突然ですが私ゆり、この度大変残念なことに、留年致しました。
というわけでエイプリルフールですね!
嘘は午前中の実、午後にはネタばらしということですが、面倒なので一回でまとめちゃいました。
勿論単位は足りてますよー(´ω`*)
というか本学の留年制度は4年生卒業時点で単位が足りなくなって初めて適応されるので、3年生を終えたばかりの私にはひとまず関係のない話なのです。うむ。
では留年繋がりで単位の話でもしましょうか。
日本文学科は比較的、単位を取りやすい学科と言われております。
附属高の頃から三パラ三パラと言われ(三大パラダイスの略。ちなみにあと二つは児童学科と教育学科だったかな?)、単位取得が大変な学科(三パラに対応して三大苦しい学科、略して三苦。)に進む友人からは、「楽でいいねー」なんて言われたもんです。
実際どうなのかと言いますと、まあ楽っちゃー楽…なのかなー?といった所です。
ではここで日本文学科を卒業する為に必要な単位を分類しつつ見てみまっしょー!
教養特別講義 2
外国語(英語) 8
第二外国語 8
情報処理 2
身体運動 2
教養科目 12
学科必修 18
選択必修 20
卒業論文 4
学科選択 22
自由選択 28
合計---------126
うん、数字の羅列だとよくわかりませんね。
とりあえず↑は、履修の手引きなんかに載っている単位表?をもうちょっと細かく分類したものです。
一つ一つ細かい解説をしていくと行数ばかり食ってしまうので、学科必修~自由選択までご説明しましょう。
ね、1年生もそろそろ入ってくる頃ですしね!
●学科必修---18単位
1年生と2年生での必修です。
1年生では日本文学概論(通年・4単位)、日本語学概論(通年・4単位)、基礎購読(前期のみ・2単位)、基礎演習(後期のみ・2単位)、変体仮名演習(前期のみ・2単位)の5種類があります。
多いですね。まあ1年生で必修が多いのは必然です。頑張りましょう。
2年生ではがっつり減りまして、日本語史(通年・4単位)のみです。
日本文学概論・日本語学概論・日本語史は大きい教室で全員一緒に受けます。ので、時間も指定。私の時はそれぞれ月曜2限、火曜1限、木曜1限でした。今年はどうなのかな?
基礎購読・基礎演習・変体仮名演習は、学籍番号順に4つくらいのクラスに分かれます。
基礎購読は上代(『古事記』や『日本書紀』の時代)、中古(『源氏物語』の時代)、中世(『平家物語』の時代)、近世(江戸時代)をそれぞれご専門の先生方が教えに来て下さいます。
私の時は最初の三週間は上代、次の三週間は中古、次に中世、近世、と順番通りにいきました。
古典と呼ばれる時代を幅広く、こう、概観するというか基礎知識をつけるというか。そんな感じです。
ここで好きな時代との出会いがあったりなかったり。その後の研究に繋がったり繋がらなかったり。
でもこの時に学んだことは、後々その時代の授業を取る際、結構思い出したりするものです。あーあの時やったアレだ!みたいな。
基礎演習・変体仮名演習はクラス毎に違う先生がつきます。普通の授業と同じですね。
基礎演習についてはどの先生に「あたる」かで内容が違ってきて、その後の大学生活さえ変わってしまう(笑)ことが起こるかも・・・!?
ちなみにブログ部メンバー現4年生の多くは、この基礎演習で先生に釣り上げられたクチです(笑)
●選択必修---20単位
これは普通、学科必修として組み込まれて表記されています。
私はあえて別々に書きます。↑の学科必修と違い、これはその名の通り、自分で授業を選択するのです。
まず1年時から取れる授業が2つ。
日本文学史です。
これは上代・中古・中世・近世・近代と5つの区分がある中、卒業までに必ず2種類の単位を取らなければいけません。
ですが年によって開講されたりされなかったりするのが困りもの。
開講の組み合わせは、
上代・中世・近代
中古・近世・近代
の二種類です。
ですので上代と近世を取りたい!と思ったら、1年で一つ、2年で一つを取ることになりますね。
逆に上代と中世を取りたい!と思っても、中世が必修と被った!なんてことがあったら、次に開講される2年後まで待たなければいけません。
まあ多く取る分には問題ないので、可能であれば1年次に二種類取っておくことをオススメします!
ちなみに私は1年次に中古を取れなくて、3年次で取ったクチです。
次に2年生から選択できる授業。これは演習です。
上代文学演習、中古文学演習、中世文学演習、近世文学演習、近代文学演習、中国文学演習、中国思想演習、そして日本語学演習。
日本語学演習のみ半期で2単位、他は全て通年で4単位です。
これは2年生でひとつ(または日本語学演習2つ)、3年生でひとつ(または日本語学演習2つ)取ることをオススメします。
演習ってあんまり人数が多くなってしまうと、上手いこと回らないんです。
今年からは人数調整など行われるようなので、ゆっくりじっくり考えることをオススメします!
…それにね、一年間に演習2つ取るってのはなかなかに自殺行為ですよ。
私ゆりは2年次に中世文学演習と日本語学演習2つ、計3つを取りまして、その発表が見事に一週間おきに重なりまして、本当に死ぬかと思いました。
だから皆様そういうことのないように、計画的に生きましょうね!(笑)
そしてそして、最後に3年生…ではなく、4年生で取る演習。
言わずもがな、卒業論文に関する演習でございます。所謂ゼミ。
日本文学科は個人プレーなので、ゼミでは自分の研究の進度を発表していく形になります。
実はこの演習、予備演習というものが3年次にありまして、必修ではないんですが取るべき授業でもあります。
予備演習では、4年生の発表を3年生が見て勉強したり、意見を言ったりするのです。
こうして卒業論文は、個人プレーといえども色んな人達の手が加わって出来あがってゆくのですね…(しみじみ)
このゼミ云々に関しては、長くなるのでまたいつかお話致しましょう。
というか既に長い。
●卒業論文---4単位
言わなくてもわかると思うので、最早何も言いますまい。
一つだけ言うとすれば、
出さなきゃ卒業できないよ!!!
ちなみに提出は12月です。
●学科選択---22単位
ここからはもうフリーダム。
シラバスを捲って、日本文学科の先生の授業を見つけて、好きなものを選んでいけば、あっというまに22単位いっちゃいます。
もし22単位を超えても大丈夫。超過分は自由選択に組み込めるのです。
ちなみに私ゆりは、学科選択だけで40単位分ほどあります。どんだけ取ってんねん。
●自由選択---28単位
ということで一番のフリーダム部門。
他学科の授業でも、2年生から受講可能な学習院大学・学習院女子大学・立教大学・早稲田大学の提供科目もぜーーーんぶOK!
選択必修でご紹介した日本文学史だって、例えば上代・中古・中世の計12単位を取っていたら、超過分の4単位は自由選択に組み込めます。あ、勿論学科選択でもいいんですよ。でも多分多くの人は学科選択がすぐ埋まっちゃうので。
ちなみに私は第二外国語を8単位でいい所を12単位取ったので、超過の4単位分は自由選択に組み込まれます。
こんな感じでやっていったので、純粋な「自由選択」科目として取った授業はほとんどないです。
多くは学科選択の超過分を組み込んだだけ。
日本文学科が単位取得が楽と言われる所以は、この自由選択科目の多さかもしれませんね。
というわけでざざーーーっとご紹介してきました。
これだけ見ると、うーん大変かなって思うでしょう?
ところがどっこい、意外と楽々いけちゃうもんです。
1、2年生で頑張って上限いっぱい(49.5単位かな?)まで取っちゃえば、3年生では週3日しか登校しません!なーんてことも可能です。
単位取得が楽な授業、なんてのも探せば沢山ありますからね。
ただ、これは一番楽をした場合です。
楽をしようと思えばいくらだって楽できます。
反面、例えば私はがっつり授業入れまくったタイプ(そしてテスト時期に死にかけるタイプ)だったので、3年生でもがっつり週5日、金曜日なんかは1限から5限まで、文字通り一日中学校にいました。
おかげでもう卒業論文とゼミ以外の単位は満了…というか超過しまして(笑)、4年生では実質週に1日、1コマ分しか登校しなくていいんですよ。
でも、それはちょっと学費やら何やらが勿体ないんでないかい?
…ということで、4年生もがっつり授業に出まーす☆…友人には「ドエム」と言われます…笑
まああれですね。本当にやりたいことができる学科です。
部活、サークル、バイト、学外活動で頑張りたい!なら授業は少なめにすればいいし、楽な授業を選べばいいのです。
逆にせっかく大学に入ったんだから色んな事知りたい!という場合は、色んな授業を取ってみれば良い。
そういう選択の幅が広い学科なんだろうなーと、この3年間で思いました(笑)
というわけで今回は単位の話でした!
文字ばっかりでお見苦しくてすみません。いつも通り長ったらしいし。
あ、そうそう、最後にひとつ。
今日から新年度が始まりました。
と言っても始業日は明日ですし、授業開始は9日なのですが。
とにもかくにも、私ゆり、さとちゃん、みどりちゃん、あいちゃん、なおちゃんは4年生です。
さやちゃん、ちえかちゃん、かのんちゃん、かほちゃん、しょうこちゃん、あずみちゃんは3年生。
みずのちゃん、ももなちゃん、けいとちゃん、あかねちゃんは2年生。
新一年生が入部するのは、恐らく秋~冬にかけてだと思われます。
あと半年ちょい。かな?
この15名で、今までと変わらず毎日更新していきます。
どうぞ皆様末永くよろしくお願い致します!!
ではでは御精読?かな?(笑)ありがとうございました!
ゆりでした☆
(´∀`*)ノシ バイバイ