泣いている自分が嫌い。多分、我を忘れて同級生とケンカばかりしていた小学生の自分を思い出すから。そのおかげで涙なしでは見られないヒューマンストーリーを回避する癖がついてしまった。癖だから、直そうとすれば直るのかもしれない。でも今はやっぱりミステリーが好き。
アニメとマンガの時代だなと思う。絵がきれい。声もきれい。話の展開がいい。登場人物の性格がいい。どんどん人気作品が登場して、人気作品が完結して、また新たな人気作品が登場する。読んでみたいもの、平安の姫君なら「ゆかし」とでもいうのだろうか、そんな作品はたくさんある。でもどれから手を出そうか。
そうして本屋を出るころに手にしているのは決まって1冊の小説。最近やっと気が付いた。本屋に立ち寄ったとき、私は小説コーナーで立ち止まっている時間が一番長い。マンガは誰かに読み聞かせてもらおう。
現実的すぎるのはいや。そうかといって現実離れしすぎるのもいや。私はやはりわがままだ。
一人部屋の中でぼんやり過ごすのが好き。休日の過ごし方で一番好きなのは一人ベッドの上でぼんやりすること。「ベッドの上で」という表現は嘘じゃない。高校までは畳の上に布団を敷いて寝ていたが、大学に入ったちょうどそのタイミングで我が家にベッドなるものが輸入されたのだ。だからラクだとか分かりやすいからだとかそういった理由で「ベッドの上で」なる表現を使っているわけではない。ーーベッドが我が家に輸入されてから早くも1年以上が経過した。それでも私の中で「ベッドの上で」寝ることにはまだ少し違和感がある。
目標は口に出すべきか否か。計画は紙に書くべきか否か。口に出した目標は達成できない。紙に書いた計画の通りに自分は行動できない。否。口に出した途端に目標を達成した気分でいる自分がいる。紙に書いた計画を実行する意志が弱い、あるいは計画が書かれた紙を無くしたか。
日記がある。毎日は書いていない。一週間に数回の時もあれば、数週間に1回の時もある。要するに気まぐれなのだ。気の向いた時に当たり障りないことを書くだけ。もしかしたらこれは日記ではないのかもしれない。日記でないとしたら何だろう。落書き?
先日気まぐれに自分の書いた落書きを見返してみた。曰く、
10月5日(木)
早く寝よ。
あまりおもしろくなかった。
強い人間になりたい。非常事態でも冷静かつ正確に対処し、人を思いやり、自分の調子も崩さない。正しさと優しさと強さを持った人間になりたい。



