一寸先は

 6月ってこんなに暑かったでしょうか。こんにちは、さゆりです。

 記憶に残る6月はもっと梅雨らしくじめじめしていて、紫陽花の花と雨の匂いがしていたと思うのですが………暑すぎるのでは。梅雨という概念が吹き飛ぶ暑さ。朝、目白駅から学校までの道に咲いている紫陽花を見るのが密かな楽しみだったのに、暑さですっかり枯れてしまっていてなんだか切ない気持ちになりました。もうちょっと涼しくしてくれてもいいんですけどね!皆様も熱中症にはお気をつけて。

 さて、2週間ほど前ですが、運良くチケットが取れたので念願の歌舞伎を観に行ってきました。

 演目は「毛谷村」。ちゃんとセリフがわかるかなぁとか、面白く感じられるだろうかとか緊張しながら行ったのですが、ふふっと笑える箇所も沢山あり、想像以上に面白くてびっくりしました。あと、女形の役者さんがだんだん美しい女性に見えてくるのが興味深くて……

こんなに面白いとは思っていなかったので、次に見に行ける日が楽しみです。

 そしてなんと、今月は紅葉狩をやるそうで!もうすぐ参加する行事で紅葉狩の謡をやるので、能と歌舞伎とではどれぐらい違うのか見比べてみたいです。

 それからここ最近は、難しすぎて絶対に無理だと思っていた近代文学に興味が出てきたり、中国文学を学ぶのが楽しくてたまらなかったりして自分の関心の幅の広がりを感じています。中古大好き人間なので一生近代はやらんだろう、とか思っていたのですが……一寸先は闇というか、いつどこに関心が向くのか予想がつかないものですね。

 中国文学については、文学を学びながら中国の文化や思想にも触れられるので、日本の文化や文学に通ずる重要な発見があったりしてすごく面白いです。

 そんな訳で、昨年あれだけ読むのに苦労した太宰の「晩年」を読み直しています。やっぱり難しいですが、昨年と違って感覚的に読めるのもまた楽しいです。

では、また。

たまには寄り道して

こんにちは、さゆりです。

犬王を観に行きたい!しかしなかなか映画をじっくり観に行く時間が取れず、サントラを聴きながらパソコンや書類と睨めっこする日々でございます。ここ最近どうにもミスが多くて、課題の締切を間違えて提出し忘れたり提出書類が締め切りギリギリになってしまったり、わざわざ前日に忘れないように用意した物を朝置いてきて忘れたりと己のポンコツっぷりに若干の苛立ちと虚無を感じつつ……気持ちに体がついてこないのはよくある事ですが、休み上手になりたいなとつくづく思います。

自分だけの問題なら良いんですけど他の方に迷惑をかけてしまうのは大問題なので本当に気をつけたいです。スーパーマンになりたい。

さて、突然ですが、みなさんは最近感動したことはありますか?

私はここ数年小さなことでびっくりしたり感動しなくなったりしてつまらない人間になってしまったなぁ、なんて思うこともあるのですが、つい先日のことです。両親と寄り道して入ったカフェで飲んだコーヒーとデザートがあまりにも美味しくて感激しました。普段時間もおかず適当に入れたコーヒーばかり飲んでいますし、種類も全然分からないので適当に頼んだものだったんですけど。

しかしそんなに味覚が繊細でない私でも分かる、まぁなんと香りの良いこと!当たり前ですが自宅のコーヒーと違いすぎて、普段は必ず豆乳を入れているのに香りを損なうのが勿体無くて最後までブラックで飲んでしまいました。あとデザートもちょっと珍しいものだったんですけど本当に美味しくて……たまにすごく美味しいものを提供しているカフェに出会えると通いたくなりますね。たまには寄り道して適度に息抜きしていきたいです。ではまた!

やってみないと分からない事

 こんにちは、さゆりです。犬王、公開されましたね!!!!
残念ながら私は課題に追われていて見に行けないのですが、少し落ち着いたら観に行きたいです。
犬王の影響で私の中のお能への気持ちもフィーバーしているので、今回は久しぶりに、お能のお話です!

 この前野村四郎先生が仕舞をしていらっしゃるDVDを見たのですが、舞のあまりの優雅さにびっくりしました。四郎先生がお亡くなりになるコロナ禍前まで、能研では四郎先生にご指導をいただいていました。残念ながら私はお会いすることが叶わなかったものの、先輩達が四郎先生の事を語る時いつも楽しそうにされていたので、すごく素敵な方だったんだろうなぁと思いながら聞いていました。一度お会いしてご挨拶がしたかったです。
 現在練習している「紅葉狩」は、高貴で美しい女性に扮した鬼女たちの舞です。能では男性と女性で舞のニュアンスを変えるそうで、私はまだ女性舞しかやった事がありませんが、男性舞だとカマエの時の手の位置を変えたりするみたいです。
 その四郎先生の舞なのですが、本当に女性に見えてくるほど本当に美しくたおやかで!所作の一つ一つが滑らかで洗礼されていて、見ながら練習しようと思っていたのに無意識に手を止めて見入ってしまいました。以前先輩が「仕舞は型の連続」と言っていて、その時はあまりピンときませんでしたが、このビデオを見ながら型を覚えるうちにうっすらと分かってきました。確かに型の連続です。でも、他の演目と同じ動作をしているはずなのにそうとは思えないほど表現豊かで全く別のものに見えて来るので不思議です。
 初めてのお稽古だったでしょうか、仕舞を教えていただいた時、先生が「プロでも摺り足は一生」とおっしゃっていたのが印象に残っています。映像で見た四郎先生の摺り足はとても自然で美しいですが、軽々と足を進めるので摺り足が難しいということをすっかり忘れそうになってしまって……いざやってみると、摺り足が一番簡単そうに見えて全く先生のようには出来ないので思わず苦笑いが出てしまいました。シンプルな型だからこそ、究極の美が詰まっているのかもしれません。なんと奥深い!!

 見るだけでも楽しいですが、実際に仕舞と謡を教えて頂けるというのは何よりも貴重な経験です。二年目にして、大学生活も長くて短そうだなあとぼんやり感じ始めているので1回1回を大切に練習に励みたいです。

 といいつつも、実はまだ実際に舞台を観に行ったことが1度しかないので、夏には何回か観にいければいいなと思います。

 舞台と書いて思い出しました。日本文学科が6月から国立劇場のキャンパスメンバーズに加入した、ということで!!メールで知って大喜びしてしまいました。これはうれしいお知らせですよね!能は勿論、歌舞伎や文楽にも興味があるので大学生でよかったわと喜びをかみしめています。

ではまた!

美と恐怖は紙一重

雨の日が続いていますね。こんにちは、さゆりです。

お天気が悪いとなんとなく気持ちも沈みがちですが、雨の日の匂いは嫌いじゃありません。むしろ落ち着く気がしませんか?

あの独特な匂いはペトリコール、と言うらしいですね。マスク生活が続いくと季節ごとの匂いを感じる事が減ってしまってほんの少し寂しいです。

先日、時間が空いたのでトーハクと科学博物館に行って来ました。なんとどちらもキャンパスメンバーズ特権で、無料で入館できるのです!美術館や博物館が大好きな人には嬉しいですよね。

トーハクは常設展示もかなりマメに変えてくれるので毎回違った作品が楽しめて嬉しいです。そして、能や歌舞伎の展示室も密かな楽しみです。

今はなんと、上村松園の「焔」が展示されていると聞いて大興奮。六条御息所というとやはりあの絵の姿を思い浮かべてしまいます。

そしてわくわくしながら見に行った絵がこちら!

(写真撮影とネットへのアップが許可されているのは確認しております)

まるでテレビで見ていた芸能人を目撃したかのような気持ちです。デジタルギャラリーで見た時はちょっと怖さを感じましたが、実際に見てみると繊細な美の方が勝るような気がしました。女性らしい柔らかな曲線がなよなよとして美しいですが、ぼんやりと霧のような恐ろしさがあるというか。美しいからこそじわりじわりと恐ろしさを感じて、美と恐怖は隣り合わせなんだなぁと感じました。妖怪のような直接的なホラーを描かないからこそ怖く感じるのかもしれません。

少し調べて初めて知ったのですが、上村松園さんって女性だったんですね。なるほど、たしかに同性から見た女の怖さだなと納得しました。

そういえば、今月は「犬王」が公開されますよね!予告動画の音楽を聴いただけで鳥肌が立ってしまって、待ちきれません。しかも能楽師のお話とはますます楽しみです!観に行く日までに能の勉強もしておきたいです。

では、また!

図書館のすゝめ

先週春の空気に油断してコートを忘れ、震えながら帰宅しました。天気予報は19度って言ってたのに!

こんにちは、さゆりです。

最近ハマっている事があります。
読書です。
昔は家中の本を読み尽くさんという勢いで本を読むほど読書好きだったのですが、ここ数年はほとんど本を読まなくなってしまいました。
じっくり本を読む時間を作るのって意外と難しいですよね。

大学に入ってからもあまり本を読まなかったのですが、今年対面授業が再開してから急に本に目覚めました。
なぜなら大学の図書館が綺麗だから!
実をいうと地元の図書館はあまり好きではありませんでした。
図書館自体は嫌いではないんです。そもそも図書館に対して我儘を言うべきでもないことも分かっています。
でも独特な臭いが本に染み付いていて、本の間に食べ物なんかが挟まっていたりするとヒエッと悲鳴をあげそうになります。みなさんも一度や二度はご経験があるのでは。

一方、大学の図書館は施設自体が綺麗な上に静かで落ち着いていて、何より本がとても綺麗です。
これなら気になる本を片っ端から読めるぞ!と歓喜し、新学期が始まってからは関心のあるジャンルの本や、授業に関わる本を借りて空きコマに読書するようになりました。
最近、特に対面授業が再開してから尚更感じたのは、大学ではただ受け身で授業を受けるのではなくて、日々情報を取り込んで考えていく必要がある、ということです。
当然といえば当然ですが、意識して隙間時間に行わないと時間はどんどん流れていってしまって思いの外難しかったりします。
授業以外でも、やっぱり本を読まないと知識が足りていないなと感じる事が多いです。特に今年から演習授業が始まったり、自主ゼミに加入したりして自分で考えて発言する機会が多くなり、もっとインプット量を増やす必要があるなと感じ始めました。
私の場合は本を読むと一時的に頭の中の語彙が増え、整理されるようで、人と会話したり文を綴る時もすぐに色んな言葉が出てくるようになる気がします。反対に、しばらく本を読んでいないと頭の中がまとまらずごちゃごちゃしてきます。
本は読むまでが億劫ですが、一度読み始めると寝食を忘れて没頭してしまうんですよね。意識的に読書をする生活を続けたいです。

 

先日、他の大学に通う友達に最近面白かった授業の内容の話をしたら、楽しそうでいいねと言われました。
日文はあまり人気はないようですが、こんなに面白いのに勿体ないなと思います。文学に大真面目に向き合って、大学の先生方に文学を真剣に教えていただけることなんておそらく大学生のうちにしか出来ない貴重な経験です。

課題に追われていて学問を楽しもうという気持ちをすっかり忘れていたので、友達に指摘されてから、確かに文学研究ってめちゃくちゃ楽しいわ……と改めて気付けて、なんだか得をしたような気分でした。楽しいという気持ちを忘れずに、今はとりあえず目の前の課題を頑張りたいと思います。

では、また!

散る花、散らぬ花

こんにちは!さゆりです。
もう桜が満開ですね。久しぶりに登校したら足元に桜の花びらのカーペットが出来ていて可愛かったです。紅葉もそうですが、足元の景色が綺麗だとなんだか気持ちも華やぎますよね。

新入生の方々、入学おめでとうございます🌸
あと少しで新入生歓迎会ですね。
4月9日の13:00から、香雪館203で観世流能楽研究会も新入生歓迎会を行いますので、是非お気軽に見にきてくださいね☺️

初回のブログでお能についての話を少しだけしたかと思いますが、実際能研って何をしてるの?と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。

能研では、舞台上で舞う人「シテ」と、シテ以外が謡ういわゆるバックコーラス担当の「地謡」どちらもお稽古をします。舞って謡えるようになれちゃうということです。
でも、自分もできるようになるんだろうか……と思うかもしれませんが、大丈夫です。ご安心ください。
優しい先生や先輩が初歩から丁寧に教えてくれますので「お能の知識は何にもないけどとりあえずやってみたい!」という方でも大歓迎です。音楽やダンスなど体を動かす習い事などをしたことがある方はより面白いと思います。私は長く音楽をやっているのですが、西洋音楽との共通点や相違点を探すのが結構楽しいです。西洋音楽のような楽譜ではないので音符が読めなくても大丈夫ですよ!
やっているうちに少しずつ能についての知識もつきますし「大学でサークルとかやってる?」と聞かれた時に「お能やってるよ」とドヤ顔で言えるようになります。


学業は勿論、兼サーやバイトとの両立も可能なので、少しでも気になったら雰囲気だけでも見に来てくださいね。
何か気になることがあればTwitterのアカウントでも質問や相談を受け付けています!

さて、お能については私もまだまだ知識が浅く勉強中なのですが、古典文学と関連する事で面白いネタがあったのでお話しますね。

日本文学科で中古の作品を学ぶなら源氏物語は外せませんよね。源氏に登場する女性たちは多いですが、中でも葵の巻に登場する六条御息所はかなり印象に残る存在なのではないでしょうか。
六条御息所というと、私はトーハクが所蔵する上村松園の「焔」という作品を思い出します。上品で線が細く美しい姿なのに背筋が冷えるような恐ろしさがあるというか。幽霊や人ならざるものも怖いですが、一番怖いのは生きている人間なんじゃないかと思いました。死霊よりも生霊の方がしつこそうだというイメージがあります。

お能の演目にも葵の巻を題材とする作品はあるのですが、ちょっと原作とは違った部分が何点かあります。どこだと思いますか?
実はお能の『葵上』では、葵上は登場しないのです。
もっと正確に言うと人型の姿では現れません。なんと、舞台上に置かれた一枚の小袖で、病に苦しむ葵上を表現しているんです。面白いですよね。
古典文学を題材としながらも原作をそのまま表現していない場合もあるので、古典がお好きな方なら誰がどの人物かな?あのシーンはどうやって表現されているのかな?と考えながら鑑賞するととっても楽しいですよ。


私はまだ沢山の演目をやった事がないので、いつか好きな作品をやってみたいです。特に、先日まで放送されていたアニメの影響で平家ものが気になります。敦盛、本当に切ない最期でしたね。ストーリーが進むほど平家の人たちに愛着がわいてしまって、とっくに知っているはずの結末が尚更つらく感じました。
義経といい敦盛といい、日本人は儚げな美少年が本当に好きだなぁと改めて思いました。儚く散るものほど美しく見えるものなのでしょうか。確かに、散らない花と散る花を同時に眺めるとしたら、散る花の方が目に焼き付けようと必死に見てしまうかもしれません。
では、また。

推し活美容法

こんにちは、さゆりです。

上着がいらないぐらい暖かい日が続いていますね。桜が咲くのが楽しみです🌸

 先日、舞台を観に行きました。

 簡単に感想を述べると、推し(180センチ強)の身体の3分の2が脚であまりのスタイルの良さに目玉が飛び出るかと思いました。もはや四捨五入したら脚です。股下が異次元級に長いのです。そして抜群に顔が良くてかっこいい。流石は美の結晶、横綱!といった感じでした。

 ライブパートでは推しのカラーである赤のペンラを振りました。初日に比べてすごく成長していたのが感慨深く、楽しかったです。

 今回は桜田門外の変を題材としたミュージカルだったのですが、今までの作品と趣向を変えて歌舞伎の要素を取り入れていたのでいつもとは違う見応えがあったように思います。現代の舞台に伝統芸能の要素を取り入れると粋な雰囲気になりますよね。前回は島原の乱が題材だったため、人々の争いと流れる血の悲惨さが見事なまでの地獄っぷりで休憩時間がお葬式のような雰囲気でしたが、今回は別のベクトルでの悲劇的な演出で胸が痛み、でメイクが崩れるまで泣きました。

 ところで舞台から帰ってきて鏡を見ると毎回、顔の調子や肌艶が良くなっていて不思議なのですが、推しは健康だけでなく美容にも良いのでしょうか。

 私の周囲の人のお話ではありますが、年齢や性別を問わず、何かに夢中になっている人は肌が艶々として輝いているような印象を受ける気がします。

なんだかまとまらなくなってしまいましたが、今日はこの辺で。では、また!

お能の世界の「源氏と平家」

はじめまして!本日からブログを書かせていただきます、さゆりです。
実を言うと文を書くことはあまり得意ではないのですが、身の回りで起こったことや、お能の小ネタを楽しく綴っていければいいなと思います。どうぞよろしくお願いします☺️

突然ですがみなさん、お能を見た事はありますか?お能、というと、どんなイメージが浮かぶでしょうか。私は以前は「難しそう」とか「教養がないから見に行きにくいな」と勝手なイメージをしていました。現在は、縁あってこの大学の観世流能楽研究会に所属し楽しく日々練習を重ねています。お能については知識も技術もまだまだ勉強中の初心者ですが、学ぶ事ばかりでとっても面白いです。
お能って、とっつきにくそうに見えてすごく奥深く面白いので、勇気を出して扉を開いてみるととても素敵な世界が広がっているんですよ。
頭を空っぽにして音楽や所作の美しさを堪能してもいいし、知識を踏まえた上で新たな発見をして楽しんでもいいし……どんな楽しみ方もできますが、きっと教養があればあるほど面白く感じられるのだと思います。
古典や歴史が好きな人なら尚更、「あ、このネタ知ってる!」とわくわくするのではないでしょうか。

さて、先日先生から能楽で使う「面」についてひとつ、面白いお話を聞いたのでここでお話しますね。

能面には様々な種類があって、それぞれ格の高さが違うため役の身分や立場によって面を変えるそうです。ここまではなんとなく想像がつきますよね。
源氏と平家のお話は有名なのできっとみなさんも読まれたことがあるかと思います。平家の栄華と滅亡までを描いた『平家物語』は、現在アニメも放送されていますよね。作画が美しいし、原作の雰囲気を壊さないままに作品を作り上げているのが本当にすごくて、毎週更新されるのを楽しみに見ています。きっと古典好きはテンションがあがるのではないでしょうか。


お能でも源氏や平家の物語は人気で『平家物語』を題材にした作品が多く存在します。先生曰く、源氏ものと平家ものでは用いる面が違うらしいのですが、どちらがより雅やかに描かれていると思いますか?私は、「歴史での勝者は源氏側だから、源氏かな」と予想していたのですが、なんと平家もので使う「中将」という面の方が雅な顔として描かれているそうです。反対に源氏もので使う「平太」という面は、高貴な「中将」と真逆の顔の描き方をすることで源氏の荒くれ者感を演出しているとか。戦の上での敗者側を雅なものとして描いているというのが意外で面白かったです。
よく「歴史は勝者が作る」と言いますが、能面の世界ではそういうものでもないということなのでしょうか。もっと知りたいです。能楽に関しては知らない事ばかりですが、何も知らないからこそ初めて知る驚きを経験できるのが楽しいなぁと思います。
では、また。