モーニング・ベーコン

ご無沙汰しております、みちるです。

 

どこでも構わないので遠くへ行きたくて、結局映画館へ行く。映画が好きな数人の知人たちと作品の話をするのが楽しみで、私にしては珍しく「期待の最新作」なども観てみたりする。それでも、今どき縦長狭めの雨漏り二箇所、湿った匂いのするシアタールームで半世紀前の作品を眺めるのが自分には合っているのかもしれないと思う。

夏休みの間、親しい人と会う回数より映画館へ足を運んだ回数の方が多かった。一つの館を住処にしていると居飽きてしまいそうだから、いくつもの劇場を転々とする。一本観て、電車に乗り、また一本。たまに移動がかったるくなって、同じ館でポップコーンの余りを消費する。しかし冷静になって「今月食べたポップコーンのキャラメルを溶かしたら何リットルあるんだ」と考え、かなり怖くなる。致死量かもしれない。食料がなければ映画が観られないなんて、そんな馬鹿な話はないが、飲み物を買うとつい、甘いものに手が出てしまう。暗い館内でかつ周囲に人のいない席をとるので誰かにものを食べる場面を見られることが殆どないと思うと、気が楽になるということもあってだろうか。

最近、インプットの時期が続いている。
もうこれはどうしようもなくて、「今の自分の身体は摂取することに適している」と言うほかない。ご飯も食べられるし。

 

(間奏)

 

最近また息が出来なくなることが増えた。学生としての自らを意識すると、何かの役に立っているわけでもなく、どれほど呼吸をしても無駄であると結論付けられる。
昨年、知人の紹介で初めて参加した催しは心底楽しかった。自分の持ち物で勝負して、人々の間に生きている感覚を取り戻すことの出来る機会がいかに必要不可欠なものであるかを知った。今年もまたその季節がやってきて、今度は何を書こうか、誰と言葉を交わすことが出来るか、そうしたことを楽しみにしているはずだ。しかしその期待をはるかに凌ぐ不安が全身を苛み、抜け出すことができない。自分以外の何者も近くにはいないから、またしても壁の前に独りで佇み、やるべきことをやるしかない。
やることがあるのは素敵な事ですね。

気楽になれず、やはり遠くへ行きたいと思う。
映画館へ行きたいという意味ではない。

スマホで天気予報を見て、徐々に下がっていく最高気温を確認すると、全身が蒼ざめていくような気がする。体温が下がって背筋が冷えるあの感覚がやってくると、この現状はとても大変なことなのだと、ひたすら焦るようになる。眠ることが出来ないならその時間でPCに向き合うべきだが、PCに向き合うことは決して本質的ではない。加えて、文字数を増やすことよりも、その後で文字数を減らすことの方がよほど本質的である。文章の作成は筋トレのようで、つまり一度しっかり増量したのちに不要なものをそぎ落として体を作る必要があるようだ。増やすことには時間がかかり、減らすことには胆力がいる。夏の間、時間をかけて体を大きくしてきたはずなのだが、増やしては減らしてを細かく繰り返しすぎて何もかもが足りなくなっている。書き連ねた文章を眺めるとまるで痩身の自分を鏡で見ているようで嫌になる。自らの成果に感動できない。すべての体力が尽きる前に、人の間に投げ込まれたい。人間に向かってみたい。しかしそうしている場合でもないことを理解しなければならない。

全て良くなるまで、あとどれほどかかるか。

 

またお手紙書きますね、大好きです。   みちる

永遠の9歳

こんにちは、ゆきほです🍵

9月の前半はお休みだったので、1ヶ月ぶりの更新となりました。 夏休みがあと1週間で終わってしまいます、信じられませんね。

今日はどうしてもシュークリームが食べたくて、そのまま誘惑に負けておやつに食べたら見事に胃もたれしました。

明日明後日はライブに行くので、今日は元気にブログとレポートを書きたいと思っています。まだ何もしてない午後3時です。

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この前、バイト先の小学3年生に「先生何歳?」って聞かれて「何歳だと思う?」って答えました。

「18歳」「それじゃ先生まだ高校生だよ」「高校生?……じゃあ20歳!」「まあそんな感じかな〜」

1歳サバを読んだことをここで懺悔します。

***

先日、出身高校の文化祭に行ってきました。

私が高3のときはコロナウイルスの関係で文化祭がなくなり、翌年からは関係者と受験生しか入れない文化祭が続いたため、個人的には高2ぶりの文化祭です。

高校時代の友人たちと、高校生の時毎朝待ち合わせていた改札付近のコンビニ前で合流し、ホームページには「徒歩12分」と書かれているのに喋りながらダラダラ歩くから20分かかる道のりを歩いて学校に向かいます。

思い返すと、私高校生のときは文化祭当日を楽しんだ記憶がそこまでないんですよね。

もちろん楽しかったは楽しかったと思うけど、そもそも人混みが好きじゃないから他のクラスのお店や部活の公演に行った記憶が全くなくて。クラスのシフトがある時間は教室に行って働き、ないときは部活で部誌の販売をしている教室に入り浸ってのんびりしていました。スマホのアルバムを見ても、文化祭当日の写真は数枚程度です。

どちらかというと、夏休みに暇な人が集まって進める準備や、当日シフトに入って働くことを楽しんでいた記憶があります。裏方作業を好むのは今も昔も変わりません。

なぜそんな性格の人がわざわざ文化祭に訪れたのかというのは一旦置いておいて。

正直、大学生になって3年も経った今でも、自分ってまだ高校生みたいなところあるよなって思っていました。だって30代か10代かって聞かれたら、まあまだ10代じゃないですか。何なら気持ちはまだ小3くらいだから。

……いやもう私たち全然高校生じゃなかったです。JKのキラキラには全く力及ばず、人混みにしっかりパワーを吸い取られました。

校内を徘徊して、部活の部誌の売上に貢献して、先生と喋って、また校内を徘徊したところで体力の限界が来て滞在時間約2時間で退散。その足でサイゼに寄り、全員ほぼ無言でお昼を食べ、13時に帰宅。写真は1枚もなし。

もうちょっと力強い大人になりたいです。

ではまた。

言葉から紡ぎ出される世界

皆さん、こんにちは!

先ほどからの強い落雷に、びくびく怯えているももこです。皆さんは、ご無事ですか?

「今日のブログ、何書こうかなぁ」なんて、ベットに寝転がりながらグダグダしていたのは、つい何分前のことか…。急に雷が強くなって、体の奥まで響き渡るような衝撃が走り、「これはきっと、雷様が早くブログを書きなさい…」と、おしりを叩いてくれているんだと思ったのです(笑)。こんなとき、いつもならお布団にくるまって、イヤホンをし、ぎゅっと目をつむっているのですが、雷様に背中も押されたことですし、今日は頑張ってブログを書かねばと、パソコンの前で鼻息を荒くしております!

夏休みも、あと残りわずか…。そんな現実から目を背けたくなりますが、もうすぐ始まる2学期が、豊かな実りあるものになるように、夏休みのうちに楽しむことは、目一杯楽しんで、少しづつ授業の準備も始められるといいですね!(と、自分に言い聞かせる毎日です(笑))

さて、前置きはこのくらいにして、本日は「LOTR」について、お話したいと思います!

皆さんは「LOTR」って、何のことか分かりますか?「ロター」ではありませんよ(笑)。ヒントは、とあるファンタジー映画(原作も含めて)の略称です。分かったかな?

…そう!正解は「The Lord Of The Rings」、日本語に書きかえれば「ロードオブ・ザリング」です!この8月に、念願叶って、前々からずっと見たいと思っていた「ロードオブ・ザリング」の映画を見ることができたんです!

思い返せば、7月頃のブログの投稿で、「今年の夏休みには、絶対「ロードオブ・ザリング」を見るぞ~!」と、高らかに宣言していました(笑)。もともとファンタジー映画が大好きだったので、この映画の存在は知っていましたし、気になってはいたのですが、「シリーズもので長そうだなぁ」とか「内容が難しそうだなぁ」という気持ちが優先してしまい、なかなか「よし、見てみよう!」という気にならなかったのです…。

そんな私の背中を押してくれたのは、前期に履修したある授業でした。英語圏のファンタジー作品(映画ではなく、原作となる小説や物語)を扱う授業でして、その授業名や学ぶ作品をシラバスで目にしてから、ファンタジー映画が大好きな私は、「履修しなければ…!」という思いでいっぱいだったのです。恥ずかしながら、私は映画は好きですが、これまでその原作を読んだことはなく…。ですから、この授業を通して、原作となる物語をしっかりと、じっくりと読む機会を頂けました。いざ物語を読んでみるとびっくり!DVDが擦り切れるほど見ていた作品でも、まだまだ理解できていなかった部分が、たくさんあったんだということに気づかされました。授業で学んだ知識もあいまって、読書は楽しくなるばかり…。ファンタジーが大好きな私にとって、本当に学びある授業だったと実感しております!

さて、ここで「ロードオブ・ザリング」に話を戻しまして…(笑)、簡単に物語の説明やあらすじを書いていきたいと思います。

作者はJ.R.R.トールキン。イギリスの言語学者です。「ナルニア国物語」の作者C.S.ルイスと親交があったとされています(ファンタジーが大好きな人間にとっては、胸アツポイント(笑))。「ロードオブ・ザリング」は、日本では「指輪物語」という名称でも親しまれ、壮大な世界観と、緻密な設定によって創造された一連の物語は、長い時を経ても、読む人の心を惹きつけてやみません。「ロードオブ・ザリング」の前日譚となる「ホビットの冒険」も、大変有名です。また、2001年から公開された「ロードオブ・ザリング」の映画3部作は、ファンタジー映画というジャンルの確立に、大きく貢献したように思われます。(2012年には「ホビットの冒険」も映画化されました!)

物語は、ホビット族の青年フロド・バギンズが、ひょんなことから小さな指輪を譲り受けるところから始まります。しかし、その指輪は世界を滅ぼすほどの力を秘めており、指輪の真の持ち主である冥王サウロンは、フロドを付け狙います。そこで、フロドは指輪を葬ることを決意。旅の仲間を得て、数多くの戦いに巻き込まれながらも、指輪を唯一滅ぼすことができる滅びの山の火口へと進んでいくのです…。

この物語の興味深いところは、「宝を捨てる物語」だということ。普通、冒険の果てには、財宝や王座を手に入れたり、美女と結ばれたりする結末を予感してしまいますが、この物語はそうではありません。主人公は、悪意を持つ指輪に翻弄され、善と悪のはざまで迷いながらも、ただひたすら指輪=宝を“捨てる”という使命を果たそうとするのです。(「ハリー・ポッターと死の秘宝」がこれに近い形かもしれません。ハリーの場合は、分霊箱=宝を壊そうとしますよね…)

興味深いところをもう1つ挙げるとするならば、「ロードオブ・ザリング」は、「ハリー・ポッター」や「ナルニア国物語」のように、現実の世界と不思議な世界が二重に存在しているのではなく、「中つ国」と呼ばれる架空の異世界が舞台で、現実との行き来がない点にあると思います。架空の世界を一から創造するのですから、緻密な設定が必要になってきます。現に、トールキンは、中つ国の神話や歴史、言語までをも創作しているのです。まさしく、言葉によって紡ぎ出された世界…。ファンタジー(文学や、そこから派生した映画)は、言葉で創り出されるほかないのだと気づかされました。

「ロードオブ・ザリング」の物語を読んだり、映画を見たりすると、普段は何気なく目で流してしまう小さな言葉や表現でも、壮大な世界を創り出す要素となり、むしろその要素を積み重ねたり、洗練させたりすることで、美しい物語が生まれるのだと感じました。日本文学科に所属する者として、こういった言葉に対する感覚を磨いていかなければと、強く思います。

本当は、お気に入りのイチオシキャラクターも紹介したかったのですが、作品の紹介が思いのほか長くなってしまったので、今日はこのあたりでブログの幕を下ろしたいと思います(笑)。「ロードオブ・ザリング」の壮大な物語のお話を、1つの投稿で済ませようとしていた私が甘かったようです…。またどこかで、このお話の続きをさせてください!

本日もお付き合いいただきありがとうございました!それでは、また!

Let’s have some tea.

皆さん、こんにちは!ずきです。

徐々に朝晩が涼しくなってきたように思いますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

・・・

9月13日は、宮殿、修道院、図書館、博物館を内包する複合施設、スペインのエル・エスコリアル修道院が完成した日なのだそうです。→ https://transit.ne.jp/2023/09/002424.html 

そういえば…昨年の今日も、私はブログを更新していたことに気付きました。毎回、更新日の記念日や過去の出来事をチェックするのですが、その中で『これは、以前ブログで触れたことのある話題では…?』というものを見つけて自分のアーカイブを遡ったところ、出てきました。
2022年9月13日、更新担当・ずき。ぴったり1年前です。ちなみに昨年は、「明治チョコレートが発売された日」として紹介していました。

そんな訳で、私は板チョコと紅茶をお供に、このブログを綴っています。

・・・

今年度最後のオープンキャンパスが9月3日に行なわれました!ご来場くださった皆さま、本当にありがとうございました!

https://twitter.com/jwu_nichibun/status/1698310100992327973

少しでも日本女子大学や、日本文学科についての理解を深めていただける場であったら嬉しいです!にちぶんちょう、可愛かったでしょう…?!皆さんの「推しぶんちょう」、決まりましたか?是非、お気に入りの「にちぶんちょう」を可愛がってください♡

私は、今年度1回目(6月25日)のオープンキャンパスに関わったのみでしたが、高校生の皆さんの様子やオープンキャンパススタッフの皆さんの活躍ぶりを見て、とても嬉しかったことを覚えています。

オープンキャンパススタッフとして活動してくださった在学生の皆さん、学科の先生方、中央研究室の皆さん、ご協力いただいた全ての方に感謝申し上げます。お疲れ様でした!!!

受験生の皆さんは、いよいよ本格的に受験シーズンですね。健闘をお祈りしております!

・・・

あら、ここまでのブログを書いている間に、板チョコ1枚、平らげてしまいました。
か…カロリー???そんなものは気にしちゃ駄目ですよ。好きなときに、好きなものを食べれば良いのです……。
サッと、今日までが消費期限のさつまいも蒸しパンにバトンタッチ、紅茶も2杯目です。

・・・

最近、私自身の近況をあまりお話出来ていませんでしたが、家族旅行に出掛けていました。8月後半に日光、松島、平泉の3か所に、9月初めには金沢に行きました。日光以外は初めて訪れたのですが、どの場所もとても良かったです!大学生最後の良い思い出になりました!

そうそう、大好きな声優さんのイベントにも行きました。8月は、トークイベントに朗読劇と2回も…!そして…!これは本当に驚きだったのですが、大好きな朗読劇の上映会に当選しました!!!このイベント、かなり倍率高かったと思うんですよね。条件はざっくりこんな感じ。

・朗読劇のBlu-rayかDVDの購入者限定
・開催場所のキャパは150人程度
・出演者4名全員登壇のトークイベント開催

ファンの方々の「落選した…残念…」という悲しみのつぶやきを多く見かけていたので、当選メールを見たとき、軽くパニックでした。何回も冷水で顔を洗って確認したほどです…。

未だに信じられていませんが、来週の日曜に行ってきます。ありがたい機会をめいっぱい楽しんで来ようと思います!

・・・

さつまいも蒸しパンを食べ終わるまでにブログを締めるという頭の中で決めていた目標は、無事達成できそうです。あと一口、ギリギリセーフ。
(いつものごとく?)話題があちこち行きましたが、ここまで読んでくださった皆さんの、ちょっとした息抜きになったでしょうか。

ぜひ「日本女子大学文学部日本文学科ブログ部」のブログを”ちょこちょこ”でも良いので、覗きに来てください。このブログが、皆さんの生活の一部になることが出来たら嬉しいな…という願いを込めて。

それでは、また。

追体験

こんにちは、さくらです。私は今、教習所でこのブログを書いています……。

いつだったでしょうか、きっと4月あたりに教習所に通ってるんですなんて話をブログでもしたのですが現在進行形で通っています。通っていると言っても今日が卒業試験なのでこのブログを書き終わる頃には受かっていると思います。希望的観測で受かっていることにしておきますね。

免許って最初は頑張って行くんですけど、学校の授業が始まってしまうと面倒くさくなってしまうのはきっと誰しも一緒なはずですよね。冬のうちに取っておけばよかったなぁ、なんて教習所に行く坂道を自転車であくせく登りながら今日も考えていました。九月の半ばだというのにまだまだ日差しは強くて教習所に着くころには全身滝のように汗をかいています。汗で髪の毛が額に張り付く感覚が高校の頃を思い出してどこか懐かしくなると共に、ゆずの「夏色」をスマホから流していると「まぁこうやって外に出る夏も悪くは無いな」とも思えます。それでも免許はぱぱっと取ってしまった方がいいですけど!

それに加えてふとカレンダーを眺めていたら夏休みがあと一週間ほどしかないということにも気付いてしまいました。

9月あっという間すぎませんか…!?まだ1日だから、なんて思っていたら既に暦は12日。ワープしているのかもしれません。そういえば課題もあったなぁとmanabaを久しぶりに開きつつ、課題の残り日数を指折り数えながらそっとパソコンを閉じました。どうやら夏休みが終わってからでも間に合うらしいので、のんびり丁寧に後回しにしていこうと思います。

冗談はこのくらいにしておいて、今日は少しだけ日本文学科らしく古典の世界と日常がリンクしたお話でもしようかなと思います。

皆さん、「バチェラー」という番組は知っていますか?海外発祥で数年前から日本でもバチェラー ジャパンとしてネットで配信されている恋愛リアリティショーです。お金持ちでスタイルも顔も整っている。引く手あまたな30歳を超えた独身男性が真実の愛を探すために十数人の女性と数ヶ月を共にし、唯一無二の結婚相手を見つけるという番組です。

こういう恋愛リアリティショー系は今までも周りで流行っていたことはありましたが、勧められても「機会があったらね〜」なんて1ミリも見るつもりのない返事ばかりしていました。しかし時は夏休み。決して暇だったわけでは無いですが、他の期間よりかは時間があったので勧めに乗って見てみました。

現在バチェラーはseason1~5とあるのですが今回私が勧められたのは男女逆転バチェラーであるバチェロレッテのseason1でした。一人の女性の結婚相手を目指して十数人の男性が鎬を削る。男女が逆転している以外はバチェラーと何ら変わりません。

ウェルカムパーティーでほんの少しだけ会話をし、バチェロレッテである女性からローズを貰えなかった人から脱落していく。しかし男性同士もただの蹴落とし合いではなく、数か月行動を共にするので友情も生まれます。色々な思いが交錯する中でどんどん脱落者が出ることに涙しながらいつしか夢中になっていました。

夢中になればなる程今度は勧める側に回ってしまうもので、友達と男性の宣材写真を眺めながら「この人はカッコいいけど、結婚相手には微妙かも……」や「残った男性だったら絶対この人がいいけどあんまりバチェロレッテは気に入ってないみたいだよね」なんて頭を突き合わせながら話していました。こんなことをしていると、どこかでやったな、こんな話……。と思い始めました。

そう『無名草子』の女房達のようなんです。『無名草子』は『源氏物語』を読んでいる女房達がまだ源氏物語を読んだことのない若い女房に対して物語を説明しながら人物やシーンについて批評していく作品です。前期から通年の授業として履修しているのですが、女房達の光源氏の行動への考え方や源氏と関係を持つ女性たちへの評価がバチェロレッテを見ている私たちと全く一緒なんです。

これに気付いた時は私ちゃんと勉強が身についているな!と嬉しくなりました。

バチェロレッテseason1もとても面白いのですが、気に入った方はバチェラーseason4も見てみてください。こちらの方が中心となるのが男性なぶん源氏物語みも強くなりますし、男性も若干光源氏のような方です。season1から見なくても好きなところだけ見れるので日常で『無名草子』の女房を追体験してみたい方はバチェラーがオススメです。

最後に気になる免許の方なのですが、無事合格しました!

あとは免許センターに行って本免許を貰う試験を受けるだけなので今度こそ早めに行こうと思います。

では本日もお付き合いいただきありがとうございました。

色とりどり

こんにちは!やなです。
早いもので、9月になりましたね。
季節の変わり目で日によって気温差が激しく、体調を崩しました。熱が下がった今も頭が痛いです。
みなさんも体調管理には気をつけて、残暑を乗り切りましょう。

***

池袋といえば我々2次元オタクにとってはアニメイトですが、みなさんはアニメイト近くのカフェは行ったことがありますか?

私はアニメイトの近くを通るたびにずっと行きたいな〜とは思っていたのですが、なかなか機会がなく。たまたまアド街で紹介されていたのを見て、思い切って行ってみることに。

同じくオタクの友達を連れて、いざカフェへ。アド街で予習していた通り、どうやら自分の推しの星座のパフェを食べられるお店らしい。メニュー表には星座ごとに設定された、色とりどりのパフェがずらり。どれにしようかしら。各ジャンルの推しの誕生日を思い浮かべる。

最推しの誕生日は7/1だから……双子座か。モンブランだって。美味しそう。別のゲームの4/20生まれの推しはどうだろう。牡牛座は白玉にどら焼きだって。これも良いね。

わくわくしながらメニューを眺めていたのですが、ふと違和感を覚えました。私の推し、蟹座じゃなかったっけ……?
すぐさまスマホを手に取り、7/1の星座を調べる。ほらやっぱり、蟹座だよ。なにか間違ってるんじゃない?これ。

と、ここで友人が蛇遣座があるよ!と一言。本当だ。蛇遣座なんて初めて聞いたのでびっくりしました。なんとこの世には12星座ではなく、13星座というものがあるらしいと。このカフェは13星座を採用しているようです。へええ。

さて、気を取り直してもう一度メニューを眺める。推しの星座パフェが食べられるお店に来たからにはやっぱり最推しのパフェを食べたいけれど、今食べたいのは別のパフェなんだよなあ。だって射手座パフェ、雪見だいふくの周りに生クリームとフルーツがたくさん乗っているんだもの。なんて美味しそうなんでしょう。

散々迷った挙句、双子座ではなく射手座にすることに。い、射手座にも推しはいるし……!今回はその子のパフェってことで……!

パフェ、こんな感じです。

右が私の射手座パフェ、左が友人の牡牛座パフェです(友人は私とは違い、ちゃんと推しの星座のパフェを頼んでいました)
思ったよりサイズが大きくて驚きました。

さてさて、お味はいかに?

……とっても美味しい!!!!生クリームもそこまで甘くなく、フルーツも甘くていくらでも食べれちゃう。何より雪見だいふくがとても美味しい。絶品です。
大きさはけっこう大きめなので、お昼ご飯にするならこれだけで十分かも。他の料理も頼む?なんて話していたのですが、頼まなくて正解でした。パフェ1つですっかりおなかいっぱいです。

とっっっても美味しかったです。今まで食べてきたパフェの中でもかなり上位に入ると思います。もしかしたら1番かも?

食べたいパフェを選んで良かったです!次こそは最推しのパフェを食べます!

***

こちらのお店です。けっこう混んでいたので早めに行った方が良いかも。おすすめです。
パフェテラス ミルキーウェイ
http://milkyway-cafe.sakura.ne.jp/sp/index.html

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今回はこの辺で。それでは!

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ゆず×いきものがかり「イロトリドリ」
https://youtu.be/9K2GIEaUHkA?si=FLJfOlXX24tukD8-

思わぬところで

 もう9月も下旬に入るのに、まだ夏の気配が消えませんね。こんにちは、さゆりです。

 実は先日、私が所属する中古自主ゼミでゼミ旅行に行ってきました。3年生にして初めてのゼミ旅行、しかもゼミ長なので色々と手配が必要になり少し苦戦しましたが、先生と二年生達のお陰でスムーズに進行できて本当に助かりました。大感謝です。

 さて、京都で面白かったことについて色々と書こうと思ってメモを書き溜めていたのですが、どうにも上手くまとまらず時間ばかり溶けていくので次回それについてお話しようと思います。ざっくりまとめると、日本文学科の学生として心ときめくようなものに出会えてとても楽しかったです。ほんとに暑かったですけどね。最近は写真や動画の精度が上がってどこでも気軽に旅行気分が味わえるようになりましたが、やはり現地に足を運んで自分の目で見ると異なるものを得られる気がしました。三次元で捉えた時の感覚や空気が全く違うんです。面白かったなぁ。

 そしてゼミの旅行なのにうっかりイメコンの布教なんてしてしまって申し訳ない事をしました。

 最近、就活を通して自分の内面について考える事が増えました。

 自分のやりたい事ってなんだろう、私の性格ってなんだろう。そもそも、私は何を大切に生きていきたいんだろう、とか。みなさんは自分について考える事はありますか?

 色々と分析していく中で、私は思っていたよりも自分の感情に鈍い事を自覚しました。そんなに大層なものではありませんが、今どんな気持ちかと問われた時に実はよく分かっておらず、あれ、もしかして今こういう感情になっているのか。だからこういう行動を取るのか、なんて自分でびっくりする事があって笑ってしまいました。

 一度分析する癖がつくと漠然とした感情にラベルを貼ってあげる事ができるので少しすっきりするんですよね。軸とは少々ズレていますが、自己分析で思わぬ収穫があって良かったかもしれません。

 よくストレス解消法として自分の考えをノートに書き出すという手段が挙げられますが、多分こういう事なんでしょうね。

 あと何度も言いますが運動や筋トレもおすすめです。受験期はストレスで爆発しそうになる事も起こると思うので、YouTubeで「キックボクササイズ」と検索して面白そうなものをやってみてください。ストレスの根源に向かってパンチやキックをくりだすと爽快感がありますし、何より腹筋と腕周りが同時に鍛えられるので筋トレ代わりにもなり効率が良いです。試しに5分ぐらいやってみてください。(ちなみに私は最近やっていません)

まだまだ暑さが続きますので、熱中症にお気をつけて。では、また。

 

夏休みの宿題の日記のような

こんにちは、あやめです。いつもはお昼ごろに更新するのですが、ちょっとというか大分体調を崩していて遅刻してしまいました。ごめんなさい。さて、その風邪?のことを話しても苦しいだけで全然面白くないので、ちょっと前に書き溜めておいた、夏休みに行った水族館の話をいたします。ちょっと前の私、ありがとう……!というわけで今回はかなり薄味ですごめんなさい。結構しっかり高熱が出まして……言い訳です……

以下その書き溜めです

こんにちは、あやめです。

大学生の夏休みは長いので、まだまだ夏を楽しんでおります、みなさまいかがお過ごしでしょうか。高校生の弟は文化祭の準備に忙しそうでした。高校生のみなさまは文化祭で忙しい時期でしょうかね。

さて、今回は、先日行った葛西臨海水族園の話をしようと思います。

私は水族館の暗くて(やや)静かでひんやりした感じが大好きなのですが、このごろは長らく行けていませんでした。その気持ちを晴らすべく、今回小学生の時ぶりに葛西まで行ってきました。久しぶりに行ったので記憶があいまいな部分も多かったものの、すごく懐かしかったです。楽しかった!

海は広いな大きいな。海なし県生まれ海なし県育ちの私としては、海が見えるだけでかなりテンションが上がるもので、知らない海風とやらに吹かれては「磯の香り」とか思ったりしました。

月はのぼるし日は沈む。残念ながらそんなに長くはいられませんでしたが、「海」を感じられて気持ちよかったです。

海は大波青い波、揺れて何処までつづくやら。どん、という存在感と移動には邪魔な山は見慣れていますが、海の広くてどこまでも続く感じは不慣れです。解放感。爽快感。夏だなあ。

海におふねを浮かばせて、行ってみたいなよそのくに。よそのくにに船で何か月もかけて行っていた時代は、達成感というか、到達感?がすごく大きかったはずでしょう。私が山から海に出るのにかかったのはほんの数時間ですが、「やっと着いた……」というのは同じかな。おふね、浮かばせたいなあ。お風呂場で。

ね?テンションがおかしいでしょう?

気を取り直して水族館です。

水族館に限らず、展示があるところでは割とどこでもそうなってしまうのですが、私は一つの展示にかなり時間をかけてしつこく居座ってしまうタイプです。水族館に来ている小さな子供たちがさっさと別の展示に行ってしまうのをよそに、私たちは(大親友と二人で行ってきました。その人もずっと同じ水槽を見ていられるタイプでしたので)多分一つの水槽に平均して15分くらい居たんじゃないかな…?しつこい。

私は特別魚の知識を持っているわけではないので、魚を見てもどれがなにだかもよくわからないのですが、見慣れない魚の様子をじっくりすみずみまで観察することだけでかなり癒されるんですよね~。思いもよらなかったところが開くとか、泳ぐときに動かすヒレがどうなっているのか、とか、発見も多かったですよ。ラッキーなことに、水槽のお掃除をしているところも見ることができました。初めて見たためちょっと興奮しました。水槽の端にたまった汚れもしっかりとらえていたときには思わず「おお……」と声が出てしまいました。写真の一枚でも撮っておけばよかったのですが、あまりそういう習慣が無くすっかり忘れてしまったため、全く一枚も撮っていませんでした……

かなりインドア派ですが、やはり時々は出かけてみたいものだな、と思いました。小学生の日記みたいになったところで締めます。締まりませんね……

真夏の軽井沢

ウェディングドレスをまとう姉の背に星野の青き光さしたる

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まいです、ごきげんよう❀

今年の8月に姉が結婚式を挙げました。

軽井沢の星野にある「石の教会」と呼ばれる場所です。

私は結婚式に出席すること自体が初めてだったのでこの日をとても心待ちにしていました。

白くふわりとしたドレスにつつまれ生花を髪に咲かせた姉は、我が姉ながら本当に美しくてため息が出てしまうほどでした。

その日の軽井沢の天気は曇りでしたが、驚くことに教会でも式場でも新郎新婦が姿を現す間だけは眩しいほどに陽が降り注ぐのです。「神様も祝福してくれてるね」という言葉をこんなに実感を伴って放ったのははじめてでした。これから新たな人生を歩む新郎新婦二人がとても神聖なものに歓迎されていると思わざるを得なかったのです。

とても幸せそうな姉の笑顔がこのうえなく可愛く美しいと感じる最高の挙式でした。

さて、こちらも初めての軽井沢は、埼玉住みの私にとっては8月ではありえない26℃という涼しさで、夏の青葉というよりは新緑といった感じのみずみずしさをたたえた植物がしっとりと呼吸していました。

結婚式のために軽井沢に前泊をする予定だったので、一日目は山を登り「白糸の滝」を見にいきました。

標高の高さに反比例するように気温はぐっと低くなり半袖では肌寒い程でした。

山のなかの自然は、なんだか道路に生えている草木よりもよっぽど「生きている」という感じがみてとれます。

湿った土には苔が蒸していて、そこに土砂に押されて崩れたのであろう一本の横たわる大木を見ると、その美しさに圧倒されてしまうものです。

土砂崩れや地震や竜巻のような自然災害は、もちろん私たち人間にとっては害であるけれど、私たちがここに立つ以前に、この地球が、自然が生きているという証拠なのだと思います。

テレビなんかで映される日本の美しい絶景や秘境と呼ばれる場所は「実はここは土砂により崖が崩れたことで生まれた景色なんです」なんてよく言われます。自然災害は「壊れ」に見えるかもしれないけれど、実はその逆、誕生なのかもしれない。仕方ないなんていっては不快になる人間が沢山いるだろうけど、でも私たちの肌が周期的にターンオーバーするように、地球もプレートを動かし大地をくずし強い風できめをととのえ、やはり生きようとしている。

土砂崩れのあと割れた太い幹から苔が短い根を張りキノコがひだを成しているのを見ると、そんな自然の生命にひれ伏さずにはいられないのです。

*****

私はもし自分が結婚式をあげることがあればその時はお城で舞踏会を開催したいだなんて考えていましたが、家族同士の温かい距離の近い結婚式もいいなあ。

家族の誕生、自然の誕生、出会いと別れを一度に味わったような夏でした。

おもろい人。

こんにちは、あこです。

ただいま、卒検の結果発表待ちです。

教習所の卒検(技能)では方向転換時に縁石に乗り上げてしまい、「こりゃ落ちたな。」と覚悟を決めたあこでしたが、なぜかギリギリ合格。(なんとか自力で対処できたから減点で済んだのかも?)

若干の不安はありつつも「合格」を噛み締め、免許センターでの学科試験へと駒を進めました。

そして今に至ります。

教習所に入校してから早5ヶ月。

思ってたより時間がかかってしまいましたが、もともと10月までに取れれば良いやと思っていたので、ある意味では予定通りです(強がり)

免許、取れますように!!

*****

夏休みは、知り合いや友達と出かけました。

とは言いながらも、誰かと出かけた回数は4回、会った人数は5人なので、世の中の大学生的には“少ない”方かもしれません。

ですが、私は基本的に誰かと遊びに行くことはなく、1人に対して半年に1回会うか会わないかくらい。

期間としては、3月・4月の春と、9月・10月の秋に会うことが多いので、ちょうど夏休み後半が”人と会う月”に当たります。

こう書くと「人間嫌い」と思われそうですが、別にそういう訳でもなくて、むしろ人のことは好きな方だし、友達とも、会わないだけで、連絡はちょくちょく取っています。

遊びに誘われるのを待ってる訳でもないし、会いたい/話してみたいと思ったら自分から誘って計画を立てます(何の情報)

それに、大学構内で誰かと会った時にはちゃんと話しますし、そのまま一緒にお弁当を食べることもあります。

ただ、あんまり会わないだけ。

コロナ禍の”ステイホーム”教育の影響か、はたまた私の気質のせいか、いつの頃からこんなあこになっていました。

とは言え、思い返せば高校生の時も友達と遊びに行くのは基本的に春/夏休みの間だったし、帰りに寄り道することもほとんどなかったので、クラスとか、部活とか、そういうのがなければ、今と大して変わらなかったのかもしれません。

コロナ禍がなんちゃらとか、あんまり関係なさそうですね(笑)

とまあ、そんな調子のあこですが、今回のブログで何を言いたいかというと、「みんなに会えて楽しかったです」ということ。

少なくともこの夏に会った友人たちは私のブログの存在を知らない(ハズ)ので好き勝手言いますが、私の友達は”頭は良いのにちょっとおかしい”みたいな人が多いです。

頭が良い、というのは学歴とか成績とかそういうことじゃなくて、自分の頭で考えて、自分で決断して、自分の力で、自分の道を切り拓いてく、みたいな、そんな感じ。

でもちょっと不器用で、まあまあな怪我を負っているのにそのことに気づいてないのか、はたまた気にしないのか、全く怯むことなく、とにかく前に進んでいく人たち。

基本的に”最短距離”では進めないけれど、その道中で絶対に何かを見つけて、傷だらけになりながらも、”遠回り”したことを絶対に後悔しない人たち。(なんなら楽しんでる)

傍から見たら(色んな意味で)結構すごいことでも、その”すごさ”に気づいていないというか、興味すらないような人たち。

「笑顔を絶やさない」とか、「いつも笑ってる」とかそういうふんわりした”笑顔”じゃなくて、泥だらけの顔でニカッと笑う、みたいな、そういうカッケェ人たち。 

一言では表せないし、そもそも一人一人が”違う”ので言葉にするのは難しいですが、彼らの根っこにある強烈な輝きが、私は好きです。

羨ましいとか、その人みたいになりたい、とか、そういう憧れは全然ないけれど、そういう人に出会えて、定期的に会って話せるというのは、やっぱり嬉しい。

加えて、あこ生来の「誰かに出来るなら私も努力次第で出来るはず」という傲慢な謎理論を持ち合わせているせいで、自分のモチベも(一時的に)上がります。

みんなのおかげで、私の人生も”おもろく”なってきました。

おもろい人の存在を知って、私は生きるのが楽しくなりました。

これからも、おもろい人に出会える、おもろい人生でありたいです。

それでは、また。

P.S.

免許、取れました。