We Wish You a Merry Christmas, And a Happy New Year.

♪ジングルベル、ジングルベェル…♬

こんにちは、クリスマスを前に、サンタさんに思いを馳せるあやめです。

本日はもっぱらサンタさんのお話をいたします。

我が家には、サンタさんに関する様々な信仰?と行事がありました。

例えば、良い子にしていないとサンタさんが来てくれないのは、サンタさんにはたくさんの目があって(⁉⁉)、いつもみんなのことを見ているからなのだ!というもの。お前も良い子にしていればそれを評価してもらえるし、サンタさんはすべて見ているので、十二月だけ良い子にしててもサンタさんにはお前の悪行はバレバレなのだよ…といった塩梅です。……途中、サンタさんというより仏様みたいな描写がありましたが、我が家では(少なくとも私は、)大真面目にこのことを信じておりました。

また、サンタさんにプレゼントをお願いすべく、まずは家族で大きなショッピングモールのおもちゃ屋さんに行き、お父さんにこれが欲しい、と主張します。すると、お父さんはなんとサンタさんの電話番号を知っているので(⁉)、じゃあちょっと電話してくるので、他の買い物をして待っていてくれ、となるのです。我が家はショッピングモールに行くことがあまりないので、他の買い物も非常に多くあり、サンタさんとかクリスマスとかそういうことは忘れて年末の買い物に忙殺されるのです、ああ師走…

サンタさん、しかし小学生にはあまり信じられていないようです。私の記憶では、小学3年生ぐらいで、すでに「エ?まだサンタとか(サンタさん、でもなく、サンタ、なのです)信じてンのオ~??笑笑」と言われました。かなしい。サンタさん、当時はやや信じていたのに。寝ぼけて見たあれは絶対にサンタさんだと思ってたのに!!!小林君(※仮称です)ひどいよ!!!という事件もあったものです。なつかしい。

サンタさん、世界にどれくらい居るんでしょう。いるとかいないとか不毛な(※個人の感想です)論争を繰り広げるより、そういうことを考えることのほうが楽しいのです。ここではサンタさんがいるかどうかは別として、いるならサンタさんはどんな風に運営してるのかな、とか、そういうことを考えましょう。

まずは、オーソドックスに、世界に一人しかサンタさんがいない説。これをとるとサンタさんが全ての子供たちに、たった一日で(一晩で)プレゼントを配ることになって、すごい労働が要求されます。徐々に【25日】が追ってくるなか、トナカイを乗り回して、全ての(良い子だった、これがミソ)子供に笑顔と幸福をお届けするサンタさん。なるほどガッテン。良い子にしかサンタさんが来ないのは、サンタさんに負担がかからないようにするための工夫だったのか!!すごおい!!!!

……この説ではたしかに、さすがの小学生にも論破されそう。無理そう。

つぎに、世界中にサンタ支社が出張所として展開している説。つまり、サンタさんが複数人存在する説です。私は日本に住んでいるので日本支社ですね。絵本などで、森の動物たちがプレゼントがなるもみの木の収穫や、そのプレゼントの包装を手伝ってくれる描写がなされているので、どうやら会社は森の中にあるのでしょう。日本は森林が国土の3分の2を占めているとか(農林水産省HPを一応参照いたしました)なので、森林の割合が最も低いらしい大阪府や2位の東京都は、その人口の多さからもやや難しさを感じるものの、まあ、そのあたりは近隣地域の会社と連携してカバーするのでしょう。そういう難しいことを考えるのは大人の仕事なのです。よかった!これならサンタさんが一応安心して労働ができますね!うまいこと仕事をぶんぱいするんだろうな!委員会みたいなものかな!!これで今年もサンタさんが来てくれる!!めでたしめでたし!これにてわたくしによる管見まみれのサンタさん考察は幕を閉じることといたしましょう。

うそです。わかっています。この程度の考察(笑)では、満足できない謎や秘密が、サンタさんにはたくさんとりまいているのです。それどころか、私がちょっともう飽きて適当にやり過ごそうとして強引に閉めようとしていることが読者のあなたにバレバレであり、ブーイングを全身で受けているのすらわかっています。

しかし、もう、サンタさんにプレゼントをもらえない私にとっては、あれは過去の男なのです(ハンカチをかみちぎる音)。みなさまの元にはまだいらっしゃるの?あなたには素敵なサンタさんがいらっしゃるの?そんなまだサンタさんが来て下さるあなたに女ごころがわかるのであれば、どうか私にあの男のことを思い出させたまうな。もう終わった話を蒸し返さないで……ッ!

以上のように、どうしても普段の生活の中でブログに書くことが生まれない私が採っている苦肉の策は、主に言いたいある一言を引き出すための、くどすぎる長い長い枕詞を書くということでした。そのために、子供も騙せぬくだらないこと、取るに足らないどうでもいいこと、ありもしないとんちんかんなことを、どうにかこねくりまわすことで、特に語るべきことのない私の生活、またつまらん感情・感性から、どうにか分量のあるブログの記事を生み出して、どうにか責務を全うしてまいったつもりであります。今回ももちろん、その通りに進行してまいりましたが、ヱそんな本年のあやめによるブログ更新は今回で終了ですから、ご安心ください。さて、次お目にかかるのは2024年という事になります。ながながお付き合いいただきありがとうございました。来年もどうぞ!ぜひ!なにとぞ!!どうかあやめをよろしくお願いいたします。ここまでわたくしあやめがお送りいたしました。よいお年を。ちなみに私は年越しそばを食べない派です。とってつけたように年越しの話題をば。

時代は戦国

こんにちは、ゆきほです🍵

先日、駅の下り階段の前で「の゙ぼり゙だい゙」と号泣する2歳くらいの男の子を目撃しました。

彼と親御さんが無事に帰宅できたか非常に気になるところです。

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最近戦国無双chronicleというゲームを買って、夜な夜な3DSを開いています。

まずみなさんご存知ですか?戦国無双。
私が買ったchronicleは発売が2011年で…………あ、『2011年?ということは3DSって12年前なの……!?』という衝撃は一旦心に留めておいてください。これを読み終わったあとで一緒に震えましょうね。ちなみに3DS自体の販売開始は2010年らしいですよ。

話を戦国無双に戻しましょう。
一応私と戦国無双の出会い(?)は中学生のときです。友人からchronicleを借りて本当に一瞬、超序盤だけプレイして、それから全く触れていませんでした。

大河ドラマの影響で戦国時代にハマりたくなって戦国無双やりたい!と探していたところ、先月末くらいに近所の中古屋さんで(さすがに新品ではもう買えません)お手頃価格のchronicleを発見して。でもその時は授業の発表直前で、今これ買ったらさすがにまずいぞ……!と心を鬼にして買わなかったんです。偉ですね。
その発表も無事に終わったため、ついに念願叶って手に入れることができました。

戦国無双がどういうゲームなのか簡単にご説明すると、主人公(実在する武将ではなく完全にオリジナルキャラクターです)がさまざまな合戦に参加する、というものです。私もまだ序盤しかプレイしていないのでこの先どうなっていくのかはよくわかっていませんが、ざっとこんな感じだと思っています。

ストーリーの中で主人公は様々な武将たちに出会っていくのですが、その武将たちがまあとにかく魅力的で。
1章第1話(1つの合戦で1話です)に出てくる北条氏康も、舞台が戦国時代なのでもちろんいる織田信長や豊臣秀吉もそうですが、私の最推しは誰が何と言おうと毛利元就です。序盤の序盤で出てくる武将なので中学生の時に軽くプレイした時からキャラクターとしても好きですが、戦国無双は関係なく一武将としてすごく好きです。

毛利元就は1代で中国10カ国を統一したことで知られる安芸国の大名です。武力というよりは頭の良さで知られていて、「稀代の謀将」とか言われたりもします。
3兄弟を集めて矢を折らせ、「1本では簡単に折れてしまうけど3本束ねると折れない。お前たちもこの矢のように3人で力を合わせて生きろ」的なことを言ったというお話も残っていますが、この話だけなら聞いたことがある!という方ももしかしたらいるかもしれません。

大相撲に若隆元・若元春・若隆景という3兄弟のお相撲さんがいるんですね。この3人の四股名ってとある戦国武将の3人の息子さんにちなんだものなんですけど、その”とある戦国武将”というのが毛利元就です。毛利隆元が長男、吉川元春が次男、小早川隆景が三男で、お相撲さんの方も同じ順で長男次男三男です。

戦国無双の方の毛利元就は、ほわぁっとした垂れ目のお兄さんのように見えるけど実は切れ者で……というような描かれ方をしています。実は史実的には初登場の時点で70歳くらいになるらしいですが、見た目の上での老いは描かれていないように見えます。

見る人が見れば「いかにも私が好きそうなキャラ」らしく、まあそれは私も何となくそんな気がします。歴史が関わってくる作品だと昼行灯とか言われちゃう、爪を隠している能ある鷹みたいな人を好きになりがちです。

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年内の私のブログ更新は今日がラストとなります。今年もお世話になりました。

今年は好きなものについて語る回が非常に多く、カメの話とかアンパンマンの話とか、書いていてとっても楽しかったです(ここ数ヶ月は寝てばっかりでしたが)
来年もこんな感じの「好きなこと記録帳」みたいな話ばっかりになるかとは思いますが、お楽しみいただけましたら幸いです。

ではまた。良いお年をお迎えください。

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え!?!?3DSって12年前の話なの!?!?!?

クリスマスと優しい嘘

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12年前のクリスマスイブ、母から突然告げられた言葉。

「なんかね…、抽選に当たったみたいで、もう一泊できるようになったよ!」

この一言に驚きを隠せない私と姉は、荷物を預けるために、カウンターで黒いスーツの職員さんとお話している父を横目に、「えええぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」と大絶叫した。姉とふたり、ぴょんぴょんと飛び跳ね、クリスマスの奇跡に、小さな体で喜びを表現したのだった。

その時、私たち家族は東京ディズニーリゾートに来ていた。当初1泊する予定だったところ、何らかの抽選に当たって2泊できるようになったというわけだ。当時、まだ小学3年生だった私はよく状況をつかめていなかったが、ただ、何かとんでもないラッキーが起こって、夢の国に滞在できる時間が24時間も伸びたということだけは、はっきりと分かった。

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何ヶ月も前に実行された父がホテルを予約するために練りに練った作戦…。それは、家の電話、父の携帯、母の携帯、姉の携帯から一斉にホテルに電話を掛けるというもの。私は、家の電話の前に張り付いた父に代わって、父の携帯からホテルに電話を掛ける大役を任された。父はこの日までに、各電話が何秒で相手側につながるのかということを調べ上げ、ホテルの予約電話が解禁される何秒前にボタンを押せばいいかということまで計算していた(今、冷静になって考えてみると、引いてしまうくらい一生懸命だったわけだが、当時はそうでもしないと予約が取れなかったのである)。

この時は、姉の携帯から掛けた電話がヒットした。電話がつながった瞬間、父が急いで飛んできて姉から携帯を譲り受け、そそくさと部屋の外に出ていった。

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1日伸びただけでも夢のようなのに、それ以外にもたくさんの初めての経験をさせてもらった、あのディズニー旅行。「させてもらった」「してもらった」という言葉が多くなってしまうのは、あの思い出が何年も前のことで、当時の私はまだ幼く、だんだんと思い出す記憶が薄れてしまっているからかもしれない。ただ、うすぼんやりとした記憶の中ではっきりと覚えているのは、常に笑いの絶えない幸せな旅だったということ。

父はガイドツアーを付けてくれた。ストレスなくアトラクションに乗れることも嬉しかったが、自分たちだけでは絶対に知り得ないディズニーの秘密(アトラクションやパーク内の装飾の意味や隠れミッキーなど)を1つ1つ教えてもらえることに特別感があって、とっても楽しかった。

また、この時、初めてディズニーシーに上陸した。ダッフィーのぬいぐるみを買ってもらい、それをおなかの前で大事に抱えながら、姉と共にパーク内を駆け巡った(当時ぬいぐるみを抱きしめて歩くのが流行っていたのである)。

あの時の私は、ねずみの王国の小さなお姫様に違いなかっただろう。目に入るものすべてが輝いて見えて、自分自身もキラキラと輝いているように思えた。

しかし、楽しい時間はあっという間に過ぎていった。たくさんのアトラクションに乗って、おいしいご飯を食べた、二度と味わえないような幸福な時も、あと少しで終わり迎えようとしている。舞浜駅から電車に乗って、だんだんと小さくなるシンデレラ城を見つめ、ついに見えなくなった瞬間、子どもながらに「あぁ、この世界に戻ってきちゃった…」と感じた。

混雑した電車の中、はぐれないようにぎゅっと握った母の手の温かさが、不思議と私の手にいつまでも残っていた。

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12年経った今でも、あの時のクリスマスの奇跡をふと思い出す。家族の間でもふとした瞬間に話題に挙げられ、そのお話をするたびに、みんなが朗らかな気持ちになるのだ。

ところが、最近になって驚きの事実が判明した。母から告げられたあの言葉。

「なんかね…、抽選に当たったみたいで、もう一泊できるようになったよ!」

これは、嘘だった。

何か別の会話をしているときに、母がうっかり口を滑らせた。どうやら、もともと2泊3日の旅行の予定だったが、当日になるまで子どもたちに知らせず、なおかつ抽選に当たったことにして、サプライズにしようと父と母で計画していたようだ。理由を聞いてみると、「その方があなたたちが喜ぶと思ったから」とポツリと呟いた。

どうして今まで気づかなかったんだろう。よくよく考えてみれば、脈絡のない嘘だったはずなのに。父はホテルの予約の電話をしたとき、部屋の外で何を話していたんだろう。母は帰りの電車の中で、何を思っていたのだろう。当時の私はまだ子どもで、ふたりが与えてくれた世界を得意げに闊歩する、世間知らずのお姫様だった。母に言わせてみれば、「そんな嘘を簡単に信じるくらい、素直でかわいかったんだよ…」。

たまに、家族でまたディズニー旅行に行きたいねと話す。でも、父は「もう1日動きまわるのは難しいな」と言う。母は「じゃあ、私はお父さんと一緒にゆっくりまわろうかな」と言う。

あの時パークの中を、手を引いて歩いてくれたふたりの背中は、ずいぶんと小さくなった。ふたりが年を取ったからなのか、私が大人になったからなのか。きっとその両方だと思う。

あの日のクリスマスの奇跡は、時を経て、父と母がついた優しい嘘によって、決して忘れることができない記憶となった。思い出すたびに分からなくなる記憶があって、また、新たに分かる記憶があって…、そういう循環の中で、12年前のクリスマスほど心温まる記憶は後にも先にもないように思う。

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皆さん、こんにちは!

ご挨拶が遅れてしまいました、ももこです。

このブログが2023年最後の投稿となります。早いものですね…。つい先日ブログ部に入ったように感じていました(笑)。

皆さんが健やかに新年を迎えられますよう祈っております!

本日もお付き合いいただきありがとうございました!それでは、また来年!

イチオシ

こんにちは!お久しぶりです。ましろです。

この間、紅葉を見に九品仏浄真寺に行って来ました。やっと紅葉を見られて気分は上々です。
この「九品仏」ですが、名前の通り仏が9種類いらっしゃいます。私はこのお寺を大学の授業で知りました。日本文化史2といって仏像を扱う授業です。(年度により授業が違うこともあります。)
仏像について知れて、先生の話し方に癒されるのでおススメです。
人は生前の行いによって9つにわけられます。そしてそれぞれに仏がいらっしゃいます。この9種類を同時に見られることは中々ないです。行くときにはポーズが違うことに注目してくださいね。




そして、今回は、私がハマっている漫画『葬送のフリーレン』を紹介したいと思います。

これはもう全人類に読んで欲しい漫画です。独特でクセになるテンポで話が進み、キャラが魅力的で、考えさせられつつも、ほっこりして元気づけられる漫画です。話やキャラがめちゃくちゃ良いので言いたいのですが、ネタバレになってはいけないので、ここがすごい!びっくりした!というところを構成を中心に紹介します。

この話は魔王を倒した勇者たちの後日譚です。主人公は勇者パーティーの1員のエルフです。会話やちょっとした回想から魔王率いる魔族たちとの闘いとその道中が明らかになっていきます。普通はいかにして魔王を倒すかが描かれると思うので、倒した後の世界というのは新しいパターンでびっくりしました。
この作品は漫画ですが、私は小説を読んでいる気持ちになります。主人公は長寿のエルフで人と比べて時間感覚が乏しいです。そのためか魔王を倒した後の50年間の描写は1ページ半しかないんです!けれど、文字のない1ページ半に描かれている絵のコマを見ると、人助けをしたり、鉱石を発見したり、ドジなことをしていたりと主人公の様子がわかります。こんな風に文字を使わず、絵で時間経過が表現されることがよくあります。また、話が淡々と進みます。例えば、バトル漫画だと敵と闘うときに効果音や効果線が使われて何冊も使って描写することがありますよね。けれど、この物語では少ないときだと1コマの絵だけで表現されます。絵だけで話を理解するのが小説の文章を読む感覚と似ているように思います。独特なテンポで進むことでエルフである主人公の時間感覚、たわいない日常を表しているようにも感じます。

ストーリーとキャラのことも少し言っちゃうと、人間の特性、魔族の特性、エルフの特性などが描かれ、それぞれの種族の強さと弱さが描かれます。種族はもちろん個人にも特性があり、そこに強さの根源があります。根源を知ると登場人物が好きになります。もちろんどのキャラもとっても魅力的なのですが、1番を選べと言われたらやはり勇者ヒンメルです。登場するたびにかっこよさが増していくなんてことがあっていいんでしょうか。かっこよさを事細かに説明したい!エピソードを語りたい!でもネタバレはできない。どうすればいいんでしょう…。
ナルシストで勇者が勇者で泣きぼくろが素敵で愛情深いことだけ伝えておきます。魅力を知ってもらうには読んでもらうしかないです。みなさんぜひ読んでください。

『葬送のフリーレン』は、全ての回が神回で伏線があって何度も読み返したくなります。
このブログを見て、読んでみようかなと思っていただけたら嬉しいです。
ちなみに現在アニメも放送中です。とっても素敵なので、こちらもぜひ見てください。

以上、ましろでした。

青春の色

みなさん、こんにちは。

さて、現在私は絶賛電車の遅延に巻き込まれています。頑張って早起きをした1限に向かう満員電車の中。遅刻は免れそうですが、やっぱりちょっと落ち込む。座れているのが不幸中の幸いですね。朝から大変なことだと対応に追われているのであろう鉄道会社の方に同情してしまいます。いつもありがとうございます。皆さんがいなければ私は通学することもままなりません。車内のアナウンスでそんなに謝らなくて大丈夫です。ご自愛ください。

あ、動いた。

電車も動き、無事大学に到着する算段がついたところで、明るい話をしましょう!

先日、所属するサークルと姉妹サークルが合同で行うダンスコンテストに参加して参りました。以前話題にした、衣装制作はこのコンテストのためのものでありました。

他サークルのみなさまの発表に沢山の刺激を受け、1日だけとはいえ得られるものがとても多い充実した日でした。

私の所属するサークルでは、自主公演が終わってからの期間、コンテストに向けた練習をしてきました。皆さんも経験あるかもしれませんが、1つの作品だけを長く練習することって根気がいるのです。本番が終わった舞台の上ではやり切ったという達成感と安堵感が入り交じった不思議な感覚を味わいました。

今回のコンテストでの一番の頑張りごとと言えばやはり、衣装!本当に頑張りました。

12月頭、学内で裁縫道具を広げ何かを切ったり、縫ったりしている人をみかけていましたら、十中八九私たちです。

どうしてそこまで苦難を極めているかと言いますと、今回の衣装なんと早替えがあったのです!しかも4分のうちに3回も!!!テーマが「色を重ねて」ということでどんどん衣装がカラフルに変わる演出なのでした。

衣装づくりがどれくらい大変だったかというと、いつもなら1着の衣装を作れば完成するところ、3着分作らなければならなかったのです。それも舞台上での早替え仕様で。早替えはアイドルが一瞬の間に衣装が変わっているみたいなあれです。「あれ作れるんだ」と驚いたのを覚えています。とっても苦労して作った衣装、素敵すぎて考えてくださった先輩方には頭が上がりません。早替えも綺麗に変わっていて本番動画の感動は言葉で言い表せません。

結果は実らなかったものの、3学年で真剣に取り組んだ時間は何事にも代えがたい最高な時間になりました。大好きな3年生と過ごす時間もあと少し…1回1回の練習を大切にしていきたいです。

コンテスト期間、お世話になったすべてのみなさまに特大の感謝を!!ありがとうございました!!

美味しい飲みものは糖とカフェインでできている

 毎朝、ご飯食べながらお湯を沸かして、食後にコーヒーを淹れて豆乳か牛乳で割って飲んでから歯磨きなりメイクなり着替えなりをして出かけています。カフェオレ、だいぶ好きです。
 ここ2年間くらい、ほぼ毎日(特に授業がある日は)こんな生活を続けていたら寝起きにカフェイン取らないと眠くて頭がぼーっとしちゃうようになっちゃって。コーヒーを飲まなかった朝、座ってるとかでもなくバイトで忙しく店内歩き回ってるのに眠くて頭が回らなすぎてびっくりしました。だからまた毎日コーヒーを飲むようになる。もう半ば中毒なんじゃないかと思っています。なるべくカフェイン摂りすぎないように一日にコーヒーを2杯以上飲まないようになるべく気をつけているんですが、結局カフェインが入っている紅茶も飲むから少なくとも1杯だけにしておこうって制限はあんまり意味ないのかも。でもだからといってカフェイン摂りすぎても具合悪くなるんですよね。一日にカフェイン入ってる飲み物何杯も飲むとカフェインが抜ける頃にとんでもない吐き気と頭痛がします。なんにしても良くないですね。健康のためにカフェイン断ちをした方がいいのかななんて気持ちもわずかにはありますが、たぶんしないと思います。飲酒や喫煙の習慣はないし、1日のルーティンみたいなのって作らない方なんですがこれだけはカフェインの作用も相まってがっつり習慣化しちゃってますね。
 飲酒の話が出ましたが、お酒って習慣的に飲みますか。私全然飲まなくて。あの納会の時と、成人式の時と、バイトの送別会の時と、部活の追いコンの時と……。なんて、人生で思い出して数えられるくらいしか飲んだことないです。そもそも味が好きじゃないのと、炭酸が飲めないのと、家族も飲まないのと、などなどいろいろ理由はありますが、多分強くないのが一番かなと思います。先日すごくすごく久しぶりに、多分半年は空いてましたかね、飲酒したらしばらく頭痛が止まらなくてもう絶対お酒なんて飲まないぜ!!!と思いました。実際絶対はないだろうけど、でもやっぱりアルコールよりカフェインなんですよ、旨いのは。私はカフェインと生きていきます。
 子どもの頃コーヒーなんて美味しいと思わなかったしなんで大人は好んで飲むんだと思っていましたが、私もそっち側になったんだなあと思います。大人のひと、分かるよー、朝はカフェイン摂らないと始まらないのが。今日も明日も明後日もカフェオレやソイラテをすすりながら頑張って生きます。では。

何気ない日々こそ素敵

こんにちは。

毎度のことながら、話のネタに困っているののでございます。定期的にブログを書くってなかなか大変なものなのですね。定期的におもしろい小説を書く小説家の方の脳内を覗いてみたい。どこからどうやってアイディアを出すのでしょうか。文章に限らず物語制作、芸術、音楽、デザイン設計なんかもどんどん新しいものが登場して、創造主ってすごいな。と思うばかりです。

私に関してはもう、たった十数回ブログを書いただけで息が上がっています。前回のあひるちゃんの話のような、こう、筋があって誰に話しても差支えのない話ってなかなか見つけるのは難しいですね。正直あのあひるちゃんを超える話はしばらく見つかりそうもありません。

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目白図書館の入り口のところに、桜の木が立っている。桜といってもただの桜ではない。名前を「十月桜」という。いつ咲き始めたのか、はたまたいつ散るのか、詳しい時期は知らないが、十二月の半ばを迎える今もいくらか花をつけている。「十月桜」だから十月に咲くのだろうかと安易に考えていたが、人間がつけた名前に木自身がきっちり従うはずもない。気温が下がり、葉は落ち、ほとんどの花は散るこの季節に、ひっそりと、しかし堂々と十月桜は咲いているのである。

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みなさんトントゥさんをご存じ?フィンランドの妖精さんよ。三角の帽子をかぶって、真っ白な髭を生やしているの。見た目はちょっとサンタクロースみたいなのだけど、体が小さくて、小人さんみたいなの。北欧では国によって呼び方がちょっとちがうみたいなのだけど、三角帽子の妖精さんはよく知られているみたいなの。お家を守ってくださるそうですのよ。だからトントゥさんにいたずらをしてはだめよ。もしもトントゥさんにいたずらをしたら、お返しにいたずらをくださるんですって。

最近ね、わたしのお家にもトントゥさんがいらしたのよ。それも4人!長い足がとってもかわいいの。それに、かわいい色の帽子をかぶって、真っ白なおひげをたくわえて、口数は少ないけれども、ちょこんと本棚の上の方に座って、私たちのことを見守ってくれているのよ。

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昨日12月10日は、我が家の引っ越し記念日。小学2年生の時に引っ越してきてから丸12年が経ったそうです。日当たりがよくて、周りは都会でもなく田舎でもない、まあ、ただの住宅街で、近くには公園もいくつかあって、なんとなくのんびり時が流れているような街。人生の半分以上をこの家で過ごしたのですね。居心地のよい我が家があることを当たり前のように思ってここまで生きて来たけど、それが当たり前ではないってことに気付くのは、あと何年後のことでしょうか。我が家を離れたときに私は気付くのでしょうか。

ご自愛デーのすゝめ

 相変わらず寒暖差が激しいですね。どうも、さゆりです。先日石井先生にブログ部見てますよというアピールをいただきまして、唐突なファンサにヒエ、となりました。もっと実のあるブログにせねばと思いつつ、文才のなさに頭を抱える日々です。色々とうまくなりたい。

 ぼちぼち年末なので、今回は疲れているときや頑張った時、自分へのささやかなご褒美におすすめのアイテム諸々をお話したいと思います。あまりお金をかけずにできるものを選んでいます。

1,セブンのスムージー

 これ、美味しいんですよね。セブンに売っているし、しかも300円。スタバに行くより断然安い。冷凍庫から取り出し、店内のミキサーで解凍してから飲みます。お砂糖を使用していないので減量中でも気にせず飲めますし、甘さも控えめで冷凍フルーツの自然な甘みがあるのがお気に入りです。一つデメリットを挙げるなら寒い時には向かないという点でしょうか。

そんなにお金をかけたくないけど美味しいものが飲みたい!自分をいたわりたい!というときにおすすめです。グリーンスムージーもあります。

2,気になった本を一冊買って、お気に入りのカフェで読む

 今日はご自愛デーにするぞ!という日にやります。あえて事前情報を仕入れず、気になった本を買うのもおすすめです。予期せぬ出会いがあったりするのが楽しいです。私のお気に入りの喫茶店は大きめのソファーがあるので、コーヒーを飲みながら本を読むのが最高に癒しの時間です。

3,フェイスパックを何枚か買う

 ドラッグストアでもよし、ロフトやプラザでもよし。1枚300円前後なので新しいパックを試したいときにもやります。

 私はみなさんご存じメディヒールのティーツリー、オルフェスの黒、ダーマレーザーのゴールドが好きです。いつものスキンケアにブーストすると翌日化粧のりがよくなりますし、明日起きるのが楽しみになります。肌や髪の手入れを丁寧にすると、普段ぞんざいに扱いがちな自分を大切にしてあげられるような気がするんですよね。デパコスを買った時にもらうサンプルもこういう時に使うとちょっと幸せな気持ちになります。

4,無心で部屋の掃除をしてお香を焚く

 心の乱れは部屋の乱れから。調子が悪い時は部屋が散らかりがちなのでマメに片づけるようにしていますが、プラスでお香を焚いてあげると部屋が旅館みたいになるのでおすすめ。私が好きなのは松栄堂の白川と日本香堂の白檀です。しばらく自分から雅な香りがするので休みの日にやるのといいです。お香は少量で売られていますし、さほど高くないので手も出しやすいかと思います。

(番外編 これもおすすめ)

・プラネタリウムを見に行く

 現世から一時的に逃避したいときに。コニカミノルタのプラネタリウムは2000円以下で見ることができます。ぼんやり星空を眺めていると余計な事を考えずに済みますし、仰向けになってプラネタリウムを見る以外に何もできないので半強制的にスイッチがオフになるのがいいですよ。考えすぎてちょっとお疲れ気味の時にふらっと行ってみてください。

・ウカ ケンザンを使う

 頭皮用のシリコンブラシ。首周りにも使えます。通常色に加えて、渋谷、横浜、京都限定のカラーがそれぞれあります。私は横浜限定のピンクをつかっていますが、見た目もかわいいです。水にぬれてもすぐに乾くので衛生的に使えるところがとてもお気に入り。机に向かいっぱなしだと頭皮も凝りやすいので、これを使うとすっきりします。

 休みも近づき、気が抜けてきて急に体調を崩すこともあると思うので、(張り切り過ぎてクリスマスにコロナにかかってバイトを休み、年末年始をことごとく無駄にした人間からの忠告です)くれぐれも無理なく、時々は自分をいたわってあげてくださいね。それでは、また。

空が青いということ

まいです、ごきげんよう❀

風邪をひきました。特に面倒な鼻風邪です。

息苦しいし頭はぼんやりするし、油断すると喉にまでやってくるので鼻風邪はとても嫌なのですが、ひかないぞ!と覚悟を決めていてもなってしまったのだからもう仕方ありません。

体調を崩すといつも思うのが、課題などのやるべきことは健康な時にやっておいた方がいいということ。元気な時に自分の健やさを意識することは簡単ではないので、どうしようかな。未来の健康な自分宛に不健康な自分からのダイイングメッセージ的なのを残しておこうかな。「ヤルナラ、イマダ…」。

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先日、とある公民館で開催された「はだしのゲン」の上映会に参加してきました。以前のブログで「人権について考える上映会」のお話をしましたがそれとは全く別です。ただ、私以外の来場者の平均年齢が6、70歳くらいだろうという点では同じでした。 

高齢の方が開催する、このような企画は、だからこそ若者が足を運ぶべきだと思うのです。もちろん若者という記号としてではなく、興味のもとで参加したわけですが。

「はだしのゲン」の漫画は我が家に揃っているのですが、アニメーションの映画は通して観たことがありませんでした。映画が描いているのは、漫画の序章にあたる部分ぐらいで(ジブリの「ナウシカ」と同じ感じです。映画になっているのは漫画の序章に過ぎないですよね)、広島原爆投下の数日前から投下後の数日間の「ゲン」周辺の出来事が語られています。「はだしのゲン」と言えば、原爆投下時の非常にリアルで惨たらしいシーンが有名だと思いますが、その情報だけで“怖い映画(ましてや教育に悪い映画など)”と思ってしまうのはよろしくありません。もっとストーリーが、人間のドラマがあって、そして必ず「こども」という、未来を期待する強い命があって。悲しさ辛さだけではない、希望や勇気といった純粋なものが一貫してあります。

日本の図書館で「はだしのゲン」の漫画が閉架書架という学生が自由に立ち入ることのできない棚にしまわれるなどの傾向が問題視されていますが、学生の私からしたら「読みたくないものは別に手に取らないのでとりあえず選択肢を減らさないで欲しい」と思います。手に取る前に、それを知る手段そのものが断たれたら、それって検閲じゃないですか。自由に見えて実は造られた鳥かごの中にいるだなんて思ったら何を信じたらいいんですか。「トゥルーマン・ショー」じゃないんだから。

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約1時間半の映画ですが、私はもう開始数分の、(映画の本編の中では比較的)平和な日常シーンから涙が止まりませんでした。主人公の少年ゲンとその弟が仲良く追いかけっこしているのですが、遊んでいるように見えて1つの痩せたサツマイモを取り合っているのです。2人はいつも元気に帰宅し「おなかすいたあ!」と言いますが、「はいはい、どうぞ」などと出されるご飯はありません。お腹の赤ん坊のためにと魚を食べさせてもらうお母さんは、甘えてくる子どもの、「残った魚の骨ちょうだい」という囁きに絶句し涙してしまいます。

「アンパンマン」の作者で知られるやなせたかしさんが、“これからのこどもたちにはあんなひもじい思いをさせたくないという気持ちから「アンパンマン」を描いた”という話もありますが、本当に「飢え」というものはなんて残酷なものでしょう。兵隊も市民も、多くの人たちが飢えに苦しみ、そして飢えのために人間らしい思考をなくし狂っていく。争いという、愛を欠いた過ちの向こうにどんな勝利の幻影が繰り返されるのか。物を壊し文化が潰れ、生ける人々は人間味を失い、狂い、乱れ、絶望と憎しみを生み、静まった時。さて、ここになにがあるというのですか。何も無いことを幸せに思うのですか。

自分を生きることはそんなに簡単じゃないでしょう。それなのになぜそんなことをしていられるのですか。そんな時間も力も、人間にはないでしょう。

*****

エーミールの蝶と同じ。美しいものを支配したいという欲に取り憑かれ、そして握りつぶしてしまったら意味がない。力を加減しなくては、欲しいものも壊しては、意味が無い。一体なにが欲しかったのですか。

誰しも乳飲み子だった時代がある。それは幾年も変わらないというのに、なぜ人はこうも忘却し想像力に欠けるのか。

もっと素直に息をし、食べたいと思い、眠りたいと願い、明日を祈り、夢を見て、歌い、愛するということをしないのか。

自分を生きるということはそう簡単じゃない。

青い空がある。

不安げな顔が映っている。

大きく映っている。

青い空がただ青いだけでいられないのは

自然なことではない。

小紀行

こんにちは、あやめです。寒いですね。そんな寒空の元、我が家の庭にある花壇を囲うブロックを埋める作業を進めてきました。ようやく一周しました。山手線の工事にかこつけて喜んでおります今日この頃。

さて、今回は、この秋に出かけた博物館の話をしようと思います。私の愛読者(…など存在するのか…)の方ならピン!と来ているところでしょうが、残念、今回は妄想ではありません。本当に出かけました。

まずは、十月の末、学校の近くにある永青文庫、というところに、友達(9月9日分の記事?に登場する大親友です。高校時代の唯一の友人で、私がブログ部で使用しているマーク(🖊←こんな感じの)を考案してくれた人です。やあ友人。見てる?)と行ってきました。

きっかけは、書誌学についての授業で、企画展をおすすめされたことなのですが、本校から歩いて数分のところにある、というので気になって。良い機会なので(秋ですし、ゑもう秋ではない?いや、気温がまだ秋みたいでしょう?鑑賞の秋、芸術の秋、うんうん)重い腰をどっこらしょ、としてきたわけでありました。

詳しい話はぜひ皆さんも行っていただきたいのと、私に説明の力がないのとであえてしませんが、ここに公式サイトのURLを貼ることにします。参考になさってください。

【URL:http://www.eiseibunko.com/

其のうえで感想を。

博物館となっている建物はもともと旧細川家の家政所(事務所のこと)だとか、クラシカルな雰囲気漂う洋館と、緑豊か!なお庭が、往来の多い道からちょっと入ったところにあって、なんだか別世界に迷い込んでいるような(ちょっとメルヘンすぎるかしら)感じがあって、偉い人になった気持ちになりました。エッヘン。

その洋館に保管される数多くの資料、企画展は古い絵巻物(『長谷雄草子』というもの)についてでしたが、中にはほかに細川氏(詳しくいえば、16代護立(もりたつ)、17代護貞(もりさだ)によるものだそうです。もらったパンフレットと上に載せた公式のHPを参照しています。)がお集めになったらしい洋書も多くありました。洋書の方は中を見ることができませんでしたが、辞典、シルクロードについての本(と思われるもの、背表紙に大きく「Silk Road」と書いてあった……と記憶しています、書いていて自信がなくなって来た……)、漢籍と思われるものから、英語以外の言語で書かれたものまでありました。私は第二外国語を中国語にしたので、(習った英語も苦手でありますために)西洋の言語には(さらに)疎く、残念ながら何語であったのかすらわかりませんでしたが、かなりの読書家であったのだとわかり、驚きました。勉強家。私も見習いたいが、なかなか……と思ううちに一周してしまったので、それから用事があったので長居もできず、たった1時間程度で帰ってきました。いいな、私も本に埋もれて、本で窒息してしまいたい、と思いホクホクしつつ帰りました。

読書がシュミ、とか言っておきながら、なかなかどうして(、と自分で言えば不本意感がでますでしょうか(笑))、最近読書が出来ずにいます。時間的にも、活力的にも。今は電子で読める時代なのに、もったいないのですが。と、こんなことを大学の図書館で書いているのもおかしな話でしょうか。

さて、お次は、十二月の上旬、上野にある東京国立博物館で開催されていた、「やまと絵――受け継がれる王朝の美――」という企画展を見に行ってきました。詳しい話はぜひ皆さんも…と今回は企画展の期間が過ぎてしまったため言えませんが、やはり私に説明の力がないのでしません(できません、に近いのです)。申し訳程度にやはりここに(トーハクの)公式サイトのURLを貼ることにします。参考になさってください。逃げたな、あやめ。お許しを。

【URL:https://www.tnm.jp/

(追記、蛇足。覚え違いでなければ、11月27日の投稿でももこさんが同じ企画展についておっしゃっていましたので、よろしければそちらもご覧ください、というより、私の説明だと不備がたくさんありそうなので、ぜひご覧になってください。無断でまきこんでしまったももこさん、ごめんなさい)。

東京国立博物館、通称トーハク。初めて行きました。私は上野の博物館といいますと、もっぱら科博(国立科学博物館)のほうにばかり行っていましたので、初めての試み、こちらもまた、かの友人(友達いないね、とか言わないでください、わかってますので…)と共に、勇んで参りました。

企画展の期間終了間際に滑り込みで見に行ったからか、あるいは普段からなのか、広い展示室にわんさか!と人が居て、美術品の展示なのか、人間の博覧会なのか、などぼんやり、かつ不謹慎なことを思いつつ、見始めました企画展、本命は国宝・源氏物語絵巻、と思う方が多そうなので、人混み苦手な私は、人の海をかき分けて泳ぐこともできず(水の中も泳げません。蛇足)、チラっと見て逃げました。もったいない。が、むりでした、なにせ人が、人の海を巧みに泳ぐ、世界トップクラスのスイマーの人が、勢揃いの会場でして、トンカチにはとても歯が立たないところでありました、トンカチに歯などありませんね、はは。

話を戻して。私が気に入ったのは、どの絵巻に出てくる人物も、すごく表情豊かに描かれているところでした。私は昔から、細々してぎゅっとした絵が好きで、自分もたくさん描き入れてしまうクセがありますが、絵巻にもそんな細かさを見ることができ、ああ、仲間がいた!という気持ちで、ほくほく、見ました。例えば出兵の前の儀式だと思われる場面を描いたものでは、やる気に満ち溢れ、雄々しい姿で描かれる人もいれば、いかにも「かったり~笑笑」と言っていそうな、やる気のない様子で甲冑を着込む、男子高校生のような?ノリの人もいました。たくさんの人が別個体としてかきわけされているのに感動しました。

つたない感想はこのくらいにします。みなさまもぜひ、お出かけしてみてはいかがでしょうか。え、写真?また撮り忘れたんですよ。