脱ひきこもり計画

新年あけましておめでとうございます⛩

今年もよろしくお願いいたします!さやかです!

いやー年が明けてしまいました。昨年、私は一体何をしていたんでしょうか。進路と卒論に悩み苦しみ悶えていた記憶しかありません。本当、あっという間だったなという感じです。

昨年は悶え苦しみ引きこもっていたら一年終わっていたので、今年はもう少し外に出たい……!ご時世的な問題もありますが、やっぱり引きこもっているとどんどん気持ちも暗くなりがちだなぁと感じました。12月の特に卒論を提出してからは、誕生日のお祝いをしたり、旅行に行ったりなどなど外出する機会が多かったんですけど、おでかけって楽しいなと、引きこもりの私ですら思いました。ウィンドウショッピングしたり、カフェに入ったり、たまに散財したり、外の世界楽しいなと。

だがしかし、私は4月から社会人となる人間です。週5日、朝9時から夕方まで働くわけですが、果たしておでかけなどする余裕があるのか。

私、お正月三が日は9時〜17時まで毎日アルバイトだったのですが、2日目3日目は帰ってきて夕ご飯を食べたら即爆睡でした。気づいたら翌朝でした。元々の体力のなさに加え、ここ2年間の引きこもり生活で更に体力が低下しているようです。こんなんで、社会人生活乗り切れるのでしょうか……?

今年は社会人1年目ということでなかなか大変だとは思いますが、体力を上手く温存しつつ、たまにおでかけできる余力を常に持っていたいです。こんなご時世ですが、ピリピリせずに、ゆるゆるといきたいですね。

そして、ブログ部での活動も残りわずかです。残り数回の投稿、思う存分書きたいことを書いていきたいと思います💪

以上、さやかでした!

人生の節目を考える。

皆さん、こんにちは。明けましておめでとうございます!ずきです。
本年もどうぞよろしくお願い致します!

本日1月4日は、語呂合わせにちなんで「石の日」です!お地蔵様や墓石、狛犬などに触れると願い事が叶うんだとか。皆さんの今年のお願い事、新年の抱負は何ですか?私の新年の抱負は、「今までやったことがないことに挑戦すること」。今、一番に挑戦したいのが「色彩検定」です。年に2回試験があり、今年の6月に3級、11月にUC級というレベルの試験に挑戦することを目標に頑張りたいと思います!

・・・

さて、タイトルにもある通り、最近「人生の節目」について考えることが増えました。というのも、そのようなことを考えるきっかけがいくつかあったこと、私自身も今年の春から3年となり、自分の将来について、より真剣に考えなければいけない状況になってきたからです。

まずは、卒業論文のこと。
来年度からは卒業論文の執筆に向けた演習が始まるということで、自分が取り組む卒業論文のテーマについて考えている最中です。私は特に日本語学と上代文学に興味があり、そのどちらかで論文を執筆したいと考えています。
卒論は就職活動と並行して進めていく必要がありますし、私は学芸員資格課程を履修しているため、来年度から始まる実習もこなしていかなければなりません。今年度とは違った大変さが出てくるように感じますが、やり遂げていきたいと思います…!

次に、「成人」をしたこと。
自分の意思で決めなければならないことがかなり増えました。身近な方々からのアドバイスも聞きつつ、最終的に自分の進路は自分で決めなければいけません。卒論執筆後、大学卒業後の自分を想像するのはまだ難しいと感じてしまうのですが、自分が今、日本女子大学の学生として生活を送る中で出来ることを考えていきたいです。

最後に、「結婚」のこと。
従姉妹が結婚することになりました。「結婚」はもっと後になってから…私にはまだまだ先のことだ…と思っていましたが、歳が近く、仲良くしてくれていた従姉妹が近々結婚するという話を聴き、この話が一気に身近になったように感じました。
自分はするのか、しないのか。するとしたら…。反対に、しないとしたら…。
何事も、その時の選択によって運命が変わっていくことでしょう。それが不安でもあり、楽しみでもあり………。
どのような選択でも、私の人生であることに変わりはありません。自分にとって悔いが残らない選択をしていきたいです!

・・・

「節目」といえば、来月からいよいよ一般入試が始まります。受験生の皆さんは、この日のために今も準備をしていることと思います。勉強も大切ですが、まずは体調を整えることが重要です!寒い日が続いていますので、どうか体調を崩さないようにお過ごしください。本番では、これまで培ってきた力を存分に発揮できますように。応援しております!

今回はこの辺りで。
それでは、また!

聖なる夜に、終わりのない歌

こんにちは。れいかです。

2022年最初の投稿!
栗きんとんLoverすぎて、「栗きんとんと結婚したい!!♡」と言っていたらあっという間に3日でした。(笑)
今日は昨年のクリスマスイブにあった、サークルの定期演奏会について、少し書かせて頂こうと思います。

時間が空いたら絶対忘れちゃうと思って、記憶に新しいうちに(翌日)残しておきました。↓

とても楽しかった。
第1ステージ。あの空間は、ただそれだけ。
現実世界とは別の、「終わりのない歌」という箱に入って、私が現実で経験した思いや葛藤、苦しみ、喜びをその中で全て表現した感覚。とてつもない集中力。魂の叫び。パートを超えた相乗効果。


「終わりのない歌」というのは組曲の題名です。
作詞 銀色夏生、 作曲 上田真樹。
2ステージ構成で、第2ステージはフォーレのレクイエムをオーケストラと一緒に演奏しました。
アンコールはヘンデル作曲のハレルヤ。
ハレルヤはとびっきりの笑顔で歌って、とても楽しかったです。

60周年記念定期演奏会ということで、現役団員に加え、OB.OGの方々と一緒に練習・演奏をしました。
お仕事終わりに練習に来て下さったり、20代~70代を超えた高齢の方まで協力して頂き、皆で作り上げた演奏会でした。

私はサークルの執行学年として、パートリーダーと楽譜を管理する選曲係を務めました。
前期は緊急事態宣言が続いたため、オンライン練習を強いられ、新入生ともなかなか会えない日が続きました。
週2回2時間、夏休みは週3回。
オンラインでパート練習をすると、タイムラグが発生するため、パートリーダー以外は基本ミュートで、一人で話しながら進めなければいけないのが、結構精神的にしんどかったです。
「来月こそは対面練習できるかも……!」と希望を抱いても、毎月お約束のように宣言が延長され、モチベーションがどんどん下がっていきました。

私は夏頃、サークル以外の面でも悩んでいたことがあり、9月頃に1ヶ月半サークルをお休みしました。
今振り返ると、コロナの状況、役職とそれに対する自分の適性など、自分の力では変えることができないことに憤っても何も変わらないのに……と反省します。(笑)
一緒に奮闘してきた同期たちは本当に頼もしくて、私よりもずっと大人でした。
置かれた状況を受け入れて、その上で何ができるのか、どうしたら少しでも良い方向に進めるのか、諦めないで試行錯誤を繰り返したからこそ、10月から対面練習が再開できたときに、2ヶ月半後に迫った定演に向けてまっしぐらに進んでいくことができたのです。

皆、笑顔の奥に孤独を持って、それぞれの役職を全うしてたから。
辞めたいくらい辛いこともあった。でも、「このメンバーだったから乗り越えられた」
執行代全員が、口をそろえて言う。そんな同期でいられることが心の底から幸せ。



22時にホールを出た後、外で3年生で円になって(女子7人、男子1人)一人ずつ感謝の気持ちを言い合いました。
三女(3年女声)は7人全員大粒の涙をこぼしていました。
一人一人が涙を流しながら話している姿を見ているだけで、私も涙が止まらなくなって、隣で学生指揮者をやっていた親友がずっと背中をさすってくれました。
1年生のときは無邪気に歌や行事など、サークル活動を楽しんでいただけだったけれど、お仕事を一緒にして、数々の苦楽を共にして、かけがえのない仲間たちに出会うことができました。

高校は全国を目指す合唱部に入っていて、これより辛い経験はないんじゃないかと思っていました。
でも、練習会場の手配や大会当日のことについては先生や保護者の方のサポートがとても大きくて、先生への連絡、団の方針決めなど、学生主体ですべて運営する大変さは高校生の比ではなかったです。(友人の仕事ぶりを見て感じました……。)

10月半ばにサークルに復帰してからは、自分のできることで貢献したいと思い、歌声で引っ張れるように頑張りました。

本番はとにかく楽しくて、でも執行代の活動を振り返るとほろ苦い気持ちが残って。
サークルを辞めずに、同期・先輩・後輩・先生・OBOGと定演当日を迎えることができて、とても大きな学びがありました。

良い・悪いで分けるのは、ただの感情。
良かった、嫌だった、その中で、自分で変えられる部分、変えられない部分に分ける。
変えられない部分に怒ったり落ち込んでも仕方ない。変えられる部分に力を注ぐ。


いつも自分の力で変えられない現象を受け入れられないまま、私は21歳になっても年が明けても現実逃避しかしてない。
だけど、今の私にはがんばりたいことがある。一人じゃなくて、伴走してくれる大人がいる。
情けなくて本当にどうしようもなくて、自己肯定感マイナスかもしれない。
それでも、もう他の誰とも比べずに自分のベストで生きたい。

僕を包んで
抱きしめたまま歩いてくれるものをください
何にもまどわされないように
強く思いつめたまま生きていけるように


「そしてまた 波音」より


「終わりのない歌」はこれからも続いていく。
あの箱で歌った喜びを私は忘れたくない。
終わらせないと決めたから。大人になりきれない私を、今日も愛して歩こう。

それでは、また。

明日で待ってるね。

皆さま、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
今回の年越しは、紅白を見ながら推しの年越し配信まで起きていようと頑張っていたのですが、いつの間にか寝落ちており気づけば4時を回っておりました。あれ?そんなこんなで2022年迎えた気がしていない私です。

1月になったということで、大学生活も残り二か月半となりました。私はまだしばらく学生ですが、周りは就職して社会人になる友達がほとんどです。労働……全く想像のつかない世界です。私もバイトはしていますが全然違うのだろうと思います。そろそろ将来を考えないとなあと分かりつつ現実逃避の毎日です。いかんいかん。
ブログ部とも三月でお別れです。約三年間の月2のルーティンがなくなると思うと、なんだかぽっかりしてしまいますね。更新できるのはあと5回。言葉に意味を持たせて綴ることを目標に頑張りたいと思います。
短いですが今日はこの辺りで!推しの配信見てきます。
今年もブログ部への応援をよろしくお願いいたします💛

おやすみなさい。良い夢を。

—————————————————————————————————-

「明日っていつになったら来るの?」
「いや、日付またげば来るでしょ。普通に」
「だって24時になったら0時になって明日は今日になるんだよ?」
「そう言われると確かに……」
「明日で来年なら来年も来ないね」
「うわあ頭痛くなってきた」
「あ、除夜の鐘。もうすぐ年越すね」
「今年も終わるなあ」
「ねえ、明日になったら言いたいことがあるの」
「なに?」
「明日にならなきゃ言わなーい」
「…お前それって、」
「また明日ね。おやすみ」

私の年末

12月30日。新しい年が刻一刻と近づいております。久しぶりに1日家でゆっくりする時間ができたので、のんびりのんび〜り過ごしているあやが担当いたします。

さて、先週はいろんな意味で忙しく、そして充実していました。その中の1つは、取得を希望している学芸員資格のための授業。そこでおこなったプレゼンです。自分が企画展を考え、それについて説明することが求められました。パワーポイントを用意する必要があったのですが、普段ワードしか基本的に使わないので、実はあまり得意ではありません。ですが、パワポを使うとかなり表現が広がるんですよね!!背景や文字を工夫し、画像も入れてさらに発表をわかりやすく。何を伝えたいのかもしっかり整理して、迎えたその日でしたが、最初に発表した方々のクオリティが高すぎて、一気に自信を喪失しました。企画内容もさながら、パワポの見やすさ、すべてが伝わってくるような話し方。「死んだ…」と何回心の中で呟いたかわかりません。おまけに、私の直前に発表した友人がさらに一同を驚愕させる素晴らしい発表を残し、最高のやり辛さをプレゼントしてくれました。授業前、「どうやって発表すればいいのかわかんないよー」なんて私に嘆いていたのは、見事な前フリだったのね…ハハハ

こうなったら、もう開き直るしかなくて、用意したすべてを出し切ることと、私の根性(?)でなんとか乗り切るしかないのです。数分経てば、すべてが終わるわけだし、シュミレーションしたあの調子でいけば、まだなんとかなるでしょう。同じ学科の学生が1人もいない中、自分の好きな文学作品・絵巻にちなんだ企画展について語りました。いつもの学科の授業とは違う新鮮さ、そして私がその企画に込めた思い、今年1のピンチを感じた私がなんとか加えたアドリブと、発表中はいろんな感情に追われてよく覚えていません。最終的に多くの方に興味を持っていただき、評価していただけたことは何よりも嬉しく、頑張った甲斐があったと思ったのですが、こうしたプレゼンの機会には慣れておきたいし、何にも動じないぐらいの冷静さが自分にはまだ足りませんね😅今となっては、あんなにヒヤヒヤしたのも良い経験!そして、伝えたいことが伝わったあの瞬間もたまらなく心地が良かったです。2022年はよりいろんなことを吸収して、成長したいです🐣

話がまったく変わりますが、この前はじめて豊洲にあるチームラボプラネッツに行ってきました!非日常の空間で、なぜか心が軽くなったような気分。楽しみながら、思わず友人と熱く語ってしまいました。新年もすっきり迎えられそうです。皆さんも良いお年をお迎えください☺️

お月さま

「だいぶ寒くなってきたけど、まだイチョウの木に葉っぱが残ってるな」
「イチョウの葉って大きいから排水溝に詰まりやすいらしいよ」
「何それ、知りたくなかった」
 落葉して地面に広がるイチョウの葉を踏みながら、道路の脇の排水溝を思わず見やる。排水溝が詰まったとして、誰が掃除や作業をするんだろう。俺はこの辺に住んでいないし、その疑問を解消できるような知識も持ち合わせていないので、そう思うだけだ。みんな、他人事でしかない。
 ふと、隣で歩いていた彼女が立ち止まって空を見上げていた。イチョウの木でも見ているのだろうかと視線を追いかけると、イチョウの黄色と深い夜が混ざる空に、月が浮かんでいた。やけに明るくて大きく感じた。
「今日あれだっけ。スーパームーン、みたいな」
「多分違うと思う。ニュースではやってなかったし」
 そっか、と呟きながらも俺は月から目を離せなかった。そう、本当に月がいつもよりもまん丸で、黄色く輝いて見えた。まるで、このままここに落っこちてきてしまいそうな。そんなぼんやりとした恐怖を感じる。そのくらい、綺麗だと思った。
「落っこちる、ね」
 彼女が呟いた言葉に肩が跳ねた。無意識のうちに、思ったことを口に出してしまっていたようだった。
「ごめん、馬鹿なこと言った」
「ううん」
 気まずくなって、俺は月を眺めるのを止めた。そっと彼女の様子をうかがうと、変わらず空……いや、月を見上げていた。彼女の瞳には、丸くて黄色い月がぽつんと映っている。
「もし、本当に月が落っこちてきたらどうする?」
 彼女の問いかけに俺は目を丸くした。何故彼女がそんなことを聞くのか。理由が気になった。俺を揶揄うような、冗談の類で言うような声のトーンでは決してなかったから、余計に。そして、その「もしも」を考えた。だが、それは到底現実味がない仮定であった。
「え、っと。ここら一帯とか……俺らの家も壊れたりとか。まあ、少なくともインフラには影響が出るよな」
「案外、スケール小さいね」
「仕方ないだろ。星が落っこちてくるシュミレーションなんかしたことないって」
 彼女は笑っていた。先ほどの妙な雰囲気は何処かに消え去ってしまっていた。俺はそれに安堵を覚えていた。何故かは、分からないけれど。
「うん、結局さ。想像がつかないことって他人事みたいなものだよね」
「まあ、そういうことになるかな」
 さくさくとイチョウの葉を踏みしめながら歩き出した彼女の背中を見て、もう一度空を見上げた。さっきよりも、月がこちらに近づいてきているような気がした。

ウより上、丑より下

ご無沙汰しております、みちるです。

”筆の力”を信じているんです。

「スピな話かい?」

そうとも限らんでしょうよ。
自身に筆の力があることを、否ただしくは自身の身体が他者をして筆の力を有すると言わしめるものとして妥当し得るものであることを、信じてやまない今日この頃であります。

書くしかないのだからね。
称賛のよろこびも承認のくるしみも、淡雪の如く溶けてしまう――なべて感覚はそう、その通りである。
しかしいよいよもう、後に引けない。有限な資源、の使用期限はいつも我々のもとへ迫り来るのだから。一番大きな苦しみ、即ちあなたの手元にあるそれさえも、つねに新しく新しくと今を志向し続けるのだから。後に引けない。引けないのであれば、ゆったりとたのしんで――笑みを浮かべて 母 が言うように。

母は、〇〇のあこがれと▼▼の幻影のうちに。さようなら、論理クイズ。

(間奏)

ねえ、パンはパンでも噛んだら吐き出しちゃうパンってな~んだ?

「なぞなぞね、受けて立とうじゃない。……答えは君が焼いた麦パン。まずいので、噛んだら味蕾を努めて避けながら吐き出します」

不正解です!でたらめはよくないので水底に沈んでください。

ちなみに正解はインドのパンです。食後のお口直しに噛むやつ。

「(検索中)——まま飲み込む場合もあるようですが?」

……。

とまあこのようなリドルを出しあえる関係があったなら、それは素敵なことだなと思います。
ちょうど親しい友人のひとりに斯様な遊びを仕掛け合う相手がいるとのことで、話を聞いていたら大変に羨ましくなってきてしまった。リドルの応酬、ないし見も知らぬ人物から来る挑戦の連続。創作の世界ではよくあることですが、現実の出来事としては小学生同士のなぞなぞ大会を除いては中々遭遇出来るものでないから困ったものです。

実を言うとここに来たるまでに「みちる」の謎をあなたにひとつ、既に提示しているのですが……お気づきでいらっしゃいますか。
こう漠然とものを言われては首傾げになってしまうでしょうからもうすこし絞り込みますと、「みちる」が何者でありこの手紙を書いているのは誰なのか。手紙のうちにある法則性はどのようなものか。と、このようなところでしょうか。しかしこれはその、書いているこっちが恥ずかしくなります。

とはいえこの謎には聊か要素が欠けている。問題が問題として浮かび上がらないのであればそれはもはやリドルと呼べるでしょうか。
ですから今度はもっと体力のあるときに、とびきりの暗号、ひときわ作り込まれたリドルをあなたにお届けしましょう。謎は謎を呼び、骨壺は骨壷を呼ぶ。骨は骨を呼びません、当然でしょう。
それでは遊びのときまで、今しばらくお待ちくださいませ。

月は東に日は西に。いずれは我が身へと。

またお手紙書きますね、大好きです。    みちる

推しのかほりpart2

こんにちは、とみーです。いよいよ年末ですね。バイト先のスーパーではたった一日過ぎただけで半額シールが貼られる、サンタクロース柄のお菓子が哀愁漂う姿で鎮座していました。

さて。
前回、推しの香水が出たよ楽しみ~という旨のブログを書き、17日、実際にショップへ行って買ってまいりました! 私は池袋より下の東京には疎いのですが、同じブログ部のまなさんに案内していただきつつ、ともにいざ出陣。
ジャンルの二周年記念で出た香水は、登場するキャラ21人分が個別で用意されており、一つ7700円。割と高いので、ショップ入る前までウダウダ悩み続け、まなさんには「買ってしまえ」と終始そそのかされました。

まあ、ショップに入ったらもう駄目でしたね。自制心なんて一ミリも残っていません。香水も買ったし他にもなんか色々買って、会計は香水の二倍以上の値になっていました。でも、なんだかすごく「生きてる!!」って感じがして、とにかく幸せで……。半泣きヘロヘロになりながら店を出ました。

見てください、この高級感ただよう箱を。そして推しの名前が刻まれた尊い瓶を!
正直香水のことは微塵も分かりませんが、トップノートでは苦い柑橘のような香り、ミドルノートでは寂しさが後を引くような複雑な甘い香りがしました。ラストはいつも嗅ごうと思っているのに就寝前に気づいたら消えています、悲しい。

この香水を手に入れて、私は確かに感じました。
「居る」、推しがそこに、「居る」!!!
震えました。これが推しの香水を手に入れるということなんですね。

どうやらこの香水シリーズ、とても評判が良いらしく、ショップ以外で受注通販も開始されたのですが、公式の予想以上に注文が来たようです。

この香水の何が良いって、どこまでも本気でキャラと向き合っていること。
「女性ならこの香りつけるのが好きやろ」という媚びが一切なく、キャラによっては女性が使えたもんじゃないくらい、とても男性向けのスパイシーな材料揃い踏みというのがあるほど。男前すぎて、つけられないと口コミがありました。また、「森出身」というキャラの香水ラストノートでは、「ダスト(埃)」という非常にマイナーな香りが含まれています。これは有識者もよく分からない成分らしいのですが、例え埃でもそれがキャラを再現する香りなら入れよう。そんな困惑するレベルの本気が香水開発に感じられます。

素晴らしい(拍手)

ショッピング後、私が何度も発狂する姿をまなさんはとてもあたたかい目で見守ってくださいました。さすが、同じ穴のムジナ。優しいですね。

現在香水は、香りを吹き付けられる紙にかけて、毎日部屋で優しく香ってます。幸せです。
皆さんも、こういった機会があったら、是非買ってみるといいかもしれません。生活が潤います。

最後にサンリオの推し、ポチャッコを……。実はショップだけでなく、六本木で行われている「サンリオ展」にも行ってきました。(こっちが本来の目的)
展示ネタバレになるので詳細は伏せますが、「かわいい」へのこだわりが詰まった幸せな展示でした。まなさん曰く土日は混んでいるそうですが、平日の朝一ではのびのびと見ることができました。
なんと全面的に撮影OKなので、ぜひ行ってみてはいかがでしょうか。
それでは、また。



冬、暖かく

こんにちは!やなです。
寒すぎて嫌になります。
バイトの行き帰りに、自転車でかっとばしていると北風で耳が痛いです。耳あてでも買おうかな。

***

冬休みが始まりました。
私のバイト先(塾)はついに冬期講習期間に突入。今年も年の瀬にして、1年で1番大変な時期がやってきました。
冬期講習の何が大変って、単純に1人あたりのコマ数が多く、短い期間で集中してシフトが入るんですね。しかも受験直前なので問題が難しくて。何コマも連続していると頭がパンクしそうになります。
今年の私は小6と中3を教えているのですが(両方受験生!)、受け持ちの生徒がすごく集中してがんばってくれているので私もがんばらないとな〜と思っています。
夏期講習で見た子が成長していると嬉しくなりますね。入試まであとちょっとなので、みんなの総仕上げをするような気持ちで臨みたいと思います。
私は中学受験をしていないのですが、中学受験向けの問題ってかなり難易度が高くて毎回驚きます。この間は、夏期講習で高3のテキストで見た国語の長文が載っているのを見つけてびっくりしました。そんなに難しい文章を読まないといけないなんて、中学受験をする子は本当に大変ですね。夏期講習では生徒の無茶ぶりに答えたら「先生すごーい!尊敬します!」って気持ちのいいことを言ってくれたものですが、私からすれば小さいうちから机に向かって毎日難しい問題を解いているあの子たちの方がずっとすごいですね。
冬期講習、始まったばかりでもう死にかけていますけれど。受験生の方もあったかくして風邪をひかないように、あとちょっと、一緒にがんばりましょうね。私もがんばります。

***

今日はこのへんで。またお会いしましょう!やなでした!

ただの12月24日

 みなさんこんばんは。メリークリスマス!いつもの商店街に明かりが灯って、イルミネーションなんて電飾が光っちゃって、ステップを踏みたくなるような軽快なクリスマス・ソングが流れるそんな夜を楽しんでいますか?元々はとある方の誕生日パーティーだったとか。今ではすっかり季節のイベントとして馴染んでしまってますが、いやはや商売魂逞しいと言いますか、文化の馴染みが柔軟と言いますか、好きですけどね。ところで、クリスマスはどんなディナーにしましたか?ケーキは食べました?プレゼントはどうします?いいですね!僕はといえば、命を脅かされています。

 暗い部屋にコツコツと男の靴音が響く。男は僕の額に銃を構えながら、僕の前を行ったり来たりする。目深く被ったキャップのせいで顔は見えないが、黒のダボっとしたパーカーと身体の線に沿ったジーパンの感じからして、歳はいってなさそうだ。僕は男の様子を注意深く伺いながら、手首と足首に巻かれた縄を確かめるように動かしてみる。隙間はあるが、解けそうには無い。どうしてこんなことになったのだろう。記憶では、バイト終わりに疲労困憊で電車に乗り、とても眠かったことまでしか覚えてない。寝たんだろうな。そうだな、寝ちゃって、気づいたらこんなことに。いや電車で寝て誘拐されると思わないだろ。平和ボケした僕が悪いのかな。いや悪いのはどう考えても犯人だよなあ。
「お前、サンタクロースはいると思うか?」
 突然男が口を開いた。サンタクロース?なんで?クリスマスだから?僕は呆けて思考停止しそうになる脳を必死に動かす。大抵の場合犯人を逆上させることは悪手だ。ここは穏便に。大体犯人の思惑がまだ見えてこない。身代金を取る様子も無ければ、どこかに連絡する素振りもない。大人しくしながら動向を観察し、あとは……まあ見つかるのを待とう。そして肝心な質問の答えはどうしようか。いや、これ真面目に考える意味あるか?何?サンタクロースがどうしたって?
 ちらりと男の顔を伺うが、男は表情を見せず、銃をふらふらと振っている。考えるんだ。わざわざ「いると思うか?」と聞いてくるなら、一般常識における存在を聞いているのでは無いだろう。いないが前提の問いではないことを考えると答えは……、
「いると思います……」
「じゃあなんで良い子にしている俺の元には来ない?」
「ええ……」
 これは無理だろ。この逆ギレの仕方は分からないよもう。しかも人攫ってる時点で良い子じゃなくないか?
「なぁ、クリスマスっておかしいよな。外の国の文化でさぁ、精通してないのに当たり前のようにこの国でも導入されてさ、元はただの12月の24日ってだけなのに、一人で過ごしてることの何が悪いんだよなぁ」
「はあ」
 男は苛立ったようにカンカンと音を立てて歩き始める。
「ちくしょう、周りの奴ら皆人と群れてよぉ、やれ恋人だ家族だ友達だ、一人でいるやつは可哀想だなんて余計なお世話だと思わないか?なあそうだろ?」
「そ、そうですね」
 とにかく共感しておく。でもまだ話の流れが掴めない。こいつはクリスマスが嫌い。ぼっちだから。そのことに僕は関係なくないか?
「だよな、そう思うよな。ムカつくよな」
 男は僕の相槌を満足そうに聞いてうんうんと自分に言い聞かせるように頷いた。お、いい気になってきてるな。今ならワンチャン……。
「それで、僕は何のために……」
 恐る恐る聞いてみる。これが逆鱗に触れることにはなりませんように!
 男はぴたりと歩みを止めた。
「お前がこの場にいる。俺がいる。二人だ」
「何が???」
 思わずつっこんでしまった。この馬鹿!と自分に軽くお叱りを入れながら、ひぃと肩を窄める。今のは悪手であった。反論と余計な質問はすべきじゃない。誘拐に詳しくない僕でも想像がつく。誘拐に詳しい人は果たしているのか別だが。
「何が、じゃない。お前にはクリスマスイブなんてふざけた只の24日が終わるまでここにいてもらう。おっと逃げようとするなよ、無駄だからな」
 男は銃を手にバウンドさせながら、物分かりの悪いこどもに説明するように話した。
「えっとつまり、クリスマスに一人が嫌ってこと?」
「は?」
 あ〜重なる悪手!さっきの反省を1mmも活かしていない!ただ一つ分かったことがある。さっきから翳してる銃だが、あれは明らかにおもちゃである。手の上で跳ねてるときの様子が軽すぎる。本物であればもう少し重みがあるはずだ。刑事ドラマをよく見る家で良かった。
「そんなわけあるかよ」
 男は明らかに図星を突かれた人間の怒り方をしている。ああ〜マズった。けど銃が本物じゃないと気づき、ちょっと勇気が出た。
「いやでも分かりますよ。確かにほら、クリスマスイブって何人かでいないと駄目って強迫観念ありますよね。分かります。あれ嫌ですよね〜」
「分かるか?」
 苛立っていた男の声が少し弾んだ。おっと案外ちょろいぞ。あと一押しでは?ちなみにもう一つ気づいたことだが、この男、たぶん僕と年齢近い。声の感じが意外と若めだ。
「僕も一人でいるのが嫌でバイト入れちゃったんですけど、結局バイト終わって帰る頃には一人だし、それで電車乗ってるの、嫌でしたし。で、寝たふりしようと思ってたら寝ちゃって気づけばこんなんですけど」
「そうだよな、一人で悪いかよってな」
 男が座り込んだ。一気に距離が近くなった。ちょっと怖い。
「でもさぁ、仕方ないと思わないか?俺大学生なんだけどさ、地方から東京来て、そんで2年間、結局授業リモートでさ、元々人見知りで友達作るの苦手なのにさ、友達できるわけないじゃんそんなの」
「はあ」
 男が帽子を取りながら語り始めた。なんだ、僕と同い年じゃんかよ。
「それで友達もいなくて、地元にも帰りづらくなっちゃって、バイトも始めたけどご時世でバ先潰れちゃって、もうどうすればいいか分からないわけよ」
「うんうん」
 どんどん泣き言になってきた。
「クリスマスだってこんな状況じゃ一人に決まってるだろ。でもそれを笑われてる気がしてきて、そんで電車乗ってるてきとうな人を友達のフリして、何寝てんだよとか言って、連れて来ちゃった」
「それで連れて来られたのか……」
 突然の独白でいきなり真相が明かされた。明かされたところでなんだが。
「ついでにここどこよ」
「俺の部屋の隣。ぼろいアパートだから、誰も住んでない部屋なんだけど、ドア捻ったら開くんだよ」
「やべぇな」
 それで連れて来られた、と。
「じゃあ誘拐とかじゃない」
「そう」
「お金とか目的じゃない」
「そう」
「クリスマス一人だったからパニックになったんだな」
「……そう」
 なんだか可哀想になってきた。
「まあさ、友達、作るの大変だよな。気持ちは分かるよ。僕も同い年だし。でも拉致監禁は良くないと思う」
「そうだよな……。正直何も考えなくて、連れて来たはいいものの、どうすればいいか分からなくて、これもおもちゃだし」
 男が銃のトリガーを引くと、ぱすぱすと空気が出た。ごめん、それがおもちゃなことは知ってた。この国銃刀法違反あるし。
「てゆうか、どうする?俺、え、どうしようこの後。帰る?つーか、これ誘拐になるのかな。誘拐だし、監禁だし」
「まあなるだろうね」
「終わったじゃん、どうしよう……」
 男が頭を抱え始める。傍観者だったら笑い飛ばせるような状況なんだろうな、とぼんやり思う。でも笑えなかったし、憎めなかった。なんとなく彼の気持ちも分かるから。
「まあ、それじゃあさ、こうしよう。まず縄解こう。これじゃあまりにも捕まってるみたいだから」
 僕が腕を差し出すと、彼はわたわたと解いてくれた。
「縄の結び方とか分かんなくててきとうにやっちゃった」
 そうだと思った。刑事ドラマで見た結び方とかは違ったし。
「本当に悪意は無かったんだね」
「悪意とかじゃ無かったのはマジだよ……。怖かったよな、ごめんな。あ〜どうしよう。警察とか来るのかな」
 彼はしゅんとして、見るのも可哀想なほど狼狽してる。縄を持った手が震えて、肩がびくびくしてて、なんだかそれを見てたら自分が怖い思いをしていたのも忘れてしまった。
「じゃあ、こうしようよ」
 僕は彼の手を取った。
「今から友達になろう。そうしよう。犯人と被害者だから駄目だったんだよ。友達にしようよ。友達同士で誘拐ごっこ、そうしないか?うん。そしたら刑事案件じゃないよ」
 我ながら苦肉の策である。けれど彼は目を輝かせた。
「本当にそれでいい?そしたら警察に言わなくて済むかな」
「ま、まあ……」
 そこは本当は僕の匙加減だが、まあ言わないでおいてやろう。
「それでさ、隣の君の家行こう。近くにコンビニあったらケーキ買いに行こうよ。ケーキ買って、チキンとかあったら買って、それ食べてさ、クリスマス一緒に過ごさないか?これで、友達と一緒にクリスマス、みたいな」
「本当にいいのか?」
「ま、あ……。良いけど、良いけど友達の作り方として、この方法は学習しないでくれよ。普通に間違ってるからな」
 僕も一人で家で寂しく過ごすだけだったし。
「そうだよな!ごめんな。ありがとう、ありがとう!もうこんな怖い思いさせないから!マジでごめんね!じゃあ、奢るから一緒に飯食おう!」
 彼は初めて僕の前で笑った。意外にも人懐っこい笑顔で拍子抜けして許してしまった。

「サンタ、いるかもしれない」
 コンビニから大量のお菓子やら飲み物やらを持って帰る途中に彼が呟いた。サンタは親か恋人なんじゃないか、とそのときはつっこんだが、後日こいつと恋人になったのはまた別の話。