レモン水を飲むと思い出す記憶がある。
小学校四年生の頃の話である。私は学校にレモン水を持って行っていた。これは、化粧品会社で事務をしていた母親が持たせてくれたものであった。いつもの麦茶ではなく、健康的なレモン水。小学生の私にはおいしい味ではなかったが、母が持たせてくれたから、私は休み時間の度に飲んでいた。
しかし、それを許さないやつがいた。担任の教師である。ある休み時間、私は廊下に出て、棚からレモン水をとり、ごくごくと飲んでいた。すると教師がやってきて、
「おい、何を飲んでいる」
と声をかけてきた。私はペットボトルケースから、レモン水を取り出した。鮮やかな水色に、みずみずしいレモンが描かれたパッケージのペットボトルがあらわれた。さながら、ジュースのように見えたたろう。そのペットボトルを見た教師は目を吊り上げて、
「それは、水じゃないだろ!」
と怒鳴った。
「なぜ、水以外のものを学校に持ってきている」
「それは…母が…持って行っていいよと行ったからです」
私は教師の勢いに圧倒されて答えたが、別に自分が悪いことをしているという気持ちもなかった。
「それは本当にお母さんが言ったんか!」
教師はまた怒鳴った。
「はい」
「よし、それなら今から先生は君のお家に電話してきます。お母さんが本当にそのジュースを持ってきていいって言ったんだね!嘘ついとったらお前、また呼び出すぞ」
そう言って、教師は職員室へ去った。私は唖然とした。廊下から聞こえる怒鳴り声に、一部の生徒も集まってきていた。私は堂々とレモン水を飲み、教室へ戻った。
ここまで読んだ人は、なんという教師だと思ったかもしれないが、私は小学生の頃、この教師を尊敬していたのである。学校の中では気楽な雰囲気の教師で、怖い教師ではなかったのだ。今になって思う、この教師は気楽でもなんでもなく、ただ他の教師と怒りの焦点がずれていただけなのだと。
さて、教師が去った後の昼休み、私には少し不幸な結果が待ち受けていた。どうやら、私の親がこの教師からの電話に出なかったようなのだ。母親は職場におり、父親は……何をしていたのか知らないが、当時は無職だったのに、たまたま家にいなかったらしい。教師は、私の家に電話をし、誰も電話に出なかったことで、より一層腹を立てた。私が、教師が電話する時間帯に親が電話に出ないことを知って、啖呵を切ったと思ったからである。だから昼休み、私は少し不機嫌な教師とケイドロをすることになってしまった。ケイドロは楽しかった。
しかし、さらに不幸だったのはその帰りである。全ての授業が終わった帰りの会で、その教師は、今日は残念なことがありました、と言い出したのだ!
「今日は学校に水以外のものを持ってきた人がいたので、厳しく注意しました。みなさんルールはきちんと守りましょう。決まりは大事です。」
教師が話している間、廊下での大声を聞いていたクラスメイトは一斉に私の方を見た。小学生にありがちな、この一斉に誰かを見るという動き。みんなの視線が私に注がれた。私は両手を広げ、肩をすくめ、変顔をした。私はこういう生徒なのである。教師はまだ目を吊り上げていた。
レモン水を飲むと、この記憶が、鮮やかに蘇る。何年も前の話だが、嫌な記憶というのは喉に刺さった小骨のように、取れた後も喉にあるような感覚がずっと残っているように、腹の中に嫌な気持ちとして残り続ける。
一ヶ月ほど前の話である。久々に山手線に乗った際、座っている私の前に、小太りの男性と痩せ細った女性が連れ添ってやってきた時、私はその男性にあの時の教師の影を見た。小学校があるのは福岡で、ここは東京だから、目の前の男性があの時の教師である確率は低いだろうが、この男性が本当に教師であるか否かはどうでもよかった。その男性のたるんだ出腹と、東京に似合わないダサい服装と、妻らしき女性の傷んだ髪の毛と赤縁の眼鏡、そんなものが、私が想像する十年経った後の教師の姿と一致していた。彼らは新宿につくと、慌ただしく降りて行った。全てが情けなかった。十年前、決まりだ決まりだと言っていた男の、出腹。都会のフリをした県の、栄えたフリをした町で、俺はC高校出身だと威張りながら、小学生相手に正義を振りかざす出腹を想像した。滑稽。
しょうもない記憶なのだから、もう忘れてもいいのである。だが、忘れられなくなってしまっている。
レモン水を飲む度に思い出す。私はレモン水が嫌いである。
月別アーカイブ: 10月 2022
反面教師こと、みど先生
こんにちは、みどです!
一気に寒くなりましたね~、秋一瞬にして終わりましたね。あんなに楽しみに秋服を買っていたのに、楽しむ暇もなく冬の寒さ突入してきましたね。あまりの速さに、身体もびっくりして風邪ひいてしまいました……。季節の変わり目は体調壊しやすいので、皆さんもお気をつけて。
さて、毎回こうしてブログ記事を書くたびに思うのは、「話/記事にするネタが無い」ということです。
本当につまらない人生を送ってるな~とつくづく思うのですが、私の他愛のない日常生活の話をしてもおそらく何も面白くないと思うので、最近あった「壁にぶつかった」ことを書きます。
壁にぶつかったこと、それは「銀行の口座開設ができなかった」ことです。
私は現在使用している銀行がゆうちょなんですけど、内定先のアルバイト研修に参加することになり、その会社での給料の支払先はゆうちょ以外の銀行で、そこの口座を開設する必要があったので、口座開設しよう!と思って行動したんですけど、口座に必要なものが手元になくて…
・運転免許証→持っていない
・マイナンバーカード→持っていない。おそらく実家にある(そもそもマイナンバーカードについて全く知らない)
・健康保険証→後ろの欄に実家の住所が書かれてあるから使用できない(消して現住所書かないとダメ)
・住民票の写し→そもそも住民票を実家から異動させていないから使用できない
とまあ、こんな感じで、銀行員の親身にお話を聞いてくれたお姉さんに「すいません💦本当に申し訳ないです💦」と作れないことを謝られてしまいました。私が謝る側です。用意不足でほんとすいませんお姉さん…。
ということで、実家に即連絡して、マイナンバーカードの紙?と、母親が手続してくれた住民票の写しを送ってもらったので、来週あたりに今住んでる住所に住民票を異動させようと思っています。1年以上住んでるのに、今更過ぎる(自分が悪い)
ということで、今回のブログでは私を反面教師にしてください。運転免許証とか車運転しないしいらねーーーと思ってた私をビンタしたい。このブログ読んでる方で運転免許証取ってない人、今すぐ取ってください。私みたいになるな。いつかこんな風に後悔する。あと普通に、マイナンバーカードのことについては知っておこう。あと、住民票は早めに移しときなさい。
これから一人暮らしするみんなへ。
しくじりみど先生 私みたいになるな‼でした。
念願の
こんにちは!ましろです。
今日は急激に寒くなりましたね。昼食には食堂でフォーを食べました。麺にしっかり味がついていて、パクチーの風味もあり、とても美味しかったです!今週は、WORLDフェア中で、世界の食事がメニューになっています。中でも1番のオススメはタンドリーチキンです。スパイスが食欲をそそります。受験生の方も来年売っていたらぜひ食べてみてください。
今週は、念願のコキアの紅葉を見に、茨城へ行ってきました!植物の紅葉ってニュースで取り上げらて、見に行きたいと思った時にはいつも終わってるんです。今年こそは、と早めに予定を立てました。最初は、電車で行こうと思っていたのですが、時間はかかるしお金もかかる。ということで、バスツアーで行くことにしました。
私が選んだのは、コキア、果物狩、アウトレットというコースです。当日は、シートの座り心地が良く、バスガイドさんの解説付きで、地名の由来や歴史まで知ることができました。サービスエリアでは、芋系のお菓子を買いました。芋きんつばは、とっても美味しかったです。
少し渋滞はありましたが、無事ひたちなか公園に着きました。まずは、お目当てのコキア!と思いましたが、お腹が空いたので屋台で買うことにします。どうせなら茨城でしか食べられないようなものがいいな。ということで常陸牛の牛すじ煮込みを買いました。持参のおにぎりも一緒に食べます。視界の端でコキアを見られるとこで食べました。
腹ごしらえが終わり、コキアのある見晴らしの丘を登ります。下に生えてるコキアも可愛かったです。登ると株によって少しずつ色が違います。可愛いコキアはもちろん、ちょっとワイルドなコキアもいます。丘にはコキアだけでなくコスモスも咲いていました。こんな綺麗なコスモス見たことがないというくらい、美しいものもありました。コスモスと海、昔の村とコキアなど周りのロケーションも最高でした。


この後はバスに戻り、柿狩りに向かいます。美味しい柿の見分け方は、果実の色が濃く、葉っぱが実にぴったりとくっついていることです。とるときは、同じ方向にクルクルと回します。まだ固かったり、熟れすぎて虫に食われてしまっていたりして食べ頃の柿を見つけるのは難しかったです。食べるときは自分で包丁を使って皮を剥きます。立ったままムシャムシャ食べるのでお猿さんになった気分でした。持ち帰り用の柿もとりました。この柿は、まだ家にあって、熟れるのを待ってから食べます!
その後はアウトレットに行きました。半年ぶりくらいのアウトレットでした。買いたかった服も買えたので満足です!
念願のコキアの紅葉を見られてとっても楽しかったです。今度はもみぢの紅葉を見たいと思っています。
以上ましろでした。
鯵bone
こんにちは!やなです。
10年以上通った美容院が閉店し、ホットペッパービューティで適当に選んだ美容院に行ってみたら見事に失敗されました。
ずっと同じ美容院で固定の美容師さんに切ってもらっていたので、また美容院選びの旅が始まるのか……と思うと憂鬱です。気長に探します。
***
突然ですが、みなさんは魚の骨が喉に刺さったことはありますか?
私はあります。夕食中、行けるかな〜と思って鯵の切り身の端っこを丸呑みしたら見事に喉に刺さりました。そのうち取れるだろうと思って放って置いたのですが、1晩寝て起きたらかなり痛くて。耳鼻科なら取ってくれると思うよ、と母。本当ですか?行きます。
苦しみながらご飯を食べ終え、かかりつけの耳鼻科に行き。今日はどうされました?じ、実は……魚の骨が…… なんの魚ですか?鯵です……
奥の方ですね、内視鏡を入れましょうか、と言われ、人生初の胃カメラを。鼻からだったので全然苦しくありませんでした。ほらほら、これだよ、と先生。小さな透明の骨が。意外と小さいのね。舌を押さえる器具とピンセットでがんばって取ろうとしてくれたのですが、私が嘔吐反射に負けて結局取れず、とても苦しい思いをしました。
結局紹介状を書いてもらい、その足で総合病院に行くことに。その日は大雨が降っていて、びしょ濡れになり、何度も迷子になりながら病院に着きました。
耳鼻科で名前を呼ばれ、診察室に入ると医師とたくさんの看護師が。そこでも内視鏡を入れることになり、みんな私の内視鏡を見ていました。もしかして私、見世物になってる?そりゃあそうか、とんでもないレアケースだもんね。
かかりつけ医では全然苦しくなかったのに、総合病院ではとんでもなく苦しくて。胃カメラってこんな頻繁にやるものじゃないですね。
「骨、ありませんよ」
本当ですか?!今までずっと痛かったのに、専門家に言われると痛くない気もしてくるんですよね、人間って不思議ですね。一応CTを撮ってください、と言われ、病院内で迷子になりながらCTを撮り。
耳鼻科前の待合室でお待ちください、と言われ受付の目の前の椅子に座り。LINEで母親に報告をしていたのですが、その最中に受付で看護師が電話を始め。えっこれ私が聞いてもだいじょうぶなやつ?と一瞬頭によぎったのですが、目の前に普通に話しているのだから大丈夫なのだろう、と席を移動せずにいたら耳に飛び込んできた一言が。
「鯵boneの患者なんですけど〜、CTの結果が〜」
あ、鯵bone?!えっまさかそれって私のことですか?!
接客業のみなさん、客をあだ名で呼ぶときは本人が近くにいないことを確認してからの方が良いですよ。私も接客業をしていたときは、お客さんに呼び名(親しみを込めて)をつけていたので、あだ名をつけたくなってしまう気持ちはわかりますが、それって客に知られたらまずいものじゃあないですか?!びっくりしました。
びっくりした一方で、センスが良いな……と感心してしまいました。もし鯖だったら鯖boneで、秋刀魚だったら秋刀魚boneと呼ばれていたのでしょうか。鯵boneは語呂が良いのでこの中だと1番好きです。なんの話ですか?
結局CTでも骨は見つからないと言われました。内視鏡がマドラーのように私の食道を掻き回していたので、衝撃で骨が落ちたのかもしれません……私の半日はなんだったんだ……
これは有益な情報ですが、魚の骨を食べるときは気をつけた方がいいです。ましては丸呑みをするなど、言語道断です。やめましょう。
***
本日はこの辺で。やなでした!
話をしよう
先日見たニュースが頭にのこっている。
若者の梅毒患者が急激に増えているという内容だった。
インタビューに応じた人は、誰でもいいから繋がりがほしくて、SNSでメッセージを送り、一夜の関係を繰り返すから、感染源もわからないと言っていた。
「誰でもいいから」
「つながっていたい」
「さみしい」
その言葉で終わった番組は、わたしになんとも言えない虚しさをはこんできた。
“同世代の人はこんなに寂しさに襲われているのか”
大学で、毎日友達ととりとめのない会話で盛り上がっているわたしは幸せなのかもしれない。人と一緒に楽しむのと同じくらいひとりで考える時間も好きだから、わたしはあまり寂しさを感じたことがないのかもしれない。
違う人間同士だから、お互い考えていることの全部はわからないと思う。でも、同じ人間だから、寄り添うことはできる。もし、わたしの近くに寂しさを感じている人がいるなら、なんの足しにもならないかもしれないけど、たくさん話をして、いろんなところに出かけてあふれる思い出をつくりたい。わたしのそばにいる人だけでも明るい気持ちにしてあげたい。「誰でもいい」なんて言わせない。「あなたがいい」ってわたしが何度でも伝えるよ。あなたのいいところを、見つけるたびに声に出して伝えるよ。寂しくなったらわたしを思い出して。わたしに会いにきて。話をしよう。笑って、泣いて、怒って、叫んで、驚いて、感動して、悩んで、泣いて、また笑おう。
今日も祈るよ
あなたの一日が素敵な一日になりますように。
「厳正なる抽選を行った結果、お客様は──
こんばんは、めいです。
今日は、以前ブログで勉強中だと書いた資格の試験日でした。ここ数日根を詰めていたので、やっと一息つけて、というより半分放心状態でこのブログを書いています。手応えは可もなく不可もなくという感じですが、とにかく終わって良かったです。結果はもう知らんです、、(?)
試験の帰りに秋物のアウターを買っちゃいました。実は今週、これも以前ブログに書いた京都旅行のリベンジに行くのです。このアウターを来て存分にるんるんしてきます。るんるん。
そして最近、楽しみな予定がもう一つできました。ヨルシカのライブです。これまた以前ブログに書きましたが、映画『泣きたい私は猫を被る』をきっかけに、主題歌であるヨルシカの「花に亡霊」という曲にはまりました。その時はヨルシカ自体を特別好きになったというわけではなかったのですが、他の曲も聴くうちに少しずつ沼に引きずられ、今では頭まで浸かっています。
既に別のFC会費を3つ分払っているのでこれ以上課金はしない!と決めていたはずが、締切最終日に勢いでFC入会、申し込み、チケット獲得してしまいました。悔いなし。親しい人の中に好きな人がおらず、アイドルと違ってキャーキャー言いながら行く感じでもないので、思い切って単番で申し込みました。一人でライブに行くのは初めてなので少しドキドキもしつつ、とっても待ち遠しいです。
ライブは2月なのでその前に最大の試練が残されていますが、これをモチベーションにしてどうにかこうにか乗り越えたいと思います。モチベ大事。ご褒美大事。常にニンジンぶら下げていきましょう。
それでは、おやすみなさい。
徒然なるままに
徒然なるままに、日暮らし、硯にむかひて……
(吉田兼好 『徒然草』より)
吉田兼好が現代に生きていたら、ブログやSNSなんかにぽつぽつと出来事や心情を投稿する人だったんじゃないかなぁ。
先日ふっと徒然草のフレーズが頭に浮かんで、彼が現代に生きていた時の想像をしてしまいました。よく、紫式部が現代人だったらTwitterにぶつぶつと呟きをする文字書きタイプだろう……みたいな話を聞いた事があります。
個人的には、もし紫式部がTwitterをするオタクだったら、一人で黙々と小説を書いてアップし、反響を貰っても数少ない知り合いとしか交流しないタイプなのではないかと思います。一方清少納言は1日のツイート数や交流相手も多く、みんなでわいわい楽しみながら出来事を書いてはバズらせるタイプ。紫式部はそれを鍵つきのアカウントから眺めながら、あの女……と眉を顰めていそうなイメージです。あくまでも、イメージ。
今日、する事がなく(課題はありますが)このブログに投稿する内容をメモ機能にまとめていましたが、ぼんやりしながら書いていると文章にまとまりが出ないなと思いました。そういえば最近本を読んでいません。
という訳で、今回も徒然なるままに思った事を綴っていこうと思います。
昨日、ようやく大きなイベントが終了しました。慣れない作業、分からないことだらけで夜寝る前も問題について考えては瞑想に思考を戻し……なんてことを繰り返しているうちに本番を迎えてしまいましたが、何がともあれ無事に終わってよかったなと思います。
そして、これを乗り切ったらずっとやりたかったことが二つあります。
一つ目、温泉に行く事!
時間的に長旅には行けなくても、スーパー銭湯でも良いのです、温泉に浸かって体をゆるめたい……そしてお風呂上がりにアイスが食べたい!帰宅したらご飯を食べて、筋トレして、ゆっくりヨガをして寝る、これが理想です。スケジュールの調整ができたらいつか行きたいです。
二つ目は、近代文学館に行った後素敵なカフェでお茶をする事!
先日参加したラーニングサポーターの方のオンラインミニ講座で紹介されているのを見てから、近代文学館に行きたくてたまらないのです。
数年前にテレビで見た事があり、以前旧前田侯爵邸に行った時もこんな所があるのね、と思った記憶はあるのですが、休館日で入る事ができませんでした。
近代小説は好きですが、文学研究的な読み方は出来ていないと思います。単位を詰め込みすぎたのか今年も近代の授業が取れなくて悲しかったので、ここを訪れる前にネットで文学読解本などを調べつつ、好きな近代小説作家探しをしたいです。
高校で進路選択をした時は、将来のビジョンについては大して考えないまま、枕草子や大鏡、平家物語、雨月物語が好きで学ぶのが楽しかったからという理由で日文を選びました。入学した時と比べると古典に対する解像度は上がり、現代語訳ではなく原文で作品を読んでニュアンスを理解することにも慣れてきたと思います。
何より、古典に対するハードルがかなり下がり、高校の時よりも作品を深く読み込む事ができているというのがとても楽しいです。今期に自由選択で別の学科の授業を取ってみて、日文特有の空気や、そこでしか得られないものがあった事に気付きました。
日文に在籍していればごく当たり前の事なので、やはり視点を変えて俯瞰して見ないとそういったことには気付けませんでした。大学で日本文学を研究する事ができて、恵まれた環境にいられる事ってとってもありがたいと思います。
それについても、また今度。次は能研についてのお話をしようと思います。
ではまた!
それでも心地よい
全員で集合するのは、昨年の6月ぶりだった。1年経過している。私たち4人の悪いところは誰も自発的に集合を呼びかけないこと。決して仲が悪いわけではなく、連絡するタイミングを全員が見計らっていながらも、「そろそろ会わない?」のひとことまで踏み出せない。今回は、普段から計画などはすべて任せっぱなしタイプの1人が珍しく、本当に珍しく招集をかけた。その友人とは先月2人だけで遊んだのだが、4人でどこに行くかの候補を少し考えておこうと私に持ちかけた。これまで行き先の提案をするのは私しかいなかったことを、申し訳なく感じたらしい。「あいつらはろくに計画立てないと思うから」と偉そうなセリフ。いつの間にか成長していた。
そして、候補を4つ挙げて共有し、他の2人の反応を待つ。どこでもいいと言われたら発狂するところだったが、2人ともここが気になると思いを伝えてくれた。2つまで絞ることができ、どちらも行ったことがある私はそれぞれの魅力を伝える係。今回成長を遂げた彼女は、アクセスや現地でかかる費用などをスクリーンショットで送ってくれる。やはりこれまでとは違う。私の負担が半減するとは。
向かったのは、埼玉県の南西部・飯能にある「ムーミンバレーパーク」。電車でおよそ2時間。長旅も中学時代の思い出話と直近の出来事であっという間だった。到着して、キャラクターに触れ合うことも施設内をぐるぐるすることもなく、昼ごはんへ直行したのも私たちらしい。お腹を満たしてから、ムーミンやムーミンパパとのグリーティングを楽しんだ。私たちの前で立ち止まってポーズをしてくれるキャラクターたちに興奮し、「やば!ファンサ!!」とか言ってしまうところ。スナフキンの展示と一緒に写真が撮れるブースでは、私がスナフキンの真横に腰を掛けると、「おい、ガチ恋やめろ!」と罵声が飛んでくる。素敵なロケーションで自分たちの写真を撮るにしても、ピンで撮るときはギャルピを、2人で撮るときは片思いハートが必須と謎条件を設定する友人もいる。言わずもがな、オタク要素がバレバレである。私1人界隈が異なり、あとの3人は共通のゲームの話で盛り上がる。これをゲットするために課金を…と生々しい会話も続く。全くついていけないが、カフェで休憩中に突如を代わりにガチャを引くことを命じられる。さっきまで、ムーミンに興奮していたのにすでに推ししか頭にないようだ。
とはいえ、各々ムーミングッズを手に入れて、閉園時間まで居座った。時間も時間で、晩ごはんを軽く食べることに。料理を一切取り分けようとしない人ばかりなのは以前から変わらないので、私が取り分け担当になっている。なのに、「合コンでやったらあざとくて、モテるぞ!」とか平気で言ってくる。1回ぐらいちゃんと取り分けてから言ってくれ。
外で乾杯するのも実は初めてのことだった。酔って暴れだす人がいなくて良かったと心から思う。「近々旅行に行こう、絶対に」と1人が呼びかける。賛成。ただ、当の本人は段取りを考えてくれそうにない。成長を遂げた例の彼女も宿の予約には慣れていないため、わからんと言い出す。あと1人は行きたいとはいうものの、いろいろと調べる気はなさそう。間違いなく、私しかいない。ただ、今回こそは、3人それぞれに役割を差し上げ、教育せねばと。
メルクマールの斬撃
大変ご無沙汰しております、みちるです。
夏の夢をみるんです。
「せっかちに厚着をしているから。寝苦しいんですよ」
じゃあ全裸で寝ます。
全裸で寝て、それでも夏の夢をみたら、絶対許しませんからね。
夏の夢は、なにも夏だから嫌なのではない。未だに[夏]の現在した夏、を視界の端に入れて生活している己の心根が嫌になるんです。冬期休暇までしばらく気が抜けない日々が続くと分かっていながら、うわの空で仕方ない。
何が起きたわけでなくとも湧出する悲しさから、ソネットが広がる。私がずっと手を繋いできた数列と観念は、ペトラルカ風のソネットだったのかもしれなかった。あの記号の配置を見て。四行連の連続と三行連の連続の和、あるいは十四行という総体。左右対称な1と2の連続―これはきわめて単純な繰り返しであるが―を見て。私はペトラルカがラウラを想ったことより、彼が彼の時代において、私の目に見えているものの切り抜きで詩を紡いだことの方がずっと感動的だと思った。
ええ、感動は危険ですから、努々お気を付け遊ばせ。
(間奏)
自分の一日を見ていると、もしやイヤホンを装着していない時間の方が長いのではないかという疑問が浮かぶ。自宅にて一人で過ごす時間は勿論、通学中、授業中をのぞくキャンパス滞在中の時間も、床に就く際も、イヤホンで何か聴いている。一人で過ごす時間が多ければこそ音楽やラジオを聴く時間がとれるのであるが、そろそろ難聴になってもおかしくありません。もうなってるかも。
音楽を聴きながら暮らすのが好きだといえば好きなんだろうが、外界の音があまり得意でないからイヤホンをつけると言った方が適切なのかもしれない。こう書いている今も、私の耳にはドレスコーズの「Lolita」が流れ込んでくる。実家のテレビの音や両親の話し声が聞こえてないように。外へ出ても同じです、自分に向けられた嘲笑や批判の声がうっかり聞こえてしまっては困るので。まったくこれこそが自己防衛だよ。
ただ、これであなたの声まで聴き逃してしまうようではお笑いです。あと難聴になるのも嫌だ、竹田青嗣は井上陽水を聴きすぎて難聴になったらしいし。
大切なものだけ逃さないようにして、あとはもう全てを逃していたいです。私はもうあまり私自身に意識して愛着を持てない代わりに、あなたには個別の愛着をもって大切にできるように、そういう仕組みになったので、なので、なので何なんだろうか。
やっぱり何も望みません、勝つまでは。
またお手紙書きますね、大好きです。 みちる
”第4形態”と未来。
皆さん、こんにちは!ずきです。
10月12日は、「豆乳の日」だそうです。スポーツ催事の多い10月に「良質なたんぱく質を摂取できる豆乳の魅力」を伝えるため、制定されたのだそうです。
そういえば、今日久しぶりに会った友人が大学の購買で”特濃”豆乳を買って飲んでいました。私はこの記念日のことを帰宅した後に知ったのですが、彼女はそのとき、既に今日が「豆乳の日」であることを知っていたのかもしれません…そして、私がブログのネタにするところまで考えた上で…………
意図していたかどうかは定かではありませんが、「豆乳の日」に豆乳を飲む彼女、大好きです。
・・・
今回は前回のブログで少しお話ししていた、夏休み中に参加したライブの話をしたいと思います!
私が参加したのは、「Perfume 9th Tour 2022 “PLASMA”」。
https://www.perfume-web.jp/cam/plasma/tour/
3人組ユニットPerfumeの2年半ぶりのアリーナツアーの東京公演。4年ぶりのオリジナルアルバム「PLASMA」のアルバムツアーです。
8月20日・21日の2日間開催で、私はその2日目に行って来ました。「Perfume好き」というご縁で知り合い、今でも定期的に会っている高校時代からの友人と一緒でした。
私自身、Perfumeのライブへの参加はこれが2回目。4年前の2018年に行なわれた「Perfume 7th Tour 2018 “Future Pop”」以来でした。
会場周辺に着くと今回のライブのグッズは勿論、これまでのライブのグッズを身につけているファンの方々、Perfumeがこれまで発表した楽曲で着用していた衣装のコスプレをしている方々が大勢いました。
ファンの皆さんが身につけているものをパッと見ただけで、いつのライブのものなのか(ファンクラブ会員限定のものなのか)、コスプレであれば、どの楽曲の衣装を再現したのかなどが分かるのがとても楽しく、ファンの皆さんの愛がバシバシ伝わってきました!
会場には物販でグッズを買うために早めに入場したおかげで、着席もスムーズにでき、万全な状態で開演を待つことが出来ました。
・・・
17:00、開演。
ステージに「登場した」というよりも「舞い降りた」という表現が似合っていた3人。公演全体を通して、神秘的な雰囲気と近未来感のあるステージ演出やパフォーマンスに、MCタイムでの人間らしさ、スタッフさんやファンへの感謝や熱い想いを話してくださる「緩急」がファンの心を掴んで離さないのだと、現地で改めて感じました。
・・・
本当は公演について、『セットリストはこの順で!』『こういう演出があって!』『Perfumeの3人はこのアルバムやツアーについてこう語っていて…!!!』などと詳しく語りたいところですが………ブログが非常に長くなってしまいそうなので、これくらいで止めておきます…。
Perfumeの楽曲が気になった方は、是非こちらからチェックしてみてください!→https://www.perfume-web.jp/cam/plasma/album/
・・・
「Perfume 9th Tour 2022 “PLASMA”」
残りは埼玉公演と北海道公演です。私は気持ちを送ることしか出来ませんが、残りの公演の成功をお祈りして……!
それでは、また!