あのころ、小さな画面には私の全てがあった。
友達との連絡手段なんて無かったあのころ、連絡帳に「4じ、〇〇公園。もちもの!ゲーム、おかし!←ぜったい」なんて殴り書きのメモをして。キックボードをかっ飛ばして向かうと、もう通信を始めている友達がいた。
妖怪ウォッチ、どうぶつの森、トモコレ、ガルモ。
友達に借りて遊んだポケモン、リズム天国、マリオカート・・・。
あのころ、私の青春は3DSに全て詰まっていた。
学校でも飽きずにゲームの話をして、3DSLLを持ってる人なんてヒーローで。
攻略本を必死に読み込んで暗記して、我が物顔で語っていた。
20歳になった今でも色褪せない。そんな10年前の記憶たち。
3DSも、Wiiも、今のSwitchもたくさんやり込んだ人生。たった20年の人生だが、きっとバカに出来ないような時間を任天堂に注ぎ込んできた。
先日、京都へ旅行に行った。目的は2ヶ月前にオープンしたニンテンドーミュージアム。
入り口にあるのはマリオの土管!ユニバぶりの再開に胸が高鳴った。
本館に入ると出迎えてくれるのはキノピオたちの合唱に、壁一面に広がる任天堂キャラたち。
任天堂好きとしてはこれだけで胸がいっぱいである。
ニンテンドーミュージアムの中は一部写真撮影が禁止されていた。
正直、一番盛り上がったのがそこなので記憶にしかないことが惜しい。
けれど、写真に撮らないことで目に焼き付けようとじっくり見て周り、ひとつひとつの展示を見ながら思い出を語ることができたのも事実なので、任天堂好きはぜひ自分の目で確かめて欲しい。
展示の内容は、任天堂の歴史だった。任天堂が作ってきたハードの変遷と、それに伴ってうまれたソフトたち。
任天堂のものではない妖怪ウォッチなんかはないだろうと思っていたら、当時の思い出のソフトたちはほぼ全てあった。マイナーだと思っていた、私が人生で一番やりこんだRPGも展示されていて少し泣きそうになった。今まで生きてきた人生のすぐそばにあったゲームをショーケースの中で見かけると、ぐっと込み上げてくるものがある。
自分の知らない世代のゲームでも、色々な歴史が知れて面白い。
マリオってこんな時から覇権とってたんだな・・・みたいな。
テーマごとの展示なんかもあって本当に本当に面白かった。
本当にじーーっくり見て、一時間半はかかっただろうか。
私は行きそびれたがトイレにもBGMがかかっていたりと凝られていたらしい。行けばよかった!無念!
Wiiを処分したことを本当に後悔している。もう遊ばないだろうといつの間にか家からなくなっていた。
休日に父と飽きるまで遊んだWiiのゲームたち。家に友達を呼ぶことがなかったので、パーティーゲームの遊び相手はもっぱら父親だった。
Wii Sports resortとかね。大好きだった。
展示を見終わると、体験コーナーにうつる。巨大ゲーム機で遊んだり(!)することができる。
久しぶりにWiiリモコンに触って、バランスボードに乗った。
当時の色々な記憶が蘇ってきた。懐かしい、ただひたすらに。展示を見るのに時間をかけすぎて、体験コーナーは駆け足になってしまったけどそれでも大満足だった。
ニンテンドーミュージアムは、ゲームに思い入れがあるほど、
ゲームを遊び、ゲームと遊んでいた人ほど楽しめる場所であると思う。
とりあえず、家に帰ったら3DSの充電を待っている間にSwitchでもやろうかな。







