こんにちは、みどです!
寒くなってきましたね!私は先日こたつを出しました!あったか~い…。朝、寒くて布団から出られずに二度寝…なんてことがありましたが、今度はこたつから出られなくなりそうです。
出られなくなるといえば、脱出ゲーム。最近、脱出ゲームにハマっています。通学の時の電車の中や、待ち時間、眠れない夜に脱出ゲームのアプリを開いて遊んでいます。特に夜に温かいベッドの中でやってると自然と眠くなっていつのまにか寝落ちしているんですよね(笑)朝起きて、どこまでやったっけ…?となるオチ。
脱出ゲームがたくさん入っているアプリを開いて集中して一つ一つの謎を解いている時間がとても好きなんですよね。そもそも、脱出ゲームって伏線回収ゲームですよね。さっき見た仕掛けはここと繋がっていたのかとか、この謎の文字はここの暗号だったんだとか、沢山の伏線を回収していき一つの答え(脱出口)を見つけていく。なんだか、ミステリー系の小説を読んでいる気分です。いつか、体験型の脱出ゲームをやってみたい…!!!と思いながらも付き合ってくれそうな友人がいないため、今日も一人でこたつに入り脱出ゲームをやっています。
……当分、こたつからも脱出ゲームからも抜け出せそうにないですね。この「沼」からの脱出は難易度★5みたいです。
以上、みどでした!
🍞
こんにちは。れいかです。
今日は、私が最近愛用しているモノについて、少し紹介してみようと思います。
それは「トーストスチーマー」!
皆さんはご存知ですか?私は、母が注文して家に届くまで知りませんでした。
名前の通り、パンをトーストする時に使います。
このトーストスチーマー、まず見た目が可愛いです♡
パン型になっていて、耳の部分の山なりの曲線もしっかり再現されています。
手のひらサイズで置き場所にも困りません。
使い方はとっても簡単!
トーストスチーマーを水に20秒ほど浸けた後、パンの隣に置いてトーストします。
そして、肝心の効用はというと…。
まず、「チーン」と音が鳴ってトースターを開けると、ほんのりと湯気が。
この時点でもう美味しそう。
「サクっ!」
一口噛むと、表面は今までにないサクサク感。中はふんわりもっちり。
いつも食べているのと同じ食パンとは思えないくらい食感が違って驚きました。
これまでチーズやジャム、オリーブオイルをつけて食べることが多かったのですが、「そのままでも十分美味しい!というか何かつけると逆にもったいない気が…」と思い、最近はトーストしてそのまま食べています。
レビューを読んでみると、賛否両論ありました。
「違いが分からなかった」という声もいくつかあり、「もともと良い性能のトースターを使っていて普段から相当美味しいパンを食べてる or 味覚が鈍感かのどっちかだろう…」と勝手に思っています。
人の感覚はそれぞれ違うのでいいのですが(笑)
自粛生活が始まって以来、食パンを食べる機会が以前よりも圧倒的に増えたので、今後も大活躍してくれそうです✨
1ヶ月半ほど休んでいたサークルに先月から復帰し、最近はスケジュール帳がとても賑やかです。
3年生になって停滞していたことが、ここ1ヶ月で一気に始動した感があります。
時間の使い方が下手なので苦労はしますが、たくさんの予定があっていろんな人と話せる日々は楽しいし好きだなぁと思います!
歌うことも楽しいです。今日は朝、30分だけカラオケに行きました。
夕方にサークルがあるので、発声練習を兼ねて(笑)
まずは、クリスマスイブにある定期演奏会までなんとか駆け抜けたいと思います。
好きなものを心のエンジンにして、一つ一つの予定を楽しみたいです!
それでは、また。
開拓
こんにちは!やなです。
もうすっかり布団が恋しい季節になりました。起きるのに毎朝苦労しています。
最近は量販店で買ったふわふわの着ぐるみみたいなパーカーを引っ張り出して、毎日来ています。あったかいですが授業中に寝そうになりますね。Zoom中に寝ないようにがんばります。
***
最近、新しくPCでゲームを始めました。その名も『原神』。
私はゲームが好きなタイプの女子大生なのですが、今までは手軽なスマホゲームにばかり手を出していて。唯一、『リトルナイトメア』だけはPCにDLしたことがあるのですが、操作に慣れず3日で挫折しました。キーボード操作は難しいです。
『原神』も、本当はスマホかタブレットでプレイしたかったのですが、容量が足りず仕方なくPCで行うことに。
しかし、どうやらめちゃくちゃにアプリの容量がでかいらしいと。ノートパソコンくんはちゃんと動いてくれるだろうか?私は今までリズムゲームやストーリー中心の作業ゲームで遊んできたので、アドベンチャーゲームの操作に着いていけるだろうか?まあでも合わなかったらフェードアウトすればいいかな……
と、軽い気持ちでDLしました。噂通りDLにけっこう時間がかかったものの、無事に立ち上がり、いざ実戦。
まず、グラフィックがすごく綺麗でびっくり。PCの大画面で綺麗な3Dモデルが映し出されるのはなかなかに良いですね。今のところ画面がカクつかずにゲームが進行しているし、特に問題なさそう。がんばれノートパソコンくん!
さてさて問題の操作はどうだろうか。『原神』はプレイヤーがアバターを操作してゲームの世界の探索を行い、道中に現れる敵を倒しミッションをクリアする、というゲームで、そのアバターを動かせないと何も始まりません。なるほどなるほど、Wが前進でAが左、Sが後退でDが右と。操作に慣れないせいで直線移動しかできないものの、動かせそう。あ、いいところに敵っぽいのが!戦ってみようかな!……えっHPがこんなに減って……?!
攻撃するときは敵の後ろに回るのが鉄則なのですが、私が直線移動しかできないせいで前からしか攻撃できないということに気づきました。致命的欠点。私がゲームが下手なせいで……ごめんねアバター
私の操作がめちゃくちゃ下手なのはさておき、ゲーム自体はとても楽しいです!放っておくと時間を忘れて何時間も遊んでしまいそう。キャラのイラストもかわいいし、ストーリーもおもしろいし。これは続けられそうです。慣れるまでは無理せずゆっくりプレイしていきます。
それはそうと、やはりキーボード操作には無理がありますね。コントローラーを手に入れるかどうか、お財布くんと相談するのが当面の悩みになりそうです。
***
今日はこのへんで。またお会いしましょう。やなでした!
「換気」で「歓喜」!
皆さん、こんにちは!ずきです。
本日11月9日は、「換気の日」。「いい(11)くう(9)き〔いい空気〕」の語呂合わせにちなんで、日本電機工業会(JEMA)が制定したのだそうです。これをきっかけに、換気の重要性を再確認しました!
『換気は大事!』…大事なのです!自分の住む部屋に、自分の心に!「換気」は必要なことなのです!部屋は居心地の良い快適な空間となり、心には潤いが戻る…なんて素敵なことなんだ!!!
・・・
部屋の掃除をしました。
窓を開け、自分の部屋の床や棚、机を念入りに清掃。清掃が一通り終わったところで、引き出しとクローゼットの中の整理整頓。決して広いとは言えない一人暮らしの部屋でも、清掃と整理整頓だけで1日があっという間に過ぎてしまいました。部屋を綺麗にすると、自然と別の作業も捗る。不思議ですねぇ…。部屋の状態は今の自分の「心の状態」を表すとも言いますし、部屋の「キレイ」を維持することはとても大切なことなんだと改めて感じました。
・・・
友人と「夢がかなう場所」に行きました。
実に7年ぶり、家族以外の人と行くのは初めてでした。『冒険とイマジネーションの海』。良い響きだ………。パーク内に入った時の高揚感、テーマポートごとの雰囲気に合わせて変化するBGM、キャラクターデザインのカチューシャやキャップを被る人達、大人になった私にも手を振ってくれるキャストの皆さん…あの場所だけの”特別感”を久しぶりに味わいました。そして、入場制限があることによって、それ以前の様子からは想像できないほど待ち時間が少ない人気のアトラクションたち…存分に堪能することが出来ました!その日だけは、いつもの「日常」を忘れ、楽しいひとときを過ごすことが出来たのでした!
・・・
私自身、頑張りすぎているところがあるようです。友人にそう言われました。良く言えば「何事も丁寧」。しかし、悪く言えば「効率がとても悪い」。無理をしすぎて体調を崩しそうになったことも何度かありました。
やるべきことばかりではなく、やりたいことに時間をかけられるように心がけてみたり、いつもとは違うことをしてみたり…。「換気」をして、身体と心の健康を保ちたいと思います!これを読んでくださっている皆さんも、どうか「換気」を忘れずに行なってくださいね!
それでは、また!
18:37は感傷に浸る時間っぽい🐱🚀
お久しぶりです、まなみです。
あっという間に11月!このままじゃ一瞬で78歳になっちゃうかもしれない😮💨
11月頭にゼミの最後の発表がありました。2、3年生の頃は年に3回くらいの発表にヒイヒイ言っていたのに、最近なんて3秒に1回発表してましたよ🥵ほんとほんとマジマジ‼️
卒論は多分こっからが本番なので全然最後かぁ🥺みたいな感じなかったんですけど、ハー頑張ったね!
毎回嘘みたいなページ数で早口言葉しててみんな偉かった〜〜
正直前回の発表の後に燃え尽き症候群で、もうしたいことないし何でも良いけど…🥱みたいな気分になっていたんですが、面談で先生に私のやってる作品めっちゃ面白い‼️って雑談をさせてもらったら、目がパキッとして眠らなくても平気になって…なんてことはないのですが目はパキッとしました。
お話に幸せになれないまま死んじゃう子がいるんですけど、私は今までその子だけ幸福になれないのおかしいよ‼️😡って思ってたんですね(?)
でも他の方の発表を聞く中で、供養のための出家は死んだ人への愛情なんだなって思って、じゃあ死んじゃった子のために周囲の人々が供養して修行して〜ってのはこれ以上ない愛情なんじゃないか?って思って目がパキー!ってしました(?)
なんかすげーって思ったんですよね〜めっちゃおもしろい作品だし綺麗な終わり方じゃ〜んって
あの〜言葉で説明する力が無さすぎて、それが1番心配!私の卒論だけビデオテープがいい
あの〜つって説明させて欲しい👽
私、扱ってる作品のこと大好きです。こんなに登場人物がかわいい作品他にないし、おもしろい作品もないなーって思ってます。めっちゃ良い作品選べて良かった〜
なんか知らんけど研究が楽な作品なんて無いんだと思います😵💫
どんな作品でも掘ればどんどん新しい疑問が出てくるし、気づいたら何故か死とは何か。みたいな論文読んでたりするし、全然知らねー作品読むことになってたりするし…
どうせ同じだけ大変な思いするなら好きな話のが良いよなーってこの1年で100回くらい思いました‼️
どの論文に書いてあったの!私の妄想?!なんてことしか無いですが、読んだものとか見たものってちゃんと蓄えになってんだな〜ってのも燃え尽き症候群してから気付きました。
なんか知らんけど生きてるうちに一つの作品について死ぬほど考えて死ぬほど調べるってこと出来たのめっちゃ良かったかもしれないです🤲
って感傷に浸って卒業できなかったらどうしよう‼来年もおんなじブログ書いてるかも‼️来年も4年生だったら追い出されちゃうのかな‼️
うわ〜〜〜‼️ブログ書くの怖いし誰がそこにいるのか…?になるけど好きかもしれない!から来年も4年生でもブログ書きたいな〜〜〜🐈🐈
秋はむらさき。好きな色は…
こんにちは!ゆうなです〜♪
いよいよ11月!今年もあと2ヶ月ですね〜ここからはあっという間に年末まで駆け抜けていきそうな気がしています。
10月は秋、12月は冬…といったイメージがありますが、果たして11月は秋なのかしら、冬なのかしら…🤔個人的には、季節的にはまだ秋な気がしています。
今年の秋は秋刀魚をスーパーで見かけず。昨年からご無沙汰しているので、そろそろ君を食したい♡と思ってスーパーのカートを押し、魚コーナーに直行しても、以前のように氷水に使った彼らを見かけません。寂しい…私はいつでも君を食したいのに!!!
ところで、「秋」は特別季節を感じさせるものが多い気がするのですが、皆さんは「秋」と聞いて何を思い浮かべるでしょうか?
食、読書、スポーツ…アンケートを取ることができるなら、たくさんの回答が出てきて楽しいことになりそうな気がしますが、私は秋の「色」が大好きです☺️紅葉の赤、かぼちゃのオレンジ、木葉の茶、銀杏の黄…あたりがメジャーでしょうか?この中でも、特に茶色なんかはお洋服でも使いやすい色で、上に持ってきても、下に持ってきても、何色と合わせても!コーディネートが可愛くなる気がしていて、私も好きな色の一つです。淡色コーデなんてものも流行していたりしますよね〜あれ可愛い!!私は、身につける洋服の中には一つ暗い色を持ってこないとなんだか落ち着かないのでなかなか挑戦できていませんが、今度ディズニーシーにお友と行くときに、ダッフィーとシェリーメイのカチューシャをお揃いで付けたいな、なんて思っているので、ダッフィーに合わせてベージュを使った淡色コーデをしたい!なんて、密かに憧れを抱いております…
お話が脱線してしまいました(笑)
秋の色といえば、上に挙げた色たち…全体的に季節の気温に反して、温もりの感じられる色が秋を象徴するカラーメンツとしては名を轟かせていそうですね!
しかし、私は気付きました。もう一色、秋色の仲間に加えなければならない、それも超優秀な子がいることに…
ご紹介しましょう、そのカラーは「紫」!!!!!
……今、誰もいない私の自室に、会衆が「えっ…急な寒色?さむっ🥶」と言っている姿が目に映っているのはなぜでしょう😇
いや皆さん、思い出してみてください!!!秋の食べ物、焼き芋やぶどうは紫!!!(ぶどうって、バリバリ主役級の果物なはずなのに、つい旬が秋ってことを忘れられがちな気がするのは私だけでしょうか?)「あぁ、確かに。」って声、聞こえてます、その調子。
それに、ファッションでも「紫」って実は使いやすいな〜ということに最近気が付きました。黒や茶色と合わせると大人っぽく、白と合わせると可愛くなる。水色やピンクといった近しい色たちとはもちろん、黄色は色彩学の観点から見ると紫と正反対の場所に位置し、実は相性が良いんだとか。緑と合わせると、、ちょっと毒々しいでしょうか😅でも、緑でもミントグリーンと紫なんて組み合わせは意外と素敵なんですよ!私は、ミントグリーンのパンツを履くときに、イヤリングなどのアクセサリーで紫を使ったりしています!色味は少し違うけれど、抹茶とあずきっぽくて個人的には大好きな組み合わせ。一押しです!!
ね?紫って素敵でしょ?(ドヤァ
紫って素晴らしい。かわいい…!
そんなことに気がつくことのできた今秋なのでした。
ちなみに、私の一番好きな色はと言いますと…ズバリッ!「緑」です💚
それでは、今回はこのあたりで失礼します~👋
丘に立つ
今日は旧中野刑務所正門に行ってきた。
昨日の夜、この場所を5日と6日の2日間だけ一般公開するというニュースを見た。
すぐに、行こうと決心した。
この刑務所は昭和前期、小林多喜二も収容されていた場所だ。
…
先日、小樽に行った。
昔は商業で栄えていたらしい小樽も、今は綺麗な観光街になっている。小樽運河を挟むたくさんの倉庫は、かつての商業都市としての賑わいを今に伝えていた。

小樽といえば多喜二、多喜二といえば小樽。
同行人は文学に疎い人だったけれど、私が私立小樽文学館に行くことを快く了承してくれた。
小樽文学館には、本学の先輩がいると、某先生に伺っていた。
受付でその人について聞いてみると、たまたま今日はお休みです、と伝えられた。
ちょっと、残念。
小樽と言えばもう1人、伊藤整。
今年の夏、「若い詩人の肖像」を少し読んだ。
伊藤と小林は同じ学校である。伊藤の目から見た若い小林の描写が好きだった。
小樽文学館には、伊藤整の仕事場が展示してあった。
これが、ものすごくいい。
私はこの展示だけで10分ほど費やした。
伊藤整の仕事場がそのまま再現してあり、当時の新聞、原稿なんかもそのまま触れるところに置いてある。本棚には青踏もあった。文学好きにはたまらない。
さて、伊藤整の展示のすぐ後に、多喜二についての展示がある。
わずか29年の生涯だったが、その内容は濃い。
文学館に書簡や原稿が展示されているのは一般的だが、それに加え小樽文学館には多喜二のデスマスクが展示されていた。
デスマスクなんて、初めて見た。
左目には、しっかりと切り傷が入っている。
多喜二の遺体を囲む同志たちの有名な写真、多喜二の遺体の左目部分は大きく腫れ上がっている。
ちょうどその部分の傷が、デスマスクに残っていた。
…
旧中野刑務所正門は有名な建築家、後藤慶二の代表作である。2日限定公開ということで多くの人が訪れていた。

多喜二がここに収容されていたのはわずか5ヶ月のことらしいが、多喜二の無二の友、中野重治が多喜二の死を知ったのはこの獄中である。
今はもう正門しか残されていないが、今日ここにきていた年配の方が、昔はずらーっとレンガがあそこまで伸びていた、なんて話していたのが印象的だった。
研究者のような風貌をした人たちが、熱心に写真を撮ったり、記録したりしている姿も見られた。
来訪者にはアンケートが依頼された。
その中に、いずれこの正門は曳家し一般公開するが何かアイデアはあるか、という項目があった。
建築がフォーカスされがちなこの正門だが、収容された活動家、文学者たちの紹介もして欲しい、と書いた。
貴重な資料には、様々な人が様々な視点を持ってやってくるものだ。
…
小林多喜二の母、セキは小学校も出ておらず、読み書きを習い始めたのは多喜二が獄中にいる時だった。字が書けないために、獄中にいる息子に手紙さえ出せないことを悲しんでいたという。
そんなセキが、息子の死を悼んで残した詩がある。これはセキの没後、遺品整理をしていた親族が見つけたもので、展示されていた紙切れには文字がひとつひとつ丁寧に書かれていた。
あーまた二月の月がきた
ほんとうにこの二月とゆ月がいやな月
必死に読み書きを覚えた母が息子を思って綴った詩。
当時、読み書きのできない女性がたくさんいたこと。
活動家は拷問死したこと。
文化財として展示される刑務所。
…
文学には何ができる?
敢えて自ら開拓すること
こんにちは、とみーです。流れる時の速さに絶望し、既にクリスマスソングを流すバイト先にも絶望しています。ハロウィンが終わればクリスマス、それも終われば年明け…まだ11月上旬なのですから、そんな虚しさを感じさせないで欲しいです。
さて。私は中世自主ゼミに所属しているのですが、先日担当箇所の発表を終えました。例年通りですと、三年生で発表の受け持ちは終わり。そのため来年何もなければ、これが最後の発表となります。
自分の担当箇所には、どんな面白い点があるのか…演習のときは、いつもドキドキします。一週間前になってもなにも思い付かず、「どうしよ~~~」と嘆くこともしばしば。時には発表を終えても自分に不満が残るということもあります。
が、今回は個人的にはとっても大満足でした。
私が担当したのは、『方丈記』後半部で長明が「方丈の庵」を紹介している場面です。今回特に着目したのは、四季折々の表現。

この画像のように、長明は春夏秋冬を歌語に置き換えて後、仏教関連の言葉へと結びつける…という独特な表現方法をとっていました。
長明は『方丈記』内の様々な場面で『池亭記』という作品から影響を受けたり、様々な和歌の引き歌表現を用いたりしています。そしてこの春夏秋冬紹介シーンまでの文章構成も、どことなく『池亭記』の形を感じさせる運びとなっていますが、画像のような表現は全くのオリジナルでした。
では、具体的にここはどんな特徴が潜んでいるのか。
私はまず、いくつかの注釈書をあたり、似た表現の和歌を調べ、本歌に近そうなものをピックアップしました。結果、春・夏・冬に関しては幾つか類似の和歌例を挙げたのですが、秋は全く出せず…そのまま発表しました(笑)
私の発表で抜け落ちた秋は、発表後の話し合いで先生からお話をいただきました。
曰く「秋のひぐらし(蝉)は、多くが〈日暮らし〉と繋がり、恋人を待つ意へと変換される。うつせみ(蝉の抜け殻)と来るのは個性的な表現」とのこと。
つまり、恋人と贈答でひぐらしは掛詞として用いられる等するのに、敢えて虚しさを誘う「うつせみ」を長明は導き出しているのです。捻くれて…いや、個性的な創意工夫がありますね。さすが長明先生。
鴨長明は和歌に並々ならぬ情熱を注いだ人物。その情熱を示すように、四季から歌語を導き、多くの和歌を踏まえた表現を残しました。けれどそれだけじゃ終わらない。世間一般を踏襲するのみならず、自分だけの表現も用いて上手に仏教へと昇華したのです。
『方丈記』の中では、敷地の限られた方丈の庵内の描写の中で、このように記されます。
黒き皮籠三合置けり。すなはち、和歌、管弦、往生要集ごときの抄物を入れたり。
方丈の庵とは3メートル四方の狭い家で、長明が厳選したもののみが置かれていました。その中でもツヅラのような箱に大事に収めたのは、和歌と管弦と往生要集という日本浄土教のバイブル(=仏教)、たったの三つ。これが長明にとって最も重要な三本柱だったのだと思います。
そして、例の四季描写にはそのうちの二つ、和歌と仏教を巧妙に表現に織り込んであったのです。「お見事!」と手を叩きたくなりませんか(笑)
サラっと流し見れば、単なる四季。でもよく調べてみると面白い点が浮かび上がってくる。これを知る事こそ、日本文学科の楽しみだなあと噛みしめました。
『方丈記』なんて、誰だって名前くらいは耳にしたことのある作品です。けれど、こうして自らの手で開拓していくことでしか知ることのできない一面があるのだと実感しました。これはとても大切なことだと思うのです。色んな研究書、論文を見ていると「私みたいなしょ~もない人間がこの作品を掘って、何か意味があるのだろうか」と思う時があります。でも、意味は後から勝手に出てくるのです。私の目を通して見た作品を伝えることは、私にしかできないのだから。そのためにはまず、手を動かさねば。最初は闇雲に手を伸ばして糸を掴むだけでも、それを紡げば布にだってなるのです。
そんな糸を掴んでいく楽しさを忘れずに、四年、卒論へと向き合っていきたいと強く感じました。
それでは、また。
P.S. 一足先に合格した皆さん、おめでとうございます。そして、今もなお励み続けている皆さん、あと一息です。
皆さんと一緒に大学で学ぶ日を楽しみにしています。
きみの世界を救うのだ
「あなたも世界を救いませんか?」
ゆっくり惰眠を貪っていた俺の目を覚ましたインターホンに苛立ちながらドアを開けたら第一声がコレ。誰だって手にかけたドアノブをそのまま内側に引くだろう。
「ちょっと待ってくださいよ」
「うち、新聞取らないので」
「話だけでも」
「一神教なんで」
「あの」
「マルチ商法に加担したくないので」
「そうではなくて」
「さようなら」
パタンとドアを閉める。ついでに鍵もかける。怪しい人が訪ねてきても出てはいけないよ、という教えの正しさを実感した。あれほど怪しい人もそうそういないだろうし、面倒な話になることが予想できることもない。閉めて正解だった。
「ぴんぽーん」
「うわあ、まだいる!」
「ぴんぽーんぴんぽーん」
「いいいいいい……ッ!」
客は人力ピンポン(ぴんぽーんと言い続けること)をしながらドアの前から離れない。怖すぎる。
「はい……」
隣人に睨まれたくないので渋々ドアを開ける。安アパートは隣人トラブルに十分気をつけないと住んでいけないのだ。
客はいかにもなサラリーマンだ。七三に分けた黒髪と黒縁メガネ、紺色のスーツに赤ネクタイ。今時こんなテンプレートな格好いるか?と疑問に思うくらいに完璧である。
「突然ですが世界を救いませんか?」
「救いません」
会話終了。
「なぜですか?」
「なぜ……?」
と思ったら食い下がってくる。
「もしかして冗談か何かだと思ってらっしゃる?」
「まあそうですね。警察呼ぼうかなとも思ってますね」
「あっ、それはやめてください」
サラリーマンは至極真面目な顔で意味の分からないことを言って詰め寄ってくる。怖すぎる。しかもよく見たら大きいトランク持ってる。怖すぎる。
「世界は未曾有の危機に瀕してます。人類の多様化が進んだこの時代、個性爆発時代と言い換えても良いでしょうか。そんな時代になったのにも関わらず、自我を押し殺している人たちが存在します。その人たちが秘め続けたストレス。それが可視化し、強大な敵となって帰ってくるのです」
「日曜日の朝のアニメみたいな世界観持ってるんですね」
「いいところ突いてきますね」
サラリーマンはニコッと営業スマイルを浮かべる。こんなに人目見るだけで営業スマイルと分かることがあるんだと言いたいほどの営業スマイルだ。たぶん形状記憶シャツみたいな感じで、ほっぺに口の角度が記憶されてるんだと思う。キュッと一発で完璧な笑顔になって崩れない。この笑顔で子ども向けアニメの世界観の説明をし始めるのだから本当に怖い。
「それで、強大な敵はどんな感じなんですかね」
「強くてデカくて怖い感じのアレですね」
「なんでそこの設定ガバガバなの?」
ここまで来て?
「いや守秘義務があるので敵の姿は具体的には言えないんですよね。まあともかく、その敵と戦うわけですよ」
「そんなの本当にいるんですか?見たことないですけど」
「ああ、戦いが終わった直後に一般市民には該当部分の記憶消去が行われているので、あなたたちが覚えてないのも仕方ないことです」
「もうそれを言ってしまったら何してもいいですよね」
ずるくない? しかし聞いているのが楽しくなってしまった。
「ともかくその敵を倒すわけですよ」
「その強大な敵は人間如きが倒せるの?」
「よくぞ聞いてくれました。確かに並の人間では倒せません。しかし変身セットと適応する生まれ持った才能を秘めた人間なら尋常じゃないパワーを発揮することができ、倒せるのです」
「日曜日の朝に一人で楽しんでもらっていいですかね」
やっぱりただの頭おかしい人だ。お帰り願おう。ドアノブに力を込め、くるりと回す。そのとき。
「まあ一回衣装だけでも見ませんか」
サラリーマンがごろごろと抱えてきたキャリーケースのチャックを開ける。それだけで手は止まってしまった。だって気になるだろ。
「ほら、どうでしょう」
サラリーマンが取り出したのは、白と淡いピンクの、フリルとリボンのあしらわれた、上品なワンピースだった。
「プ◯キュアの方ッスか!?」
「いやプ◯キュアとかよく分かりませんね」
すっとぼけたサラリーマンはワンピースを片手でゆらゆらと揺らす。風に靡いてふわりとパニエが開く。それはそれはかわいらしいワンピースだった。
「どうです? 世界、救う気になりました?」
「なるわけないでしょう!」
思わず大きめの声を上げて抗議する。なるわけないだろ。だいたいそれは女性用だろ。訪問先の間違え方がひどい。
「あ、サイズは男性用です」
「男性用なの?」
もう訳がわからない。なんでわざわざ男性用にしたのかも。なんで俺の家に着たのかも。しかもそんなふりふりのワンピース。分からない。
「なんで?って顔してますね。じゃあ答えを教えてあげましょう。あなたが変身セットと適応する生まれ持った才能を秘めた人間だからです」
「なんで?」
サラリーマンにとってはそれが答えなんだろうけれど、俺にとって答えになってない。なんだよそのふわふわ理論。なにが変身セットだよ。なにが才能だ。
「あるわけないだろ。こんな、無駄に大きくだけなって、肩も張ってて、足も太いのに」
「サイズは男性用なので問題無いですよ」
「サイズの問題じゃなくて! 俺がこれはおかしいだろ。ドン引きされるし」
「おかしいですかね」
サラリーマンはゆるりと首を傾げ、ワンピースを俺の身体に合わせるように添える。
「きっときれいなのに」
その一言で。その、たった一言で、なんか、馬鹿らしくなってしまった。
元来かわいらしい服に憧れがあった。今の性別に不満があるわけではなくて、風にひらひらと舞うスカートや丁寧に敷き詰められたフリルや、くるりと曲線を描くリボンや、それを着こなせるのは良いなと思っていたのだ。タッパがあるのは助かった。得意のバスケは身長があるだけで有利だったし、周りにも羨まれた。それは本当に良かったと思う。けれど同じくらい、小柄で柔らかそうで、長い髪を好きにできる身体が羨ましかった。だってかわいい服が似合いそうだから。それはずっと心の奥にあって当たり前のようにそのまま在ったから、いつしか忘れていたのだ。でも今日目の前に初めてあのかわいい女の子の服があって、風に揺れてるのを見て、ああ、いいなって思ったのだ。
「お客様が心配なさってる部分もしっかりフォローしております。肩は薄めのケープで角張らないように、腰の辺りはレースのベルトで凹凸の表現を。ワンピースの裾はふんだんにフリルをあしらって広がりますし、長めなので足も隠れます。悪目立ちするようには作っておりません。お客様に似合うようにお仕立てしました」
サラリーマンがワンピースの裾を持って踊るように説明する。ああ、確かによく見たら、納得しかけてる自分がいる。
「ちなみにお値段4,500円です」
「金とるの!?」
「そりゃあまあこちらも商売ですから」
「世界救う話どこ行ったの!?」
思わず正気に戻ってツッコミを入れてしまう。いかんいかん絆されるところだった。第一そんな服あったってどこに着てくというのだ。
「お客さまの世界を救うんですよ」
サラリーマンが真っ直ぐ俺を見つめていた。
「個性爆発時代になったのにも関わらず、自我を押し殺している人たちが存在します。その人たちが秘め続けたストレス。それが可視化し、強大な敵となって帰ってくるのです。それを救うのですよ。あなたがあなたを救ってあげるんです」
「は? 何言って」
なんて、なんて口だけだ。もう揺らいでしまっている。指の先が一度掴みかけた憧れを求めてる。ねぇ、それ、俺のなら、俺が着ていいならどうか。
「4,500円。初回だけですよ。破格なんですからね」
サラリーマンが得意げにウインクをかます。ウインクされても困る。
「お客さま、お一人暮らしでしょ? 最初はお部屋で楽しんでもらっても。ちょっと楽しむために、バイト4時間分くらいですよ、だいたい。こんな機会滅多にないですよ」
確かに……と思ってしまう。4時間。明日バイトそれくらい入るから、明日分で買えるのか。おっと。
「返品補償は」
「え〜っと」
「消費者庁?」
「あ、それはやめてください」
リーマンはあせあせと手を振る。やっぱり怪しすぎないか?
「そういえば今ならレースの付いた花柄のハンカチーフも付けますよ」
最後のひと押しという感じで、キャリーケースから薄桃色に花の散ったハンカチが取り出される。そのふわりと匂う香水がなんとも品が良くて甘やかな香りで。
気がついたら財布を手に取っていた。
「またのご利用お待ちしております!」
上機嫌で帰るサラリーマンを見送りながら、ドアを閉めた。呆然とする俺とやわらかな触り心地の憧れだけが取り残されていた。
「……着てみようかな」
うん、せっかく買ったし、勿体ないし、半ば押し付けられるようにして買ったものだし、うん、勿体ないからね。
繊細なレースが身体に触れる。今までの自分が少し救われた気がした。
くろいしみ
ハエがいる。ティッシュを一枚取り、潰したかと思い視線を上げれば、またそこにハエがいる。その繰り返しだった。
ハエが止まるのは、決まって白い壁であった。ハエを潰す度、小さく黒い染みが壁に残る。その染みは日に日に増えていく。
「もとから退治しないといけない」だとか、「排水溝に漂白剤を入れると良い」だとか。友人からの忠告は私を疲弊させた。思いつく限りのことは全てやった。業者にも頼んだ。だが、しばらく経ってふと壁に目をやると、居るのだ。アイツが、黒が、ハエが、染みが。
染みは、消えない。こすっても消えない。黒い骸がいつまでも私の視界に入る。何気なく、すまない、と独り言ちた。謝ったとて許されることはない。謝罪など、結局は自己満足にしかすぎないから。物も言えぬハエがそれに答えるわけもなく、白いティッシュの中はまた黒く汚れた。
ハエがいる。いつまでも、壁に染みついて、いる。