たけのこは特急列車みたいにあっというまに真っすぐ伸びて、つやつやと若く、高みを目指している。年少さんだったひまわりの苗は小学校高学年くらいか、大きくなって花開く前の緊張感を楽しんでいる。落ち葉色のショートブーツは休暇をとるので、近頃の足はキュートな爪で勝負している。簾のむこうで隠れていた首筋は涼し気に姿を現し、かつてハンドクリームを塗りこまれた手は、日焼け止めジェルをすくっている。跳ね返された太陽の欠けらは黒い地面をより熱くした。
日陰に濡れるようにしながら歩いた先で、ショウウィンドウに映る自分を見た。
「梅雨寒」という言葉を耳にして薄手の長袖にカーディガンを羽織った先週。
「梅雨明け」という言葉は耳にしていないが、ノースリーブにサンダルを履いた今週。
……あれ?
この「?」について考えているあいだに左手のアイスクリーム、
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まいです、ごきげんよう❀
目まぐるしく変わる天気は言葉通りめまぐるしい。
自分のことをどれだけ大事にしてあげられるか。
試される夏がどうやらやってくるようです。
前回ブログを投稿したのは9日ですが、そこから今日までのあいだなにがあったか考えていました。思い返すとこの二週間ちょい、おどろくほどいそがしかった。
忙しいという字は「心が亡くなる」と書きますが、どうにか亡くならないように、いやしかし臨死体験はしたかな……といった具合にいそがしいのでありました。
私は演習という授業を前期の間で4つ履修しており、これは平均して2週に1回は必ず発表があるというスケジュールになってしまうわけです。もちろん履修したのは紛れもなく私自身です。さらにボランティアサークルの活動も7月が山場ということで準備があり、塾講師のアルバイトは授業の質を落とさないためにほんの少ししか入れませんでしたが、夏が来れば合唱はステージや大会があります。
しかし、いそがしさと楽しさは紙一重、適当にやってしまっては楽だけれど楽しくない。というか楽しくないことは、正直数分だって「らく」ではない。
こだわればこだわるほどいそがしくはなるけれど、その時間に価値を見出せる。
このシステムは本当によくできていて、そこにまんまとハマってしまうので困ります。
発表というのは堂々と発表することで、自分が学んだことに自分も納得でき、クラスの方からの意見で深まり、他の発表に刺激をうけ、とても好きです。たとえば「大学でなにやってるの?」と聞かれたとき
「わたしは「藤原定家の仮名遣い」と「近代文学『推し燃ゆ』」と「中国文学『紅楼夢』」について自分の考えがあってね、「七言絶句の漢詩」だって作れちゃうんだよ!!」
と言ったら、なんだか凄い感じがします(笑)。
でもこういった研究や発表は、少しでも気づけた自分を褒めながら取り組むことがやりがいになっていたりするもの。研究分野でいったら初歩的な作業かもしれなくても、去年の自分にはできないことが出来るようになっていることが、前進している何よりの証拠なのだと思います。
夏休みまでもうひといき。夏休みでは楽しめない今の楽しみ・いそがしさを、存分に味わうこととします。
アイスクリームは溶けないうちに味わいましょう。

