ご自愛デーのすゝめ

 相変わらず寒暖差が激しいですね。どうも、さゆりです。先日石井先生にブログ部見てますよというアピールをいただきまして、唐突なファンサにヒエ、となりました。もっと実のあるブログにせねばと思いつつ、文才のなさに頭を抱える日々です。色々とうまくなりたい。

 ぼちぼち年末なので、今回は疲れているときや頑張った時、自分へのささやかなご褒美におすすめのアイテム諸々をお話したいと思います。あまりお金をかけずにできるものを選んでいます。

1,セブンのスムージー

 これ、美味しいんですよね。セブンに売っているし、しかも300円。スタバに行くより断然安い。冷凍庫から取り出し、店内のミキサーで解凍してから飲みます。お砂糖を使用していないので減量中でも気にせず飲めますし、甘さも控えめで冷凍フルーツの自然な甘みがあるのがお気に入りです。一つデメリットを挙げるなら寒い時には向かないという点でしょうか。

そんなにお金をかけたくないけど美味しいものが飲みたい!自分をいたわりたい!というときにおすすめです。グリーンスムージーもあります。

2,気になった本を一冊買って、お気に入りのカフェで読む

 今日はご自愛デーにするぞ!という日にやります。あえて事前情報を仕入れず、気になった本を買うのもおすすめです。予期せぬ出会いがあったりするのが楽しいです。私のお気に入りの喫茶店は大きめのソファーがあるので、コーヒーを飲みながら本を読むのが最高に癒しの時間です。

3,フェイスパックを何枚か買う

 ドラッグストアでもよし、ロフトやプラザでもよし。1枚300円前後なので新しいパックを試したいときにもやります。

 私はみなさんご存じメディヒールのティーツリー、オルフェスの黒、ダーマレーザーのゴールドが好きです。いつものスキンケアにブーストすると翌日化粧のりがよくなりますし、明日起きるのが楽しみになります。肌や髪の手入れを丁寧にすると、普段ぞんざいに扱いがちな自分を大切にしてあげられるような気がするんですよね。デパコスを買った時にもらうサンプルもこういう時に使うとちょっと幸せな気持ちになります。

4,無心で部屋の掃除をしてお香を焚く

 心の乱れは部屋の乱れから。調子が悪い時は部屋が散らかりがちなのでマメに片づけるようにしていますが、プラスでお香を焚いてあげると部屋が旅館みたいになるのでおすすめ。私が好きなのは松栄堂の白川と日本香堂の白檀です。しばらく自分から雅な香りがするので休みの日にやるのといいです。お香は少量で売られていますし、さほど高くないので手も出しやすいかと思います。

(番外編 これもおすすめ)

・プラネタリウムを見に行く

 現世から一時的に逃避したいときに。コニカミノルタのプラネタリウムは2000円以下で見ることができます。ぼんやり星空を眺めていると余計な事を考えずに済みますし、仰向けになってプラネタリウムを見る以外に何もできないので半強制的にスイッチがオフになるのがいいですよ。考えすぎてちょっとお疲れ気味の時にふらっと行ってみてください。

・ウカ ケンザンを使う

 頭皮用のシリコンブラシ。首周りにも使えます。通常色に加えて、渋谷、横浜、京都限定のカラーがそれぞれあります。私は横浜限定のピンクをつかっていますが、見た目もかわいいです。水にぬれてもすぐに乾くので衛生的に使えるところがとてもお気に入り。机に向かいっぱなしだと頭皮も凝りやすいので、これを使うとすっきりします。

 休みも近づき、気が抜けてきて急に体調を崩すこともあると思うので、(張り切り過ぎてクリスマスにコロナにかかってバイトを休み、年末年始をことごとく無駄にした人間からの忠告です)くれぐれも無理なく、時々は自分をいたわってあげてくださいね。それでは、また。

所感

 花粉症、改善しました!こんばんは、さゆりです。

 爆速で過ぎ去った秋、花粉による鼻詰まりがひどくてほぼ口呼吸をしながら眠る日々だったのですが、どうやら点鼻薬の使い方を間違えていたために効果が発揮できていなかったようです。口呼吸がつらくてエラで呼吸する術を身に着けるしかないのかと追い込まれていたのでようやく楽になれました。このまま冬を乗り切りたいです。

さて今回は「日本文学科の授業って実際どんな感じなの?」をネタにお話ししようと思います。

 以前、1年次の必修授業で演習授業の準備をします、という事はおそらくお話していたかと思います。2年次からはその経験を生かして演習授業が始まるのですが、必要な単位数を満たすためには一年で4コマ授業を取る必要があります。

 私の場合中国文学の演習を前期、後期の2つ、中古文学は通年で(前期と後期通して履修する必要があるもの)でとっていたため、中古と中国文学の2種類のみの経験となりましたが、前期上代と中古、後期近世と近代、といった感じで全く違う時代や先生の授業を取ることも可能です。

 自分でテーマについて研究して発表し、学生同士の意見交換の後フィードバックをもらうという大まかな流れは変わらないのですが、演習授業は本当に先生によって授業の雰囲気が違います。

 作品や自分が取り扱う範囲がきっちり決まっている授業もあれば、作品から自由に決めていいよ、といってもらえる授業もあり、発表資料を作る際の書式も指定がある場合、ない場合と結構差があるんですね。いきなり発表するの!?と思うとハードルが高いかもしれませんが、大丈夫です。第二回まで作品や作者についての解説を入れてくださることもありますし、困った時は先生が相談にのってくださいます。そのあたりのフォローが丁寧なのも人数が少ない日本文学科ならではなのかな、と思います。

 しかし、発表って結構怖くないですか?緊張しますよね。私も怯えながら授業に参加していましたが、基本的に学生も優しいのでひどい批判を受けるという事はないですし、むしろ自分と違う着眼点で問題を指摘してもらえたり、はたまた他の方の発表を聞いて新たな知見を得たりと結構楽しかったですよ。先生も基本的に頭ごなしに否定することはなく丁寧にフィードバックをくださるので、普通にちゃんと準備をしてくればノープロブレムです。とはいえ2人しか知らないじゃないか!とツッコミを受けるかもしれませんが、日本文学科の先生で「この先生の授業は二度と受けたくない!」と思った経験は一度もないので本当に大丈夫だと思います。安心してくださいね。

 さて少し話題が変わりますが、今トーハクこと東京国立博物館で前田家伝来の能面が展示されているのはご存じでしょうか?実はわたくし、別件で用がありトーハクに突撃してきました。

能面を間近でゆっくり眺めた経験はほとんどなかったのでわくわくしながら見てきましたが、とても楽しかったです。

 この展示を見て、能面=正面、というイメージが覆されました。むしろ角度を変えた方がリアリティがあって面白い。おそらく「能面」と聞いて皆さんが想像するのは小面(若い女性の面)なのではないでしょうか?この小面の隣に曲見(子を持つ中年の母親の面)が並べられていたのですが、比べると全然違うんですよ、これが。

 若い女性と中年女性の表現の差は、口角、髪の毛のばらつき、頬のふくらみといった箇所で感じられるようになっています。とはいっても、そんなに年代が違って見えるんかい、と思いませんか?私もぱっと見だとちょっと判別が難しそうだなと思っていましたが、実物を見て前言撤回しました。能面って実際の人間をデフォルメしながらもリアルに描くのですが、近寄ってみると息遣いさえ感じられそうなほどの生々しささえあるんですよ。少し斜めから眺めると本物の人間みたいに見える上、小面と曲見の年代の差がはっきりと感じられてびっくりしました。

 顔の立体感にもこだわりがあるんでしょうか、作者は違いますが、小面の方が頬に丸みがあるので斜めから見たとき顔にハイライトが当たりやすいんですよね。曲見は顎のしゃくれと憂いを帯びた表情が特徴的ですが、口角が下がって頬の丸みもないのでほうれい線が目立って見えたりだとか、すごくよく観察して作られていることが伝わってきました。

 加えて面白かったのは小面の口の形です。きゅっと口角が持ち上がった小さな唇が現代で流行しているМ字リップにそっくりで、美と若さの基準って不変なんだわ、と感激しました。

 自分に能楽研究会での経験があったことも大きいですが、石井先生の能についての授業を受けたことで普通の展示室が軽くテーマパークと化して楽しかったですね。面を見ながら作品の内容を思い出したりなんかして、また能を見に行きたくなりました。

 気温のアップダウンが激しい日々ですが、みなさんもインフルやコロナに気を付けて過ごしてください。では、また。

減らせブタクサ、増えろ本。

唐突な寒さに体調を崩す人が増えていますね。こんにちは、さゆりです。

こんなに寒いと朝布団から出たくなくなりますよね。私は起床してすぐ暖房をつけるとすっと起きやすいので、起きた直後になるべく暖房をいれるようにしています。

そして花粉の本格シーズンも到来しましたね。杉もブタクサもイネ科の植物も恨めしい。

 ここ数か月ほど日中の朝から夕方までのどうにもならない眠気が悩みだったのですが、先日花粉症用の薬をやめたらなんとびっくり、ぱたっと解決しました。病院で夜寝る前に飲むようにと指示された薬が眠気が出やすいものだったらしく、そのために夜のみの服用なのに私の体では日中も眠気が出るように作用してしまったということなんですかね。(私は医師ではないのでわかりませんがおそらく体に合わなかったのでしょう)朝晩に出現する鼻づまりは悪化して苦しい反面、眠気がなく集中できるのは本当にありがたいです。さすがにこのままではつらいので近々別のお薬チャレンジに挑む予定です。

 さて、今回は日本文学科のここが楽しかった(楽しいよ)エピソードだとか、日本文学って古典文法が苦手でも大丈夫なの?というあたりについてお話ししようと思ったのですが、ごめんなさい、鼻が詰まりすぎて口呼吸になっており全く集中できないので次回にさせてください。もういっそのことエラ呼吸したい。

そういえば、結構前に読書の再ブームがやってきました、というお話をしたかと思います。ブーム、まだ続いてます。というより習慣化したというべきでしょうか。

立ち寄った本屋さんで気になる本をレジまでもっていく瞬間や、新しい本の1頁目をめくる瞬間というのは、何物にも代えがたい喜びやときめきがあると思いませんか?

 やっぱり紙の本って浪漫が詰まってますよね。重かったら重いだけ気合を感じますし、軽ければ気軽に読めてお出かけの相棒にしやすいですし、京極夏彦先生の辞書みたいな厚さの本も見ていてワクワクします。ぺらっとした文庫本は小さなカバンにいれて持ち歩けるので大好きですが、数時間足らずで読み切ってしまってさみしいので、サイコロみたいな本があると「まだこれだけ厚みがある!」と嬉しくなります。持ち歩けないですけどね。だからこそ家でゆっくり読めるという贅沢もあるわけで、それも好きです。

 ところで、私の部屋には天井まで届く大きな本棚と、三段くらいの中くらいの本棚が合わせて二つあります。大きいのは家族共用、中サイズのは私の本棚でして、廊下にもまた大きめの本棚があるのですが、最近本が増えすぎて本棚に収まりきらなくなってきてしまいました。仕方なく平積みしていますが、やっぱり本は背面が見えてこそですし、ちょっと乱雑にあつかっているようであまりすっきりせず。かといって今ある本も処分したくないのでどうしようか悩むところですね。ちなみにこれ以上本を増やさないという選択肢はまず存在しません。多分一生増え続けることでしょう。

いい収納方法が見つかることを祈りつつ、今日はここで締めたいと思います。では、また。

色づく

 最近は朝晩冷え込みますね。自律神経が狂いやすくなっていると思うので、しっかりご飯食べてしっかり寝ましょう。

 日本文学科に入って以降、見え方が大きく変わったなと感じることが一つあります。それは、美術館や博物館に飾ってある巻物や絵の文字が言語情報として認識できるようになったことです。

 日本文学科では1年次に必修で「崩し字」を学びます。みみずがのたくったように見える、古文書とかにありそうなアレですね。そうです。本当に読めるようになるの!?と思うかもしれませんが、大丈夫です。絶対に読めるようになります。絶対にスキルが身につくようにカリキュラムが組まれています。

 崩し字が読めるようになった結果、美術館に飾ってある巻物や和本の「よくわからない書物の文字らしいもの」が一気に「言語情報」とか「物語」として読めるようになりました。もちろん崩し字だけではなく、文学に関する知識があって理解できることだとは思います。それでも崩し字について学ぶ前後では見えてくる世界が全く違いますし、はじめて博物館で崩し字を読んだ時のときめきは忘れられません。何がかいてあるのかわかる、わかるぞと。ムスカの気持ちもわかります。博物館の解説文も丁寧にわかりやすく解説してくれると思いますが、文字が読めるだけでなく、知識の有無でその面白さは100倍、いや1000倍ぐらいには変わるんじゃないかと思います。世界がパッと色づいたようなこの面白さ、是非みなさんにも感じてほしい。つまり日本文学科はいいぞ、という布教です。

これは文字に限った話なので他にもたくさんあるのですが、それはまた次回にするとして。

 ここのところ、室内に暖房がかかるようになったからなのか、すごく肌が乾燥しませんか?特に手が。甲なんかがっさがさでひび割れてしまってつらいです。そこでおすすめのハンドクリームですが、ユースキンは高保湿でべたつかず、香りもうっすらつく程度なので激推しです。体調が悪くて強い香りがダメな時でも使えるのがありがたい。私は去年出た限定パッケージのものを使っています。あと、お家用ならアトリックスのハンドクリームも使いやすいです。手タレの方がお使いと聞いて買ったのですが、ピーチティーのいい香りがしてリラックスできるので寝る前に塗っています。(決してメーカーの回し者ではありません)

まだまだ日中の紫外線が降り注いでいるので、日焼け止め塗って日傘さしてしっかり保湿していきましょうね。では、また。

 

雑感と棚ぼた

ようやく秋服が着られるようになりました。

こんにちは、さゆりです。

今回のブログは何を書こうかかなり前から迷いに迷って何も思いつきませんでした。正確に言うと、書いては消してを繰り返してなかなか完成に辿り着けませんでした。

 みなさんは何を書いているのかなと思ってちょっと覗いてみたら、穏やかだったり、そうでなかったり、一人一人の確かな生活を感じさせる文章が連なっていて、みんな毎日を一生懸命生きているんだなぁとなんだかとってもじんときました。

 ここ最近、あまり楽しいニュースが流れてきませんね。私は他人に対して無駄に感情移入してしまうタイプなので、うっかり悲惨な情報を目にしてしまうとひどく悲しい気分になって落ち込みます。気が持っていかれると言うんでしょうか、道端を歩いている人が嬉しそうだと自分も嬉しい気持ちに、悲しそうだと悲しい気持ちに一瞬で染まるので色んなものに振り回されて無駄に疲弊する特性があるんですね。

多分これ、わかる!という人は分かると思いますし全く分からない人は理解不能だと思うので「世の中にはそういう人もいるのね」と思って流してください。

 話を戻しますが、ニュースを眺めていると戦争とか暴力とか、あまりに見るに耐えないものにも遭遇するじゃないですか。どうして人として生まれたのに、他人を傷付けて奪おうとする事ができるんでしょうね。私に出来ることは限られていますが、全ての戦争の終結を祈ります。どうか全ての人が、温かいごはんを食べて、温かい布団で眠り、毎日を穏やかに過ごせますように。

 湿っぽい話で締めくくるのもどうかと思うので、最近あった楽しい話でも……と思ったのですがなんとびっくりネタになる話がありませんでした。

 ところが、ないなぁ……ネタがないなぁ…何かいいことないかなぁ…と思いながら単発でガチャを回した所、某ブリテンの女王が出てきて目玉が飛び出るかと思いました。ありがとう単発ガチャ。こういうのを棚から牡丹餅って言うんでしょうか。出ないだろうと思って演出を飛ばしてしまったのが悔やまれます。

 というわけで私からささやかなガチャ運を配布しておきます。よろしければ受け取ってください。みなさんのところにも推しが来ますように。そしてよかったら私のところに踵が弱点の熱血漢(ピックアップ、いつ来るんですか)が来るように祈っておいてください。

では、また。

自主ゼミ旅行の記憶 その2

 もう10月なのに、なんなんですかこの暑さは。夏にアンコールの拍手をした記憶はないのにいつまで舞台に上がるつもりなんでしょう。いつになったら秋服を着させてくれるんだ、という気持ちです。今の時期は夏の疲れが出やすいそうなので、みなさんも体を大事にしつつ過ごしてくださいね。

 さて、前回中古自主ゼミのゼミ旅行について書くよとお約束していたので今回は自主ゼミ旅行の記憶について語りたいと思います。

 今回は主に源氏物語に関する場所を巡ったのですが、中でも印象に残ったのは風俗博物館です。
マンションのワンフロアにあって教室1部屋分しかないくらい本当にこじんまりとした博物館なのですが、あのスペースだと思えないくらいそれはもうみっしりと情報とときめきが詰まってるんですよね。

 風俗博物館の説明は、以下に公式サイトからの引用を貼っておきます。

「風俗博物館は古代から近代にいたるまでの日本の風俗・衣裳を実物展示する博物館として昭和49年にオープンしました。平成10年には、これらの装束が具体的に生活の中でどのように使われてきたかということを御覧頂くために、「源氏物語~六條院の生活~」と題してリニューアル展示し、『源氏物語』の様々なシーンを選び、具現展示を行っております。
そして平成24年には平安初期を題材とした『竹取物語たけとりものがたり』を1/4展示に加え、平安中期を題材とした『源氏物語』の展示とともに、約400年という長きに渡った平安時代の服飾の流れを御覧いただく為の展示へと充実されました。」

風俗博物館 公式サイトより  風俗博物館~よみがえる源氏物語の世界~ (iz2.or.jp)

雛人形より少し大きい程度でしょうか、サイズはお人形くらいなのですが、入った瞬間に圧倒されました。

 簡潔に言うと、『源氏物語』の世界が広がった空間でしょうか。着物はもちろんのこと、調度品の細部の細部までこだわって作られているのが分かるような再現度の高さと美しさです。それぞれ『源氏物語』の巻の場面を切り抜いて再現した展示なのですが、一つの展示につき色んな方向から眺められるのも魅力的でした。
というのも、巻物の絵って一つの画角からしか眺められないですよね。でも風俗博物館の展示は、右から、左から、下から、はたまた上からと色んな方向からじっくり眺めることができるので、まるで物語の中に入り込んで光源氏達の様子を覗いているような感覚になるんです。御簾の向こうに透ける着物や、鳥の尾羽のように黒髪が広がっているのを見ていると、なんだか自分が女房になって源氏達を覗き見しているようで(犯罪ですか?)ドキドキしました。


 風俗博物館は写真撮影可能なので写真を掲載したくて沢山写真を撮ったのですが、こちらに掲載するにあたり権利の問題があったため残念ながら写真は載せないでおきます。でも本当に素敵なんですよ。写真でも綺麗なのですが、写真だと面白さが伝わらないかと思います。現地に行って体感するのが一番楽しい。


 一年生の時に林先生の授業で写真だけ見ていたものの、色や雰囲気などが写真で見るのと全く違って感じられます。特に季節のかさね色目の展示コーナーの色合が写真と現物で違って面白かったです。梅かさね、桜かさねなどの種類があって、着物の表と裏地の色を活かして重ねる事によって重ねた色やグラデーションが美しいのですが、実物を見てみると本当に桜や梅の花のようですごく美しいんです。きっと色の再現にもこだわったのだと思いますが、こんな美しい着物のコーディネートが見られる平安時代の宮中はさぞ美しかったのだろうなぁなんて思いました。
実際に目にすると作中で出てきた時にパッと色が思い浮かびやすいですし、見られてよかったです。他にももっと語りたい事が沢山あるのですが、いやぁ楽しかったなぁ。

 同行してくださった林先生が「夢のような場所なんです」と目を輝かせて嬉しそうにおっしゃっていましたが、本当に楽しかったです。
 日本文学科の学生として中古文学を勉強してきたからこその面白さや楽しさ、やはり知識があると世界は面白く感じられますね。なんならもうちょっとしっかり復習すればよかったなと後悔しました。
中古文学へのときめきを取り戻すと共にまた源氏を読み直したいなという気持ちがわいてきて、とてもいい機会になりました。後期も頑張ります。

 京都に行く機会もそうないかもしれませんが、駅からも比較的アクセスしやすい距離にあります。行ける方は是非行ってみてください。
では、また。

思わぬところで

 もう9月も下旬に入るのに、まだ夏の気配が消えませんね。こんにちは、さゆりです。

 実は先日、私が所属する中古自主ゼミでゼミ旅行に行ってきました。3年生にして初めてのゼミ旅行、しかもゼミ長なので色々と手配が必要になり少し苦戦しましたが、先生と二年生達のお陰でスムーズに進行できて本当に助かりました。大感謝です。

 さて、京都で面白かったことについて色々と書こうと思ってメモを書き溜めていたのですが、どうにも上手くまとまらず時間ばかり溶けていくので次回それについてお話しようと思います。ざっくりまとめると、日本文学科の学生として心ときめくようなものに出会えてとても楽しかったです。ほんとに暑かったですけどね。最近は写真や動画の精度が上がってどこでも気軽に旅行気分が味わえるようになりましたが、やはり現地に足を運んで自分の目で見ると異なるものを得られる気がしました。三次元で捉えた時の感覚や空気が全く違うんです。面白かったなぁ。

 そしてゼミの旅行なのにうっかりイメコンの布教なんてしてしまって申し訳ない事をしました。

 最近、就活を通して自分の内面について考える事が増えました。

 自分のやりたい事ってなんだろう、私の性格ってなんだろう。そもそも、私は何を大切に生きていきたいんだろう、とか。みなさんは自分について考える事はありますか?

 色々と分析していく中で、私は思っていたよりも自分の感情に鈍い事を自覚しました。そんなに大層なものではありませんが、今どんな気持ちかと問われた時に実はよく分かっておらず、あれ、もしかして今こういう感情になっているのか。だからこういう行動を取るのか、なんて自分でびっくりする事があって笑ってしまいました。

 一度分析する癖がつくと漠然とした感情にラベルを貼ってあげる事ができるので少しすっきりするんですよね。軸とは少々ズレていますが、自己分析で思わぬ収穫があって良かったかもしれません。

 よくストレス解消法として自分の考えをノートに書き出すという手段が挙げられますが、多分こういう事なんでしょうね。

 あと何度も言いますが運動や筋トレもおすすめです。受験期はストレスで爆発しそうになる事も起こると思うので、YouTubeで「キックボクササイズ」と検索して面白そうなものをやってみてください。ストレスの根源に向かってパンチやキックをくりだすと爽快感がありますし、何より腹筋と腕周りが同時に鍛えられるので筋トレ代わりにもなり効率が良いです。試しに5分ぐらいやってみてください。(ちなみに私は最近やっていません)

まだまだ暑さが続きますので、熱中症にお気をつけて。では、また。

 

足跡

まだまだ全然暑さは続きますが、わずかに秋の気配を感じるようになりました。

 みなさん夏休みはいかがお過ごしでしょうか。私は秋服は何を着ようかとわくわくしつつ、就活に翻弄されつつ、相変わらず日々を必死に生きています。

 それから、休みを生かして親知らずを抜きました。2本。しかも下の歯を。1週間開けての抜歯でしたが、まあ痛いですよね。しばらく血が止まらなくて口からだらだら血が出るし、歯茎は熱を持っていたいですし。今日また抜きまして、また近々最後の親知らずを抜く予定です。

 私の場合は本当にまっすぐに生えていたらしく、麻酔に数分かかった程度で歯は30秒もかからずすぽっと抜けました。疲れていると毎回歯茎がはれてじくじく痛むし、かなりよかった歯並びはがたつくしでストレスの要因でしたから、ようやくおさらばできてすっきりさよならです。

 あとは、神保町に行きました。勢いでいったので事前準備もなく、パーフェクトに満喫できなかった気はしますが、いやー、楽しかったですね。本や文学が好きな人にはパラダイスなのでは。お店によってはまるで一見さんお断りと言われているような、入るのすらはばかられるほどの雰囲気のお店もありますからやっぱりちょっと緊張しながらですけれど、あっちにもこっちにも本がたくさんあって宝箱のようでした。中には数十万の初版本とか、作家の直筆本を扱うお店もあり、日本文学科の学生にはおなじみの新全集(正しくは新編日本古典文学全集、といいます。これから入学する方はいずれ相棒になるでしょう)がまとめて売られていたりとみているだけで本当に楽しく。まばたきを忘れていたのかコンタクトががびがびに乾燥してしまって大変でした。

 特に楽しかったのは内山書店と東方書店、それから古典専門のお店でしょうか。内山書店は中国文学関係で仲良くなった中国人のお友達におすすめされていましたし、授業でも紹介されたのでいつか絶対に行こうと決めていました。結構散財してしまいましたが、普段スペースが狭まりがちな中国文学の本が店内の端から端までおいてあるのが嬉しすぎて大興奮しました。

 古典専門のお店の方は、店内に独特の雰囲気があって興味深かったです。これは私の偏見ですが、日本文学も時代によって物がまとう雰囲気や気配が異なる気がします。イメージでしょうか。特に古書は何か独特なものがあるからか、フロアによって全く雰囲気が異なっていて異世界に足を踏み入れたようでした。何より視界を埋め尽くすのが古典文学の本というのがいいですよね。店内が静かなのもありひよって購入まで至れませんでしたが、久しぶりにテンションが上がりました。

 古書って人の手によって大事に保管されて、お手入れされて、修繕されないと今の時代まで繋げないものですから、なんだか浪漫がある気がしませんか?以前日本文学科の近世の授業で実際に和本を修復したことがありますが、こうやって何度も大切に手入れをされて今の時代まで残っているのだなと思うと、手元にある本がとてもあたたかく優しいものに感じられます。中古あたりになるともう直筆は難しいですが、近代だと作家直筆の品がそのまま残っていますよね。魯迅などは本人の手紙がそのまま残っていますが、直筆のものを見ると急に生きていた人間としての輪郭がはっきりと見えたような気がするんです。残っていたら残っていたで難しさがあるのかもしれませんが、近代文学好きの方は作者の痕跡をそのままたどれていいなあ、なんてすこし羨ましく思いました。

 みなさんも休みのうちに、是非神保町を訪れてはいかがでしょうか。一つ一つ見て回っていると時間が一瞬で溶けるので、早い時間に行った方が満喫できると思います。本を入れるために大きめのバッグも忘れないでくださいね。

素敵な夏休みになりますように。では、また。

世の中は

 世の中は夢かうつつかうつつとも夢とも知らずありてなければ(『古今和歌集』雑歌下、詠み人知らず)

これは私の好きな『古今和歌集』の詠み人知らずの歌です。

江戸川乱歩も「うつし世はゆめ 夜の夢こそまこと」と残したそうですね。

最近専門家が大衆向けの質問に答えている動画を見るのにハマっているのですが、それが結構面白いんですよ。睡眠学者とか、脳科学者とか。生物学者や元FBI捜査官の話も面白かったです。

 話が逸れました。そろそろ夏休みに入った方も多いと思いますが、みなさん、何時間寝てます?

 私はここ数日気がつくと1日15〜16時間ほど眠っていることもあって、起きると自分でびっくりしてしまいます。普段そんなに長く眠る事はないんですけど、疲れてるんですかねぇ。

起きるとようやく意識が戻ってくるわけですが、当然ながらほぼ寝ている間にほぼ1日が終わるんですよ。

勝手に時間が進んで、勝手に夜になって1日が終わります。そして時間を無駄にしてしまったという後悔に駆られます。笑

 人間ってなぜ眠るんでしょうか?ホモ・サピエンスがこれだけ長く地球に存在して進化してきたのに、どうして睡眠は淘汰されなかったんでしょうか?現代人はかたいものを食べる事が減ってきて顎が小さくなっていると言いますし、眠らない人間が現れたっておかしくないはずです。

 睡眠学者の先生曰く、人類の進化の中でも睡眠が淘汰されず生き残っている理由はまだはっきりと分かっていないそうです。

 文化人類学の授業で、「人間は自然を分割し、再構成して理解している」ことを学んだことがあります。時間という概念を作ったのも人間で、1日という区切りも、24時間、朝昼晩という概念を作ったのも人間です。

 結局のところ、人間が作り上げた世界も常識も、「人間の中の」概念であって、自然はあるがままにそこにあるんですよね。ただ「今」がそこにあるだけ。

 夢と現実という区切りも人間が決めただけで、実は存在していないのかもしれません。

「夢ともしらず、ありてなければ」と歌った詠み手は、あるようでなく、存外ぼんやりとしたこの世のあり方に気付いたのかもしれませんね。

平安時代と現代の認識が全く異なるのはもちろん理解していますが、人生の本質を突いたような和歌に出会うと時々どきりとしてしまいます。この世は移り変わっていくものですが、1000年経っても人間の核にある本質は変わらないものなのかも、と思うと、まっさらな気持ちで文学を読んで受けとめたいという気持ちになります。

では、また。

大丈夫

 期末レポートとの闘いも終盤にかかりました。ようやく片手で数えるほどの数になって安心する反面、夏バテか、疲れか、あまり体調がすぐれない日々が続いていて年々体の弱体化を感じます。エアコンで自律神経が狂う人も結構いるそうですね。

先日Apple Music の日本ランキング上位プレイリストを流していたらMrs.Green Appleの「ダンスホール」が流れてきまして、こんな感じで踊るように軽やかに人生を生きていきたいなあと思いました。

これを読んでいるあなたも、いつだって大丈夫ですよ。あなたの日常が「ちょっといいこと」であふれますように。

 ここ1か月ぐらい、1日で読み切れるような薄っぺらい文庫本を読むのにはまっています。まとまった時間が取れないときでも1冊読み切らなくてはという義務感がないので隙間時間に読むのにぴったりなんです。500円ちょっとで幸せが買えて、コストパフォーマンスが高い。いい時代ですよね。みんなが食べるものや寝る場所に困らなくて、生活を切り詰めなくても生きていけて、疲れた日はハーゲンダッツを買って帰ろうと思えるぐらいの余裕のある穏やかな人生を一生送れたらいいのにと心から思います。

ちなみに私はこの前バニラアイスに好きなだけカラーチョコスプレーをかけて食べました。ホテルのアフターヌーンティーのスイーツも美味しかったけれどそれ以上に、このために生きてるわ!と思うぐらい数百円のアイスが美味しくて幸せでした。ハーゲンダッツもいいですが、カラーチョコスプレーもなかなか胸が躍りますよ。炭酸もあるとさらにいいですね。今度はメロンクリームソーダも作るつもりです。

 ところで、さっき目の前のある窓をしめたら網戸に大きめの虫が止まっていて心臓が止まるかと思いました。2年前になりますが、今のように夏に課題に追われて疲れているとき、網戸の隙間が少しだけ開いているのに気づかなくて黒光りするヤツが自室に侵入してきたことがあったんです。以来窓の開閉時には隙間を確認するようにしていますが、ぞっとするどころのお話ではないので恐ろしい。我が家は扉を絶対に開けっ放しにしないのでやつを見かけることは滅多になく、数年に1回あってびっくりぐらいなのです。あの時はこの世の終わりかと思いましたね。書きながら光沢感を思い出して怖くなってきた。みなさんも熱中症とヤツにはお気をつけてお過ごしください。では、また。