機会って学校教育の中だとあんまりないですよね。思いっきり私的なやりとりですが保育園通ってた頃とか小学生の時に友だちにお手紙書いたくらいですかね。60回以上更新してきて今更ですが、そう思うと多くの人の目に触れる場所に砕けた文を載せるって不思議な感覚ですね。私の記憶が正しければたしか初回からの数回分は人に見られていることを意識してしまい何を書くべきか悩みに悩み何時間もかけていました。途中からまあ誰も読んでないよなと思うことで肩の力を抜いてのびのび書けました。のびのびしすぎて私のブログは随筆と日記の間みたいな内容ばかりだったように思います。果たしてこんなものを公に出していいのだろうか、と思うこともありましたね。特に叱られもせずなんとか3年間更新できていたのできっと大丈夫だったんでしょうね、良かったです。

 3月、4月のこの時期、変化が大きくても小さくても新たな環境に身を置く方が多いでしょう。皆さまにも、私自身にも、この春が良い季節でありますようにと願っています。というか新生活に緊張で胃がキリキリしている私にどうか健やかな毎日を……お願いします……。
 秩序もルールもなく、名乗りもせず、その時思ったことを思ったままに、時には何も書くことがないと頭を抱えながら3年間更新し続けてきました私ひとこのブログですが、ひとつだけ、「では」で締めることだけはなんとなく自分の中で決めていました。「では、また。」の意の「では」。更新し続けること前提のこの言葉でした。これ、風呂敷を広げすぎて結べなくなった時にも強制的に終わりを示してくれるまあ便利な言葉なんですね。というよりは勝手に便利に使っていたという方がふさわしいでしょうか。そんな小さないつもの、も今回で終わり。今日はいずれまたどこかで、という気持ちを込めて、いつも通り終わろうと思います。3年間、お付き合いいただきありがとうございました。では。

春へ

何枚もの色鮮やかな袖が春風に揺れている。この1年全く顔を合わせる機会のなかった同級生たちが一同に集っている。袴たちも1年ぶりに浴びる外の光にはりきっているようだ。

みんながはしゃいでいる。「ひさしぶりー!」「その色似合ってるね!」「一緒に写真撮ろ!!」…もはや涙を浮かべる余裕などなく、色や声が目まぐるしくすれ違ってゆく。再会と互いの着飾った姿に高揚し、軽い感動があちこちで生まれる。便利な言葉だけの会話がそこかしこで沸き起こる。

しかしそんな中にも刹那の沈黙があった。誰もが同じ目をする瞬間があった。「またね」が少し真剣になった。

あちこちで繰り返される16分休符が、一つの音楽が、確かに流れていた。

この春、私は卒業した。

*****

まいです、ごきげんよう❀

……というここでの挨拶も、どうやらこれが最後のようです。

先日姉から嬉しい話を聞きました。

姉の同僚の娘さんが春から日本女子大学の日本文学科に通うそうなのですが(合格おめでとう!)、ここを目指す決め手の一つが、なんと以前私が出演した学科紹介ムービーだというのです。

特にお母様(姉の同僚さん)がムービーを通して日本文学科に好印象を持ってくれたらしく、近々ZOOMで「入学後の生活など」について娘さん(とお母様)とお話しすることになりました。

学科の印象を好いものにする目的の活動なので、このような形で効果を実感できて嬉しいです。「日文のある意味へんなところ、面白さをもっとアピールしたら良かったなあ」と今の私は思っているのですが…(できることなら撮りなおしたい。卒業したので最早「現役生」ではありませんが)。

日本文学科への愛は前回のブログで語らせてもらったので、今回は入学する方々に向けたお話しをしたいと思います。

とは言っても、「大学ではこんなことがあるよ」「こんなことをするといいよ」という実用的な助言はありません。大学でどれだけのことを学びどれだけ成長できるかは、間違いなく自分自身にかかっているからです。

小中高は、違いました。日本の教育は、決められたことをみんなで取り組むスタイルが根本にあるので、「いつ頃にどんなことをするのか」「それでどんなことを学べるのか」「どういう成長が期待できるのか」がある程度予想することができ、結果が大幅に外れることもありません。みんなが同じことをするので、かえって能力や成長の差は顕著になり、人によっては物足りない環境に、人によっては過酷な状況に置かれることになります。これは自分ではどうしようもできない部分です。アメリカのような飛び級制度は基本なく、意欲に対し供給が不足することもありました。

ですが、大学は違います。

まず、大学生になる頃には様々なツールを使えるようになっています(使いこなせるかは別として)。分からないことを、そのままにするか教授に聞くか…自分で調べるという選択肢があるのです。その選択肢が小学生にはないかと言われたら全くそんなことはありませんが、パソコンや分厚い本や難しい言葉を処理できるようになった自分の「調べる」の深さは、そうでなかった時のそれとは格段に違うでしょう。

そしてその「調べる」行為を存分に応援してくれる設備や環境が、大学にはあります。図書館だけでなく、教授や友人の知識も大いに学びに繋がります。義務教育や試験には、どうしても1つの「答え」がありました。しかし大学で一問一答はしません。学生は必ずしも「答える側」では無いのです。疑問をもち、問を立てる。自分なりに解決していく。普段から問をどれだけ立てたかで、同じ授業を受けていてもそこから得られるものは大きく異なります。

小学校の時と同じように、言われたことをメモし、問いかけに答えているだけでは、「大学の良さ」をいかしきれません。むしろ「言われなかったこと」「説明されなかったこと」にこそ意識を集中させ、疑問を持ってみる。そしてそれを仲間に、教授に話してみる。脳に皺が刻まれていく。おもしろい!と感じる。

そういうことができる場所が大学なのです。

私は、大学に来てはじめて勉強のおもしろさを知りました。

それまでも学校や授業は好きでしたが、そのゴールにある試験と「学び」の行為の乖離に耐えられず、違和感を拭えずにいました。なにも褒められたことではありませんが、受験勉強に身が入ったこともなく、「教科書の太字を覚える」「言葉で説明できても漢字を一字間違えると罰になる」「そうとも読める、で丸はつかない」「薄っぺらい内容でも、文に問題がなければ丸がつく」…といったシステムの歪みに黙って従っている感覚が耐えられませんでした(反抗してもしょうがないんですけどね)(勉強は素直にして損ないですからね)。

そんな私が受けた衝撃のひとつは、大学1年生の古文の授業でした。

受験勉強のためには古文単語をそれこそ一問一答式に暗記し、助動詞の活用形を唱えていましたが、大学1年次の基礎的な授業で教授は「古文単語は分からなければ辞書を横に置いて調べればいい」と言ったんです。

「え!!!そうだよね!!?」となりました。

大学の授業で、「じゃあ〜“あはれ”って現代語訳すると?」なんてことは訊かれません。そんなのは調べればいいんです。むしろ大事なのは、その古文を、「文学作品として」読むこと。どういう心境なのか、この地名がここに登場する意味はなんなのか、どう読めばおもしろいか──。

あ、今まで私って古文を読んでいなかったんだ!!と目からウロコの思いをしたことを今もはっきりと覚えています。

*****

4月から、入学される皆さん。4月から、進級される皆さん。

今の自分の意欲を、未来の自分が叶えることはできません。ぜひ、学びたい、知りたいと思う気持ちにブレーキをかけず、思い切ってください。そんな危険運転が許されるのは、今だけです。

キーワードは「気になるけどちょっと手間(面倒)」です。興味を持ってのめり込むことはもちろん良いですが、それであれば言われずとも積極的に取り組むでしょう。むしろ「ちょっと手間だなあ」と思うときの1歩こそが、重要です。

この4年間でしたいこと、なりたい姿、自分のなかで「緊急ではないけど実は重要なもの」について考えてみてください。

大学は赴けばそこにあります。 あなたのために建っています。

長期休暇は全部くっつければ1年で半年近くあります。

そんな4年間をあなたはどう過ごしたいですか?

…あなたの選択を心から応援しています。

𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄

ご愛顧、ありがとうございました!!

このブログ部のメンバーは日本文学科から選ばれし最強のメンバーです。

ぜひこれからもブログ部をご贔屓に!よろしくお願いいたします❀

まい

おわりに

 春の匂いと共に、花粉と黄砂がアタックしてくる季節。

 一応四年生の端くれをやらせていただいていた私も先日卒業いたしました。

 思うとこの4年間、本当に色々なことがありました。全然思うようにいかないことばかりだったけど、自分なりに頑張れたと思っています。

 コロナ禍もあって想像の斜め上へ飛んで行った私の学生生活の中でも、石井先生にブログ部へお誘いいただいたのは私にとって大きな転機でもありました。

 そう、もともとは私が本学の観世流能楽研究会の部長だったので、そのPRを、という事でお声がけいただいたんです。途中で退部していますし、今は能の一文字すら書くことがないこのブログ、果たして意味があるのかと何度も思っては胃がもやつくような胸やけの感覚を味わい、その癖自由に書き散らしていました。本当に申し訳ない。ごめんなさい。ひと匙の罪悪感を隠し味にしたこのささやかなブログ、視界の端に入った方は少しでも笑っていただけたでしょうか。

 4年間、長かったですね。ブログ部で執筆を開始したのは二年次からですので、見返すと私の人生の足跡を振り返って眺めるような気分です。

 実は私、卒業式でノスタルジーな気持ちになった経験が人生で一度もなかったんです。むしろ精々するような気持ちでしたし、卒業式で号泣する友達を見ても全く共感できませんでした。でも今回、大学を離れるのがどうしようもなく惜しくて、自分は日本文学科のことが好きだったんだなぁと、終わるタイミングで気づきました。

 高校で転がり落ちるように魅力に引き込まれた中古文学や近世文学は本当に好きなだけ勉強できましたし、私の視野を広げてくれる中国文学との楽しい出会いもありました。日本語学では唸りながらパソコンと向き合い、近現代は……思うと全然触れませんでしたね。勿体ないことをしました。上代の授業も面白かったです。私たちの世代はコロナ禍に振り回された世代でもあったので、入学してから二年間はほぼオンライン授業で、大学に通っているという実感があまり湧かなかったんです。三年生になってから突如キャンパスに人が溢れかえり、昼になると食堂も構内のテーブルとイスもすべて埋まってしまって、うちにはこんなに学生がいたのかとびっくりしたくらいです。

 対面で受けたかった授業もたくさんありますが、オンライン型だからこそ気になった箇所を何度も聞き返して時間をかけて咀嚼する事ができてよかったな、と思う授業もあります。

 楽しかった授業、一体いくつあるんでしょう。

 中古文学沼に入るきっかけになった林先生の日本文学史の中古は授業が毎回楽しみでわくわくしましたし、中古の古典文学講義も楽しかった。毎回別形式のレジュメを三種類用意してくださったりと慈愛の女神なのではと思うほど親切丁寧な授業で、講義の感想へのフィードバックを丁寧にしてくださったので、そこに自分のコメントがあると嬉しかったのをまだ覚えています。一年生の時から私は林先生が推しでした。満足のできる成果を出すことはできなかったけれど、自主ゼミも卒論ゼミも林先生に見ていただけて本当に嬉しかったです。

 福田先生の日本文学史の近世はどこまでも広く深い先生の近世文学への知識と探求心に驚きつつ、過去の文学の教養を土台にしつつも新しい面白さを生み出してくる近世文学の魅力を知るきっかけになりました。

 吉田先生の中国文学の授業、特に演習は、人と意見交換をする楽しさを生まれて初めて知りましたし、想像すると眩暈がしてくるほど膨大な中国文学の歴史を軽々と網羅しながら楽しそうに講義をしてくださって、穏やかな微笑みの下にどれだけのご経験があるのかと考えてしまったこともありますた。吉田先生の授業は文学に限らず、人生の生き方まで示していただいたような不思議で豊かな時間でした。

 石井先生の古典文学特論(能)の授業は、実際に能をやったからこそ感じられる実体験を含んだ奥行きのある面白さがあり、これは一年生の時に受ければよかった、二年生でも受けておけばよかった!!とすごく後悔しました。能研での経験と石井先生の教養の授業での経験から、能は私の人生に色の鮮やかさを足してくれたと感じています。一生をかけて楽しめるのは日本文学全般にいえることですが、なんせ能は今でも観に行くことができます。ストーリー背景や見どころを理解した上でシテの方の巧拙がある程度わかるとそこに注目して見る事もできますし。近世の歌舞伎や浄瑠璃といった芸能も含め、現代でも見る事ができて、その面白さが理解できるってめちゃくちゃ豊かで粋な人生だと思いませんか⁇能研に入っていなかったら、そして石井先生の授業を受ける事がなかったら、私は一生銀座シックス地下能楽堂で能を見る事はなかったでしょうし、今後能を見に行く人生の選択肢も生まれなかったでしょう。

 あとは東洋音楽の授業や仏像、寺社の建築物に関する授業も、日本文学を別の角度から眺める際に役に立つ知識で面白かったですし、挙げきれないくらい沢山の思い出があります。引っ越しするときもどうしても授業の資料を棄てられなくて、かさばりまくる紙の束をそのまま持って行ったくらいです。

 特に忙しさに追われながらも必死にこなしていた1,2年次の胸のときめきはまだ覚えています。にしても、フィジカルがあまりにも弱すぎて何度床を転げまわり天井を見上げながら無力さに打ちひしがれたことか。それでもやろうと思う意思があるのであれば、日本文学科の先生方は必ず手厚くサポートしてくださいますから、大丈夫です。

 寂しいですね。こういう時出しても恥ずかしくないくらいの立派な成績で、あらゆることに長けていたら、あるいは文章を書くのが上手だったらもっと日本文学科の一学生として胸を張れるんですが。後悔がないといったら嘘になりますし、きつかったことも沢山ありましたが、それでも豊かな大学生活でした。

 最近、読解力、分析力を人に褒められることが増えたんです。こんな稚拙な文章ですが、言葉の選び方について指摘されることや、文章に限らない分野でもよく見ているね、よく気づいたね、と言われることもあります。自分の言葉の引き出しからの出力に間違いなく慣れましたし、続けたからこそ自分の頭で考えて自分で言葉を紡ぐ面白さに気付くこともできました。

 そして、これから先の人生を生きる中で、日本文学科で得られたものに気付くことができると思います。今はまだ気づけていない、あるいは整理して言葉にすることができていなくても、いつかふとした時に気づくことができるような予感がします。

 いつも通りにまとまらないまま書き散らしてしまいましたが、とにかく最高だったことが伝わればそれでOKなことにします。

【今回のおすすめコスメ】

キャンメイク ぷらんぷくコーデアイズ いちごぷらんぷく

最近再販された名品ですね。

 どちらかというと黄みが得意な私にはやや青みを感じますが、ニュートラルカラーで他のアイシャドウとあわせて使いやすい、癖のないカラーです。cipicipiのいちごみるくと一緒に使うと、韓国コスメの(実物と色味が違い過ぎる)広告のアイメイク、最近の韓ドラの主演の女の子の目元になれます。かわいい。あとつやっつやキラキラのラメが最高。買ってください。私はストックを買います。

 最後に、私の絵文字の宝石マークについて語っておしまいにしましょう。

 ブログ部員でそれぞれ絵文字を決めましょう、というお話になった時にちょうど聞いていたちゃんみな「美人」の歌詞からとりました。

「予想違い驚きなさい 磨いたらダイヤ美しい 前例がないのは怖いかい ならお手本になりなさい 怖がったままでどうすんだい? あの彼女を助けなさい」

ちゃんみな「美人」作詞:ちゃんみな 作曲:Ryosuke ‘Dr.R’ Sakai,ちゃんみな

 決して容姿に限らず、あなたも私も、全ての人が輝くダイヤです。ダイヤじゃなくたっていい、ペリドットでも、カイヤナイトでも、どんな色や形の石でもいいんです。磨く意思があるなら、あなたは美しい。私も今後の人生何があるかわかりませんが、背筋を伸ばして、強く、気高く生きていきます。

 日本文学科の先生方、中央研究室の皆さま、本当にありがとうございました。

 それでは皆様、さようなら、お元気で。

私の先輩方へ

先日卒業式を迎えられました先輩方、ご卒業おめでとうございます。

卒業式当日、私は売店にいたのですが、来てくださった先輩もいらして、本当に嬉しかったです。皆さんとってもお綺麗でした。カステラ、お買い上げありがとうございます。

ブログ部しかり、学会、サークル、ゼミ、そして私の場合附属学校から。皆さまは学生時代の中で一番長い時を共に過ごした「先輩」でした。

私は多方に顔を出すので、本当に色々な方に面倒を見ていただきました。ご飯食べに行ったり教室でお話ししたり一緒に帰ったり。京都生活の苦楽を共にした先輩も、ゴキブリ型のおもちゃを投げ合った先輩方もいます。「わったわったちゃーん!パース!」と言いながらゴキブリのおもちゃを投げてきた時などは、この人たちを先輩先輩と慕っていていいものだろうかと悩むこともありましたが。やっぱり先輩は先輩で。

今まで出会ってきた先輩方は全員、お手前、演奏、絵、文章、料理、日々の行動や考え方まで、生まれたのが一年違うだけでこんなに違うのかと思うほど、手を目一杯伸ばしてもなかなか届くことはない存在でした。先輩方は私の永遠の道標です。

先輩方の更なる人生の栄光を願って、今日はブログを閉じます。

さて、明日からは先輩方最後のブログウィークが始まります。何卒ご注目を。

【面白かった授業】履修登録スタート!

どうもー!
今回で2回目のいのり🧸です。

さて、突然ですがクイズです!

今日は何の日でしょう? シラバス公開日

ということは……
そーなんです。この時期といえば……履修登録……
来年度の生活スタイルをこの2週間で決定させるんですよ……
新入生のみなさんも入学したらすぐにこれに追われます……

アイコンのテディベア

あれもこれも受けてみたい。
けど空きコマは嫌だ!全休欲しい……
超難問のパズルを解いている気分です、、

他の部員の方々も過去に(つい最近も!
オススメの授業を紹介されてましたよね〜!
これがたいへん参考になりました。

私のもきっと誰かの役に立つはず……!そんな訳で、私も面白かった授業を紹介していきます!

イギリス文学講義1 坂田薫子先生

日本文学科なのにイギリス文学⁉︎
日本文学科は他学科の授業も受けられちゃうのです!しかも、ちゃんと卒業単位に含まれます!

幾つもある他学科の授業の中でも
「イギリス文学講義」大のおすすめです。

授業で扱う作品は、『ハリーポッター』シリーズ、『嵐が丘』『フランケンシュタイン』
文学好きのみなさんは小さい頃に読み漁ったかもしれません。

シラバスに
「他学科、他学部の学生の受講も歓迎します。」
と書かれているように、坂田先生は日本文学科でも歓迎してくださります。

アイコンのテディベア
昨年は他学科の人たちも何人かいたので蚊帳の外に感じませんでした!

また、イギリス文学の歴史文化の知識がなくても詳しく説明してくださったので内容がスッと入ってきました。

今まで物語として楽しんでいた小説たちの問題点文学としての立ち位置を知ることで、新たな視点を獲得でき、小説をより深く知れた気がします!

⚠️注意
正直に言って、課題はまあまあ大変でした。
中間期末レポート提出毎週の読書
本は絶対読め!という感じではありませんでしたが、
読んでいた方が授業が絶対に面白いです。
やはり読書は時間がかかりますし、レポートも他の授業の課題と被ると大変でした。

しかし、イギリス文学が好きシラバスに載っていた小説を読んだことある!という方は面白いに違いありません!
是非取ってみて下さい!!

変体仮名演習

この授業は2023年度までは必修となっていましたが、昨年(私たちの代)から必修ではなくなり、取らないという選択肢もできるようになりました。

しかし、
絶っっっ対取ってください!!!

オリエンテーションでも同じことを言われると思いますが、取るべき授業です!

アイコンのテディベア
私たちの学年も全員取ったらしいです。

まずこれを取らないと今後の授業で困ります。
レジュメ作成やテストで詰みます!!!

近現代日本語学を専攻するからいらない!と思っている新入生のあなた!
近現代だけ日本語学だけを取って卒業することはできません!!
他の時代の授業も必ず取らなければいけないし、日本語学でも変体仮名は授業で出てきます。

それに読めるようになると時代物のドラマ博物館の資料を見たときに楽しくなります。

ではひとつ例を。

突然ですが、
みなさんは今年の大河ドラマ「べらぼう」を見ていますか?
「べらぼう」で登場した、遊女を花に例えた本、
「一目千本」

これは実際に出版されている本なのですが、
この下のひらがな何と読むか分かりますか?

答え
わさひ(び) 

字母(元となった漢字)→ 和左比

ドラマでも「つーんとしている女郎は山葵の花」というセリフで出てきましたよね!!

「変体仮名演習」の授業を取ればなんと半年で誰でもこの崩された文字が読めてしまうのです!!!
ぜひ、この授業を取り、半年後このブログに戻ってきてみてください。
この文字がスラスラと読めていると思います。

以上、面白かった授業特集でした!!
他にも幾つかあるのですが、特に選択授業の中から選抜しました。
1年生の時は必修が多く、空きコマに授業を入れるというやり方ですんなりと決まったのですが、2年生は選べるものが多くて頭を悩ませています……
これを見てくださっている読者のみなさんも履修登録、一緒に頑張りましょう……😥

いのり🧸

🌱コトバ


Aの人間になろうとするのではない。
Bの自分をさらして生きていくのとも違う。(略)
Aの皮を被る。とても単純な、地球で生きる宇宙人のためのサバイバル技術

夏木志朋『二木先生』

こういう人間って案外多いのかもしれない。
キャッチーな言葉と大量のコメントに埋め尽くされ、原色があしらわれた表紙に目を惹かれて思わず手を取ってしまった小説。

普通じゃない。変だ。それとも特別、か。

マジョリティに焦点を当てた小説は今やありきたりに感じるが、この小説はハートフルストーリーとかそんなぬるいものじゃない。今まであまり触れられてこなかった内容に切り込みつつ、まったく読めない展開にヒリヒリします。

気になった方はぜひぜひ読んでください!!一度開いたら終わるまで何も手につかなくなると思います!

去る方々へ、来たる方々へ

皆さん、こんにちは!

現在、静岡の実家に弾丸帰省中のももこです。

地元の最寄り駅に降り立った瞬間、迎えに来てくれた母の右手が大変なことになっているのに気が付きました。親指にぐるぐる巻かれた白い包帯…、「やっちゃった、てへっ」と言わんばかりの母の顔…。なんでも右手の親指を車のスライドドアに挟んで骨折してしまったそうです。

最近、我が家では「手」を負傷する者が後を絶たず…。

1番最近のものだと父。転んだときに咄嗟に手をついて体を守ろうとしたようで、手のひらをざっくりと…(以下省略)。父も若くないので、体の衰えを実感したことを慰めるべきか、転んだときに手が出た瞬発力を褒めるべきか、家族内でもいろいろと葛藤があったのですが、まあとにかく、父の手は名誉の負傷だったということにしておきましょう。

そういうわけで、母の手にも多少の既視感はあったのですが、「それにしてもその包帯の巻き加減はおおげさすぎやしないか…?」とほんのちょっと疑問に思った自分もいました。まさしく「hammer thumb(ハンマーの親指)」といった具合だったので(笑)。しかし、その後の検査で指の先の骨が粉砕していることが判明。「そりゃあ包帯ぐるぐる巻かれるわな~」と家族で笑い合いました。

ハンマーサムからナチュラルサムに戻るまでだいぶ時間がかかるようなので、父と姉には実家の家事を頑張ってもらいたいと思います。皆さんも、スライドするドアにはお気を付けくださいね。

***

さて、我が家の珍事の話はこれくらいにして…。

昨日、3月20日、我らが日本女子大学の卒業式が行われました。私は帰省中ですので、直接お祝いに伺うことはできなかったのですが、ブログ部や所属する中世ゼミの4年生の先輩方の美しい晴れ着姿をお写真で拝見して、とても胸が熱くなりました。親交があった(とてもお世話になった)方々が卒業されるのは寂しいものですが、それ以上に、新しい場所で自分の道を切り拓いていく先輩方へのエールの気持ちでいっぱいです!1年後、私自身も晴れやかな門出を迎えられるよう、今は卒論の研究に邁進せねばと決意を新たにできました。

卒業を迎えられた皆さま、本当におめでとうございます!

新たな門出を迎えられた皆さまの更なる飛躍と今後のご活躍をお祈りいたします。

***

「去る者あれば来たる者あり」という言葉があります。

4年生の先輩方のように大学を卒業して新たな土地へ向かう人もいれば、新たな希望を胸に大学に入学する人もいるでしょう。4月から大学生になられる皆さんは、今の日々をどのようにお過ごしですか?

高校を卒業して大学に入学するまでの1カ月間、私は上京する引っ越しの手続きやら、準備やらでてんてこ舞いだった記憶があります。実家を離れる寂しさをあまり感じないほどでした(今思えばわざと忙しくして寂しさを感じないようにしていたのかもしれません)。

新入生の方々は、きっと様々な思いでこの3月を過ごしてきたことと思います。

大学生になる喜び、新生活への期待と不安、受験に対する悔しさ…。

言葉には表せない感情が入りまじり、ポジティブな気持ちだけではこれまでの日々を送れなかった方も多いのではないでしょうか。私自身もそうでした(このお話はまたいずれ…)。

そういった方々に1つアドバイス。自分の中にこみ上げてくる様々な感情を、入学するまでに無理に整理する必要はないと思います。この1、2カ月の短い間に自身の人生における重い決断を下し、混乱しないわけがありません。自分の気持ちを否定せず、素直なあなたのままで、入学式、オリエンテーション、授業を受けて、大学の雰囲気を肌で感じてみてください。

諦めではなく受容。様々な思いを抱いてやってきた新入生の皆さんを、ここに来てよかったと納得させるだけの魅力が日本女子大学にはあると思います(経験談)。

私は新年度のオリエンテーションで委員を務めさせていただきます。新入生の皆さんがより良い大学生活のスタートを切れるよう準備を進めておりますので、安心して(大船に乗った気持ちで(笑))来てくださいね!当日皆さんにお会いできることを、心から楽しみにしております。

***

最後にお知らせです!

3月29日(土)に文学部限定のミニオープンキャンパスがあります。

学科説明会、坂本清恵先生による「ことばのアクセントと「キャラクター」」の模擬授業(私も受けたい!)、日文貴重書ギャラリートークなど、楽しい企画が盛りだくさん!学科の先生方や在学生とお話できるスペースもあります。日本文学科に興味がある方は必見です!

ご都合がよろしければ、ぜひご来場ください!

※このミニオープンキャンパスは事前申込制です。下記のURLをご確認ください。

https://www.jwu.ac.jp/unv/admission/open_campus/index.html

***

本日もお付き合いいただきありがとうございました!それでは、また!

春分の日♪

皆さま、こんにちは!こゆき✨です
だんだんと暖かくなってきましたね、いかがお過ごしでしょうか?
昨日は都心で朝っぱらから雷が鳴ったり、雪や霰が降ったりするなど
なんだか不思議なお天気でしたね~

冬が終わり、春の訪れを告げる「春雷」
ちゃんと春分の日の前日に春雷が来るんだなあ~と実感しました。

さて、本日のブログは前回に紹介した旅行のおまけ話と
先日のブログ部でのお食事会についてのアレコレを紹介させていただきますので
最後まで楽しんで読んでいただければ幸いです。

旅行(おまけ)

前回のブログで2月に友達と仙台・伊勢に旅行へ行ったことを紹介しました。


旅慣れしていない私たちは、ホテルの予約や新幹線の切符を購入するのに一苦労(笑)
いつも家族と旅行に行くときはだいたい両親がホテルや切符を手配してくれるため
大人の凄さを実感しました
これでもうやり方が分かったので、いつか一人旅もしてみたいです!

友達と旅行前に集まって食べたいものや行きたい場所を調べてる時間が最高に楽しかったです☆

結局、旅行って計画している時が一番楽しいですよね~!

今回の旅は社会勉強になりました~

ブログ部お食事会

先日、ブログ部でのお食事会が開催されました。
オンライン上での面識はあったもののこうして実際に顔を合わせたことはなかったので
皆さんに会えてとても嬉しかったです

皆さんお忙しく、会には3年生の先輩方お二人と1年生4人の計6人でしたが
同級生にも会えて、先輩方ともたくさん話せて幸せでした!

最初はお昼にファミレスでご飯を食べ、そのあとカラオケに行き大盛り上がり☆彡
最近の曲から懐メロまで♪
選曲から個性が出ていてとても面白かったです😊

ほとんどの人が初対面で最初は緊張していましたが
みんな優しくて明るい子たちだったので最後は解散したくなかったです!笑
同じ趣味の子ともたくさん話すことができました~

すべてのご縁に感謝ですね

皆さまも素敵な春休みをお過ごしくださいませ

自分では言わない

「文学部は就職に弱い」

就活を始めると意外とこういう話を聞いたり、言われたり、目にしたりする機会があります。

私もインターンで出会った就活仲間にやんわりと言われたり、面接官に直接ぶつけられたこともあります。でも言われるたびに「そうかなぁ?」と思ってました。

言わんとすることは分かります。

文学って趣味の分野で実用的な社会で役に立つものではないんじゃない?ということでしょうか。

別にこの認識が間違ってるとは思わないですし、このブログの趣旨としてこれに異を唱えたいわけじゃないんです。

経済とか法学とか物理学だと確かに役に立ちそうだと思います。実際、金融系のインターンに行ったときには班員の経済学部の方がおっしゃった視点は普段から意識して触れている人間にしか分からない視点でためになりました。その時の私は発表用の模造紙にどう森のベルマークを描いてポップにしていただけでしたし。

でもだからと言って不利に働いたり、弱かったりすることも無いんです。

「自分がなぜ文学部を選んだのか」

そこを話すことが出来るかどうかだと思います。

それが受ける企業の業務と直接結びつかないからといって落とされたりも軽く見られたりもしないと思います。(人事ではないので分かりませんが……)しかし少なくとも私が受けてきたなかで「業務には役に立たないね」なんて冷たい言葉は掛けられたことありません。

「文学部は就職に弱い」

この言葉が誰かに言われることがあっても自分では思わないし、言わないなと思います。

タイトルの「自分では言わない」はこの意です。

26卒の就活も本格化し、27卒も就活を意識する頃かなと思い、このような内容にしてみました。

いまいち私の言いたいことってこれだったかな?という感覚もぬぐえませんが、就活をするうえで過去の選択や今ある自分は否定して欲しくないと思います。選考に落ちても適度な反省や改善は必要ですが、基本は「見る目ないなっ!」で乗り切りましょう!!

新歓

 皆さんこんにちは、小倉です。あんなに長かった春休みも気づけばのこり数週間、新学期ももうすぐそこまで来ました。やだやだまだ春休み終わらないで!就活なんてしたくないよー!…なんて嘆いても生きている以上ちゃんと明日はやってくるわけで。ガタガタ文句言う暇があれば、少しでも新学期に備えた方がはるかにお利口です。そう、来たるべき「新歓」に。

実はこの私、あかりは次年度の中世自主ゼミ長を務めることが決定いたしました!いえーい!ゼミ長になって最初のお仕事が四月の頭に行われる新歓の準備。勿論準備だけでなく当日もしっかり働きます。

ちょっとちょっと、自主ゼミって何なの?普通のゼミと何が違うの?そうでした、まずはそこからお話ししないといけませんね。

自主ゼミとは日本文学科独自の課外活動のことです。各自主ゼミはお昼休みなどを使って学年を問わずゼミ員の皆で興味のある分野への学びを深めます。授業とは別に行われる、プチ勉強会と言えばわかりやすいでしょうか。自主ゼミは上代、中古、中世とジャンルごとに分けられています。私がゼミ長を務めることになった中世自主ゼミは、院政期から戦国時代の文学作品について調べてゼミ員同士で感想交流をしています。

そんな中世自主ゼミが今年扱うのは阿仏尼の『十六夜日記』。私の記憶が正しければ高校の日本史の教科書だか資料集だかの片隅にちょろーっと書いてあった作品なので題名を知っている方も多いのではないでしょうか、多分。完全に私の偏見ですが「タイトルは知ってるけど内容までは知らないな~」って人が多いイメージです。なので、『十六夜日記』と阿仏尼についてちょこっとだけお話ししようと思います。

『十六夜日記』は阿仏尼がとある裁判のために京都から鎌倉に下ったときに記した作品でジャンルでいうと日記紀行文学にあたります。どんな裁判だったの?といいますと、一言で言うと相続争いになるのですがこれがまあややこしい話で…阿仏尼には藤原為家という旦那さんがおり、二人の間には為相という子どもがいました。だがしかし!為家にはもう一人奥さん(先妻)とその息子(為氏)がいました。はい、勘の良い皆さんならもうおわかりですね。そう、為相vs為氏による亡き為家の領地相続争いが勃発したわけです。そんな訳で阿仏尼は息子のために京都から鎌倉へえっちらおっちら旅をし、それがきっかけでできたのがこの『十六夜日記』になるわけです。

ところでこの阿仏尼という女性、どんな人物か調べてみると中々におもしれー女でして…。現代で言うところのメンヘラ地雷系女子っぽい人なんですが、そこに加えて行動力お化け、『源氏物語』ヲタクと中々のキャラの濃さ。こうして文字に起こすとかなりカオスですねー。特に阿仏尼を知らない方からすれば「なんのこっちゃ」という感じでしょう。でも本当にこういうキャラなんですよ!阿仏尼の『うたたね』という作品からいくつか彼女についてのエピソードを抜粋しますと、

①悪い男に引っ掛かり鬱になる。心はまさに「ぴえん」状態。しかし中々別れに踏み切れずしばらく交際。 ※中々会いに来ない男なのにふとしたときに家に来るので悩んでいます。阿仏ちゃんは完全に男の都合に振り回されてる状態です。阿仏ちゃん、そんな男とはさっさと別れるんだ。

②限界が来て男との別れを決意。男のことは忘れて尼になって寺に入るぞ!おー!と、思いつきで髪をバッサリ切り、夜中に家出。 ※当時女性が髪を切るのは異常事態です。社会的に死ぬレベルの話です。ハンドルの切り方が極端すぎる…。

③考えなしに家を出たので文字通り路頭に迷う(うん、知ってた)。おまけに雨もザーザー降ってどうしようか困り果てたところにいなかっぺのモブ通行人に手を差し伸べられる。

こんな感じになります。そうか、そうか、つまり君は(以下略)とまあ、なんとなーく阿仏尼がどんな女性かわかっていただけたと思います。あと※や()中の私のコメントがうるさいせいでだいぶ阿仏ちゃんエピソードが面白くなっていますが原文のテンションはもっと暗めです。私の情報はピク〇ブ百科事典程度のものだと思っておいてください。

ところで私がなぜ中世自主ゼミ関連についてこんな長々と書いているのかと言いますと、答えは簡単そう、後輩がいないからです!新2年生一人しかいないのです、なんてこった。というわけでこの投稿読んだ新2年生の皆さんは是非とも中世自主ゼミへの参加をご検討ください!いつも月曜の昼休みに活動していますのでふらーっと立ち寄っていただけましたら幸いです。勿論新入生の皆さんも大歓迎です!見学日は4月の中頃ですがそれ以外の日でもいつでもお待ちしています。

それでは今日はこの辺で。ありがとうございました。

おすすめ授業と布教と恐怖

皆様こんにちは。大空へ高らかに舞い上がる花粉とどうにも手を取り合えないまどか🐧です。私の両手はティッシュと固い絆で結ばれることとなっています。くずかごへ新たな旅立ちをするまでの3秒くらいの固い絆です。さぁ、ティッシュくん、君の新天地(くずかご)でのご活躍をお祈り申し上げるぞ!!ふんッ!!!!!!!
・・・。
はじかれました。入りませんでした。人生って上手くいかないもんですね。


そんなこんなで…最近ではお天気予報に耳を傾けていると桜の開花予報なんかが聞こえてきたりなんかして、ああ春の足音が迫ってきているなぁ。花粉の足音デカすぎてもみ消されているなぁ。うるさいの自分のクシャミだなぁぁなどと季節の移り変わりを感じております、が…。



背後に気をつけてください」


迫ってきてるんですよ…履修登録も……。

き、ききたくない事実~~~~~~~。履修の手引き、部屋のどこに埋めたかも覚えてないよ~~~。ここ掘れワンワンして誰か~~~~~~~~~~~~~~~~ッ!!!!
残念ながら私は花咲か爺さまの弟子でもなければ部屋の片付けも得意ではありません。さいあくです。
ええ、麗らかな春の日差しに見守られながら三色団子を優雅にパクつくためには、きちんと現実と向き合わねばならぬようです。


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さぁそれでは折角ですので私が昨年履修して楽しい!為になる!と「個人的に」感じたオススメの授業をご紹介します。
正直…挙げていくとキリが無いくらいどの授業も楽しかったため、おすすめ授業を【全学部共通の教養科目】【全学部共通の選択科目】【日本文学科の選択必修科目:演習】【日本文学科の選択科目】の4項目に分け、それぞれイチオシをご紹介いたします。

おすすめ授業①
【全学部共通:教養科目】 #何年生でも履修可能 #C系列 #人文科学系
「世界の神話」 丸山顕誠 先生
こちらは本学で教養科目と呼ばれる授業で、さらにその教養科目の中でも学問のタイプごとにA・B・Cの3系列に分かれています。学生は幅広い分野に触れるためにその3分野からそれぞれ2つの授業を取ることが定められているのですが、この「世界の神話」はC系列の人文科学系に該当します。
余談ですがこの教養科目にあたる授業には遠隔授業(オンデマンド配信型で好きな時に授業動画を見られるもの)がございます。この「世界の神話」という授業もオンデマンド型だったため通学時間を始めとするスキマ時間に授業を受けるなど時間を有効活用できました✨

本題のこの授業についてですが、文字通り世界中の様々な神話について毎週学ぶことができます。特にギリシャ神話やギルガメシュ叙事詩、インドの「マハーバーラタ」や「ラーマーヤナ」など世界的に有名な神話を改めてじっくりと読んでみると…あのお話って実はそんなんだったの!!???という驚きが沢山あります。そしてなんと、ご担当の先生は日本神話を専門とされているため「世界の神話」でも日本神話の回があったり比較が学べたりしてしまうのです!!一度で二度おいしい~~~!

ですから、もし「日本の神話」と「世界の神話」で履修を迷っている方がいらっしゃいましたら断然「世界の神話」をオススメいたします。加えて丸山先生の授業をとっってもオススメします。なぜなら、学生の質問や感想へのフィードバックがトンでもなく手厚いからです…!些細な疑問から卒論に関わるガッツリこってりハイカロリーな質問まで必ずご丁寧に答えてくださいます。本学科の学生さんにはこの表現が一番伝わりそうなのでお許しいただきたいのですが、この手厚さ、石井倫子先生を思い出すくらいです。やばいですよね?激やばです。
※わからない方へ…ドラ●もんが教授をしてくださっている感じです。知識の四次元ポケットから何でもテッテレーしてくださいます。畏敬の念……。ぜひ石井先生の授業も履修してみてください、絶対に意味が分かります。本当に充実した楽しい授業です。


あとあんまり大きな声では言えないんですが…期末レポート楽です。聞かなかったことにしてください。ごめんなさいごめんなさい、ちゃんとやり込めばやり込めるタイプのやつです。ちゃんとやったんで許してください。ああ…消さないでくださいぃぃぃ…。


最後に、FGOがお好きなマスターさんへ。絶対に取りましょう。激アツです。
鯖への愛と情熱だけでいけます。全然いけます。ちなみに私は佐々木小次郎が好きです。


おすすめ授業②
【全学部共通:選択科目】 #2年生から履修可能 #就活に使える⁉ #心理学・アートデザイン系
「ICT活用Ⅳ」「ICT活用Ⅵ」 上田彩子先生
こちらは本学の全学部の学生が選択科目の単位としてカウントできる授業になっています。その名の通り、ICTを活用した情報系の授業ですね。このような授業が自由選択科目ではなく、選択科目としてカウントできる学校は実はそんなに多くないのです。そのような中で、本学は理系の学部に限らず文系の学部でも情報活用をしっかり単位に参入しつつ学ぶことができる…素晴らしい。個人的に私はそれが理由で日本女子大学を選びました。……でもまさか人数制限厳しいとは思わなかったよね!!!???全学部生が履修可能=母数が多いんだからそりゃそうだね!!!泣いた!!!!!!!というように抽選落ちが存在することだけが玉に瑕・・・不屈の抽選ラブアタックが肝要です。

そんなこちらの「ICT活用Ⅳ」と「ICT活用Ⅵ」は先述の教養科目と違って対面授業です。というより余程の事情がなければ教養科目以外全て対面授業です。さらに特徴的なのは先程から「Ⅳ」「Ⅵ」と2種類表記しているように、前期と後期で連続履修することで完成する通年のペア授業であることです。
ですがご安心ください。実は私、抽選で「ICT活用Ⅳ」(前期)だけ外れて「ICT活用Ⅵ」(後期)だけ当たるという悲劇に見舞われていました。前期で基礎を学べないまま、後期に生まれたてプルプル未経験初心者が放り込まれるという鬼畜履修…アーメン。と思っていたのですが!
後期の授業でも「復習を兼ねて」とのことで初歩の初歩から学ぶことができました。本当に分かりやすかったですし、気さくな先生なので質問もしやすかったです。ありがたすぎます…。ですから、ぜひ抽選だけでも出してみてください。
※「ICT活用Ⅴ」は別の授業なので注意

順番が前後しましたが授業内容としてはAdobe(アドビ)のillustrator(イラレ)やPhotoshop(フォトショ)を活用しながら、イラストデザインの色彩などが人に与える印象の違いを考えてみよう!!といったもの。心理学では感性評価実験と呼ぶそうですが…。実際に一例をご覧いただく方が早いですね。

マウスで描きます。マウスって絵を描くものじゃないと思…

いかがでしょうか。左右の画像で文字の色が異なるだけなのですが、受け取る印象がけっこう変わりませんか?私は自分の好きな泉鏡花の『印度更紗』をなんとかテーマに盛り込みたく、ズイブン偏った実験になってしまっているのですが...例えば、コタツのコタツ蒲団が赤色のデザインと青色のデザインだとどっちが暖かそうに見える?といったように自分が試してみたい実験を考え、イラストに起こし、最後はクラス皆でアンケートをとる!といった体験型のとても楽しい授業です。おしゃべりしながら作業も可能なので、お友達と取ると楽しい系の授業ってコトですね!
え?私ですか??勿論ぼっち履修でしたけど_________。
しかも隣の席は仲良し二人組がいつも楽しそうにキャッキャッとしてて私の悲壮感ハンパなかったですけど……。こういう哀しきモンスターもいますので、おしゃべりは哀しきモンスターが泣きださない程度にお願いします…(笑)

なんか、、悲しくなってきたのでそろそろこの授業の紹介終わりにしますね。おおティッシュくん、心の友よ…。




おすすめ授業③
【日本文学科の選択必修科目:演習】 #日文2年生以上の選択必修 #初めてでも安心🔰
「近現代文学演習3」「近現代文学演習4」 山口俊雄先生
こちらは本学の日本文学科学生が2年生~卒業までに、規定の単位を満たさなければならない選択必修科目です。同じ「近現代文学」をテーマとした演習にも複数の授業があり、様々な先生がご担当されています。しかし、その中でも私は山口俊雄先生の近現代文学演習をダントツでオススメいたします。
もちろんどの先生の授業もテーマ設定が色彩豊かで、色々な切り口から近現代文学を味わうことが出来ますので内容的には皆様それぞれのお好みに合うものを選択されるのが一番だと思いますが……
私が山口先生を推しているのはそれ以外の理由があるからなんです!

もう先程からの流れでお察しの方もいらっしゃるやもしれませんが、、授業名表記が「2つ」。そうです、なんとこの演習、演習の中で唯一の通年履修なんです!!
実は本学の演習は多くの生徒に幅広い分野の履修機会を分配するためについ最近「半期履修」が基本となりました。このシステムですともちろん多くの分野に触れられるというメリットはあるのですが…その反面、必ず半期というカツカツのスケジュールでレジュメとしての成果を出さなくてはならず、初めてレジュメを作る!という学生には少しばかり大変な部分がございます。というのも、日本文学科のレジュメ作成は対象とする時代や分野によって結構お作法が異なる部分があるからなんですね・・・。
1年生の時の「基礎演習」や普段の「自主ゼミ」活動などでそれらの作業に慣れていれば、そこまで困惑することはないのですが、まるきり初めて!という状態だと何をどう書いたものか見当もつかないことが…あったりなかったり。

そこでこの唯一の通年履修の演習という訳です。1年単位でスケジュールが組まれているため「いきなりレジュメ作成いってみよう!」ではなく「まずは少しずつこのテーマで書いてみよう!」といったウォーミングアップから始められるようになっています。そのため、「近現代文学に関心があるけれどレジュメ作成が少し不安・・・」という方には物凄くオススメな授業です🔰
一点注意が必要なのは基本的に通年で履修の必要があるところです。他の取りたい授業の時間割と被ってしまっていると上手く履修できないこともあるのでご注意ください~。
※半期だけの履修希望でも人数制限に空きがあれば入れてもらえることもあるとは思いますので取り敢えず出してみてもいいかも?

ちなみにガッツリ近現代文学やりたいです!卒論やれます、やらせてください!という位にもう心が決まっているのであれば渡部麻実先生の「近現代文学演習2」もオススメです。先述のように近現代文学演習ご担当の先生は沢山いらっしゃるのですが、最終的に卒論ゼミを決めるとなった際に本学でそれらをお持ちなのは渡部麻実先生と山口俊雄先生のお二方です。ですから、もしも卒論を視野に入れているのであればこのお二方の授業を履修しておくと、より具体的なビジョンが描きやすくなるはずです。

あと渡部先生のご講義は研究の面白さ、醍醐味…それらを知るきっかけになるくらい素敵です。読書を主体的に行い、客観的な説得力や根拠を揃え、お話の解釈を更新する・・・そのワクワク感をぜひ体験してみてほしいです。




おすすめ授業④
【日本文学科の選択科目】 #何年生でも履修可能 #激レア授業!! #逃せないチャンス🌟
「近現代文学講義3」「近現代文学講義4」 安藤宏先生
こちらは日本文学科の選択科目としてカウントできる授業になっています・・・が、しかし。ぜひ全学部学科の様々な方に履修していただきたいと思うほど強くオススメしたい授業です。

まず何よりもレア。激レア。SSRなんてもんじゃありません。10連ガチャで10枚抜きくらいウルトラレアです。と、いいますのも…こちらの安藤宏先生は講師としてお招きしている先生で本学にいつもいらっしゃる訳ではないのです。それ故に、去年の2024年度と次の2025年度しか受講のチャンスがありません。泣きます、本当に泣きたいです。今後この授業にどれだけ興味が惹かれても、タイミング次第では出会えない可能性があることを思うと、、、、あまりにも遺憾…。

そんな激レア安藤先生について、もしよろしければ是非ちょっとググってみてほしいです。おそらく太宰治関係の本やニュースが表示されると思います。以下は安藤先生が紹介されている東大新聞オンラインのページです。シュパッと短くまとまっていますので検索がご面倒でしたら記事だけでもぜひ。

https://www.todaishimbun.org/anndouhiroshi_interview_20231106/

そのように色々とウェブサイトの紹介などをご参照いただくとわかるように安藤先生は太宰治研究の第一人者とも言われる素晴らしい先生です。ですが・・・その授業で学ぶことができるのは太宰治や近現代文学だけに縛られません。むしろもっともっと広く深い、人生そのものや人文知の必要性、「大学で」学ぶ意義……そのような何か計り知れないほど大きなものを相手に授業をしてくださっている、それを教えてくださっているような気がするのです。
「人生が変わる」なんて表現。大げさで使いどころに困ると思っていたけれど、間違いなく、ここです。少なくとも私にとってはきっとここなんです。
敢えて「人生が変えられる」とは言いません。ただスッと、今までの人生で出会ったことのない新しい概念や思想が入ってきて、それが今までの自分の固定観念と相対する惑星衝突の瞬間。ア、変わる。これ、知らなかったときとは比べ物にならないくらい考え方も視野も変わる。そう思う瞬間が何度もありました。

正直、好みは分かれると思う。でも、今、私達は本当に偶然、安藤先生の授業を受けられるそのチャンスがあるんです。「次」なんてものはもう無い、二度と出会えない分岐点だとは思いませんか?
幸いにも、前期と後期でそれぞれ授業があります。そして片方だけの履修もOKだと安藤先生が仰っていました。ですから、ぜひ選択肢がある時にそのチャンスを掴んでみてください。
私は心の底からこの授業を推したいです。これ言うためだけにこのブログ書いたまであります。

この授業はきっと高校生の頃に出会ってもその真価がわからない。社会人一歩手前のモラトリアムに位置し、学問という高等な趣味娯楽道楽に全身で浸っている「今」だからこそこんなにも染みるのだろうと思います。大学に入ってよかった、と思う授業でした。


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実はこの安藤先生を呼んで下さったのって山口先生なんだとか。ウオオオ本当にありがとうございますッッ!!!!!!!そしてお越しくださった安藤先生、誠に、誠にありがとうございます!!!!!!!!!!!!!





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ということで、本日も長くなりましたがお付き合いいただきありがとうございました。
昨年度も同じようにオススメ授業をご紹介していたのですが、その際は私めの近代文学愛がくどすぎて鬱陶しいからということで近代文学関係の授業を封じていました、、、、
しかし、どうしても今回はご紹介したかった素敵な授業が沢山ございましたもので解禁しちゃいました。

もし昨年度のが気になる方がいらっしゃいましたら、こちらから飛べますので履修登録のご参考にいかがでしょう。

【2023年度の時のおすすめ授業紹介 このブログの後半部分です】
https://mcm-www.jwu.ac.jp/~nichibun/blog/index.php/2024/04/04/
※「舞台芸術の歴史・東洋」の担当教授は変わっています、ご注意ください




それでは最後にとても大切なことを。

履修登録は自己責任の世界です!!!!!!

入学年度によって必要な単位の数も異なりますし、年度によって科目の名称や担当教授が変わることもザラです。ですから、もし参考にされる場合はよくよく授業名と担当教授も照らし合わせて綿密に確認するよう気をつけてください。
適度に情報収集をし、最後は自分の判断で意思と責任をもって決めるのが一番です。

それでは皆様、よきキャンパスライフを~。
来年度の私めは抽選当たりますように~~~~~。もう落ちるのなんて推しのライブだけで間に合ってるんですよ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~。祈祷。