こんにちは、あやめです。
急に冬らしくなってきましたね。例年よりはあたたかいものの、急に気温が変化するのが苦手な私としては、季節の変わり目、体に応えます。しんどい。みなさまどうかご自愛ください。
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「絶望、という物を、君、知っているかね」
だしぬけに、すこぶる紳士の…ふりをした女子大生が問いかける。
「知りませんわ。」
ノリの良い友人は、知りませんわ、というツンとした顔で答える。目は死んでいる。おおかた、また始まったよ、といったところである。
「絶望というのはね、」彼女は遠慮を知らない。「人それぞれにあるンだ。」
「まあそうでしたの。」知っている。
「さて、私は絶望を今まで3度経験してきたが、—1度目は友人というものに、2度目は両親というものに、3度目は自分に対してだったんだね、―この時、人は私に何と声を掛けたと思う?」彼女は持論を展開するとき、いつも興奮して目をぎょろぎょろと光らせる。なんか、深海魚みたいなグロテスクな様子である。光が足りないのだ。
「さあ、わかりません。」そろそろ飽きた友人はスマホをいじったり爪を見たりしている。
「人生いろいろあるさ、この先長いんだから、だよ!ひどいよなあ」
「酷いですか?」彼女は完全に飽きているがしかし、律義に淑女のふりを続けている。「その通りだと思いますよ、私も。」
「おや、君もかね!なんと、残念だなあ…チェッ。だってさ、君たちの言う「色々」って、「この先長い」って、これらは今この瞬間に対しての言葉としてかけてくれていないじゃない。一般論を聞きたかったらそう言うよ、私は相談してるんだ」
息が荒い。ひどい顔をしているぞ、と思う。
「そうだね」
「世界を多角的に、多面的に見られるようにする、というのも好かない。君も聞くだろ?だよね。でも、世界が何面体だかは教えてくれないよね?みんなそんなの知らないに違いないんだよ」
…そろそろ「紳士」が何が言いたいのか、親友である私でも分からない。彼女はすぐに暴走するので、ここらで話題をかえてやらないと面倒くさいことになる。主に私が。
「…あの、ごめん私ちょっと用事を思い出して…」
言いかけて、ギョッとする。彼女は泣いている。
「君、絶望の音を聞いたことはあるかい」
ぼろぼろ泣いている。笑っている。
「大事なものがぶっ壊れたのに、その音、スポンジが落ちた音なんだ。」
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人混みのにおいがする音
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遅くまで図書館に残ってブログを書いていた。ずっと集中して画面を見ていたから気づかなかったが、あまり人もいない。が、いる人はみんな熱心に何かをしている。いったい何をしているんだろう。みんなも集中して、他の人なんてみていないのかな。私だけ、みんなを見ているのかも。
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みなさんは、忘れてはいけない、と思う。私が毎回、顔面火だるまになるほど恥ずかしい思いをして書いている、という事を。他のブログ部員のみなさんは(きっともちろんそんなこと考えずに堂々お仕事なさっていると思うのでこんな愚問は)さておき、私は毎回、こんなことを書いてもいいのか、こんなもの誰が読むのかと思いながら、ただ、私の中ですごい音量で騒ぐ、私のぱっしょんが、このくすぶる思いを今すぐに全世界に主張せよと言い張るので、10代(おどろくなかれ、わたしはいまだ10代である!!!)特有の「これ」を鎮魂するために、そして(みなさんにお伝えすべきような)ネタもあまりないので、こんなことを書いている。しかし、こんなに思い惑っているのに(?)、どうやらわたしは、傍からは飄々としているように見えるらしい。去年とっていた授業では、先輩たちにまじってグループワークをしなければならなかったので、恥ずかしくて情けなくて帰りたかったが、ようやく発言をしていた。その結果総括の回で、先生に「あやめさんは割と飄々と発言をしていて、とてもよかったですよ」とおほめいただいた。
10代に、とても見られない(3歳年下の弟と外出したら、お姉ちゃんではなくお母さんだと間違えられるほどの)外見と(全く流行についていかない、潤いが足りない)内面を持っている、というような自負と、しっかりまっすぐど真ん中、10代!!の葛藤をしか!と持ち、くすぶり、自意識えぶりでい、感度良好四面楚歌、自分で自分の首を絞め、ようやくやっている、つもりなのです。みなさんは忘れてはいけない。
このようなことは、すでに初回の私によって何度も何度も口うるさくくどく忠告させていただいているので、ここで私の文章を読んでくださるは、心の広い、いや、寛大なるみなさん、いや、皆様であると思われるのです。自意識過剰でしょうか。私の文章(駄文)は、読む人を選ぶのではないか、という疑念が回を重ねるごとに思われるのですが、これって自意識過剰?私の文章が好きな人はほんの一握りで、「一般」には怪文書と思われているのではなかろうか。ねえ?自意識過剰????(メンヘラ彼女の声)
……というようなことを、おととい帰りの電車の中で座りながら、急に思った。もちろん、万年ネタ無しの私はすぐさまメモすべく、わたわたとポケットからスマホを取り出しました。
そうしたら、持っていた傘を倒してしまい!目の前に立っていた人(2人)にぶつけてしまった!!恥ずかしい!!!こんなスカしたこと考えていたから尚更恥ずかしい!!ごめんなさい!!!!しかもまごついて全然スムーズに拾えない。白い眼を…感じる…ごめんなさい…。こ、こ、これは、自意識過剰……???
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キラキラした目で、前を向かないでくれ
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朝早くに電車に乗ると、みんなうつむいている。眠そうな顔で、ぎゅうぎゅうになって、もう帰りたい顔をしている。私は朝がめっぽう弱く、人の顔をうかがい知るほどの余裕はない。
10時ごろに電車に乗ると、明るくて少しワクワクした空気が張っている。お出かけに行くと見える人々による期待感が空気に溶け出して、関係のない私におすそ分けされている。こちらは学校に行くだけでなんの代り映えもない今日だけど、新鮮な気持ち、ワクワク、ありがたくいただきます。
あそこにいらっしゃるは、車窓の外が気になる男の子。小さな体全部で今日を体験している。緑色が彼を刺激する。お母さんに全身で感動を共有するも、うるさいから静かにしろ、と言われてしまう。ああ、あの輝いた眼をごらん。あの目はどこに消えるのだろう。
夕方に電車に乗ると、単語帳を持った学生にあう。おそらく部活につかう大きな道具をもっている。日に焼けた肌。私にはなかった高校時代。第一志望の高校に入学できたのに、通えなかった私。
夜に電車に乗ると、詰め込まれる。カットトマトの缶詰よりも劣悪な環境で、暖房と人々の汗で温度と湿度があがった箱の中でじっとしている。温室ハウスで育ったトマトの私としては、苦しい。きっと、絶望とか、こういうところに落ちている。そんな大それたことでもない。
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こんなにこんなに雄弁に語れるのが、画面の向こうのあなたにだけなんですよ。それならあなたは、このノイズに耳を傾けて、聴いて下さる?




