本日12月11日は!胃腸の日(いにいい)だそうです!ではなくて…尊敬する水樹奈々さんの新アルバム(にゅーあるばむと読む)のフラゲ日でした!!!!!!!(パフパフ
ずっと織田ちゃんにハマり(前回以下参照)まくっていたら、自分の中でカウントダウンもする間もなくあっという間に発売を迎えてしまいました。手に入れても現実感なく、なんとなく棚から牡丹餅な感じ。「ROCKBOUND NEIGHBORS」というのですけれどもね、絆という意味を込めて制作されたそうですが。とてもアルバムとは思えない捨て曲なしの名曲揃いとなっておりますから皆様も是非聴いてくださいませよ~。ワタクシもこれを聴きながらカタカタしております。PCといえばブルーライト対策が施された眼鏡が欲しい。裸眼の私にとっては眼鏡屋さんに眼鏡買に行くなんてビッグイベントだよ。サンタさんに頼もうかな。サンタさんギリギリ19歳(今月26日誕生日なのです20歳になるのです←アピール)でも来てくれるのかな。20歳でもお年玉貰えるのかな。年金の学生控除手続きしに行かなきゃな。明日バイトから帰ったら特典のBD見るんだ。平安神宮公演見るんだ。
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月別アーカイブ: 12月 2012
日本を変えてみたいとは思わないか?
♪あの娘可愛いや カンカン娘~
赤いブラウス サンダル履いて~
誰を待つやら 銀座の街角
時計をながめて そわそわにやにや
これが銀座の カンカン娘
今回は谷真酉美の「カンカン娘」です~。
もうすぐクリスマスですね。クリスマスの日には、おめかしした女の子たちが白い息を吐きながら、愛する人の到着を待つのかしら。かばんには手作りのお菓子とプレゼントを入れたりしてね。あの人は何をくれるのかしら。指輪がいいなあ、なんて。
はい、これだけ寒さも増してくれば夢も妄想もひろがりますね。
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そんな話はさておき、現実の話をば。
今日から「介護体験」に行っています!
「介護体験」というのは教職課程をとるにあたって、必ずとらなければならない実習であり、老人ホームなどに五日間お世話になるわけです。
もちろん入所されてる方はご老人ばかり。
不慣れな私にも皆さん丁寧に接してくださり、何より皆さんから多くのことを学びます。
そしてお話をしているなかで自然と「戦争」の話題になるのです。
当然ですが、全員の方が戦争を経験していて、その一人一人に悲惨な思い出がある。
それを聞いていて思わず涙が出ました。
「私たちはこういう時代を生きてきたのよ。ひもじいっていう感覚わからないでしょう。あの頃を思えば今はもう天国よ。それなのに今の子は弱いわ。我慢がたりないの。」
「歴史は繰り返すもの。こんな恵まれた日本がいつまでも続くわけない。お金は大切にしなさい。」
印象に残る言葉ばかりでした。
そして自分の不甲斐なさに悲しくなりました。
おじいさんやおばあさんは戦後の日本を焼野原から復興させました。
今の私は一体何をしているのか・・・?
私が「おばあさん」と呼ばれる年になったときに孫たちの世代に何を語ることができるのか?
そんなことを考えてしまいました。
この気持ちをどう若者同士で共有できるのだろう。
そしてどう日本を良くすることができるのだろう。
今週末には選挙がありますね!
日本を良くするための一つの手段として投票に行きましょう(*^_^*)
私は初めての選挙なのでしっかり考えて投票したいと思います。
同志よ、共に日本を変えないか。
最近写真ないのでさむそうな写真はっておきます。がおー
運命の出会い
わわわ!
スケジュール管理が出来ていなさすぎて、自分のブログ担当日をすっかり勘違いしていました、けいとです!
誠に申し訳ございません!!!!!
こんなに遅れてブログを書いていて、お前にスケジュール管理も何もないもんだ、と思われてしまうかもしれませんが、、今回はスケジュール帳のお話をば。
みなさまはスケジュール帳をどのような基準で選びますか?
もしかしたら機械溢れるこの現代、「スケジュール帳なんて使わんよ!電子機器で管理するぜ!」という方もいらっしゃるかもしれませんね。
ちなみに私は高校3年生まで、せっかくスケジュール帳を買っても記入するのは最初の3ヶ月くらい、あとは脳内管理する女でした。
…予定が少ないからだろ、なんてツッコミはしないでください(´^ω^`)笑
さすがに高校3年生になると、受験の関係で様々な提出物が出現し、脳内では期限などを管理しきれなくなったため、スケジュール帳を活用するようになった私。
必ずバッグにスケジュール帳を入れて生活する日々もかれこれ3年になろうとしています。
そんな私がスケジュール帳を選ぶ基準はー、、
薄さ、軽さ、可愛さです!!!!!
だがしかし、これを全て備えたスケジュール帳を見つけるのは意外と難しいもので、可愛いー!と思って飛びつくと、大抵分厚すぎるんですよね…カレンダーに書き込めるマンスリーだけでいいよ…毎日広々書き込めるのとかいらないよ…ワタシソンナニヨテイナイヨ…
そして私は「荷物は少しでも少なく、軽くしたい」願望が馬鹿みたいに強いため、毎日持ち歩くスケジュール帳は薄く軽くが必須!
自分にはあまり必要ない部分があることにより日々の荷物が余計に重くなるのは許せないのです!!!!!
我ながらなんて残念な思考なんだろう…笑
…そんな訳で、毎年スケジュール帳を選ぶのに多くの時間を費やします(笑)
「(別にそんなことはないのだけれど)一年に一度しか買えない…!」と思うとどうしても気合いが入ってしまうもので、妥協出来ないんですよね(`・ω・´)
今年は運良く、既に運命の出会いを果たし、来年の相棒(スケジュール帳)を得ましたが♪
考えたくないことですが、今年ももうすぐ終わり…
みなさまは運命の出会いを果たされたのでしょうか?
*けいと*
ナインペタン
今日は日文科の(あるいはブログ部の)先生のご厚意から能楽を観る機会を得たよ。
演目は『鞍馬参り』と『松山天狗』だったよ。
かつて花のみやこから遠流の刑に処されてしまい、会いに来てくれるものといえば天狗ばかりであったという崇徳院の霊が、こんにち(仁安時代(1166-1168)なので、崇徳院崩御の二~四年後ね)となってようやく訪れてくれた西行法師の慰めを喜んで、その礼にと舞いを披露するも、舞っているなかでかつての苦しみを思い出して半ば怨霊のごとく性を変え、雷を落としたり嵐を招いたりの大盤振る舞いを為すが、そこに現れたかつての友である天狗・相模坊の慰めにより、その怒りと狂乱をおさめて晴れやかに姿を消す……
みたいな感じ。
というとさも穏やかな終幕であるかのようだが、実際この天狗の慰めというのは「あなたに楯突いた者たちをきっと蹴り殺して来てさしあげますから、どうぞご機嫌を直してくださいましな」という感じのことを言っていたので何ともはや。ここで相模坊が「やめて崇徳院! 昔の優しかった(かどうかは知らないけど)あなたに戻って!」とかなんか特撮怪獣映画のヒロインが言いそうな雰囲気のことを叫んでいれば、あるいは口さえ利かなければどうであったか。仮にそうであれば、かつて唯一みずからを支えてくれた友の姿に正気を取り戻して消えてゆく……という、やや陳腐ではあるかもしれないが心温まるハッピーエンドが待っていたのではないか。
ところがどっこいこの作者ときたら敢えてそのようには終わらせず、この天災のごとく激しい文言をスタンバらせているのである。この文言によって慰められる(←可能)崇徳院の御心、慰められる(←受け身)ことができてしまう崇徳院の御心の荒涼たる有り様を思うと、最後そのお怒りをおおさめになるシーンの何と悲痛であることよ。
人が死んでしまうということの何が悲しいかといえば、その地点を最後として、いっさい変化することができなくなるところである……というのは別に私が考えたことではありませんけど、いま言わんとしたいのはそこよ 恐らく先述したようなクソ陳腐なリリカルエンドは崇徳院にとってありえないのだ。なぜかというに、彼が死んだその時点・地点において天狗たちは、その存在だけで彼を慰め得るほどのものではなかった(これは天狗たちに及ばぬところがあったというよりは崇徳院サイドの問題っぽい気がする)からである。
などと思いますと、「自分たちは崇徳院にとってそのような認識にすぎなかった」ということをまざまざと突きつけられていながら、なんでこの天狗たちはこうまでして崇徳院を慰めにかかってきてくれてるの? 私が相模坊だったらその突きつけにショック受けておうち帰って泣きながら風呂入って寝て友達の縁ブチ切ってるところだよ……
しかし改めて聞くところによりますと、「白峯に住まう相模坊の天狗とは、すなわち崇徳院自身の化身である」という説があるそうです。つまりあの雷や嵐は天狗に姿を変えただけであり、雷鳴が止み暴風が途絶え、演者がしずしずと姿を消して舞台に静謐が戻ったあとも、崇徳院が下界に仇なすものであることは変わっていないのだろうか。……と思うとなんか暗いね。されどもこの静けさ虚しさ愛しさ寂しさ悲しさ美しさの融和が能の魅力であるといえば、多分その一端くらいは担ってると言えそうね。融和というか万華鏡的な共鳴? 可愛さが増せば悲しさが弥増し、悲しさが増せば恐ろしさが弥増し、恐ろしさが弥増せば……という感じでまた可愛さに戻ってきてループして反響して最後は静寂に立ち返る。水飢饉の水琴窟のようである。
西行の歌を喜ぶ崇徳院は可愛いけどそれだけにかわいそうだったな~
***
これまでに習った能のなかでは『野宮』がスキスキスー
静かであるが激しく、穏やかであるが地獄のようです。
ベタどころの話じゃないけど改めて『附子』は面白いよね。幼子が見ても面白い演目があるっていいことよ。未だにおいしいものを食べると「さてもさてもうまいフィナンシェじゃ」とか誰にともなく呟きたくなるほどにDNAへ焼き付いています。
あと落語だけど、じゅげむじゅげむごこうのすりきれ~を全部言えるのがステータスになり得るような小学生社会って最高だったな! と最近よく思います。今でも一応は言えるけど、だから誰に誉められるということもなく、もちろん競ってくれる人もおらなんだ。
***
私は自分が酔っぱらっているときの文章が大嫌いだがなぜかブログ担当日のたび飲んでいる。能楽堂帰りにいただいたドイツビールおいしゅうございました。ケストリッツァー!!! 詩人ゲーテが愛したというビール!!! ライプツィヒ(ファウストとメフィストフェレスが最初に連れだって外出したときの目的地)(を含む地方ってだけの話ではあるが)産のビール!!! これを飲まずに何を飲もうというのか。字面だけでも涎が出るようですね。
どうでもいいけど私は酔うと非常に機嫌が良くなります。いま非常に機嫌が良いです。
本!
皆さん、先ほどは大丈夫でしたか!? 久しぶりの大きな地震でしたね!
いわき市の祖父母と電話も繋がり、ホッとしている ちえか です(*゚ー゚)v
今回は本の話をしますね[:上:][:上:]
先日友人に誘われて、JPICさん開催の「作家・冲方丁(うぶかた・とう)さんを囲む10代の読書会」にスタッフとして参加してきました!
10代の学生さんと『天地明察』について話す機会があったのですが、皆さん、すごく丁寧に読んできていてビックリしました*´○`)/
3色ボールペンを使い分けて本に書き込みをしている子、2種類の付箋を大量に貼っている子、様々な人達から話を聞けて勉強になりました。「青いボールペンの時は、主人公の感情」「この付箋は、お気に入りのシーン」。私は夢中で一気に読んでしまっていたので、少し反省しました(笑)。
私は大学のレポートを書く際は、本に書き込みをするのがあまり好きではないので、小さめのルーズリーフに気になった文を書き写し、そこに色鉛筆で印をつけて、さらにどうして気になったのかその理由を箇条書きにしています。すごく効率が悪いです(笑)でも、関連ある文を並べて見れるから便利なんですよね。写すのは初めはパソコンでしていたのですが、手書きだと発見があるので手書きで頑張っています。一方先行研究は線を引いて、付箋に発表年月とキーワードを書いて整理しています。そういえば、日文の皆さんはどうしているのでしょうかね? 友人の本をよく見たら、アリみたいな細かい字で沢山書き込みがしてあって、「おおおー!」と感動しました。
冲方先生はユーモアのセンスが素敵な、スマートイケメンでした[:love:]サイン貰っちゃったよーーーー!
YEAAAAAAAAAAH!YAHOOOOOOOOO!!!
すごく気さくな方でした!素敵オーラに中てられた私は、「サインのこの左のチョンチョンは二水を表現しているのですか?」と明らかなことをなぜかわざわざ聞いてしまったorz
あたふたしていたら、「二水です^^」と優しく応えて下さいました。こんなイケメンな「二水」を私は初めて耳にしました。二水の無限の可能性に胸をときめかせました。
あと、ついにこの前『豊饒の海』の初版本を手に入れました!
YES!YES!OH………YEAH!
装丁可愛いですよね!?だからずっと部屋に飾りたかったんです[:love:] 初版本とはいえ、三島の本は沢山出周っているためか、かなり安い値段で買えました。それほど価値のあるものではないのでしょうが、私にとっては大事な本の一冊になりました。
お伽の国。
こんばんは。
みずの です。
近頃は本当に冷え込みまして、本格的な冬に入っているのだなぁと実感します。今年は寒いですね。
量そんなに入ってないし…と寒くなってきても出先でホットのペットボトルなどを買うことは少なかったのですが、あれは偉大ですね。あったかい上に中身飲めるんですよこれ…。←
などというわけのわからない事言うくらいには寒さに参っています。
…と言うことで、遂に我が家では、こたつを出しました!わー!(喜)←
気持ちが高まりすぎて、こたつが完成した途端にいそいそと段ボールからみかんを取り出し、お菓子用の器(木製)にいくつか積み重ね、雪崩込むようにこたつにセッティングしたみかんを乗せながら、「ほら!こたつにみかん!みかん!!」と叫び出したのは私です。姉妹から白い目で見られましたが、彼女達はその割にしっかりそのみかんを食べてましたよ…!現在はこたつでアイスを画策中です。
それでは、前回予告したようにサントリー美術館の「お伽草子展」のお話をしようと思っていたのですが、正直な所、12月に入ってしまった今日、
お話するのはちょっと鮮度が落ちてしまっている気がします…。大丈夫でしょうか…。…でも知ったかぶり&素人なりにお話したいので、思ったことを少しお話しちゃいますね。
福富草紙
人物達の描かれ方が大変個性的で平安の絵巻などとかなり違うように思えました。
民衆はもちろん身分の高い人物も、その表情を隠しません。
特徴のある鷲鼻や団子鼻、輪郭、大きな表情は漫画やイラストのようであると感じました。
やはり人物に表情ある絵に慣れているせいか、親しみやすさがありました。
ただ内容があれでしたね…。割と展示の最初の方で出てきて、見た時はちょうどお昼時くらいでしたので、「お、おおう・・・」ってなりました(笑)
是害房絵巻
「是(これ)は害(がい)」ってまさにって感じですよね。
能の「是界(善界)」の元とパネルに書いてありまして、驚きました。
是害房がお坊さん達の邪魔をしにやってくるのですが、メタメタにやられてしまった後に
日本の天狗達によって、介抱の為にお風呂に担ぎこまれる場面を取り上げていました。和みました。
なんだか複数の天狗達がわちゃわちゃしていて、是害房も気持ち良さそうにお風呂に入っているのです。
大きな枡のような浴槽にお湯をかけていく感じだったのですが、ああいったお風呂の形式っていつ頃からだったのですかね?
温泉地はともかく、今のように湯船に浸かるまでって、サウナみたいなものがお風呂だったと聞いた事があるのですが、なんだか気になる描かれ方でした。
鶴の草紙
よく知られている「鶴の恩返し」の元となったお話のようでしたが、所々違う所がありました。
鶴を助けたのは妻を亡くした男で、後日女童を連れた美しい女性と夫婦になります。しかし、その土地の偉い人がこの噂を聞き付けて、女房を横恋慕しようとします。
男に無理な注文をして、「わざはひ」を連れて来るように言います。男が女房に相談した所、女房の父母の助けで「わざはひ」という牛ほどの大きさで角を生やした狼のような獣を得ます。
途中まではまるでワンコのように男に連れられてぽてぽて歩いている感じでしたのに、偉い人の邸に着いた途端に暴れ出し、その邸の犬と召し使い食べちゃうんです…!
その後、偉い人は流石に恐がって男と「わざはひ」には引き出物を与えて帰ってもらいます。
それからは色々あって鶴の女房は空に帰ってしまったりするような感じだったのですが、だいたい内容はこんな感じであったと思います。(間違っていたらすみません…。)
「鶴の草紙」で、私は特に「わざはひ」という存在が気になって仕方ありません。二系統ある「鶴の草紙」のうち、今回の展示では「わざはひ」が登場系統に属すものでした。
天に帰る鶴は羽衣伝説だとか竹取物語のような天女の話で似たような印象を受けますし、鶴と人間が夫婦になるといったような人間と他の動物が夫婦になるお話は蛤女房だとか、
今回の展示にもありました、「鼠の草子」(とにかく可愛いったです。メロメロです。しかし、姫が別れを告げて出ていった後の鼠の姿とその横に並ぶ姫の嫁入り道具が切なかったです…。
源氏物語の和歌を引用した歌を詠んでいたりしてこの鼠がかなりの教養持っている印象を受けました。)などにも見られました。しかし、この「わざはひ」という存在は悪にもつかず、善にもつかず…。
このお話では男に味方して、横恋慕しようとしている偉い人側をやっつけるわけですから善なのでしょうが、得体が知れないものであるなぁと感じました。まさに予測ができない所が、
「わざわい 災い」なのでしょうか…。
しぐれ絵巻
お伽草子展一緒に行く!と言ってくれた母がこの絵巻を前に驚いていました。私も見てびっくりしました。
…というのも、描かれている人物の目が、説明書きの言葉を借りるのであれば、少女漫画のような、ぱっちり二重まぶただったのです!
う…麗しい…。
今までの引目はどうしたの?今時は二重まぶたが流行りなの?そうなの?
と、一人妙な事を考えていたら横にいた母に、「あれ?!こんな所にお星さまあるよ…!」と示され、
ええ!まさか絵巻の中にお星さまなんて。正に少女漫画の効果ではないか!とあわてて見遣ると母がお星さま。と指摘したのは建物の金具のようでした…。
おお…。流石にね…。うん…。と、なったのですが、見ると確かにお星さまマークに見えます…。少女漫画みたいな人物の描かれ方と相まってなんだか可愛いと母と二人和んでました。
百鬼夜行
百鬼夜行もいくつかありまして、この展示に関連して物や動物に魂が宿っているお話も展示されていました。
(前回少しお話した「調度品歌合」もこのテーマに添ったものだと思います。)
中には発心した雀の話や捨てられた道具達が人間に仕返しをしようとする中で一人(一つ?)反対して出家した数珠(一蓮と名乗ることにしたそうです。
名前まであるなんて…!)が登場したりする話があり、往生を遂げることから、動物や物ですら、往生できるのですよ。と言ったメッセージが含まれているように感じました。
動物や物でも往生できるので人間はもちろん往生できるといった風に往生や修行のハードルを下げているのですかね?
中世、鎌倉仏教などの中では念仏唱えさえすれば大丈夫!だとか一遍さんの踊り念仏だとかの印象が強く、教養やお金が無くても往生できるよ!といった民衆への
普及活動が思い起こされまして、こういった絵巻もその活動に一役かっていたのかなぁと思いました。
あれ…どうしましょう。少しお話しようと思っていたのに、長くなってきました…。尻切れとんぼ…(涙)。
…とにかく!他にも興味深い作品が多く展示されていましたし、同じ題材のものでも複数の年代や巻を比較できて、なかなかのボリュームでした!
酒呑童子絵巻は特に多くの作品があったように感じました。人気だったのですかね。
また話が続いてしまいそうですので…
無理矢理まとめますと、今回の展示について、母が言っていたのですが、「作品の内容とかが、それといってわからなくても、こう言う絵巻って見ていると面白いし、何となくストーリーがわかるよね。」
この言葉を聞いて、思い起こされたのは1年生の時に受講していた「古典文学講義Ⅲ」での中世の絵巻の講義でのお話でした。
教養がなくても絵というツールを通して視覚による情報提供をはかっている部分が絵巻にはある事を知り、母の言葉で、それは当時の身分差だけでなく、
こうやって時代を隔てた人々にも同じように情報を提供する役割を果たしているのかもしれませんね。
そんな考えを持たせる展示でありました。楽しかったです!
それから、今月は 12月2日までで神奈川の博物館がテーマを同じくして北条氏(前北条氏←室町末期(戦国時代)に北条早雲を1代とした北条氏(後北条氏)と区別するために
ここでは「前」北条氏と呼ばせていただきます。)にまつわる展示を行っていたそうなのですが、こちらは行けませんでした…。残念です…。
私は姉と妹がいるのですが、姉は学校で展示に行ってきたそうで…羨ましいです…。
とにかく今は身の回りの事を片さないといけませんね!課題とか課題とか課題とか。←
今度そういった機会がある時に、気持ちよく展示や舞台を観に行くために頑張ります。
それでは、乱文にお付き合いありがとうございます。
本日はこれにて失礼いたします。
ありがとうございました。
みずの
今年も残すところあと26日
こんばんは☆
最近洗濯物の乾きがいまいちで、ベランダ干しにプラスで浴室乾燥する日が多くなってきました。
日々天気予報とにらめっこして、今週一週間はいつお洗濯しようかと考えているんですが、
なかなかカラッと晴れませんねー(-公- )
夏の肌に刺さるような日差しが懐かしく、すこーし、ほんのすこーし羨ましくもありますが、
夏になったらなったで、早く涼しくならないかなーと思うんですよね。。。
寒いほうがマシだわヾ(゚Д゚ )とかとかとか。
まあ、今一日だけ真夏のような天候になってしまったら、確実に私はバテるでしょうけど(A;´ 3`)
~・*・~・*・~・*・~・*・~・*・~・*・~
さてさて、もう2012年も終わりですね。
一年前の今頃は、就活に追われて遠くまで合同説明会に行き、寒さと疲れでヘトヘトになっていたなんて信じられない!!
え?!もう3年生就活始まったの?!!という感じです。
なんでしょう。。。大学に入学してから年々時が経つのを早く感じます。
気付けば一ヶ月、半年、一年と。
本当に恐ろしいことです(°д°;)
これはやはり年を積み重ねていることが原因なのでしょうか??
それとも、日々充実していて時間の感覚があまりないとか??
はたまた、日々だらしなさ過ぎて時間の感覚があまりないのか。。。
なんだか内容ぐっちゃぐちゃになってしまいました。
申し訳ありません(´Д⊂グスン
卒論に追われているということでお許し下さい。
次回は、卒論も提出している。。。でしょうから!!その時、何か楽しい話題を書ければと思います。
お風邪など召されませんようお互い気をつけましょう(´・ω・`)ノシ
☆なお☆
追われすぎて夢にまで出てくる・・・
こんばんは!あいです=^_^=
連日、四年生が卒論について書いていますので、私も卒論について書きますね。笑
とりあえず、只今絶賛追い込まれております(´д`)
周りの友達には、『私、3日に提出するから!』と豪語しときながら、終わらない!!と焦る日々ですよ。
恥ずかしいことこの上ないですが、恥ずかしがってるひまもなく、卒論書かなきゃですね(;_;)
ちなみに、私の卒論は『伊勢物語23段論』です。
絶対みなさん古典の授業でやってると思われる伊勢物語23段、筒井筒の章段です!!
って言っても、大抵の方が分からないので、かなりマニアックな卒論になってます。
今はただひたすらに書くしかないのですが、だんだん自分が何を言っているのか、私は今いつの時代に生きているのか、正直よくわからなくなってきます笑
そういえば、就活でも結構卒論について聞かれて、聞かれたのでそれなりに色々熱く語ってはみたんですが、面白さが分かってもらえない、理解してもらえない、へぇー!古典は苦手だからなぁーで流される、など悲しい感じでこの話は終わっていました……。
逆に聞かれたら、いかに面白可笑しくはなせるか、色々考えちゃいましたけどね(^_^;)
日文は三年生の時から、実質卒論を書いているようなものなので、他学科よりは有利?というか、時間はある気がします(*´▽`*)
まぁ、時間あるから、まだいっか!で進まなくなるという点もありますが。
今は大学によっては、卒論を書かなくても良い、というところもありますね。
最初は、私もそれを羨ましいなーと思ってました。
でも、やっぱりこれだけ苦労して頑張って書くことは良い思い出になるなーと思いまして、卒論のある大学に来て良かったと思いました(・∀・)
ま、これは無事に出せてから言う感想なので、とりあえず早く卒論出したいです(>_<)はい。頑張ります。
受験生の皆さんにとっては、卒論なんかより、いまはとにかく受験ですね!
これから、クリスマス&お正月が来ますが、来年のクリスマス&お正月はとてつもなく幸せで楽しいものになります!!!!
これは実体験から言わせて頂きます!!
だから、今年は来年楽しむためにも、その間も死ぬ気で勉強してほしいです!!!
絶対にその方が良い結果にも、自信にも、来年の幸せにも繋がりますよ(`・ω・´)ノ
あとは、風邪にもみなさまお気をつけくださーい!
*あい*
たまには真面目に語らおうじゃないか
四年生のみんなも卒論に追われているんですね…!!文面から必死さが伝わってくるよ[:しくしく:] 私も頑張ります!!何の思い煩いもない年末年始にするぞー!!!
今卒論で三浦綾子さんの『塩狩峠』という作品を扱っているのですが、その中で一つ、女子の皆様にお知らせしたい事を見つけました。
ある論文の中で、三浦さんが「最近の若い女性は、愛を誤解している人が多い」とおっしゃっていた資料が載っていたんですね。
「好き=愛してる」という誤解、「愛=肉体関係を持つこと」という誤解。
この二つの誤解の故に、若い女性たちは心に傷を受け、三浦さんのもとによく相談に来ていたのだそうです。「好き」というのは流れる感情に過ぎない、突発的な好奇心のようなもので、「愛する」というのはひたすら忍耐、練達、長い期間をかけて紆余曲折を経ながら持つようになるものだとおっしゃっていました。三浦綾子さんには光世さんという旦那さんがいるのですが、肺病と脊椎カリエスという難病を抱えて寝たきりの彼女を五年も待ち続け、介抱し、小説執筆もままならない三浦さんの為に、口述筆記という形でサポートし続けた方です。あんなざまもこんなざまも、全てを受け入れる。ものすごい献身です。しかしそんな光世さんの愛を受けていながらも、「もしクマが目の前にいて襲ってきたら、私は彼を差し出して、逃げるかも分からない」と三浦さんは言っていました。ちょっとひどい…!と思うところもあるのですが、彼女自身も相当自分の心につまずいたと思います。これだけ愛されているのに、愛で返しきれないという思いを抱くのは、しんどかったのではないでしょうか。でもそんな葛藤を乗り越えて、一つ一つ勝ち取っていった愛は、だれにも壊せません。
「好き」という感情も「肉体関係を持つこと」も、結局は一瞬です。
極端に言うなら他の動物でもできます。でも、「愛」は人間しかできません。私の尊敬している牧師さんがおっしゃっていたのですが、人間はどんな能力も神様には及ばないけれど、「愛」だけは神様と同格になれるのだそうです。そんなすごいものを持っているのに、まるで「愛=性欲」のように扱ってしまったら悲しすぎる…!!私も少なからずそういう誤解をしていたなと最近になって気付きました。「愛してる」といわれると、「何かきもちわるいな…」と思う瞬間があって…
きっと無意識のうちに変な認識感を植え付けてしまったのでしょうね。うむ!直します!!
冷めたら味の無くなるものよりも、永遠においしいものがいいじゃないですか?愛が何だかよく分からなくなっている今、もう一度心の中を点検したい次第であります(^J^)
いよいよ
卒論提出まで、半月をきりました。
みどりです。
毎日少しずつでも進まなければ間に合わない状態。
でも、知れば知るほどおもしろい。。。
もっと早くにやっておけばよかったなぁと思うことばかりです。
わたしが卒論のなかで調べている人物の一人に
正岡子規がいます。
日本文学科の方は、よくご存知かとおもいますが、
はずかしながらわたしが正岡子規について
名前以上にいろいろなことを知ったのは
この卒論研究にらあたってからです。
かれは、生涯において俳句や短歌の革新、
俳句分類などを成し遂げましたが、
わたしは、そういった部分よりも
かれの生き方自体が好きで、
かれの伝記などをよんでいると、
彼の病におかされなからも、かいまみえる底抜けの明るさに
とても楽しくなりますし、勇気が湧いてきます。
そんな子規の成し遂げた文学的功績よりも
生き方そのものを物語として描いた、
私の卒論の題材である『坂の上の雲』はオススメです。
みなさん、時間のある際には一度読んでみてください。
それでは、いよいよ提出間近!
頑張ります。
みどり